五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ 今月のアルペジオ

2012年07月02日 | ◆[不定期] ヤングキング・アワーズ

ヤングキングアワーズ 2012年8月号より

 

 

 

 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 

 

 

 

 

●蒼き鋼のアルペジオ (Ark Performance 先生)

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 陸軍 vs ドクロ・メット。

 終始、陸軍兵士を翻弄していたドクロさん。

 その奮戦ぶりは、特務部隊でさえも手玉にとるほどでしたが・・・

 

 と始まりました今回。

 ドクロさんはもちろん、特務部隊もさすがなもので、

 両者の戦闘は、たいへん見応えがありましたけども、ついに終焉の時が!

 いやでも緊張感が高まる状況に・・・

 

 

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 と、そこへ駆けつけたのは・・・ 猫口白衣さん(誰や)!

 登場シーンには笑ってしまった! メカフェチとは聞いていたけど、

 妙なロケットパンチを装備して、嬉しそうにはしゃいでいる姿が面白い!

 

 ここが1つの転換点となりましたね。

 シリアスからコミカルへの(^^;

 それまでの緊迫感ただよう状況が、彼女の登場で、あっという間にお笑い空間!

 痛快爽快、それまでの鬱憤を一気に晴らすかのような大活躍が、めっさ楽しかったです。

 

 

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 そして、逆転劇は地上でも・・・

 謎の軍団出現に、慌てふためく陸軍。

 いや、これはしょーがない。 あんなの大量に湧き出して来たら、普通に怖いわな!

 

 しかも、このシーンがもはやコメディ。

 陸軍側が真剣なだけに、その可笑しさが際立つという面白さ!

 謎の軍団がコミカルすぎてたまらないですよ! 本気で怖がる陸軍兵士が滑稽ですし・・・

 また、95ページがまるまる「4コマ」になっていますよね。

 しかも丁寧に、「起承転結」をつけた構成になっているところがスゴイ!

 4コマ目の画面が、3コマ目までのシリアスをぶち壊してますよ!!

 

 などなど、それまでの暗雲ただよう雰囲気が、いっぺんに消え去る展開に、

 思いっきり笑いっぱなしでございました。 いや~、楽しかった~。

 

 

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 そんな中、“蒼き艦隊”も活動開始!

 ケバ可愛いタカオさんも、イイですね(ぇ

 “艦隊司令”の言葉に赤面とか、ホント乙女だな~。

 

 あと面白かったのは、彼女のシャツの柄ですね。

 「02」とナンバリングしているのは、自己の立場をわきまえている証し。

 ここはけっこう意外というか、すんなり受け入れちゃうんだな~という印象を受けました。

 ああ、下克上を狙っているのか・・・ まあ、その、が、がんばってください。

 

 でも彼女は、これから401とは別行動。

 ここで2501に狙われる可能性大ですからねえ・・・ 不安すぎて嫌になりますわ。

 

 

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 そして、最後の彼女はいったい・・・?

 2501はメンタルモデルを持たない艦艇のはず。

 ペンダントの模様は“霧”のものですが、額の艦艇識別マークは今までに出てましたっけ?

 

 う~ん、わからん。

 はじめ、アドミラリティ・コードかとも考えたのですが、

 かの存在はマヤの上にいたはずですし(移動したとも考えられますが)、

 イヤリングが見えないので違うかな?と。(これも隠れているだけかもしれませんが)

 

 では可能性として考え付くのは・・・

 1. ゾルダンの心境の変化、もしくは翔像あたりの命令を受けてメンタルモデル作った説。

 2. 2501が勝手にメンタルモデル作っちゃって、ゾルダン達に内緒で隠してる説。

 3. やっぱり、アドミラリティ・コード説

 あたりでしょうか? も少し違った方向性のことも考えるべきなのかな・・・

 

 

 でもって、「アドミラリティ・コードを探せ!!」略して「アド探」のコーナーですが、

 総旗艦の職権乱用ぶりがホント清々しいですね!

 しかし、そのおかげで新展開あるのやも・・・? という期待感が高まります。

 

 あと、本コーナーのツッコミ役であり良心ともいえる400が、

 ついに(4コマでだけど)動きを見せたのも面白かった!

 さて、どうなりますか・・・ 本編共々、今後も楽しみです!

 

 

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