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メルマガ「間違いだらけの銀行選び」6月号。

2009-06-30 07:29:10 | Weblog
6月号の内容はこのようなものです。

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□ 2009年6月号のコンテンツ □

 1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン

   (東京スター銀行、じぶん銀行、HSBCプレミア他)

 2.最新ランキング

 3.読者アンケート結果

   ・イーバンク銀行が楽天銀行に名称変更されることが発表されましたが、
    イーバンク銀行と楽天銀行、どっちの名前が好き?

   ・<複数選択可>2009年夏のボーナス、何で運用する?

   ・巷で話題になっているFXの倍率規制。あなたは賛成?反対?

 4.今月の世界の株価収益率

 5.自腹で資産運用中!(3年3ヵ月目)

 6.4年6ヵ月目のひとりごと:「アメリカはやっぱりダメ?」

 7.お問い合わせ

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ソニー銀行:1年0.75%+VAIO?

2009-06-27 07:53:50 | Weblog
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、HSBCプレミアの特別金利キャンペーンを取り上げました。日本進出143年を記念した「円定期預金1,000万円 特別金利キャンペーン」です。気になる金利はと言えば

■HSBCプレミアの円定期預金1,000万円特別金利キャンペーン

 ・3ヶ月1.43%+6ヶ月1.43%


ということになっています。143年にかけて1.43%になっているわけですね。金利は変則的で3ヶ月と6ヶ月定期預金のセットになっていて、いずれも1.43%というわけです。3ヶ月もの定期と考えても、6ヶ月もの定期と考えても、大変高い金利ですね!

 ただ、その後の金利によっては得かどうか変わってきますので、あくまで3ヶ月後・6ヶ月後に見直すという前提で、利用した方がいいでしょうね。ちなみに通常金利は1年もので0.18%程度のようですので、かなり低いです。ここは要注意ですね。

 そして注意点のもう1つはキャンペーン名から分かるとおり、預け入れ金額1,000万円のキャンペーンだということですね。「残高1,000万円以上の銀行」なわけで当たり前と言えば当たり前ですが・・・。


 さて、気になる投票結果ですが、5つ★満点で、「2.3」・・・ウーン、かなり低い評価ですね・・・。6割以上の人が「2つ★」以下の評価をつけています。また、少しでも「5つ★」や「4つ★」をつけている人がいればいいのですが、それもあまりいない状態ですのでちょっと救いのない結果になってしまいましたね。

 金利に関しては3ヶ月ものと考えても、6ヶ月ものと考えても申し分ありませんので、やはり1,000万円以上という敷居の高い設定が反感を買ったというか、そもそも「そんなに無理!」という感じになったのですかね。もちろん筆者も、そんな資金ないっすよ(笑)。

 仮に1,000万円程度の資金があったとしても、じゃぁ、HSBCに全部移すかというと、そういう人も少ないでしょうからね。やはり利用する人は預貯金が3,000万円くらいはあって、1/3くらいなら預けてもいいか、という感じなのかもしれません。となると、ますます対象となる客は少ないですねー。

 まだの方は投票をお願いします。7月20日まで。

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=489

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=337


 今回はソニー銀行の2009年夏の特別企画:円定期預金を取り上げたいと思います。



 定期預金の金利については、以前は金利の高い銀行と低い銀行の2つの分け方だけでよかったですが、最近はそうでもないですね。金利の高い銀行とそこそこの銀行、そして低い銀行の3つに分かれています。

 以前は、金利の高い銀行と言えばネット専業銀行だったわけですが、最近は店舗もある新規参入組に押され、ネット専業銀行の多くは(と言ってもそんなに数はありませんが)、「金利がそこそこの銀行」となっていますね。

 で、その代表格がソニー銀行です。去年まではボーナスシーズン何かは1%以上の金利を出していましたが、最近はマイペースでやっている感じです。それでも特に預金が減っているということでもありませんので、銀行の戦略としては正しいのかもしれません。

 さて、そんなソニー銀行の夏のボーナスシーズンのキャンパーンが「2009年夏の特別企画:円定期預金」となります。気になる金利はと言えば・・・

■ソニー銀行の2009年夏の特別企画:円定期預金

 ・1年:0.75%


となっています。まさに「そこそこ」という感じですね(笑)。

 そんなユーザーの声を意識してか今回のキャンペーンでは、金利だけでなくソニー製品のプレゼントを充実させて楽しんでもらおうとしているようですね。どんなものが当たるかと言えば

 ・VAIO type P 40名
 ・ブルーレイレコーダー  30名
 ・BRAVIA      30名


という感じですね。合計100名。個人的には全部欲しい(笑)。VAIOは軽いし便利そうだし。ブルーレイは持ってないし。BRAVIAは、うちのテレビの調子が悪いのでちょうどいいし。

 というわけで賞品としては申し分ないわけで、あとは100名という数がどれほど意味があるかどうか、ですね。ちょっと論理的に分析してみたいと思います(笑)。

 参加条件としては1口100万円の定期預金残高、ということになっていますので、おそらくすでに定期預金を持っている人も対象になると見られます。で、ソニー銀行の3月末での定期預金残高は7,632億円。これを単純に100万円で割ると、76万3,200口。当選者が100名なので100名/76万3,200口=0.013%。ウーン、かなり天文学的な数字ですね(苦笑)。

 なので、まぁやはりお楽しみのレベルですね・・・当たることが目的ではなく、「当たることを想像すること」が目的。宝くじと同じです。当たることが目的ではなく、「3億円当たったら何をしよう・・・」と考える「夢」を買っているわけですね。

 筆者は絶対、宝くじは買わないですけれど(笑)。

 ちょっと話がそれましたが、プレゼントを当てに行くのは相当難しいと思いますので、あくまで預金金利だけで比較されればいいと思います。

 なお、金利に「そこそこ」感はありますが、10万円以上からこの金利になりますので、小口で定期を作りたいという人にはいいかもしれません。もっと高い金利の定期預金はありますが、大抵100万円とか300万円以上の優遇金利ですので。


 最後に主要銀行の金利を比較しておきます。100万円~、1年ものの金利としてみます。

■1年もの円定期預金・金利比較(100万円~)
 ・新生銀行         1.10% ※6/30まで
 ・東京スター銀行      1.10% ※新規資金限定
 ・住信SBIネット銀行   0.90% ※9/30まで
 ・オリックス信託銀行    0.90%
 ・ソニー銀行        0.75% ※8/30まで
 ・ジャパンネット銀行    0.52%
 ・三菱東京UFJ銀行    0.50% ※8/31まで
 ・イーバンク銀行      0.44%


 やはり、「そこそこの金利」ということになりますかね・・・。


 では、ソニー銀行の、1年ものが0.75%となり、さらに抽選でVAIOなどのソニー製品が当たる「2009年夏の特別企画:円定期預金」キャンペーン。みなさんの評価をお聞きしたいと思います。筆者の評価は・・・やはり金利が「そこそこ」なので「★★★」ですかね。投票は7月27日まで。




ソニー銀行の、1年もの定期が0.75%となり、さらに抽選でVAIOなどのソニー製品が当たる「2009年夏の特別企画:円定期預金」キャンペーン。あなたの評価は?(投票は7月27日まで) >>>投票はこちら


ソニー銀行について、ご意見・ご感想はこちら >>>ご意見・ご感想





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FX規制強化に賛成?反対?

2009-06-25 07:22:40 | Weblog

まずは、前回の読者アンケートを振りかえってみます。「<複数選択可>2009年夏のボーナス、何で運用する?」では・・・


 1位:定期預金 38% 2位:外国債券・外国債券投信 10% 3位:ボーナスはない 11% 4位:普通預金で様子見 8%  〃:日本株・日本株投信 8% 6位:外国株・外国株投信 6% 7位:国債 5% 8位:外貨預金、FX 3%  〃:国内債券・国内債券投信 3% 10位:国内不動産・国内不動産投信 1%  〃 :海外不動産・海外不動産投信 1%


となりました。今回のアンケートでも引き続き、「定期預金」が圧倒的な1位ですね。約4割です。ここは揺るがないですね。やはり定期預金は日本人にとって「お米」のようなものなのかもしれません。「それは外せないだろう」というようなものですね。


 この「定期預金信奉」が続く限り、銀行は安泰でしょうし、翻って当サイトのような情報提供サイトももうしばらくは皆さまのお役に立てるのかもしれません(笑)。


 ただ、個人的には定期預金はほとんど利用していませんし、どちらかと言うと海外への投信系が増えてくるとウレシイですかね。やはり中長期には、日本の経済力はピークアウトしたのではないかと思っています。日本が衰退するというより、周りの国が追いついてきた、ということですね。経済のボーダーレス化は確実に進行しています。そのこと自体は、いいことだと思いますけれど。


 前にも書きましたが、中国製品と言えばほんの数年前は衣類くらいしかなかったと思いますが、今や家電品やコンピューター機器にまで及んでいます。信頼できるブランドも増えてきましたよね。レノボとか。


 また最近では、独自のハイブリッドカーを販売している「BYD」なんていう中国メーカーも、有名な投資家であるバフェット氏が投資をしたことで有名になりました。BYDはもともとは電池メーカーのようですが、プラグイン・ハイブリッドと呼ばれる、コンセントから直接充電できるハイブリッドカーを売り出していて、確か値段は200万円程度と、相当価格競争力があるようです。


 10年前では想像もつかなかったですね。中国から世界的なメーカーが出てくる時代が来るなんて・・・。10年前の中国はと言えば、中国に進出した日本企業がとにかく苦労していて、何人かから聞いたのが「中国人は信用できない」とか「中国で儲けるなんて絶対無理」とか「そそのかされて中国に進出した企業は全員失敗している」とか、今でもそうかもしれませんが「人民元で利益が出ても、結局、そのお金を日本に持ってこれないので意味がない」とか、ネガティブな話ばかりでした。


 変われば変わるものです・・・ただ、同じ人に聞けば、「いやいや実情は」と同じ答えが返ってくるかもしれませんけれど。


 というわけで10年後に思いを馳せた時、経済はまた今と大きく変わっていることでしょう。このダイナミックさが市場経済でありグローバリズムの利点ではありますが、その中で、日本が今より隆盛かと言うと、やはりどちらかと言えば、より地位が低下している可能性が高いと思います。移民でも受け入れて人口を腕力で増やすなら別ですが。


 そんな中で資産を保全し、増やそうと思えば、やはり定期預金だけでなく、海外にいくらか投資する姿勢はあった方がいいと思います。


 ちなみに去年の冬にお聞きしたときは定期預金派が37%。今回の方が増えてしまっていますね。リーマン・ショックの傷はまだ癒えず、というところでしょうかね・・・筆者もまだ癒えていませんが(笑)。


 投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。7月17日まで。


投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=488


〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=346


 さて今回は、FXの取引規制について。


            --- Ginkou ---


FX 取引量が最高水準回復 ハイリスク化、強まる投機色http://www.business-i.jp/news/kinyu-page/news/200906240017a.nwc


 金融危機で縮小していた外国為替証拠金取引(FX)が、少ない証拠金でできる高倍率型が増えたため急速に盛り返し、4月には過去最高となった。金融被害に詳しい専門家は、投機色が強まった高リスク取引の過熱で投資家に重大な損害を与える懸念があると警告、政府も投機的取引の抑制のため証拠金の倍率に上限を設定するなど規制強化に乗り出している。


 FXは担保として預ける証拠金より多額の外貨を売買できる取引。東京金融取引所の公設FXは、取引所が取扱会社を選定し証拠金を保管する「安全さ」をうたい、税制上の優遇もあることから個人投資家に人気が出た。しかし、昨年秋以降の金融危機で取引量は急減、昨年12月の取引量は10カ月ぶりの低水準の261万枚(1枚は取引の最低単位)となった。


 投資家を呼び戻そうと金融取は今年2月、証拠金に対する運用の上限倍率を従来の30倍から50倍に拡大。4月からは100倍にした。取引量は月約100万枚ペースで増加。4月には677万枚と過去最高の昨年10月の588万枚を抜き、5月も最高水準で推移した。


 ただ、運用額の増加は利益が大きい半面、損失も一気に膨らむ。安い手数料で投資家を集める取引所を通さない店頭FXでは、さらに高い倍率も扱っており、「700倍を受け付ける業者もある」(業界関係者)。


 金融被害に詳しい荒井哲朗弁護士は「リスクの見えにくいFXに高い倍率を容認すると、投資家に重大な損害を与え得る」と指摘。金融庁も5月に顧客保護を目的に、FXすべての上限倍率を25倍にする規制案を発表。2010年夏に50倍とし、11年には25倍に規制する方針だ。


                   ◇


 ■倍率規制 業者・投資家が猛反発


 金融庁がFXの規制強化に動き出したことに、FX業者や投資家が「自己責任が原則だ」などと猛反発している。自民党内にも「過剰な規制は避けるべきだ」との声が出ており、金融庁が描くとおりに、今夏に内閣府令を公布し、2010年から規制が実施されるかは微妙な情勢だ。


 金融庁の規制案は、現在は無制限の「証拠金倍率」に上限を設けるというもの。1年間の猶予措置の後、50倍に設定、その1年後には、さらに25倍に引き下げるものだ。これに対して、矢野経済研究所が5月に個人投資家約2700人に調査したところ、91%の投資家が「20~30倍」への規制に反対。実施されたら「FXをやめる」という投資家は22%に上った。理由は「倍率が低いと資産のある人しか取引できない」などだった。


 また、金融庁が1月に行った調査では、FX業者122社のうち「25倍以下」を採用しているのは20社にすぎず、「100倍超」が41社を占め、規制が実施されれば、大半が大幅に倍率を引き下げざるを得ない。


 このため、業界からも「全体を一律に規制するのは納得できない」(マネーパートナーズ)、「(損失が証拠金の一定額に達すると、強制的に取引を解除する)ロスカット・ルールで対応できる」(FXプライム)などの反対論が噴出している。


 だが、ロスカットがあっても、追加の証拠金を差し入れれば取引が継続できて、損失がどんどん膨らむこともある。また相場の乱高下で顧客が被った多額の損失の穴埋めなどで、経営危機に陥ったFX業者もある。


 金融庁は「株の信用取引の倍率が3倍程度、商品先物取引でも10~20倍で、FXは高すぎる」と規制の必要性を強調、理解を求めている。


〔 出典:フジサンケイ・ビジネスi 〕


            --- Ginkou ---


 最近、巷で少し議論になっているのが、これですね。FX(外国為替証拠金取引)の倍率規制です。


 FXと言えば、一気に有名にしたのが「主婦の1億脱税事件」。主婦がFXで4億円を儲けて、1億3,000万円を脱税したと報道されたアノ事件です。あれは衝撃的でしたね。特に「主婦」という響きがマーケティング的に(?)大成功だったのではないでしょうか。あれが仮に「個人投資家」と報道されていれば(報道されてもおかしくなかったわけですが)多分、それほど大きなニュースにはならなかったでしょう。


 なぜなら「個人投資家」なら、一般の人が「自分には関係のない話」と思うから。


 それが「主婦」という日本に数千万いる肩書きに変わった瞬間、「自分でもできるかも」という響きを持つに至った。他の多くの肩書きと同じく「主婦」でも金融資産とか金融知識で見れば、間違いなくピンキリなんですけれどね。仮に「主婦」の代わりに「学生」「サラリーマン」など、多数派のいる肩書きでも、同じように響いたのではないしょうか。


 さて、その主婦が何で4億円も儲けられたかというと、理由は2つ考えられて、1つ目はそもそも「元手が大きかったから」というミもフタもないものと、2つ目は「FXは倍率が大きいから」というものですね。


 恐らく、両方の理由からではないでしょうか。なので誰でも4億円も儲けられると思えば大間違いです。筆者も数十万円損した状態でFX取引を打ち切りましたので、生涯の「FX収益率」はマイナスであることが金字塔となることでしょう(苦笑)。


 で、今回問題になっているのが2つ目の理由に関連してくる「FXの倍率」ですね。FXは元手の数倍~数百倍の倍率で取引することが可能です。つまり利益を数倍~数百倍にすることも可能ということですね。数百倍!


 仮に米ドルが100円から101円の円安になったとします。為替手数料を無視すれば、100円のときに100万円、米ドルに投資して1万ドル。それを101円になっときに円に戻せば101万円。つまり差し引き1万円増えたことになります。


 為替レートは大体、そんなゆったりとした動きですね。1日で確かに数円動くときもありますが、長期でみれば、例えば米ドルで言えば80円から120円の間をウロウロ。100円を中心に考えれば±20%という範囲です。


 株価が短期間で2倍になったり、半値になったりすることを考えれば、かなりマイルドです。


 ところがFXを利用して100倍の倍率でやってみたらどうなるでしょう。手数料を無視すれば単純な外貨取引では、上記の例で言えば1万円の収益ですが、これが100万円になります。100万円の収益!


 マイルドな取引のはずだった外貨取引が一気に過激な取引に変わりますね。


 ただ問題があって、利益が100倍になるということは、当たり前ですが損失も100倍になるということで、典型的なハイリスク・ハイリターン取引ということになります。それがいいか悪いかと言うと・・・筋としてはあまり良くないのでしょうね。


 一方で、これを資産運用の一環として捉えれば確かに筋はあまりよくないわけですが、もう割り切ってしまって「ギャンブルなんです」と開き直ればどうなんでしょう?


 宝くじの倍率は300円で3億円が当たる可能性があるとすれば100万倍ということになります。100万倍!これが問題ないならなぜ100倍に目くじらを立てるのでしょうか?


 またギャンブルとして捉えた場合、掛け金のほとんどを胴元である国やJRAが召し上げてしまう宝くじや公営ギャンブルと違い、FXの手数料はどう見積もっても1%以下でしょう。つまり99%以上の掛け金を参加者に返金するわけです。これほど健全で透明性の高いギャンブルはありません


 さらにFXの場合は、経済的な知識も身につきます。いくら当たりの出やすい宝くじ売り場や、ナリタブライアン(古!)の戦績を覚えても、まず経済的な価値は生まれませんが、経済的な知識であれば、もしかするとそれをキッカケに何か報酬を得られるかもしれません。


 というわけで金融庁は、FXを、株式や先物取引と比べてアーダコーダ言うのではなく、もっと他の投機性の強いサービスと比較すべきで、かつ規制するのであれば倍率ではなく「倍率100倍以上はギャンブルだ、それでもいい人はドーゾ」と勧誘方法を規制すべきではないですかね??


 かつ、宝くじを含めた他の公営ギャンブルユーザーに対して「こっち(FX)の方が面白いし役にも立ちますよ」と啓蒙する位の気概があってもいいと思います(笑)。


 さて、今回の読者アンケートは、「巷で話題になっているFXの倍率規制。あなたは賛成?反対?」でいきましょう。7月24日まで。


 ■巷で話題になっているFXの倍率規制。あなたは賛成?反対?(7月24日まで)■http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=490


 





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実況中継!自腹で資産運用~3年3ヶ月目(赤字:161万円)

2009-06-23 05:06:43 | Weblog
 このコラムは筆者の実際の資産運用の推移です。2006年4月から始めた想定ですので、3年3ヶ月目となります。実際はもっと前からやっていますが、この時期に運用を始めた資金があるのでその推移をご案内しています。筆者の失敗や成功から、何か運用のヒントを感じてもらえれば幸いです。

 なお、前号をご覧になっている方は間を飛ばして<4.運用実績>からご覧ください。また、最新号をご覧になりたい方は(本サイトの)メインメニューの「実況中継!資産運用」をクリックしてください。

■前号:http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=341

<1.運用方針>
1.毎日、資産運用するヒマはないし、かけた時間だけの「あがり」は期待できないので、見直しは月1回のみとします。
2.投資対象は分散したいので、投資信託を中心とします。
3.目標利回りは年5%。割合、低めです(笑)。リスクは積極的に取りますが、安全性も重視します。
4.投資方針としては、「逆張り=下がったら買い」を目指していましたが、今や全額投資状態になっていますのでポートフォリオ重視になりました。どちらかというと「上がったら売り」ですかね。
5.投資比率は、リスクが低めの債券を少なくとも1/3くらいは維持しようと思います。


<2.計算方法>
1.筆者の実際の運用結果に基づき利回りを算出しますが、あまり元本が少ないのも迫力がありませんし、あまり元本が多いのも真実味がない、ということで元本を大体500万円くらいに換算して計算します。したがって目標利回り年5%ですから年間25万円くらいの利益を目指すことになります。
2.2006年4月からスタートしたことにします。
3.手数料なども加味します。したがって、運用開始時はいきなりマイナス3%など、手数料分だけマイナスから始まります。
4.計算が面倒なので、お給料などの追加資金は含めません。


<3.現在の運用割合>



 普通預金もほぼ0となり、全額投資=フルインベストメントに到達しています。今後は必要があればリバランスを中心に資産を組み替えていこうと思います。ただ、全体のバランスとしてはほぼ申し分ないかなぁと思いますので、今のところ積極的に何かを変更する気はありません。

 商品別の投資方針ですが、ある程度の安全性を確保する観点から債券ものは一定の割合を維持しようと考えています。

 株ものについては、日本株は高配当株と新興市場株に投資しています。日本株についてはそれほど強気ではないものの、長期的には日本債券よりはましなパフォーマンスを期待できることから、現状18%くらいのシェアで保有しています。今のところ、その期待は裏切られていますが・・・。

 海外株は中国(香港)、アジア、ロシア・東欧などの新興国を中心に投資してきました。新興国の株価の上昇に合わせて結構なシェアとなりましたので、一部売却してきましたが、株価も大幅に下がり大体いい感じ(?)に収まってきましたね。現状、新興国は約23%くらいです。

 ちなみにインド・ブラジルは投資のタイミングを逸しましたので投資先には加えておりません。今なら投資をしてもいいタイミングかもしれませんが・・・投資できる資金がありません(笑)。

 また海外株の方でも高配当株を加えています。新興国に偏っているポートフォリオを調整するのが狙いです。こちらは積極的に投資したいと思います。・・・って、こちらも資金はありませんけれど。何かを売却したら追加購入したいと思います。

 それ以外には、REIT(不動産投信)を加えています。インフレに強い資産のはず、です。今のところガタガタですが・・・。


<4.運用実績>



 まずは運用実績の前月との比較です。今月もまたまた上昇しましたね。前月比約14万円上昇しました。アリガタヤ、アリガタヤ。資産別に見ればほとんどの資産が上昇しています。

 中では唯一、ロシア・東欧だけ下がっていますね。何ででしょう。この1週間は世界的に見て株価上昇もやや一服、という感があります。ロシアは今までの上昇が急だったので、「やや一服」の幅が大きく、結果的に前月の値を下回ったのかもしれません。いずれにせよ、ロシア・東欧だけ株価が逆行することはありません。原油もかなり上昇しているので、このまま行けばいずれロシアの景気も石油主導で回復するでしょう。

 ただ一方で、上述の通り、世界の株式相場がここ1週間、一服しているのは要注意ですね。ロシアだけでなく世界的に見てもここ数ヶ月の株価上昇はかなり急でした。もう完全に速度違反(笑)。もちろん、去年のリーマン・ショック以降の株価下落は速度違反というか、それを超えて「危険運転」に近かったと思いますので、そこから考えれば上昇が速度違反のレベルなら許容できる気もしますが、まぁ、とはいえ足元の数字は、企業の決算も各国の経済状態も、いずれも紛れも無く「最悪」ですからね。株価だけがあまりに先走ってしまうのも、それはそれでよくない気がします。

 企業の決算は3ヶ月に一度から1年に一度なわけで、株価上昇ももう少しペースを緩めるほうが健全でしょうね。

 ・・・という書き方をすると、あたかも今後、ずーっと株価が上昇していく前提に響くかもしれませんが、それは分かりません(笑)。短期的にはここからまた1割とか2割下がる可能性だって十分あります。日経平均で言うと8,000円台とか7,000円台に落ちるイメージですね。株価はそうやってダイナミックに動いていきながら、適切な水準を捜し求めていくモノです。

 とは言いつつ、要人が「経済のフリーフォール状態は終わった」というように最悪期は脱しつつあるのも事実だと思います。欧米の金融機関の危機も一服し、GMも無事、法的整理というか再建が動き始めました。大きな爆弾の処理が進む中で、過度の恐怖も段々薄らいでいますね。残った爆弾は欧米の主要な銀行の資産の中に沈殿する不良債権の問題でしょうか。全体としてはまだ莫大な不良債権が残っていますので、この処理は一朝一夕にはいきません。

 ただ、日本の例を見れば分かるとおり、時間が経てば、銀行の利益によって不良債権の処理は進んでいきますし、国の支援体制さえハッキリしていれば、プスプスくすぶるかもしれませんが、大きな金融危機が再発することはないでしょう。金融機関が破綻さえしなければ、経済に対して甚大な影響は出ません。

 破綻と言えば、振り返ればやはりリーマンの破綻が大きかったですね。あの後、引き起こされた危機によって、各国は一体、何百兆円を経済対策につぎ込んだのでしょうか?そして、これから何百兆円をつぎこむのでしょうかね。いずれにせよ、間違いなくリーマンを公的管理に置いて、粛々と処理した方が、はるかに安上がりだったと思われます。なぜだれも、アメリカの納税者までも、アメリカ政府の失政をとがめないのか、大変不思議です。それだけ投資銀行は嫌われていた、ということなのかもしれませんが。

 いずれにせよ、今後はグローバルな規模の銀行をつぶす勇気のある政治家はなかなか出てこないでしょう。となると今から銀行株をガッサガッサと買った方がいいのかもしれませんね(笑)。雑誌によれば「ジェイコム男」さん(株で儲けた資産は数百億円!)は、アメリカの住宅公社が危機になったときに、数億円単位で住宅公社の株を購入したそうです。頭にあったのは、日本の金融危機時の、政府によるりそな銀行への支援。要は住宅公社は必ずアメリカ政府によって救済されると思ったのでしょう。結局、実際のところ救済されましたので、彼はまた数億円、儲けたことだと思います(笑)。

 GMが破綻し、銀行は救済される。日本の場合はゼネコン(GC)が破綻し、銀行は救済されましたね。確かに何となくズルイ気はしますが、リーマン・ショックを体験した身とすれば「やむなし」という気もします。せめて大手銀行の銀行員の給料を公務員並みに下げて不平が出ないようにしないといけませんよね(笑)。だって潰れないんですから。
 
 話が脇にそれましたが、今後株価は、短期的には大きく下げるかもしれませんが、中長期的にはまた上昇していくのでしょう。一度上がり始めると3年くらいは上昇局面が続くのですかね。そしてまたバブルがはじける(笑)。

 こういう局面こそ、一喜一憂せずに大局的に相場を見ることが必要でしょうね。

 ちなみに、今後の運用方針として、先進国の海外債券を一部売却して株式の比率を高めようか思案中・・・先進国の債券もあてにならなくなってきていますし、上昇相場入りしたのなら株価の方が良さそうですが、果たして!?
 



 先月に引き続き、通算成績は悲惨な状態を維持しています。中国(香港)株以外、全部赤字ですね。せっかく分散しているんだから、もう少し損益も分散してほしいのですけれど、今のところ、みんな仲良く赤字です・・・。どこが次に黒字化するんですかねー。読めません・・・横一線です。




 こちらは損益推移です。去年の9月→11月でガツン×ガツン×ガツンと3連発で大損となりましたが、今月も上述の通り4ヶ月連続で上昇しています。ただ上昇幅は減ってきましたので、そろそろ調整してもおかしくないかもしれません。

 目標としては毎年25万円の利益。ということで5年目を迎える来年の4月には100万円の黒字ということで、がんばってまいりましょう・・・。


<5.今月の追加投資/売却>

 一旦、全額投資は完了したので、今後はリバランスを中心にゆったり調整していこうと思います。

 で。

 上述の通り、今後、中長期的に見て(と言っても3年くらいだと思いますが)、上昇局面に入ってくるのであれば株式の比率を上げてもいいと思います。売るなら、イマイチ不安が抜けない米ドル債券でしょうね。

 先進国債券を売却して、株式の比率を上げるべきかどうか思案中・・・。


<6.他ファンドとの比較>

 筆者の運用スタイルはハイリスク・ハイリターンというよりはミドルリスク・ミドルリターンですので、以下2つのファンドと比較しています。

 ・3分法ファンド(内外の株式・不動産・債券に分散して投資)
 ・グローバル・ソブリン・オープン(先進国の債券に投資)

 そうするとこんな感じですね。3分法ファンドが緑、グロソブがピンクです。



 今月も上昇したこともあり、3分法ファンドとの差が縮まってきていますが、まだ追い抜けません。そこで刻んでドースンノ!という感じですが、辛抱強く待ちたいと思います。グロソブもなかなか黒字回復せんですなー。

 では次回も来月のこの頃に更新予定です。黒字復活にご期待ください・・・いつのことやら!?

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HSBCプレミア:特別金利1.43%

2009-06-20 13:18:31 | Weblog
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、じぶん銀行の特別金利を取り上げました。気になる金利はこんな感じですね。

■じぶん銀行の特別金利

 ・3ヶ月:0.40%
 ・6ヶ月:0.55%
 ・1年 :0.80%


 1年もの0.8%。1%に届かなかったのは残念ですが、まずまずの高金利ですね。また面白いのは、1年、3年、5年など長い金利を優遇するのではなく、3ヶ月、6ヶ月、1年など短い期間の金利を優遇している点ですね。

 もしかすると単純に、赤字金利なので長い金利は嫌よ、ということなのかもしれませんが、好意的に解釈すれば、携帯電話ユーザーはPCユーザーより平均年齢が若いと思いますので若年層に配慮した期間なのかもしれません。若い時分の運用期間ってやっぱり短いですよね。変化が激しいですし、ほしいものもいっぱいあるし。

 じぶん銀行の定期預金の良さはもう一点、1円から設定できてしまう点ですね。これもまた、若いユーザーに配慮しているのかもしれません。

 ただし1円だと金利がつかないですけれどね(笑)。最低でも元本が1万円くらいないと金利はフルにつかないと思います。


 さて、気になる投票結果ですが、5つ★満点で、「2.8」・・・。ウーン、真ん中の「3つ★」を下回ってしまいましたね。まずまずの金利を考慮すれば、想像以上に低い数値ですね。

 ただ投票自体は3つ★あたりに集中しているのではなく、むしろ5つ★から1つ★まで大きく分散されています。一番票が少ないのが3つ★(笑)。いいと思う人と悪いと思う人とが真っ二つに分かれている、ということですかね。

 悪いと思う人はやはり、他にいい金利があるのになんでこの金利か、ということなのでしょう。

 逆にいいと思う人はやはり、預入金額の低さなのではないですかね?何せ1円からですからね。筆者も若いときは、やはり100万円とかの預金設定は簡単には難しかったですねー。もちろん給料日とかボーナス支給日とか、そこそこ預金が増えているタイミングはありましたが、出費が全然読めませんからね。中途解約するともったいないので10万円の定期を何本か作るとかしてたと思います。


 評価が分かれたじぶん銀行のキャンペーンですが、個人的には5つ★をつけてくれた人がいたら、たとえあとは全員1つ★でもビジネスとしてはやっていけるのではないかと思います。健闘をお祈りいたしております・・・。

 まだの方は投票をお願いします。7月13日まで。

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=487

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=335


 今回はHSBCプレミアの特別金利キャンペーンを取り上げたいと思います。



 前回のじぶん銀行がどちらかと言うと「敷居の低い」銀行なら、こちらは「敷居の高い」銀行ですね。残高1,000万円以上という条件を明確に出しているHSBCプレミアです。確かに60歳以上の日本人の平均保有金融資産は1,000万円を超えていたと思いますので、その気になればこういう銀行を利用するのも苦にならない人はたくさんいるとは思いますが、一般的にはやはり敷居が高いですね。

 そもそも一般的な口座維持手数料の基準である残高10万円ですら、精神的にはウッとくるものがあります。さすがに残高10万円くらいならどう転んでも維持できるような気もしますが、思い切って家を買ったり、とち狂って起業しちゃったり(笑)、いつ何時、まとまったお金が必要になるか分かりません。

 また筆者のように預貯金には目もくれず投資信託にお金を回していたりすると、やっぱり「投信はあるのに預金がない」なんてことも起こるかもしれません。もちろん投信も残高にカウントしてくるかもしれませんが、投信はタイミングによっては目減りしますからね・・・下手すりゃ半分以下に・・・。てなわけでやはり落ち着かないわけです。

 残高10万円縛りですら、ちょっとソワソワするので、1,000万円たるやいわんをや、ですね。100倍ですよ、100倍(笑)。

 というわけで筆者に縁遠いHSBCプレミア様ですが、一方で筆者の1,000万円が、10万円程度に感じる人もいるでしょうし、またプライベートバンクサービスとなると1億円くらい残高がいるわけで、そう考えれば、この基準がほどよいと感じる人もいるとは思います。

 シティバンク銀行のシティゴールドもそうだと思いますし、それ以外の銀行も大体、残高1,000万円以上の顧客には優遇サービスを用意しています。そういうサービスがあるということは、そういうサービスのニーズがあるということで、やはり一定層の顧客がいるということでしょう。

 最近は銀行の店頭に行っていませんので分かりませんが、昔のイメージなら、お店にいくと、支店長が応対してくれるようなイメージですかね?あるいは銀行員がお家に来てくれちゃうイメージですかね?さすがに残高1,000万円ならそこまでしてくれませんかね・・・(笑)。

 で、その「ほどほどに裕福な層」を狙っているHSBCプレミアの定期預金のキャンペーンがこれですね。日本進出143年を記念した「円定期預金1,000万円 特別金利キャンペーン」です。気になる金利はと言えば

■HSBCプレミアの円定期預金1,000万円特別金利キャンペーン

 ・3ヶ月1.43%+6ヶ月1.43%


ということになっています。143年にかけて1.43%になっているわけですね。金利は変則的で3ヶ月と6ヶ月定期預金のセットになっていて、いずれも1.43%というわけです。3ヶ月もの定期と考えても、6ヶ月もの定期と考えても、大変高い金利ですね!

 ただ、その後の金利によっては得かどうか変わってきますので、あくまで3ヶ月後・6ヶ月後に見直すという前提で、利用した方がいいでしょうね。ちなみに通常金利は1年もので0.18%程度のようですので、かなり低いです。ここは要注意ですね。

 そして注意点のもう1つはキャンペーン名から分かるとおり、預け入れ金額1,000万円のキャンペーンだということですね。「残高1,000万円以上の銀行」なわけで当たり前と言えば当たり前ですが・・・。

 ちなみに残高が1,000万円を下回ると口座維持手数料が取られるわけですが、何と5,000円。やはり敷居が高いっすね・・・。預金が数千万円あって、金利だけでなく上質なサービスを受けたい方はどうぞ、という感じでしょうか。HSBCプレミアのサービスが上質なのかどうかは知りませんが。実際のところどうなんでしょうね?

 ところでHSBC、HSBCと言っていますが何の略かというと、何と香港上海銀行の略なんですよね。香港上海ですよ、香港上海。そう聞くとすわ中国の銀行かと思いますが、実際にはイギリスの銀行を傘下におさめ、すでにロンドンを本拠とするグローバル銀行になっています。世界最大クラスなのではないですかね。おそらく中国人の従業員はそれほどはいないと思われます。

 なんてことを書いていてふと思い出しましたが、新興国に投資するファンドも強いですね。HSBCチャイナ、HSBCインド、HSBCブラジル・・・いずれも大型ファンドですよね。新興国に強いというのもHSBCの特徴だと思います。

 HSBCプレミアも、うまく新興国に絡ませればもっと有名になるかもしれませんね。

 しかし、このキャンペーンの写真の男性・・・確かにインパクトはありますが、ブランディング的には逆効果のような・・・。


 では、HSBCプレミアの、3ヶ月もの定期と6ヶ月もの定期がセットで1.43%になる「円定期預金1,000万円特別金利キャンペーン」。みなさんの評価をお聞きしたいと思います。筆者の評価は・・・かなりの高金利ですが、通常金利が低いのと、敷居が高いことを考慮して「★★★★」としておきます。投票は7月20日まで。




HSBCプレミアの、3ヶ月もの定期と6ヶ月もの定期がセットで1.43%になる「円定期預金1,000万円特別金利キャンペーン」。あなたの評価は?(投票は7月20日まで) >>>投票はこちら


HSBCプレミアについて、ご意見・ご感想はこちら >>>ご意見・ご感想






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夏のボーナスの使い道は?

2009-06-18 08:14:29 | Weblog

まずは、前回の読者アンケートを振りかえってみます。「イーバンク銀行が楽天銀行に名称変更されることが発表されましたが、イーバンク銀行と楽天銀行、どっちの名前が好き?」では・・・


 1位:イーバンク銀行 92% 2位:楽天銀行 8%


となりました。何と9割以上の人がイーバンク銀行を支持する、という結果になりました。ほー、そうですか。想像以上に「イーバンク」が支持されましたね!


 まぁ、名前というのも慣れなので、慣れてしまえば違和感はなくなると思いますし、何たって楽天グループの銀行ですからね。「楽天銀行」というのはそういう意味では大変、分かりやすい。


 今では慣れてしまっている「楽天証券」も、元はと言えば「DLJディレクト証券」とか何とかでしたよね。ダイレクトではなくてディレクト(笑)。でも今はすっかり「楽天証券」という名前が根付いています。というわけで、「楽天銀行」というのは何にも問題ないとは思います。


 またこの10年ほど、合併や吸収が繰り返される中で、名前が変わった銀行はたくさんありますが、名前がダメで成長が止まったとか、そういう銀行は聞いたことがありません。なのでビジネス的にも大きな影響は受けないと思います。


 筆者の記憶の中で、唯一、バタバタ感があったのがみずほ銀行のマークですね。当初はMの文字をモチーフにした丸いマークでしたが、数ヶ月くらいしてから「やっぱり止めました」と、現在の「MIZUHO」というアルファベット表記をベースにした、割合落ち着いたものに変わりました。


 当初のマークは確かにチープでしたよ(笑)。デザイン性もほとんどなく30年くらい前の会社のマークでしたね。これはチープだなーと思ったものですが、案の定というか、意外にも、発表してから変更してきました。発表するまで、一体何をしてきたのか、という気もしなくはなかったですが、一度発表したものを取り下げる勇気があったことも意外は意外でしたね。


 結果的には今のマークの方がいいとは思いますけれどね。


 で、古いマークを知らない人のために少しネットで探してみましたが(1分くらい)、見つかりませんでした。気になる人は根気よくお探しください。


 さて、話を元に戻して「イーバンク銀行」。


 確かに名前というのは慣れしまいますが・・・が!


 前回も書きましたが、やはり「イーバンク」という、かなり先行者メリットのある名前が無くなるのはもったいない気がしますね。もし筆者が今、銀行を開業し、さらに商標の問題がなければ、「e銀行」にするか、前回も書きましたが「富士銀行」にするでしょうね・・・。


 一時代を築いた「イーバンク銀行」の名前を惜しみつつ、楽天銀行のサービス拡充に期待したいと思います。


 投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。7月10日まで。


〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=486


〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=345


 さて今回は、夏のボーナスの使い道について。


            --- Ginkou ---


夏のボーナスは“生活防衛” トップ貯蓄 投資おあずけhttp://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200905260011a.nwc


  楽天リサーチの調査によると、夏のボーナスの使い道のトップは貯蓄で、「投資・資産運用」に充てると答えた人は、複数回答にもかかわらず全体の8%に過ぎなかった。また、ボーナスの支給については「予定がない」と答えた人が23.4%に上った。厳しい不況の中、リスクを取って投資しようとする意欲はしぼんでいるようだ。


 使い道の3位には「旅行・レジャー」が入ったが、円高や航空機の燃料サーチャージ(燃油特別付加運賃)の大幅値下げによる海外旅行のお得感があったとみられる。ただ、調査直後に新型インフルエンザの感染が世界で拡大しており、実際にはこの用途に使わないケースが増えそうだ。


 上位5位をみると「貯蓄」「ローン・借金返済」「生活費の補填(ほてん)」と“生活防衛”的な項目が並んでおり「不況感が色濃く表れた結果」(楽天リサーチ)となった。


 「投資・資産運用」と答えた人に、対象とする金融商品を聞いたところ、「元本保証」と「元本割れする可能性が小さい」の回答を合わせると57.7%に達し、低リターンでもリスクの小さい商品を選ぶ傾向が強いことが見て取れる。


 一方、支給に関する質問では「支給される」は62.8%にとどまった。昨夏は支給されたが、今年の予定はないという回答も11.6%に達した。調査は4月25、26の両日、全国の男女1250人を対象に実施された。


〔 出典:フジサンケイ・ビジネスi 〕


            --- Ginkou ---


 そして図ったように、楽天リサーチの記事(笑)。夏のボーナスの使い道に関する記事ですね。リンク先にはグラフもありますので参考にしてください。


 で、上記の通り圧倒的な1位は「貯蓄」で35%強。2位が「未決定」で25%強。その後、「旅行・レジャー」「ローン・借金返済」「生活費の補填」「買い物」「デジタル家電」と消費系が続き、ようやく8位で「投資・資産運用」が出てくるのですが、わずか8%という結果のようです。


 残念ですね。


 これが金額なら、まだいいんですけれど。分かりやすくボーナスが仮に100万円だとして、35万円が貯金で、いろいろ使うんだけれど8万円くらいは何か投資をしてみようかと。


 それならまだ分かりますが、これはあくまで使い道のアンケートで、かつ複数回答なので、100人のうち8人しかそもそも「投資・資産運用」をしない、ということです。うーん、繰り返しですが残念ですね。本当にそんなんでいいんですかね!?


 筆者はやはり誰もが「投資・資産運用」をすべきだと思います。なぜなら誰もがお金を増やしたいと思っているわけなので。


 もちろん、「投資・資産運用」することが、「いつも」お金を増やせることを意味するわけではありませんが、長い目で見れば確実にお金を増やせると思います。それは「100年に一度の金融危機」を経験した後でも変わらないですね。むしろ、景気対策と称して、ますます世界的には「金余り」の状態になっているわけで、いつインフレが起こってもおかしくないと思います。


 インフレになればお金の価値が落ちますからね。その場合は株式など、インフレに強いといわれている資産を持つのがいいといわれています。


 ただし。


 誤解されたくないので書いておきますが、インフレリスクだけを煽って「投資・資産運用」に追い込んでいく方法には筆者は賛成しません


 いつぞやも書きましたが、やはり人にはそれぞれどれくらい損失に耐えれるかの限界点があると思います。資産の1割なのか、2割なのか、5%なのか。経験によって変わるかもしれませんが、いずれにせよその時点で「ここまでが限界!」というリミットがあると思います。


 なぜお金をふやしたいのかと言うと、当然、幸せになりたいからですが、自分の許容できる限界点を超えて投資してしまって、想像を超える損失が出た時に神経をすり減らし不幸になるのであれば、本末転倒もいいとこで笑えません。


 なので、やはり自分のペースで投資するのが一番だと思います。


 ただ!


 実際に投資してみて、損してみないと自分の損失に対する限界点って分からないんですよね。なので、自分の限界点を知るためにも、少しでもいいので投資すべき、というのが筆者の趣旨です。


 さもないと逆にまとまった資金を手にしたときに、営業員に勧められるままに多額の投資をして、損がでたときに「こんなはずじゃなかった」ということになるのではないですかね?で、後悔しても後の祭り・・・。


 また、景気・不景気の波を乗り越える中で、金融の知識も経験も深まっていきますが、マーケットの外にいればそのチャンスもありません。小額でもいいから、むしろ小額の方がいいので、マーケットの中にいつづけて知識・経験をつむ、というのをオススメしたいですねぇ。


 そう、初めはむしろ小額の方がいいですね。


 筆者も知識・経験を修得中です・・・。


 とは言いつつ、若い方は運用で増やすよりは節約する方がよっぽどお金が貯まりますからね。もし調査対象の方が若い方が中心なら、投資・資産運用の比率が低いのは当然かもしれませんけれどね。


 さて、今回の読者アンケートは、ボーナスシーズン恒例の「夏のボーナス、どうやって運用する?」でいきましょう。7月17日まで。


 ■<複数選択可>2009年夏のボーナス、何で運用する?(7月17日まで)■http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=488


 






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6月の金利比較、更新しました(その2)。

2009-06-16 01:37:06 | Weblog
先週に引き続き、外貨預金・投資信託・セキュリティのサービス一覧を更新しました。

5.外貨預金・外貨定期預金比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=20


 今月の新しいキャンペーンは、三菱東京UFJ銀行の「外貨定期ダイレクト限定プラン」とソニー銀行の「外貨ご購入で100米ドルプレゼント」キャンペーンですね。

 三菱東京UFJ銀行は、円定期+外貨定期のセット商品をやめたようですね。メガバンクはここ数年、このセット商品の販売に注力していたわけですが、三菱東京UFJ銀行がイチ抜けしたのは興味深いです。どういう意図があるのでしょうか?・・・もしかすると、しばらくしてから名前を変更して復活するかもしれませんけれど(笑)。

 外貨預金全体としてはちょっとキャンペーンも少なくさみしいですね・・・去年の冬のボーナスシーズンは、各銀行ともに積極的だった気がしますが、急激な円高も一服し、ちょっと様子見なのでしょうか。

 さて評価ですが、イーバンク銀行ソニー銀行住友信託銀行住信SBIネット銀行を★★★としています。


 米ドル/円は、一時期の円高局面も一服し、95円から100円の間をウロウロしています。なかなか100円の壁は厚いですね。しばらくはボックス圏で推移するのでしょうか?

 <ドル円為替チャート(1年)>
  


 なお、2009年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、住信SBIネット銀行が1位となっています。

 ■外貨預金ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15#4


6.投資信託比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=17


 今月の新しいキャンペーンはイーバンク銀行の「イーバンク厳選 株式ファンド23本 申込手数料半額キャンペーン」ですね。最近、イーバンク銀行はいろいろな投信キャンペーンで楽しませてくれますね。今回はさまざまな国の株式ファンドを取り揃えて投資できるようにしてくれています。楽天銀行になってもこの路線は続けてほしいですね。

 さて、評価ですが★★★は、上記の通り販売手数料を積極的にディスカウントするキャンペーンを実施しているイーバンク銀行としています。

 続く★★は、みずほ銀行三井住友銀行三菱東京UFJ銀行りそな銀行の各キャンペーンです。


 また、投資信託のラインナップについては、メガバンクの一角であるみずほ銀行がついにノーロード(手数料無料)ファンドを販売し始めたこともあり、「ノーロードファンド」の観点から評価しました。結果、イーバンク銀行ジャパンネット銀行が★★★ですね。続く★★はみずほ銀行りそな銀行です。


 日経平均は引き続きスルスル上昇していますね。現状の利益レベルからすれば、かなりの高度飛行となります。もう少し決算内容なんかを見ながら上がっていってくれると安心感があるのですが、ちょっと危なっかしい感じもしないではありません。

 <日経平均チャート(1年)>
  


 なお、2009年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、新生銀行が1位となっています。

 ■投資信託ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15#5


 ※投資信託リターン率(1年)ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=17#4


 先月に引き続き、今月もほとんどの上位ファンドが、株式相場が下落したときに利益が出るベアファンドと、円高が進むと利益が出る円高ファンドです。ただ、最近の株価上昇や円安基調を受けてリターン率は下がってきていますね。6ヶ月や3年のリターンは赤字になってきました。そろそろ、普通のファンドがランクインしてくるんじゃないですかね??期待したいところです。

 ランキングとしては、売りと買いを組み合わせて収益を狙う「GS 米国株式マーケット・ニュートラル・F 『愛称 : GS USニュートラル』」と「野村 グローバル・アセット・モデル(SMA)」がランクインしていますね。


7.セキュリティ比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=18


 今月はセキュリティに関しては動きがないようですね。

 さて、先月と同じですが、評価のポイントは以下の6つです。まだ全てが○の銀行はありません。

 <評価のポイント>
 1.生体認証カード
 2.ICカード
 3.乱数表
 4.ワンタイム・パスワード
 5.出金メール通知
 6.不正利用保険


 ★★★はみずほ銀行三井住友銀行イーバンク銀行に加えて、シティバンク銀行の4行としました。これに続く★★は三菱東京UFJ銀行りそな銀行ジャパンネット銀行住友信託銀行としています。


 なお、2009年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、りそな銀行が1位となっています。

 ■セキュリティランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15#7


各銀行のサービスを調べたら、ぜひ「2009年版」ユーザーランキング投票にもご参加ください。あなたの1票が、結構、重要です。

投票開始!みんなで選ぶ「2009年版」ユーザー人気投票■
http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=16





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じぶん銀行:1年もの定期0.8%

2009-06-13 13:13:28 | Weblog
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、りそな銀行のいい夏つかもう!キャンペーンを取り上げました。気になる金利はと言えば・・・

■りそな銀行のいい夏つかもう!キャンペーン

 1年:0.5%


 ・・・1年0.5%・・・大変、残念です・・・やっぱり低いですね、金利。これで一体、どれくらいの客が集まるのですかね?全然魅力がないように感じますが、そうは言っても駅前に支店があるし、職員は親切だし、といった理由でそれなりに資金が集まるんですかね。ウーム。

 さらに注意事項として、条件があります。あくまで100万円以上の新規資金のみが対象ですね。この金利で入金条件をつけるんかい!と突っ込みたくなります。

 ちなみに1年ものの市場金利はどれくらいかと言うと現状0.67%くらいのようですね。そこから考えれば、まぁ確かに0.5%という水準は理解できないわけではありません。預金集めにも人件費など、ある程度のコストがかかるわけで、それを考えればそれなりに利益が出せるような利ざやが必要でしょう。さもなければ、(できるかどうかは別として)市場からほとんど人件費をかけずに0,67%くらいで集めた方がラク、と言えるかもしれません。

 ただ、また金融危機が再燃すれば、市場の機能が死ぬ局面もありますので、それなりに預金集めも大事なのでしょうけれど。もちろん預金だって逃げる時は逃げるので、絶対安定資金というわけではありませんけれどね。


 さて、気になる投票結果ですが、5つ★満点で、「1.7」!・・・予想通り低い評価ですね・・・。何と6割を超える方が最低評価である「1つ★」に投票しています。まぁ、そうでしょうね。円の定期預金の場合、1,000万円以下の場合はリスクがどの銀行も全く同じわけで、そうなると基本的には金利だけの勝負です。片や1%を超える金利があり、片や0.5%の金利。どっちが有利かは日の目を見るより明らかです・・・。

 ちょっと驚きなのは、最高評価である「5つ★」をつけた方が1割弱いらっしゃることですね。信念をもったりそな銀行のファンということでしょうか。「金利だけで浮気したりしない。オレはりそな銀行が好きなんだ!」というような感じでしょうかね?りそな銀行はそういう固定客を大事にしないといけないですね。

 まだの方は投票をお願いします。7月6日まで。

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=485

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=333


 今回はじぶん銀行の特別金利を取り上げたいと思います。



 6月ももう中旬なわけですが、今頃になっていろいろと定期預金のキャンペーンが出てきましたね。銀行のボーナスシーズンって6月中旬からでしたっけ?そうだったですかねー。まぁ、確かにボーナス資金もすぐに運用にまわすわけではなくて、必要な消費にあててから、残った資金をどうするか考えますからね。そういう意味ではワンテンポ遅れてボーナスシーズンがやってくるのかもしれません。

 あるいは、他の銀行の金利だったり出方を探ってから、ほんの少しだけいい金利を出そうとなると、若干遅れることになります。要は「後だしジャンケン」狙いですね。そんな意図もあるのかもしれませんね。

 というわけで、今回取り上げるじぶん銀行定期預金の特別金利も6月8日からスタートという変則的な開始日になっています。気になる金利はこんな感じですね。

■じぶん銀行の特別金利

 ・3ヶ月:0.40%
 ・6ヶ月:0.55%
 ・1年 :0.80%


 1年もの0.8%。1%に届かなかったのは残念ですが、まずまずの高金利ですね。また面白いのは、1年、3年、5年など長い金利を優遇するのではなく、3ヶ月、6ヶ月、1年など短い期間の金利を優遇している点ですね。

 もしかすると単純に、赤字金利なので長い金利は嫌よ、ということなのかもしれませんが、好意的に解釈すれば、携帯電話ユーザーはPCユーザーより平均年齢が若いと思いますので若年層に配慮した期間なのかもしれません。若い時分の運用期間ってやっぱり短いですよね。変化が激しいですし、ほしいものもいっぱいあるし。

 じぶん銀行の定期預金の良さはもう一点、1円から設定できてしまう点ですね。これもまた、若いユーザーに配慮しているのかもしれません。

 ただし1円だと金利がつかないですけれどね(笑)。最低でも元本が1万円くらいないと金利はフルにつかないと思います。

 あとはまぁ、携帯だと思いついたときに取引ができるというメリットがありますが、ただそれはじぶん銀行だけではなくて、今時どの銀行もモバイルバンキングのサービスは提供していると思いますので、あまりメリットにはならないかもしれませんね。

 そうそう、特別金利キャンペーンと同時に、5万円以上の預金残高があると抽選で「こだわりの逸品」が届くキャンペーンも実施しているようですね。今月は折たたみ傘のようです・・・しかも当選者は5名・・・どうせやるなら、もう少し贅沢な商品とか、当たりそうな人数分提供してほしい気がしますね。

 さて、このじぶん銀行。現状、どんな状態かというと3月末の時点で口座数は50万近くにまで伸びたようですね。半年で30万口座くらい増えています。1ヶ月で5万口座。なかなかすさまじい勢いですね。すばらしい。

 ただ一方で損益は昨年度は80億円を超える赤字だったようです。80億円!これまたすさまじい数字ですね。

 とは言いつつ何も心配いりません。だって親会社はKDDI三菱東京UFJ銀行なんですから。2社合わせれば、平時であれば収益は年間5,000億円くらいはいけるのではないですかね?となれば80億円の赤字なんて屁でもないと思われます。

 このあたり、やはり大企業の系列というのは強いですね。個人的にはそういう後ろ盾はあまり好きではないですけれど。


 最後に主要銀行の金利を比較しておきます。今回も100万円~、1年ものの金利としてみます。

■1年もの円定期預金・金利比較(100万円~)
 ・新生銀行         1.10% ※6/30まで
 ・東京スター銀行      1.10% ※新規資金限定
 ・オリックス信託銀行    0.90%
 ・じぶん銀行        0.80%
 ・ソニー銀行        0.75% ※8/30まで
 ・住信SBIネット銀行   0.53%
 ・ジャパンネット銀行    0.51%
 ・イーバンク銀行      0.44%
 ・三菱東京UFJ銀行    0.20%


 まずまずの高金利、というところですかね。ポイントはやはり小額からできる、という点なのかもしれません。


 では、じぶん銀行の、1年もの定期預金の金利が0.8%となる特別金利キャンペーン。みなさんの評価をお聞きしたいと思います。筆者の評価は・・・まずまずの高金利と、上記の通り小額からできる点を評価して「★★★★」としておきます。投票は7月13日まで。




じぶん銀行の、1年もの定期預金の金利が0.8%となる特別金利キャンペーン。あなたの評価は?(投票は7月13日まで) >>>投票はこちら


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イーバンク銀行vs楽天銀行!

2009-06-12 01:54:13 | Weblog

まずは、前回の読者アンケートを振りかえってみます。「これから投資するなら、新興国?それとも日本を含む先進国?」では・・・


 1位:新興国 58% 2位:先進国(含む日本) 34% 3位:その他 6%


となりました。新興国が6割の得票となり、3割ちょっとの先進国に対して圧勝となりましたね。やはり借金を背負ってヒーヒー言っている先進国よりは、伸び盛り・元気盛りの新興国の方が投資対象として魅力的、ということなのでしょう。筆者も全く同感です。


 ただ一方で、思うほどには差がつかなかったのも事実ですね。これはやはり「先進国に投資したいから」と言うより「日本に投資したいから」ということなのでしょうかね。もちろんそれは愛国心もあるのかもしれませんが、やはり日本に住んで、日本語が理解できる人には、日本株に投資する方が圧倒的に便利であり、ラクです。


 証券会社に口座を開くのもラクだし、投資先を選ぶのもラクだし、投資先の経営状況を把握するのもラクです。新聞を見るのもよし、ネットで検索するのよし、掲示板を覗くのもよし、ですからね、


 一方で、新興国の場合はそうはいかないですね。投資できる新興国の株も限られていますし、情報もまともに手に入らないし、手に入っても日本語じゃないし(笑)。さらに何とか英語か何かで読み込んでも、あまり情報が信用できないし(笑)。


 となると投資信託か何かを通じて投資することになりますが、ラクチンはラクチンでいいですが、株式を直接買って2倍・3倍になるようなスリルや興奮はなかなか味わえません。やはり人任せで分散して長期投資するのは、圧倒的に退屈だということですね。それはまぁ、ラクチンなのと表裏一体なので、どちらを取るか、ということではありますが。


 要は投資に何を求めるか、ですね。なるべく負ける可能性は低くしたいのか、勝っても負けてもいいのでうんと楽しみたいのか。


 筆者は投資に「なるべく勝つ可能性の高い方法でお金を増やすこと」を求めるので、退屈さを許容し、分散して長期で投資しています。そして成長率の高い新興国の比重をやや高めにしています。特に最近はそうですね。


 ただ、本当に退屈かと言うと、ここ1年はヒヤヒヤ・ハラハラしっぱなしです(苦笑)。短期売買の方が実はよっぽど気がラクかもしれませんね。とっとと損切りしてしまえばいいので。そのあたりがなかなか教科書通りにならない経済の面白さかもしれませんが・・・。


 さて、その新興国。


 本当に成長できるのか疑っている人も多いかもしれません。やはり経済基盤が脆弱ですし、決算書も信用できない。イメージリーダーの中国もこれから少子高齢化が急速に進みますからね。


 ただ10年前には誰も信じていなかった中国の経済成長が、信じれるところまで来ているのは大きな変化です。昔はメードインチャイナと言えば洋服くらいなもので、しかも粗悪品のイメージがあり、「ちょっと恥ずかしい」位置づけでしたが、今や何も恥ずかしくないところまできました。パソコンメーカーのレノボも中国の会社ですが、別にレノボブランドのネットブックを持っていても恥ずかしがる人はいないでしょう。


 そういう10年後には大成功しているかもしれないダイナミックさが新興国にはありますね。筆者はやはり投資するなら新興国と思ってしまいます。ただ、そうは言ってもさすがに新興国だけに投資するようなことはしませんがね(笑)。


 投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。6月20日まで。


〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=481


〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=340


 さて今回は、楽天銀行について。


            --- Ginkou ---


イーバンク銀行、「楽天銀行」に商号変更へhttp://www.yomiuri.co.jp/net/news/cnet/20090604-OYT8T00778.htm


 イーバンク銀行は6月4日、商号を「楽天銀行」に変更するとともに、本店を移転すると発表した。6月29日開催予定の定時株主総会の承認を経て実施する。


 これは2月に楽天の連結子会社となったことを受けたもので、「楽天グループとしての位置付けを明確化し、楽天グループ各社との相乗効果を最大限に発揮するため」(同社)と説明している。


 本店についても、7月21日付けで楽天の本社がある東京都品川区東品川四丁目12番3号に移転する計画。「全社を挙げた経費削減の一環として、また、楽天グループ各社との相乗効果を最大限に発揮し、さらなる収益力の増強を図るため」(同社)とのことだ。(CNET Japan)


〔 出典:読売オンライン 〕


            --- Ginkou ---


 あるあると思っていましたが、本当に発表されましたね。すでに楽天グループ入りしているイーバンク銀行ですが、ついに「楽天銀行」に名前を変更することが発表されました。このあたり、グループのブランド化を強力に推し進める楽天ならではの力技ですね。


 イーバンク銀行・・・2000年前後の新規参入銀行の象徴とも言える銀行でありました。また、ネット銀行の先駆けでもあるのですが、そのせいか当初はキャッシュカードがなかったり銀行間の振込ができなかったりと、徹底的にネット上のバーチャル決済に特化した、かなりトンガッタ銀行でもありました。


 今ではキャッシュカードもあるし、他の銀行への振込もできるようになり、そういう意味ではずいぶん「普通の銀行」になりましたねー。とは言いつつ、キャッシュカードもVISAデビットの機能を搭載しクレジットカードのように使えるようにするなど、革新的な部分はまだ残っていますね。


 最近は(どの新規銀行もそうではありますが)、あっと驚くようなサービスのリリースがなく、ちょっと寂しいところです。


 また、イーバンク銀行はギリギリのところでの運がとても強い、「しぶとい銀行」のイメージが結構あります。何年前か忘れましたが、一時期、ライブドアがイーバンク銀行の大株主になっていましたね。恐らくそのままライブドアグループ入りする予定だったと思いますが、結局、イーバンク銀行の社長が、ライブドアの重役とケンカをして出資を引き上げさせました。ケンカ別れしたわけです。


 その後のライブドアの顛末はみなさんご存知の通りで、もしイーバンク銀行があのままライブドアグループに入っていたら、もっと早く姿を消していたことでしょう。


 度重なる創業赤字に関しても、一時期、不動産投信か何かの運用益で黒字を出したこともありましたね。それで一息ついたと思いきや、その後の不動産価格の下落で大幅に赤字を計上し、さすがにもうダメかなぁと思ったら、たしか、去年はマネックスが数十億円の出資をしたのですかね?それで生きながらえた印象があります。


 そして今年は楽天が救済してくれたわけですね。おかげでマネックスは大幅な赤字になったような・・・。


 というわけで、筆者の記憶ベースなので、もしかしたら勘違いもあるかもしれませんが、しぶとく生き延びてきた感のあるイーバンク銀行です。ただ今度はさすがに完全に楽天グループに吸収されますね。


 それ自体はある意味必然だったのかもしれませんし、まぁ、数百億円規模の赤字を出していたので楽天グループくらいしか支えられなかったかもしれませんので、ある意味、落ち着くところに落ち着いたと言えるかもしれませんが、唯一残念なことと言えば「イーバンク」という、かなりすぐれた銀行名がなくなってしまうことですかね。オンライン銀行を表す名前として、これ以上、シンプルで分かりやすい名前はなかなかないですよね


 まぁ、バンクと銀行がかぶっているので、「e銀行」の方がもっと良かったかもしれませんが、いずれにせよ「富士銀行」「さくら銀行」と並び、筆者の中では「もったいない銀行名」の上位の名前となりました・・・。


 さて、気になるイーバンク銀行もとい楽天銀行のその後ですが、やはり資産運用というよりは、決済・ローン・クレジット系の銀行へと爆走していくのでしょう。今やっているカードローンのキャンペーンもその戦略を示唆していますね。


 また資産運用についても定期預金のような王道系よりは、FXなど投機性の高いもので勝負してくるのではないですかね?


 いずれにせよお手並み拝見ではありますが、ちょっと筆者の好みからは外れてくるのだろうなぁ、というのが今のところの読みです。はたしてどうなるでしょうか。


 さて、今回の読者アンケートは、なかなかいい名前だった「イーバンク銀行」の名前を惜しみ、「イーバンク銀行と楽天銀行、どっちの名前が好き?」でいきましょう。7月10日まで。


 ■イーバンク銀行が楽天銀行に名称変更されることが発表されましたが、イーバンク銀行と楽天銀行、どっちの名前が好き?(7月10日まで)■http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=486


 





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6月の金利比較、更新しました(その1)。

2009-06-09 00:34:01 | Weblog
6月になりました。まずは、口座サービスと円定期預金金利比較、FX比較、住宅ローン金利比較を更新しております。

1.インターネットバンキング・ATMサービス比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=7


 いよいよみずほ銀行の新しい「みずほマイレージクラブ」が始まっていますね。残高10万円以上でコンビニATM手数料が無料になるほか、50万円以上になれば振込手数料も無料になりますね!単純に条件を比較すると、新生銀行住信SBIネット銀行の方が有利かもしれませんが、メガバンクがこういう優遇サービスを提供し始めてきたことに意義がありますね。すばらしい!

 それから、こっそり三菱東京UFJ銀行の優遇サービスである「メインバンク」の口座手数料が無料になっていますね。あまり積極的には案内したくない、ということでしょうか・・・。

 さて、ポイントとなるのは、

 1.口座管理手数料があるかないか(あったとしても手軽に回避できるか)
 2.コンビニのATMを24時間無料で使えるか
 3.振込が安くできるか


の3つです。コンビニATMが平日無料になる銀行は増えてきましたので条件を「24時間」としました。

 その点では、新生銀行住信SBIネット銀行の2行がいいですね。この2行を★★★とします。口座管理手数料がなく、ゆうちょやコンビニのATMが24時間無料で利用できて、また、他行宛て振込が毎月一定回数無料となっています。

 また、ネットで海外に送金したり、海外のATMを利用したりと、海外での利用を考えている方にはシティバンク銀行が便利ですね。新しいオンライン専用口座である「eセービング口座」の場合、シティバンク銀行のネックであった口座管理手数料が無料となります。

 ちなみに、他行宛て振込無料化の条件はこんな感じですね(給与振込口座に指定すると対象になるイーバンク銀行も加えております)。

■他行あて振込手数料無料化条件(月)

 ・住信SBIネット銀行
   3回 /無条件


 ・新生銀行
   1回 /無条件
   5回 /残高200万円or普通預金100万円or投信・外貨預金30万円
   10回/残高2,000万円or投信・外貨預金300万円or住宅ローン


 ・イーバンク銀行
   3回 /給与振込先に指定

 ・みずほ銀行
   3回 /残高50万円


 ・住友信託銀行
   5回 /残高100万円

 続くところでは、三井住友銀行三菱東京UFJ銀行りそな銀行イーバンク銀行ソニー銀行東京スター銀行がコストパフォーマンス良く★★としています。


 なお、2009年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、住信SBIネット銀行が1位となっています。

 ■口座サービスランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15#2


2.円預金・円定期預金比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=8


 今月の新しいキャンペーンは三井住友銀行の「退職金限定定期預金 特別金利キャンペーン」、りそな銀行の「りそな いい夏つかもう!キャンペーン」と「退職金きちんと運用プラン」、ソニー銀行の「円定期・積み立て定期 特別金利」と「円定期でVAIOなどが当たる」キャンペーン、シティバンク銀行の「夏のボーナス キャッシュプレゼントキャンペーン」、東京スター銀行の「優遇金利定期預金」、住友信託銀行の「夏の定期預金 金利優遇キャンペーン」の8つですね。さすがにボーナスシーズンということもあり、色々出てきました!

 ただ、メガバンクは退職金キャンペーン中心だし、ネット銀行は高金利キャンペーンに距離をおいているようで、実際にオトクだな、と思えるのは新しいキャンペーンの中ではシティバンク銀行東京スター銀行のキャンペーンだけですね。

 シティバンク銀行の「夏のボーナス キャッシュプレゼントキャンペーン」は、5,000円とか25万円というキャッシュ金額にクラっときますが(笑)、冷静に金利におきなおせば、9月1日から11月末まで3ヶ月残高を置いておけば100万円毎に5,000円ということなので、最も上手くやれば3ヶ月で0.5%の金利、ということは年利2.0%。利息なら普通20%の税金が取られますので、「税引き前」換算すれば何と年利2.5%の金利相当、ということになります。これはなかなかいいですね(ただ、もちろんもらえるのは「0.5%分」です)。

 東京スター銀行の「優遇金利定期預金」は新規資金限定ながら、1年で1.1%、5年で1.5%となかなかの高金利ですね。


 さて評価ですが、いつものように新生銀行の「ゴールド会員」の場合の金利を基準にします。新生銀行の顧客別の金利を整理するとこんな感じのようです。たとえば1年ものの場合・・・

 プラチナ会員   1.2%   <条件>残高2,000万円or投信・外貨預金300万円or住宅ローン
 ゴールド会員   1.1%   <条件>残高200万円or普通預金100万円or投信・外貨預金30万円
 新規客      1.1%   <条件>口座開設月を入れて3ヶ月
 それ以外の既顧客 1.1%   夏の円定期預金キャンペーン

となっています。「夏の円定期預金キャンペーン」により、みんな1.1%以上の金利が利用できるようになっていますね。

 ですから基準としては

 ・「1年もの」で1.1%
 ・「5年もの」で1.7%


 と同等か、超えることが評価のポイントとなってきます。その基準から★★★は新生銀行オリックス信託銀行、そして魅力的なキャッシュプレゼントキャンペーンを始めたシティバンク銀行としています。

 続く★★は、新規資金限定ながら1年もので1.1%の金利をつけている東京スター銀行と、退職金限定ながら1年もので1%の金利をつけている住友信託銀行としています。


 市場金利は景気悪化=金利低下の流れを受けて、1.2%割れまでいきましたが、最近は1.5%近くの水準まで戻ってきましたね。先日は1.55%までいったようです。株価も全般的には戻り基調ですし、金利ももしかするとさらに上がってくるかもしれません。

 とはいえ絶対的な水準は引き続き、低金利時代に逆戻り・・・という状況です。長期金利が2%の大台を超えることは永遠にないんですかね!?

 <長期金利(10年国債)チャート>



 なお、2009年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、新生銀行が1位となっています。

 ■円預金ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15#3


3.FX比較
  http://www.ginkou.info/modules/fx/index.php


 FXサービスの手数料比較をまとめてみました。みなさん、ご活用ください。特においしい口座開設キャンペーンだけを利用する、という使い方もアリだと思います。

 今月の新しいキャンペーンはMJオンラインの「始めてみよう!SpotBoardキャンペーン」ですね。通常よりプレゼント金額が増えています。

 さて評価ですが、★★★は引き続きマネーパートナーズのキャンペーンです。口座開設するだけで3,000円獲得できるのがうれしいですね。10万円入金するとさらに2,000円もらえて、合計5,000円もらえることになります。

 続く★★はMJオンラインFXプライムサイバーエージェントFXの各キャンペーンとしています。

 ・・・とは言いつつ、今後もずっとFXサービスを利用しようと思っている方は、手数料と、金利=スワップポイントの方が大切かもしれません。


 FXサービス比較では、★★★は手数料が無料で、スプレッドと呼ばれる為替レートの差(コスト)が特に安いMJオンラインサイバーエージェントFXにしました。特にMJオンラインは豪ドルもコストが一番低いですね!

 続く★★はマネーパートナーズですね。

 こうしてみると、イーバンク銀行ジャパンネット銀行ソニー銀行住信SBIネット銀行のFXサービスの手数料は、FX専業会社と比較すると、かなり高いですね。頻繁に売り買いを検討されている方は要注意です。

 もちろん、仮に外貨預金で100万円の取引をしようとすると、一般的には1万円くらい為替手数料が取られますから、それに比べれば400円そこそこというのは、はるかに良心的ですけれどね。


 なお、2009年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、マネーパートナーズが1位となっています。

 ■FXユーザーランキング
  http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=458


4.住宅ローン比較
  http://www.ginkou.info/modules/hl/


 今月は全般的にほんの少し金利が下がっていますね。

 評価ですが、筆者の長年の勘から(?)以下3つとしたいと思います。

 1.「変動金利もの」で、1.1%程度か。
 2.「10年もの」で、2.0%程度か。
 3.「30年もの」で、2.6%程度か。


 上記の基準の「いずれか」を満たすものを★★★としました。★★★は三菱東京UFJ銀行ソニー銀行住友信託銀行、そして住信SBIネット銀行の4行です。ただ保証料や事務手数料があるのとないのとでは、実質負担にかなり差が出てきますので、そこは実際に試算してもらって、比較してみてください。


 なお、2009年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、住信SBIネット銀行が1位となっています。

 ■住宅ローンランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15#6


残る、外貨預金・投資信託・セキュリティの各一覧は順次更新予定です。






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