指田文夫の「さすらい日乗」

さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です 日本でただ一人の大衆文化評論家です

マンソンとドリス・デイ

2005年09月05日 | 音楽
昨年の11月23日にも書いたが、シャロン・テート殺人事件の首謀者チャーリー・マンソンとドリス・デイの息子(と言っても再婚相手の連れ子)テリー・メルチャーは、ビーチーボーイズらと親交のあった音楽プロデューサーで、実はマンソンとも親密だった。
そのため、事件後ドリス・デイはショックで神経衰弱になってしまう。

オール・アメリカン・ガールとして、幸福の象徴のように見えたドリス・デイは、実は不幸の連続で、実人生は大変だったのである。
それなのにあの幸福そうな笑顔、やはりすごい役者である。