このコラムは
筆者の実際の資産運用の推移です。2006年4月から始めた想定ですので、6年2ヶ月目となります。実際はもっと前からやっていますが、この時期に運用を始めた資金があるのでその推移をご案内しています。筆者の失敗や成功から、何か運用のヒントを感じてもらえれば幸いです。
なお、前号をご覧になっている方は間を飛ばして
<4.運用実績>からご覧ください。また、
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■前号:http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=617
<1.運用方針>
1.
毎日、資産運用するヒマはないし、かけた時間だけの「あがり」は期待できないので、見直しは月1回のみとします。
2.投資対象は分散したいので、投資信託を中心とします。
3.
目標利回りは年5%。割合、低めです(笑)。リスクは積極的に取りますが、安全性も重視します。
4.投資方針としては、
「逆張り=下がったら買い」を目指していましたが、今や全額投資状態になっていますのでポートフォリオ重視になりました。どちらかというと「上がったら売り」ですかね。
5.投資比率は、リスクが低めの債券を少なくとも1/3くらいは維持しようと思います。
<2.計算方法>
1.筆者の実際の運用結果に基づき利回りを算出しますが、あまり元本が少ないのも迫力がありませんし、あまり元本が多いのも真実味がない、ということで
元本を大体500万円くらいに換算して計算します。したがって目標利回り年5%ですから年間25万円くらいの利益を目指すことになります。
2.
2006年4月からスタートしたことにします。
3.手数料なども加味します。したがって、運用開始時はいきなりマイナス3%など、手数料分だけマイナスから始まります。
4.計算が面倒なので、お給料などの追加資金は含めません。
<3.現在の運用割合>
普通預金もわずかとなり、全額投資=フルインベストメントに到達しています。今後は必要があればリバランスを中心に資産を組み替えていこうと思います。ただ、全体のバランスとしてはほぼ申し分ないかなぁと思いますので、今のところ積極的に何かを変更する気はありません。
商品別の投資方針ですが、ある程度の安全性を確保する観点から上記の通り
債券ものは一定の割合を維持しようと考えています。
株ものについては、日本株は高配当株と新興市場株に投資しています。
日本株についてはそれほど強気ではないものの、長期的には日本債券よりはましなパフォーマンスを期待できることから、現状2割くらいのシェアで保有しています。今のところ、その期待は裏切られていますが・・・。
海外株は中国(香港)、アジア、ロシア・東欧などの
新興国を中心に投資してきたことに加え、投資の機会を逸してきたインドとブラジルも追加してみました。金額はわずかですけれど。現状、新興国は約1/4くらいです。
また海外株の方でも
高配当株に投資しています。新興国に偏っているポートフォリオを調整するのが狙いです。
それ以外には、
REIT(不動産投信)にも1割投資しています。インフレに強い資産のはず、です。今のところガタガタですが・・・インフレなんて先進国には永遠に来ないんですかね?
<4.運用実績>
まずは運用実績の前月との比較です。今月は見事に
大幅下落となっていますね・・・。
33万円の減少となってしまいました。なかなか手厳しいものです・・・。
個別の資産を見ても軒並み下がっておりまして、どれが原因ということもないですね。株から債券から全ての投資資産で
リスクマネーの巻き戻しが起こり、ついでに円への逃避が起こったのか
円高も発生しと
ダブルパンチの状況です。イテテテ・・・。
ざっと主要な指数をチェックするとこうなっています。
■アメリカ株式指数(S&P500/期間1年)
■日経平均(期間1年)
■米ドル/円(期間1年)
なかなか見事な下落っぷりであります。特に我が
日経平均については完全に
昨年秋の水準まで戻ってしまいましたね。居心地のいい(?)8,000円台です。
一方、アメリカの株価がそこまで大きく下落してないところを見ると、日経平均は
円高による悪影響も織り込まれているということなのでしょうね。いやはや。
しかし素朴な疑問としてなぜ株式市場がここまで下がったのか、と思うのですが、正直、ピンと来る理由は
全く思いつきません。
ギリシャ問題が確かに再燃していますが、それだけの理由でここまで下落するでしょうか?
ここ最近、
5月から夏にかけて大きく下落することが多いですが、いずれも明確なキッカケがあるというよりは、むしろ「
季節性」に近いもののような気すらしてきます。つまりこの時期は「
特に理由はないが下落する」ということではないか、というです。
だとすれば大した理由もなく大きく下落した今は
絶好の買いのタイミングということになりますが、どうなのでしょうね?
例えば我が日経平均で考えた場合、株価が低迷して昨夏は、東日本大震災の直接的な被害に加え、電力不足、原発問題、タイの洪水など、数え上げれば切りがないほどの
逆風が吹いていました。
一方、今年はそれらの問題が概ね一掃され、上場企業は
大幅な増益を見込んでいますね。経営環境が昨年と全く異なるのに株価水準が同じレベルと言うのはやはり・・・
違和感があります。
やはり今回の下落は「
たまたま」であって、
過度に悲観する必要はないと思いますが、皆さんはいかがでしょうか?
ちなみにバブルが崩壊すると、まず金融危機が起こり、その次に財政危機が起こるのが慣わしでありますが、今まさに財政危機の段階です。2008年のリーマンショックから既に3年以上経過し、
丸4年となりつつあるのですが、今回は回復ペースが遅いですねぇ。
回復ペースが遅い分、
息の長い景気回復につながっていってくれればいいのですが、どうなのでしょうね?予断を持たず注視していきたいと思います。
通算成績としては、
中国株のみが黒字を維持している状態ですね。
先月まで黒字を維持していた
海外債券/新興国も赤字に転落してしまいました・・・残念です。
今月の大幅赤字により、通算成績は昨秋のレベルまで逆戻りですね。なかなか素直に上昇してくれないものです。
目標としては毎年25万円の利益ということなので、8年目となる
来年の4月には、今までのツケを返済し
175万円の黒字を達成したいものですが・・・まずは黒字化ですね。まだまだ道のりは長いです。
<5.今月の追加投資/売却>
今のところ追加の投資や売却は考えていません。
<6.他ファンドとの比較>
筆者の運用スタイルはハイリスク・ハイリターンというよりはミドルリスク・ミドルリターンですので、以下2つのファンドと比較しています。
・3分法ファンド(内外の株式・不動産・債券に分散して投資)
・グローバル・ソブリン・オープン(先進国の債券に投資)
そうするとこんな感じですね。3分法ファンドが緑、グロソブがピンクです。
今月はいつものように
最下位です。2位の3分法ファンドとの差も約
40万円近くにまで拡大してしまいました。追いつけそうで追いつけない切なさがありますが、来月こそは差が縮まってほしいものです・・・。
安全資産の代表格であるはずの
グロソブの成績も引き続き低迷していますね。なかなか厳しい戦いになっています。
では次回も来月のこの頃に更新予定です。黒字復活にご期待ください・・・いつのことやら・・・。
※
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