2017年5月号
表紙は、レトロなナース衣装の山下さん!
清潔感をただよわせる「白」が良いですね。(実際は現在の方が清潔らしいですが)
他、らいかさんも大正娘っぽく、お栄さんはそのまま江戸時代ですね(^^;
今月の「政治とはで賞」は、『ゆとりの町長』!
今回、高校生をターゲットに選挙活動するゆとりさん。
選挙権が18歳からになったためでありますが、そのアピール方法について
色々と考えている所が、面白かったですね。
屋台でクレープを売って高校生らと交流したり、動画で演説しようとしたり、
何かと行動していましたけど、どれもイマイチうまくいかず・・・
そんな中、あることに気付いたゆとりさんの始めたことが、大当たりなうえに、
割と「政治」にとって重要な事柄なのではないかな? と思わせてくれました。
どういった街づくりをするべきか? と考えたときに、今回のゆとりさんの
やっていることは、とても役立ちそうな気がします。
ゆとりさんが町長になる日も遠くない?
【4月7日、コミックス1巻・発売!】
●北斎のむすめ。 (松阪 先生)
江戸時代の女性絵師・お栄さんの物語。
葛飾北斎の娘・お栄さんを中心に、様々な絵師たちや江戸の人々との交流、
そして、この時代の風俗を面白おかしく描いた4コマ作品です。
今回は、男装して吉原通いをしているお栄さんが、吉原の恋に巻き込まれるお話。
遊女の吉野さんに好きな男性ができ、その人を想って「吉原を出たい」と
考えているようで、足抜け(脱走)を夢見ている様子。
捕まれば重罪となる足抜け。
吉原の女性にとっては、夢は夢といった雰囲気で、たとえ足抜けできたとしても、
生活に関する知識や技術のない自分たちでは、生きてはいけないと現実的・・・
なのですが、ここでお栄さんの普段の生活を考えると、生きていけるんじゃ?
となっていたのは笑゚(*゚´∀`゚)゚ 高尾さんにツッコまれてるし!
以前の高尾さんであれば、足抜けなんて悲しい結末になるだけだからと反対する
はずでしたが、お栄さんとの会話で少し考え方が変わったのか、吉野さんの
決意次第だと述べていたのは、心強い所でした。
男装したお栄さんが女性だと、吉野さんに知られる展開もありましたが、
さて、彼女の恋の行方や如何に・・・? と気になる引き。
いよいよコミックス1巻が発売となる本作。
江戸時代の人々の暮らしも感じられる内容で、興味深い面白さです。
吉原の恋、はたして実るか散るのか、不安をはらみつつ、今後も楽しみです!
【今月のピックアップ!】
●神崎さんに見つかりたい! (のらじゃ 先生)
新生活になじめない!?
高校生になった神崎さんですが、なかなか新しい友達もできず、困っている様子。
そこへ佐渡先輩が現れて、いつも通りのにぎやかな感じになっていますが・・・
クラスの人気者・木村さんのカリスマぶりがまぶしいようで、羨ましがる神崎さん。
けれど、神崎さんは「隠れる暇もなさそうで」「大変そう」と考えているのが面白い。
確かに、気を休める暇もなさそうですけど、それを「隠れる暇」と言っちゃうのが(^^;
そして、高校デビューに失敗したかもと悩む神崎さんに「居場所を見つけましょう」と
連れ出す佐渡先輩が爽やか・・・でしたけど、そう上手くもいかないようで。
また、美術部でがんばっている楠井くんも、友達ができていないらしく、前途多難。
「髪形も少し変えてみた」「けど居心地が悪くなっただけ」というのも、寂しい。
でも、そこに佐渡先輩が、良い感じのフォローを入れていたのは、よかったですね。
などなど、新生活になじめない神崎さんたちでしたけど、カリスマ木村さんとの会話で、
“自分の居場所”を再確認できた神崎さん。 「焦らなくていいんス」という言葉が、
大きな安心感となりつつ・・・ 今後も楽しみです!
【その他】
●ラディカル・ホスピタル (ひらのあゆ 先生)
抜け殻は、脱皮の証?
ヘビの抜け殻は金運に良いなんて話から、「抜け殻」を軸に話が進みます。
患者さんが、虚脱感によってヌケガラになるなんてこともありますけど、
それをサポートできたらと考えるマッキー、さすがです。
一時期、ヌケガラにようになっていた大地くんも、一皮むけたようで、
抜け殻は脱皮の証とでも言いましょうか、そんなことを感じさせますね。
景山先生曰く、脱皮にも種類があるという話も興味深い所でした!
●らいか・デイズ (むんこ 先生)
花見で大はしゃぎ!?
お花見に行く東野先生と小太郎くんとお姑さん。
そこで、酔っぱらったらいかさんを発見してますが、その酔っぱらいっぷりに笑!
甘酒を母上共々、飲んでしまったらしく、東野一家が巻き込まれていて面白かった。
所々で、エイプリールフールに関するウソが出てくるのも愉快でしたし、
春菜母娘の酔っ払い風景が、「楽しい想い出」として残る様子も、楽しいものでした。
春の陽気の訪れを、笑いつつ穏やかに感じられましたね・・・
●小森さんは断れない! (クール教信者 先生)
野川先輩がやって来た!
突然、小森さんの家に来た野川先輩。
ぐいぐい来るというのもありますが、対人の距離感が近すぎるタイプっぽい。
取り立てて悪意があるわけでもないのですが、その過剰な姿勢には賛否ありそうです。
とはいえ、小森さんは気にすることもなく、野川先輩の引っ張られるまま、
色んな所へ遊びに行く様子が、楽しかったですね~。
ぐいぐい来る先輩に、何かしら感銘を受けている小森さんも面白かった!
●カントリー少女は都会をめざす!? (鬼龍駿河 先生)
東京で、行列は当たり前!?
八重さんが行列に並びたがっていますけど、住んでいる所ではあまり行列はできない
らしく、東京の行列に憧れているのが面白い(´▽`;) 面倒くさいだけでしょ。
東京へ旅行へ行ったときに行列を見たみなさんに、敬語になっていたのは笑!
そして、お花見へ行く3人でしたが、そこでも行列に並びたがる八重さんが可笑しい。
でも、おかげで何やら良いことがあったのは、楽し気でよかったですね。
●予行恋習カノジョ (アジイチ 先生)
「LIME」でつながる男女4人・・・?
スマホアプリ「LIME」で、高野さんと話す練習をしようと持ち掛ける恋香さん
でしたけど、そもそも高野さんが「LIME」やってないとは(^^;
恋香さんが教えていますが、これをきっかけに、むしろ晃二くんとの関係を深めそう?
なんて考えていたら、晃二くんの友人・早川景くんがやって来て「LIME」のID交換を
4人でしようなんて言ってますけど、ここで4人の関係が面白いことになってましたね。
いわゆる四角関係になりそうな展開。 早川くん⇒恋香さん⇒晃二くん⇒高野さん・・・
そして、高野さんは早川くんが好きっぽい? がぜん楽しくなってまいりました!
●きっと愛され女子になる! (瀬戸口みづき 先生)
志摩さんの今度の相手は、三鷹さんという漁師さん。
そこでシジミの味噌汁を、さゆりさんに習おうとしてますが、料理の「さしすせそ」も
知らない志摩さんには厳しそう・・・といった感じでしたけど、スミレさんによる
キャバ嬢「さしすせそ」や、伊勢崎くんによる会社員「さしすせそ」も面白かった(^^;
また、スミレさんの言っていた「男は自分より頭が悪くて愛嬌だけはあるような女が好き」
という話は、なかなか痛い所を突いて来るものでしたね。 劣等感を刺激されないですから。
それにしても、さゆりさんに恋人ができないのって、愛嬌以前の問題な気が・・・
理想が高いというか、ロマンチストすぎるというか、可愛いけど愉快でした(´▽`;)