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実況中継!自腹で資産運用~6年8ヶ月目(前月比▲2万円)

2012-11-19 10:06:25 | Weblog
 このコラムは筆者の実際の資産運用の推移です。2006年4月から始めた想定ですので、6年8ヶ月目となります。実際はもっと前からやっていますが、この時期に運用を始めた資金があるのでその推移をご案内しています。筆者の失敗や成功から、何か運用のヒントを感じてもらえれば幸いです。


 なお、前号をご覧になっている方は間を飛ばして<4.運用実績>からご覧ください。また、最新号をご覧になりたい方は(本サイトの)メインメニューの「実況中継!資産運用」をクリックしてください。


■前号:http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=667


<1.運用方針>

1.毎日、資産運用するヒマはないし、かけた時間だけの「あがり」は期待できないので、見直しは月1回のみとします。
2.投資対象は分散したいので、投資信託を中心とします。
3.目標利回りは年5%。割合、低めです(笑)。リスクは積極的に取りますが、安全性も重視します。
4.投資方針としては、「逆張り=下がったら買い」を目指していましたが、今や全額投資状態になっていますのでポートフォリオ重視になりました。どちらかというと「上がったら売り」ですかね。
5.投資比率は、リスクが低めの債券を少なくとも1/3くらいは維持しようと思います。



<2.計算方法>

1.筆者の実際の運用結果に基づき利回りを算出しますが、あまり元本が少ないのも迫力がありませんし、あまり元本が多いのも真実味がない、ということで元本を大体500万円くらいに換算して計算します。したがって目標利回り年5%ですから年間25万円くらいの利益を目指すことになります。
2.2006年4月からスタートしたことにします。
3.手数料なども加味します。したがって、運用開始時はいきなりマイナス3%など、手数料分だけマイナスから始まります。
4.計算が面倒なので、お給料などの追加資金は含めません。



<3.現在の運用割合>





 普通預金もわずかとなり、全額投資=フルインベストメントに到達しています。今後は必要があればリバランスを中心に資産を組み替えていこうと思います。ただ、全体のバランスとしてはほぼ申し分ないかなぁと思いますので、今のところ積極的に何かを変更する気はありません。


 商品別の投資方針ですが、ある程度の安全性を確保する観点から上記の通り債券ものは一定の割合を維持しようと考えています。


 株ものについては、日本株は高配当株と新興市場株に投資しています。日本株についてはそれほど強気ではないものの、長期的には日本債券よりはましなパフォーマンスを期待できることから、現状2割くらいのシェアで保有しています。今のところ、その期待は裏切られていますが・・・。


 海外株は中国(香港)、アジア、ロシア・東欧などの新興国を中心に投資してきたことに加え、投資の機会を逸してきたインドとブラジルも追加してみました。金額はわずかですけれど。現状、新興国は約1/4くらいです。


 また海外株の方でも高配当株に投資しています。新興国に偏っているポートフォリオを調整するのが狙いです。


 それ以外には、REIT(不動産投信)にも1割投資しています。インフレに強い資産のはず、です。今のところガタガタですが・・・インフレなんて先進国には永遠に来ないんですかね?


<4.運用実績>





 まずは運用実績の前月との比較です。今月はわずかに下落しましたね。前月比▲2万円となりました。


 6月以降、5ヶ月連続で上昇していたのですが・・・上昇継続とはなりませんでした。残念!


 ただ正直言うともう少し下落したかな?と思っておりましたので、下落幅が2万円に留まったのはうれしい誤算でした。


 下落幅がそれほど大きくなかった理由は、ここ数日で円安が進んだためですね。と言っても1~2円のレベルではありますが、これにより海外債券国内株式/高配当株がプラスとなりました。投資リターンの上では円安の効果はやはり大きいですね。


 ではなぜ円安が進んだかと言うと別のコラムにも書きましたが、次の衆院選後、首相となる可能性が高い自民党の安倍総裁積極的な金融緩和の必要性を訴えているからですね。無期限の金融緩和のほか、インフレターゲット、マイナス金利など、市場参加者を喜ばせるコメントを続けているようです。


 となると俄然、自民党が政権奪還後の経済運営に期待が増すわけですが、しかし金融緩和だけで景気が浮揚できるかと言われれば甚だ疑問ですね。バブル崩壊以降、20年以上続く金融緩和の歴史がそれを雄弁に物語っております。世界に先駆けて大幅な金融緩和を行ってきましたが、本格的な景気回復を果たせず今に至ります。


 さらにそのほとんどの期間が自民党政権だったわけですからね。やはり自民党や政治の力、金融緩和に過度に期待するというのは無理があるのでしょう。と言うのも日本経済の根本的な問題は少子高齢化という人口動態の変化とそれに伴う需要の縮小であり、それを政治の力だけで解決するのは不可能だからです。


 仮に本当に需要を生み出そうとするのであれば、子育て世帯にもっと盛大にバラまくほか、移民を増やすことで国内需要を賄いつつ、TPPなどを通じ国際貿易をさらに積極的に推進していくことで海外の需要を取り込んでいく必要があります。世界の人口はまだまだ爆発的に増加しているわけで、それをうまく取り込めれば国内の需要不足を賄える可能性があります。


 しかし実際のところ、子育て支援にしても、移民にしても、TPPにしても、それを積極的に進めようという政党は少ないですね。唯一、TPPはまだ多少積極的な政党がありますが・・・。


 いずれにせよ景気対策の柱に金融政策を置いている政党はあまり期待できないし、早晩、そうした期待が剥げ落ちるのでは、と斜に構えて見ているのは筆者だけではないと思います。おそらく。


 ぜひ経済については本質的な議論を期待したいところですが、果たしてどうでしょうか?


 加えて貿易相手として良い意味でも悪い意味でも重要な相手が中国や韓国となりますが、日本経済の最近の逆風の1つがこの両国との関係の悪化です。これについては相手があることであり、さらに感情がベースとなっていることもあり、時間をかけて解決するしかありませんが、少なくとも政治的には対抗しつつも経済はそれと切り離す「大人の外交」が必要となってきます。


 そうした現実的な外交ができるかどうかと言う点でも政党選びのポイントと言えるかもしれませんね。


 さてそうした国内政治と並び気がかりなのが世界経済でして、上記のとおり今月の運用成績自体は円安によりうまくカバーされた面があるわけですが、世界の株価自体はやや弱含みという状況です。アメリカや中国で意外に堅調な経済指標が発表される一方で、ヨーロッパ経済の停滞は深刻です。


 また、頼みの綱のアメリカ経済も、大統領(民主党)と議会(下院=共和党)との「ねじれ」により、減税が失効する一方で、財政支出も縮小する「財政の崖」を懸念する声が日増しに強まっています。


 年末から年始にかけて、世界経済も国内経済も政治の影響を強く受けそうですね。うまく良い方向に転がってくれればいいですが・・・注視しておきたいと思います。





 通算成績としては、先月に引き続き海外債券/新興国中国株が黒字を維持しています。


 一方、次に黒字になりそうな資産は・・・今のところありませんね。全体の黒字化にはまだまだ相場の回復が必要そうです・・・。





 通算成績は上記の通り今月は6ヶ月ぶりに下落となりました。残念です・・・。


 目標としては毎年25万円の利益ということなので、8年目となる来年の4月には、今までのツケを返済し175万円の黒字を達成したいものですが・・・まずは黒字化ですね。道のりは長いです。


<5.今月の追加投資/売却>


 今のところ追加の投資や売却は考えていません。


<6.他ファンドとの比較>


 筆者の運用スタイルはハイリスク・ハイリターンというよりはミドルリスク・ミドルリターンですので、以下2つのファンドと比較しています。


 ・3分法ファンド(内外の株式・不動産・債券に分散して投資)
 ・グローバル・ソブリン・オープン(先進国の債券に投資)


 そうするとこんな感じですね。3分法ファンドが緑、グロソブがピンクです。





 今月はいつものように最下位ですが、2位の3分法ファンドとの差は約24万円と少し広がってしまいましたね・・・これまた残念です。


 なお、安全資産の代表格であるはずのグロソブの成績も低迷してきましたが、少し回復の兆しも出てき始めていますね。やはり円安の力は大きいということでしょうか。


 では次回も来月のこの頃に更新予定です。黒字復活にご期待ください・・・いつのことやら・・・。


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