古代日本史への情熱

記・紀・源氏は魏志倭人伝の奇跡的で運命的な間違い方(逆)の構造どおりに記述されている。倭人伝にあるのは現代史と未来史

続きⅢイザナギ・イザナミの国生みの最後の島は竹島かもしれません

2007年01月16日 22時07分26秒 | Weblog
日本と朝鮮の地図を見ながら、ふと、竹島(韓国名・独島)はどこにあるのだろう、と気になりだしました。大体の場所はもちろん知っています。ずいぶんと問題になっている場所だからです。
ですが、一昨日までは気にもとめていませんでした。
竹島が私のブログと関係するとは思ってもいなかったのです。

ところが、竹島の位置を確認した私の目にはにわかに、竹島は日本と朝鮮を結びつけるものではないか、と映りだしました。

(当たり前ですが、紛争を解決しようというものではありません。
解決策を提示するものでもありません。
ほんのちょっと、竹島に対する大和朝廷の認識が垣間見えるのではないか、と推察しましたので書くだけのことです。あくまでも仮説です。)

調べてみると、竹島は興味深い位置にありました。(いいたいことはこれだけなんです)

I・竹島(独島)
K・ソウル
L・仁川(インチョン)
M・公州(コンジュ)
N・扶余(プヨ)
J・光州(クァンジュ)
A・亀旨峯(クジボン)
B・高千穂峯
D・鳥上滝(船通山)
Kは間違いでR・五島列島・男女群島

地図を見ると、日本からも韓国からも微妙に離れた所に竹島、韓国名・独島があります。
私の関心は、もちろん経緯度です。大雑把に見て、どこかとどこかを結ぶと直角になりそうな処はありそうに思えました。
グーグルアースで見ると、竹島にマークが付いているために容易に発見できました。
ところが、当たり前なのですが、日本では竹島を日本の領土としているのですから、国土地理院の‘ウォッちず’にのっています。
(1月15日と16日では竹島の経緯度の表示のしかたが違っていました)
北緯37度14分43秒、東経131度52分12秒にします。
二つの島は西島(男島)、東島(女島)と呼ばれています。その間の小さな島を基点としました。(別に意味はありません。迷ったので真ん中にしました)
竹島は岩だらけの小さな島で日比谷公園ぐらいの大きさだそうです。人のすめる所ではありません。
経済的な意味も、漁業権以外ないような、近くで資源が見つかっているわけではない島の帰属がどうしてこれほど問題になっているのでしょうか。

以下あくまで想像です。
この竹島の位置は大和朝廷にとって非常に重要だったと思えます。
大和朝廷はこの島の存在を知っていたと考えられます。
イザナギとイザナミは国生みをします。その最後に生みだした島が現在の竹島ではないかと推察できます。
その場合、大和朝廷は竹島の領有宣言をしていたことになります。

その島は「両児(ふたご)の島」またの名を「天の両屋(あめのふたや)」といいます。
角川文庫版の古事記の解説では所在不明となっていました。
また古事記には出てきますが、日本書紀には見当たりませんでした。
ネットで検索したところ
http://www.h4.dion.ne.jp/~sa-ya/html/mukashi/shinnmei/shinnmei-2.html

≪名義は「天空にある二つの屋根」。
「天の」は自然界の「天」。「屋」は屋根の形をした島。岐・美二神の国生みによって生れた「両児の嶋」の別名。この島は五島列島の南の男女郡島(長崎県福江市)で、男島と女島とが並んでいることからの命名であり、その形から「両屋」といい、海上遠く天空にみえるので「天の」を冠したもの。≫

五島列島の男女群島も「天の両屋(あめのふたや)」かもしれません。
しかし、もう一方の男島、女島の竹島は、「天の両屋(あめのふたや)」という名前がふさわしいほど重要な位置にあります。
(「天の両屋(あめのふたや)」は二つありそうです。五島列島の男女群島と竹島は、666kmも離れていますが、位置からすると、この二つは関係がありそうです。しかし、とりあえず竹島に注目します)

日本列島と朝鮮が表示されている地図を見てください。
ちょうど、前々回に載せた写真の地図の範囲より少し大きいほうがいいでしょう。
そういう地図を想定すると、ちょうど竹島は地図の最北に位置します、
普通地図は北を上にするでしょうから、竹島の二島は地図の一番上になります。
面白いことに私の見ている地図は、竹島が上の枠をはみ出して表示されています。まるで屋根のように上に突き出ています。(写真を載せましたがわかるでしょうか。)
そして、男島と女島の二島。
これを古事記は「天の両屋」と表現したのではないでしょうか。

そのような目で見ると、ソウルや仁川(インチョン)の位置はどうなるでしょう。

ソウルの位置・・・北緯37度31分56秒、東経126度57分26秒
仁川(インチョン)・北緯37度28分28秒、東経126度38分5秒にします。
(竹島・・・・・・・北緯37度14分43秒、東経131度52分12秒)

竹島→ソウル
 ①275.693度 ②92.7096度 ③434.9131km
竹島→仁川(インチョン)
 ①274.739度 ②91.5603度 ③463.0879km
ソウル・仁川(インチョン)は竹島から見ると真西になります。
緯度自体ではソウル、仁川(インチョン)のほうが14~16分も北のはずですが、方角としては仁川(インチョン)などはは真西です。

I竹島・Kソウル・J光州(クァンジュ)の三角形を見ます。
カ竹島→ソウル
 ①275.693度 ②92.7096度 ③434.9131km
キ光州(クァンジュ)→ソウル
 ①0.95496度 ②180.984度 ③264.4725km
イ竹島→光州(クァンジュ)
 ①243.895度 ②60.9627度 ③502.057km

ソウルでの角度・・キ②-カ②=88.2744度
竹島での角度・・・カ①-イ①=31.798度
光州での角度・・・イ②-キ①=60.00774度

余計かもしれませんが、
竹島・仁川(インチョン)・光州(クァンジュ)の三角形もみます。

ク竹島→仁川(インチョン)
 ①274.739度 ②91.5608度 ③463.0879km
ケ光州(クァンジュ)→仁川(インチョン)
 ①354.677度 ②174.516度 ③259.1646km
イ竹島→光州(クァンジュ)
 ①243.895度 ②60.9627度 ③502.057km

仁川(インチョン)での角度・82.9552度
竹島での角度・・・・・・・・30.844度
光州(クァンジュ)での角度・66.2857度

この場合ソウルと竹島と光州(クァンジュ)を結んだ線が直角三角形になりそうです。
角度と辺の長さの比を見ればこの三角形は例の≪正三角形を二つに割った、角度90度、60度、30度、辺の長さの比が2:1:√3の直角三角形≫になることを目指したものでしょう。
この計算では、ソウルの位置をだいぶ西側にしていますから、東側にその地点はあるはずです。

ただし、そこに何かあるとは限りません。ピッタリと正確にいくわけはないからです。

長くなったので、この項続く。
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