やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

放射能汚染土壌の行方

2012-02-01 | 環境
今回の除染に関して環境省から法律法令、
工程表、ガイドライン等々がたてつづきに
発表されている。

財政的な裏付けも補正予算そして本予算が
承認されれば、4月から本格的に除染活動が
始まるやろう。



除染しながら原子力汚染に立ち向かうこと、
移住して安全な居住環境を確保すること、
さまざまな希求がフクシマから聞こえてくる。

企業としてかかわっているのはソフトバンク位
とも聞く。財団を通じて移住促進の支援事業等
行っている。



中間処理施設とよばれる保管所も発表されている。
仮置き場に3年置く間にその建設を進め、30年間
汚染土壌を保管しておくものだ。

放射能による土壌汚染はやっかいだ。ボクが
経験したのは、千葉県での再開発で元クリー
ニング屋さんの排水による土壌汚染がわかり、
その除去費用が3億円くらいだった。広いったって
100メートル平方の土地なのに結構費用がかかる
と思った。

東京都の築地市場移転もどうなってるんだろう?
移転先の東京ガスの所有地の土壌汚染の対応ないし
処理費用がネックになっている。まして放射能だから、
その扱いが難しい。



汚染水の処理は水の方が容易だと想像できる。汚染水を
吸着材に通すことで、放射能物質を低減したり、水を蒸発
させることで容積を減らすことが可能だからだ。

土の場合、そんなに圧縮できないだろうし、放射能物資を
どうやって取り出すのだろう?放射能汚染土壌の受入先も
見つからないから、とりあえず集めて地下に保管と。
30年間でちょっとは放射性物質も減るだろうけど、
どうやって処理するのだろう?

処理の方法があれば、工程表に書かれているはずだし、
いまから処理を進めればいいわけだからね。
よくわかっていないから、もっと考えなくっちゃ。