五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムスペシャル 感想①

2011年11月24日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2012年1月号

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 今月の『恋愛ラボ』感想はこちら

 そろそろ定期的に書くのが難しくなってまいりました・・・

 

 今月の「可愛かった?で賞」は、『笑って!外村さん』より、外村さん・・・?

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 「みんなでパーティーなんて嬉しいな わーい(はぁと)」とはしゃぐ外村さん・・・?(゜Д゜;)

 いつも以上に様子がおかしい。(ひでぇ) こんな外村さん、本物なわけがない!

 でも可愛い(ぇ。 まあ、慣れないことしたせいで、ちょっと痛い目にあってましたけど(^^;

 

 

 

●スーパーメイドちるみさん (師走冬子 先生)

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 コミックス10巻、12月7日発売!!

 吉田くん待望のメイドさんがやって来た!

 がしかし、ちんちくりんで吉田くん以上の毒舌家、しかもメイドたちの上役さんということで、

 油断ならないちづる部長。 査定が目的で来たらしいのですが、他にも何かワケあり・・・?

 

 吉田家でのちづる部長の行動が、吉田くんには冷たく、ほかの家族には手厚くで、

 花梨さんを味方につけているあたり笑えつつ、タダ者ではないことを示しています。

 わかってるな~(´▽`;)

 ちまき教官の話によれば、エリート中のエリートであるとか、

 ちゆりさんの話によれば、ちゆりさんよりも恐ろしいアレの達人であるとか、

 ちづる部長はかなりのスーパーキャラクター、いわゆる完璧超人タイプのようですね~。

 

 しかしそんな彼女が、来訪した倉田家や麗子さん家で、色んな目にあってたのは面白い!

 「グンマー」って書いてるんですか?あのシャツは・・・??

 麗子さん所はお約束でしたけど、それにしてもメイドたちの慌てぶりがスゴイ(^◇^;)

 あのちゆりさんでさえ、動揺が激しいし!

 

 などなど、ちづる部長の存在がメイドたちを戦慄させつつ、笑わせてくれる楽しい展開。

 次は誰の家へ行くのでしょうか? そして、部長の真の目的とは?

 どうも先月号を読んでいると、「家族」といったものがカギになりそうな気もしますが・・・?

 そんな感じで、今後も楽しみです!

 

 

 

●ゲキカラ文化交流 (沼江蛙 先生)

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 『残念女子高生』の沼江先生による新作ゲスト!

 カレー大好きすぎて、「カレーが好物って子供っぽい」と言われただけで錯乱してしまう、

 そんなおかしな女子高生・みゆきさんが主役のようですが・・・

 

 錯乱したまま飛び出して、行き着いた知らない町のカレー屋さん。

 そこでみゆきさんが出会ったのは、インドの人らしきアイシャさん。

 みゆきさんは、あこがれの本場の人間相手に、一生懸命インド風のあいさつで

 コミュニケーションをとろうとするものの、アイシャさんは流暢(?)な日本語でお話しながら、

 2人の面白いやりとりがくり広げられます・・・ おもに、みゆきさんがおかしいんだけど(^^;

 

 そこへ常連の外国人さん(金髪?)がやって来て、国際派のコミュニケーションが展開。

 みゆきさんの変な個性が面白味となっている印象ですが、ややウザめな彼女の“キャラ”が、

 読者にどこまで受け入れられるかで、評判が左右されそうな気もします。

 個人的には前作の方が、3者3様の個性がネタに反映されていて読みやすかったかも。

 まあアイシャさんにせよ、キャサリンさんにせよ、まだここからなのかもしれませんので、

 「もやっ」とつづきを期待しておきたいと思います!

 

 

 

●趣味じゃない園芸 (駒倉葛尾 先生)

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 『教師諸君!!』の駒倉先生が、タイスぺ初登場!

 県立植物園ではたらく小野山蘭さんの奮闘記?

 個性的な職員さんに囲まれて、でも彼女自身も個性派なのでワイワイ楽しいです(^^;

 

 管理課の事務をやってる南方くんは、無愛想さん。

 県庁勤めの経験があり、なかなか優秀そうなお方ですが、ボソッと毒舌家。

 また、先輩にあたる藤野先輩は、植物の手入れのベテランで、蘭さんの教育係。

 エプロンにもこだわる“オシャレ”でロマンチストなお方のようです。

 そんな人たちを中心に、植物園での働きっぷりが面白おかしく描かれる作品。

 

 『教師諸君!!』でもそうなのですが、駒倉先生えがく「個性的なキャラクター」というのは、

 何と言うか「マンガ的でありながらも現実にいそう」な枠内におさまる無理がない人物像で、

 そのあたりがツボに入るとかなり楽しめるんですよね。

 地味というと言葉が悪いかもですが、そこがシブい味になってますし、

 むしろそれがよいと感じる読者もけっこういそうな気がします。

 つまり、本作品をもっと楽しみたいな~ということで、つづきを期待しております!

 

 

 

●どろんきゅー (吉村佳 先生)

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 ホラー×4コマ 初登場ゲスト!!!!

 怖がり少女・佐倉さんと、怖いのマニア・遠藤さん。

 そして途中参加の久子さん、この3名がおりなすホラー・コメディ4コマ!

 

 佐倉さん、いきなりラブレターもらってますけど、相手はいきなり消えちゃった!

 もしかして幽霊!? ってゆーか、ラブレターくれたのが女子なのはスルー?女子校ゆえ??

 それに対して、怖いものが平気・・・というよりは、それを面白がる遠藤さんは、

 佐倉さんをより怖がらせようと、あれこれ画策して楽しんでいます(^◇^;) ヒドイな。

 まあ、佐倉さんがオバケに好かれるタチということが、根本的な問題ですけど。

 怖がる佐倉さんに、笑顔の遠藤さん・・・ なんでこの2人が親友同士なのだろう?(´▽`;)

 

 そんな2人のやりとりに、久子さんが加わることで、面白さがさらにUP!

 初登場時、笑ったわ゜(*゜´∀`゜)゜ ある程度予想はしてましたけど、佐倉さんの反応が!

 この3人がくりひろげるホラーな女子高生ライフが、なかなか楽しい本作品。

 ホラーですが、コメディ色つよめの笑い中心な4コマとなっていて、オチが見事なネタ多し。

 最後あたりは、今月号の作品中でもかなり楽しかったですし、

 これはつづきを期待せざるを得ません。 つづき~!

 

 

 

●69億のクリスマス (三谷知子 先生)

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 「クリスマス」を題材にしたオムニバス作品集、12月7日発売!

 オムニバスではありますが、1作1作が良作といってもよい内容ですね~。

 

 今回のお話は「プレゼント準備工場」ということで、サンタの見習いくんとトナカイさんの話。

 贈り物のラッピングが苦手な見習い少年ウノ。

 “単位”がとれなくなると困るので、なんとかラッピング技術を向上させたいと考えて、

 そこで目を付けたのが、長めの角が目立つトナカイのトーナでした。

 いや~、このトーナが可愛い可愛い。

 笑顔で丁寧に、ウノにラッピングの仕方を教えてあげるトーナ。

 そんな努力の甲斐あって、ウノはサンタさんに認められるようになってゆきますが・・・

 

 ウノとトーナ2名の交流は、上質なラッピング技術のようにやさしく物語を包み込み、

 そのやさしさは2人の仕事への取り組み方に変化を与え、

 やがて強い信頼関係で結ばれるという展開が楽しく、心あたたかにしてくれます。

 最後の“オチ”も、2人の関係を強烈にアピールしながら笑わせてくれて、面白かった~!

 まんざらでもなさそうなトーナの表情がイイね!゜(*゜´∀`゜)゜

 

 さまざまなクリスマス物語が、心優しく、ときに切なく、でも楽しませてくれる本作品。

 しかし、連載はここでひとまず「お休み」とのこと。

 やや残念な気もしますけど、描き下ろしも収録されたコミックスは、12月7日発売!

 いつかの再開を期待しておきたいと思います!!

 

 

②へつづきます。