ソニー銀行：新ファンド手数料半額

前回の「キャンペーンを斬る」では、イーバンク銀行のはじめての取扱投信「イーバンク・ヘッジファンドｅ501」を取り上げました。その結果は・・・

　１位：魅力的　３８％
　２位：良く分からない　２９％
　３位：魅力的ではない　１７％
　４位：インド・中国などのBRICS株ファンドの方が魅力的　８％
　５位：高配当日本株ファンドの方が魅力的　２％
　　〃：資産分割ファンドの方が魅力的　２％

となりました。意外にも「魅力的」と答えた人が３８％もいますね。ただ一方で「良く分からない」と答えた人も２９％と異例の高さ。これは正直なご意見だと思います。やはり難しいですよねぇ、いきなりヘッジファンドと言われても・・・。果たして売れるでしょうか。まだの方は投票をお願いします。12月23日まで。
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=115

　さて今回は、ソニー銀行の「新ファンド手数料半額キャンペーン」を取り上げたいと思います。



　外貨での独走が目立つソニー銀行ですが、投資信託にも力を入れ始めたようで、新ファンドに関わる新たなキャンペーンを始めました。投信に関しては初めてくらいのキャンペーンですかね？まぁ、確かにこれだけ円安街道まっしぐらだと、ちょっと今のトレンドで外貨を買おうというツワモノは少ないですよね、多分。そうすると、外貨が円に戻されてばかりで外貨預金が減る一方・・・かどうか分かりませんが、世界中の株式相場が活況な上に、郵便局での販売開始で注目を集め始めている投資信託に注力するのは、当然と言えば当然かもしれません。

　さてキャンペーン自体は極めてシンプルですね。１１月から販売を開始した３ファンドの購入時の手数料を半額にするもの。単純に半額ではなく、あとから半額をキャッシュバックすることで「半額相当」にする仕組みです。ほとんどの投資信託は購入時に手数料を取られますから、それが半額になるのはとてもお得ですね。

　キャンペーンがいいとすれば対象となるファンドが魅力的かどうかですね。新しい３ファンドは以下のとおり。

・世界の物価連動国債を主要投資対象とする「世界物価連動国債ファンド（愛称：物価の優等生）」
　http://www.funds-sp.jp/sonybank/sr_detail_01.asp?fnc=10311052&title=2

・日本の好配当株式を主要投資対象とする「三井住友・フォーカス・ジャパン・オープン」
　http://www.funds-sp.jp/sonybank/sr_detail_01.asp?fnc=7931105A&title=1

・BRICsの一角として注目される東欧・ロシア地域の株式に投資する「インベスコ欧州東方拡大株式ファンド」
　http://www.funds-sp.jp/sonybank/sr_detail_01.asp?fnc=18311056&title=3

　これだけじゃ、よく分かりませんよね。実績を見てみると、

・「世界物価連動国債ファンド（愛称：物価の優等生）」

　騰落率　1ヶ月 1.18%
　　　　　3ヶ月 3.72%
　　　　　6ヶ月 6.01%

・「三井住友・フォーカス・ジャパン・オープン」

　騰落率　10月に新規設定。実績なし。

・「インベスコ欧州東方拡大株式ファンド」

　騰落率　1ヶ月 -8.46%
　　　　　3ヶ月 8.57%

　うーん、設定期間が短くてよく分からないですね。ただ世界的に資源インフレが続いていますので物価連動ファンドも面白そうですし、ロシアの爆発的な株価の伸長を考えると、東欧ファンドも面白そうですね。一方で日本の高配当株ファンドは、ちょっと？です。この株高水準で「配当」などを期待した「長期保有」目的で日本株に参戦するのは、あまりいい戦略とは言えません・・・。

　筆者が買うとすれば・・・やはり東欧ですかね。折りしもＢＲＩＣＳブームがありますし、この数ヶ月の間でまだまだ上がるのではないかと思います。

　というわけで皆さんのご意見も聞いてみましょう。ソニー銀行の新しい投資信託手数料半額キャンペーン、どのファンドが魅力的？1月27日まで。いっそのこと全ファンド半額にしてもらえるとウレシイのですが・・・。

＞＞＞ソニー銀行「新ファンド手数料半額キャンペーン」

　

ソニー銀行「新ファンド手数料半額キャンペーン」で、どのファンドが魅力的？（1月27日まで）
　　　＞＞＞投票はこちら

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メルマガ「間違いだらけの銀行選び」１１月号配信。

　メルマガ１１月号配信しました。今回の内容はこのようなものです。

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□　２００５年１１月号のコンテンツ　□

　１．この１ヶ月で取り上げたキャンペーン
　　　（イー・トレード、マネックス、イーバンク他）

　２．最新ランキング

　３．読者アンケート結果

　４．１０ヶ月目のひとりごと：「熱気はどこへやら」

　５．お問い合わせ

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耐震強度偽造問題！悪いのは誰？

前回の読者アンケート「日経平均株価はいつピークを迎えると思う？」では・・・

　・２００５年１１月　　０％
　・２００５年１２月　３７％
　・２００６年　１月　　０％
　・２００６年　２月　１２％
　・２００６年　３月 ２５％
　・２００６年４月～９月　０％
　・２００６年１０月～２００７年３月　１２％
　・２００７年４月以降　１２％

となりました。案外「１２月」と冷静に読んでいる方が一番多いですね。筆者も・・・そう思います。あとは原油相場が上がって、１～２月にこぶが来るかどうかですね。片足を出しながら、日本株投資を続ける日々が続きますねぇ。まぁ、利益が出ていますのでいいんですが。まだの方は投票をお願いします。12月20日まで。
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=114


　さて今回は、「耐震強度偽造問題」について。

　　　　　　　　　　　　－－－　Ｇｉｎｋｏｕ　－－－

各地でマンション住民説明会、不満が噴出・耐震強度偽造問題
http://www.nikkei.co.jp/sp2/nt84/20051123STXKD025723112005.html

　耐震強度偽造問題で、震度５強で倒壊の恐れがあるマンション住民への説明会が23日、各地で開かれ「早く引っ越したい」「生命と財産を守って」と苦情や要望の声が相次いだ。

　東京西部に位置するグランドステージ稲城（稲城市）の説明会は都が主催し、全24世帯が出席した。販売したヒューザーの小嶋進社長が「建て替えが必要かどうか、結論はまだ出ていない」と説明した。

　マンション管理組合の理事長（38）は会議後、「なぜ建て替えないのか理解できない。納得いく回答が得られなかった」と憤慨した。

　千葉県船橋市の賃貸マンション住民への説明会では、建築主のサン中央ホーム（同市）の専務が解体の決定を伝え、「日々の対応に追われて説明が遅れおわびしたい」と述べた。住民からは「眠れない夜を過ごしている」「地震がきたらどうする」と怒りの声が上がった。〔共同〕

〔　出典：日経ネット　〕

　　　　　　　　　　　　－－－　Ｇｉｎｋｏｕ　－－－

　何ともたまらない事件がおきてしまいました。マンション・ホテルの耐震強度が偽造され、震度５の地震で倒壊する可能性がある、ということです。震度５の地震ってたまにありますよね？何とも怖い話です。住民の方が一刻も早くマンションから退避されることを願います。

　超低金利時代の終焉も徐々に見えてきて、かつ「脱デフレ」で地価が上がる可能性も出てきた。当サイトのユーザーの中でも、住宅購入を検討されている方も多いと思いますが、まさに冷や水をかけられた感じですよね。仮に購入するとしても大手が施工のものしか、ちょっと買う気がしないですね。最低限、問題があった場合に建て替えてくれる体力がある企業じゃないと安心できません。いやぁ、リスクってどこにあるか分からないものですね。地震や洪水のリスクは記憶に新しいですが、今度は偽造とは・・・。このようなことが続くのであれば、賃貸で住まう方がよっぽどマシだと思う方が増えるでしょう。

　しかも住宅購入は一生ものですからね。気に入らないから新しいものを買う、というわけにはいきません。ローンもたっぷり残っているでしょうし、そこが余計、腹立たしいですね。個人顧客の人生を軽んじているとしか言いようがありません。当事者でなくても、怒りを禁じえませんね。

　また、大多数の真面目なマンションデベロッパーには、本当にいい迷惑ですね。早速、株価にも影響が出ているようですし、中小のデベロッパーには、追い風から一気に向かい風です。姉歯事務所を筆頭に関係者への怒りは当分収まらないことでしょう。

　しかし、これだけ社会的な影響の大きい事件にも関わらず、当事者たちは責任の擦り付け合いをしているように見えますね。販売会社の１社であるフューザーは「検査機関が悪い」と言い、検査機関であるイーホームズは、「見抜くのは難しい」とある意味、設計事務所に責任転嫁を行い、姉歯設計事務所は「圧力があった」「指示があった」と販売会社や施工業者のせいにするという始末。まぁ、設計事務所が一番悪いことは間違いないんですが、とは言え関係者のあまりの責任感の無さは、憤りを通り越して呆れてしまいます。

　今後、どういう経緯になるのか分かりませんが、しばらくマンション購入が低迷するのは間違いなさそうです。

　さて、今回の読者アンケートは「今回の耐震強度偽造問題で、あなたが責任があると思うのは誰？」。12月24日まで。　　


■今回の耐震強度偽造問題で、あなたが責任があると思うのは誰？（複数選択可：12月24日まで）■
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=116


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イーバンク銀行：初の投信販売

前回の「キャンペーンを斬る」では、ソニー銀行の「外貨キャンペーン」を取り上げました。それに関連して「今、買いたい・売りたい外貨」を聞いたところ・・・

　１位：今、米ドルを売りたい　４７％
　２位：今、米ドルを買いたい　４３％
　３位：今、ユーロを買いたい　　４％
　４位：今、豪ドルを買いたい　　４％

となりました。何と９０％の人の関心が「米ドル」に集中しています。そして売りたい・買いたいがほぼ拮抗しているこの矛盾！面白いですねー。確かにチャートを見ると上がりっぱなし。どこまでも上がっていきそうですが、しかし１１０円台に慣れた我々からすると１２０円台に届きそうなこの円安は、明らかに行き過ぎに見える。果たしてどうなることやら。アナリストの意見では概ね、年が変わると円高に反転するというものですが・・・。まだの方は投票をお願いします。1月28日まで。
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=113

　さて今回は、イーバンク銀行のはじめての「投資信託」を取り上げたいと思います。



　ついにイーバンクが円定期以外の資産運用サービスに乗り出しました。すばらしいですね。決済サービスだけだと、ユーザーから見ても銀行から見ても、やはり「頭打ち感」がありますし、さらにYahooやら楽天やらが銀行経営に乗り出してくると、イーバンクの存在意義すら問われかねない状況となりますから、そういう意味でもサービスを拡充するのはいいことだと思います。

　さらにイーバンクのメインユーザーであろう３０歳～３５歳前後と言うと、住宅ローンなどの「ローンニーズ」がある一方で、小金がたまり「はじめての資産運用ニーズ」も出てくるころ。ニーズはあるわけですから、フィットする商品さえ用意すれば、それなりにビジネスになりそうです。

　・・・が。・・・ですが。ファンドが「イーバンク・ヘッジファンドｅ501」という、正直、すぐに分からないファンドなんですよねー。まぁ、実績を見ると９５年から０５年の１０年で４００％以上の利回りを確保した、つまり５倍になったということなのでスゴイですね。あの時１００万円やっておけば、今や５００万円ですよ（笑）。



　ただまぁ「１０年」で見てしまうと、この時期は同時テロがあったりして、株価全体が下がっていましたので単純に比較するのはあまりよくないかもしれません。事実、「３年間」で見ると日経平均に連動するインデックス投信も普通に６０％増えていますし、インベスコの「店頭株」ファンドは３００％となっています。つまり４倍になったということですね。

　世の中に「必ず儲かる」ということが無いように、このファンドも「必ず儲かる」ということはないでしょう。メリットとしては「儲け」よりもむしろ、もし何かテロや戦争等の「不測の事態」があっても、大きく下げない、むしろ儲かるかもしれないと期待できる点、ということでしょうか。つまり「安心して預けっぱなし」にできるという点ですかね。

　逆に、それなりに相場をチェック（１日１回とか）できる人には、あんまり凝らずに普通にインデックスの投信を買った方が分かりやすいくていいような気もします。おそらくシンプルにやっている分、値上がりメリットは大きいでしょう。

　付け加えると、「１０万円から」という点と、最初のうちは「４％」とられる解約手数料もネックの一つですね。

　ということで、今回はこのイーバンクの特色あるファンド「イーバンク・ヘッジファンドｅ501」が魅力的かどうかでいきましょう。12月22日まで。筆者なら・・・１０万円くらいなら買ってもいいような気はしますが。

　とは言え、イーバンクのビジネス的には普通の投信を売った方がいいんでしょうけどねぇ。

＞＞＞イーバンク銀行「イーバンク・ヘッジファンドｅ501」ページはこちら

　

イーバンク銀行のはじめての取扱投信「イーバンク・ヘッジファンドｅ501」は魅力的？（12月22日まで）　＞＞＞投票はこちら

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株価は５年ぶり高値！で、ピークはいつ頃？

　前回の読者アンケート「人気のグローバル・ソブリン・オープンは魅力的？ 」では・・・

　１位：グローバル・ソブリン・オープンはあまり魅力的ではない　３１％
　２位：グローバル・ソブリン・オープンは全く魅力的ではない　２８％
　３位：グローバル・ソブリン・オープンは魅力的　１５％
　４位：グローバル・ソブリン・オープンはとても魅力的　１２％
　５位：どちらとも言えない　１２％


となりました。「魅力的でない」と思う方が６割ですね！これだけ円安が進んだので、今から投資するのは得ではないと思っている方が多いのか、あるいは世界の低金利時代もそろそろお終いと思っている方が多いのか・・・いずれにせよ、購入を検討されている方は少し慎重にした方がいいかもしれません。

今朝の日経新聞にも、今までの「デフレ時代」は債券などが有利だったが、世界が「インフレ時代」になってくると、株や土地などの実体的な資産を保有した方が有利、というような主旨のことが書いてありました。本当にインフレ時代が来るかはわかりませんが、頭の片隅に置いておいた方が良さそうです。まだの方は投票をお願いします。12月15日まで。
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=112


　さて今回は、「日本株」について。

　　　　　　　　　　　　－－－　Ｇｉｎｋｏｕ　－－－

東証大引け・大幅高で５年ぶり高値
http://www.nikkei.co.jp/news/market/20051118m1ds0iss1618.html

　18日の東京株式市場で、日経平均株価は大幅高で３日続伸。終値は前日比211円33銭（1.47％）高の１万4623円12銭と、３営業日連続で年初来高値を更新。2001年５月７日に付けた１万4529円41銭を上回って、小泉純一郎首相が2001年４月26日に就任して以来の最高値も更新し、2000年12月14日以来ほぼ５年ぶりの高値水準を付けた。後場は大手銀行株や大手鉄鋼株などが利益確定売りに押され、１万4600円を下回る場面もあったが、中ごろから主力ハイテク株の主導で再び上げ基調を強めた。東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）も３日続伸し、連日で年初来高値を更新。2000年８月29日以来の高値水準を付けた。

　国内景気の本格回復期待が強いうえ、前日の米株式相場が原油安や米長期金利低下を手掛かりに上げたことを好感し、朝方は内需関連から輸出関連まで幅広い銘柄に買いが先行した。寄り付き前の外国証券経由の売買注文（市場推定、株数ベース）が大幅な買い越しに転じたことも買い安心感につながった。大手銀行株や大手鉄鋼株は朝高後に伸び悩んだが、ハイテクや自動車など輸出関連株には買いが継続した。

　東証１部の売買代金は概算で２兆9379億円、売買高は24億631万株。東証１部の値上がり銘柄数は1084、値下がりは469、変わらずは109だった。〔ＮＱＮ〕 (16:11)

〔　出典：日経ネット　〕

　　　　　　　　　　　　－－－　Ｇｉｎｋｏｕ　－－－

　性懲りも無く（？）「日本株」を取り上げたいと思います。いよいよ１万４６００円まで来ましたね、日経平均株価。しかし上がり始めると本当に早いですね。まぁ、分かる気はします。上がるとみんな焦って買うので余計に上がる。一方、下がり始めたら、みんな「まだまだ」と頑張るので、ゆっくり下がる。一番、悪いパターンが焦って高値で買って、含み損が出ても塩漬けしてしまうことですかね？筆者もよくやりますが（笑）。

　さて、今週の日経平均株価はどうなるでしょうか。市場関係者からは「高値警戒感」が出てますね。まぁ、確かにそうでしょう。８月までは日経平均株価は１万１０００円台だった。それが今や１万４６００円。ほぼ３割近く上がっているわけです。その間、日本の利益率が３０％増えたかというとそんなことはない。１割も増えていないでしょう。そうするとやはり、今の高値は「日本復活への期待」が相当、入っているわけです。

　で、日本が本当に復活するかというと・・・正直、あまりイメージは湧きませんね。人口も増えているわけではありませんし、みんな豊かですから、必要以上に消費はしない。内需が増えるイメージが湧かないんですよね。じゃぁ、外需が増えるかというと、ハイテクなどの日本が独占していた分野も競争が激しい。やはりもっともっと日本全体で再編を進めて、それこそどこの業種もベスト５くらいにまとめていけば競争力が復活するかもしれませんが、まだまだ道半ば、という感じです。そういう意味では、パイオニアや三洋など下位メーカーの整理が始まった、まさにそのハイテクは今後、期待がもてるかもしれませんが。

　しかし短期的には株価は上がるでしょう。先週のＮＹもいい具合に高値で終わりましたし、当面、円安は進みそうですから、企業収益の拡大も期待できる。またボーナスシーズンが近いのも好材料ですね。アナリストのコメントを見ていても、大体「今年の年末か、来年の１～３月までの間に１万５０００円に到達する」という感じです。まだしばらくは、株価を見て楽しくなる日々が続きそうです。

　というわけで筆者は「年末」もしくは「来年３月」までの「短期」で、日本株投資を考えているわけですが、みなさんはどうでしょうか？今回の読者アンケートは、ズバリ「今回の上げ相場の中で日経平均株価はいつピークを迎えるか。」12月20日まで。　　



■今回の上げ相場の中で、日経平均株価はいつピークを迎えると思う？（12月20日まで）■
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=114


ところでマーケット情報ページを新設しました。株価ページは日米だけでなく、中国・インド・ブラジルも加えています。ご活用ください。
http://www.ginkou.info/modules/chart/



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ソニー銀行：最強の外貨キャンペーン

前回の「キャンペーンを斬る」では、マネックス証券の「マネックスナイター」を取り上げました。その評価は・・・

　・使ったことがあり、魅力を感じる　４５％
　・使ったことはないが、魅力を感じる　３９％
　・使ったことはないが、どちらとも言えない　９％
　・使ったことはないが、魅力を感じない　３％
　・使ったことがあり、どちらとも言えない　３％

となりました。何と「魅力を感じる」という方が８４％もいますね！今日も日経平均が大幅に上昇しましたし、「株式投資」を検討している方も多いはず。マネックス証券で、株をはじめてみるのもいいかもしれませんね。まだの方は投票をお願いします。12月11日まで。
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=111

　さて今回は、久しぶりに「株式」を離れて（笑）、ソニー銀行の「最強の外貨キャンペーン」を取り上げたいと思います。



　またまたソニーの外貨キャンペーンが始まりました。最近はソニーが外貨キャンペーンを実施するたびに円安が進みましたので、今一、外貨をはじめようという機運が生まれませんでしたが、今回も同様に、というよりは「激しく」円安です。この迷信も段々、箔がついてきましたね（笑）。今回は久しぶりに３ヶ月近いキャンペーン。ということはキャンペーン終了時の１月末までは順調に円安が進むかもしれません。

　さて、キャンペーンの概要ですがいつものように、ただでさえ安い為替レートが大幅に安くなります。

　・米ドル　１米ドルあたり１０銭（通常時 25銭）
　・ユーロ　１ユーロあたり１０銭（通常時 25銭）
　・英ポンド　１英ポンドあたり３０銭（通常時 50銭）
　・豪ドル　１豪ドルあたり３０銭（通常時 50銭）
　・NZドル　１NZドルあたり３０銭（通常時 50銭）
　・カナダドル　１カナダドルあたり３０銭（通常時 50銭）
　・スイスフラン　１スイスフランあたり３０銭（通常時 50銭）
　・香港ドル　１香港ドルあたり６銭（通常時 10銭）

米ドルであれば往復２０銭ですから、もうほとんど為替コストについて考えなくていいですね。後は相場が上がるか下がるか読むだけ。チャートを見ると、もう本当に右上がりです。となると安心して米ドルを買ってよさそうですが・・・しかし、アメリカの景気の曲がり角も近づいてきていますし、日本の景気回復も確かそう。そうすると、一方的に円安に振れることも無さそうな・・・などと考え始めると、なかなか踏み切れません。まぁ、そんなこと言っているうちに１０円近く円安が進んだわけですけど（笑）。惜しいことをしました。

　普通に考えればアメリカの成長は日本を常に上回っており、そうすると景気過熱→利上げとなり、金利差はますます拡大するわけですから、もっと円安に進んでもよさそうですが、為替は簡単に振れますからねー。二国間（場合によっては多国間）の相対的な関係で決まるだけに、なかなか難しいですね。ある意味、絶対的なファンダメンタルズで決まってくる株式の方がトレンドを予想するのは簡単かもしれません。

　さてさて、どうしたものか、悩みどころです。というわけで今回のアンケートでは、今、外貨を買いたいか・売りたいか、米ドル・ユーロ・豪ドルの主要３通貨の中から選んでみてください。１月２８日まで。チャートを見ながら考えてみてください。

●米ドル相場（１年）



●ユーロ相場（１年）



●豪ドル相場（１年）

＞＞＞ソニー銀行「外貨キャンペーン」はこちら

　

今、外貨を買いたい？売りたい？米ドル・ユーロ・豪ドルの主要３通貨の中から選んでください。（1月28日まで）
　＞＞＞投票はこちら

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毎月分配型投信の雄、グロ・ソブは魅力的？

　前回の読者アンケート「長期金利が１．６３％と今年最高を更新しましたが、金利上昇を歓迎する？歓迎しない？ 」では・・・

　・金利上昇を歓迎する　３３％
　・金利上昇を歓迎しない　４０％
　・どちらとも言えない　２６％

となりました。悩ましい問題だけに意見が真っ二つに分かれましたが、やや「歓迎しない」というのが多いのが「らしい」ですね（笑）。やはり住宅ローンなど、どちらかと言うと「お金を借りたい」という意識の方が、当サイトのユーザーには多いということなのでしょう。まさに３０代～４０代のサラリーマンという感じですかね。長期金利も少し落ち着いてきました。長期金利が上がっては困るという方には朗報ですね。まだの方は投票をお願いします。12月7日まで。
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=110


　さて今回は、「毎月分配型投信」について。

　　　　　　　　　　　　－－－　Ｇｉｎｋｏｕ　－－－

毎月分配型投信、16兆円弱に・10月末純資産残高
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20051115AT2Y1400814112005.html

　一定の分配金が毎月手元に返ってくる毎月分配型の投資信託の純資産残高が増えている。投資信託協会が14日発表した10月末の残高は、15兆9157億円と3月末に比べて45％増えた。分配金利回りを預金金利と似たような感覚でとらえる個人投資家の資金が流れ込んでいる。

　毎月分配型投信は外国債券で運用されているものが多い。債券利息を原資として1万口（当初1万円で基準価格に合わせて変動）に対して数十円の分配金を投資家に毎月還元している。毎月分配型投信のうち、外債を含む複数資産で運用する「バランス型」の10月末残高は11兆5003億円を占める。 (07:01)

〔　出典：日経ネット　〕

　　　　　　　　　　　　－－－　Ｇｉｎｋｏｕ　－－－

　いよいよボーナスシーズンが近づいてきましたね。最近は年棒制でボーナスがない人も増えてきましたし、そもそもリストラでボーナスが出ないという方には申し訳ありませんが、とは言え、大半のサラリーマンにとっては１年に２回、最もうれしい瞬間が近づいているわけですから、ワクワクしますよね。

　まぁ、ボーナスの大半の使い道は、旅行だの、車だの、パソコンだのと決まっていると思いますが、全額使い切る人はさすがにいないでしょうし、今、「全額使い切ろう」と思っている方も、ここで少し気持ちを落ち着かせて、ボーナスの一部で資産運用を始めてはどうでしょうか。

　とは言っても円定期にしても、これだけ低金利では「お金を使わないでおく」以上の意味にはなりませんので、ここで、少しリスクを取って、「投資信託」や「株式」「外貨預金」をオススメします。ただ、「外貨預金」はこれだけ円安が進んでしまうと、正直、買い時の外貨がない状態ですね。米ドルなんてまだ低い方で、豪ドルやＮＺドルなど高金利で有名な通貨は大幅高です。ちょっと手が出にくいですね。となると「投資信託」か「株」かということになります。

　で、このニュース。「毎月分配型投信」が何と半年で４５％も増えているというニュースです。残高が今や約１６兆円ですからすごいですね。そして、その中でも人気のある投資信託は・・・そう、国際投信の「グローバル・ソブリン・オープン」、通称「グロ・ソブ」です。残高はほぼ５兆円ですから、人気のある「毎月分配型投信」の約１／３を占めます。まぁ、日本一のファンドですから、デカイわけではありますが。



　で、初心者で資産運用を始めてみようという方で、何を買っていいか分からないという方は、とりあえずこの日本で最大のファンドを買ってみるというのは手ですね。このファンドは色々な金融機関で購入できますので、手軽ということもあります。もちろん、人気がある商品が「初心者向き」かどうかは分かりませんが（野村の「日本戦略株ファンド」のように１兆円を集めて大コケしたファンドもありましたが・・・）、「人気のない商品」を初心者が勘で買うよりはリスクが低いでしょう。

　とは言え、「グロ・ソブ」も外債で運用するので今の円安の影響は受けます。また世界全体の金利が引き上げられようとする中では、値段が下がってしまう可能性もあります。ということで諸手を上げてオススメすることはできませんが、しかし投資先が先進国の外債なので元本がかえってこないということは、まずないでしょう。また今のところ、たとえば３年のリターン率を見ると約１９％なので、３年後にあと２割くらい円高になっても、円ベースで元本割れしないことになります。であればトライしてみる価値はあるのではないでしょうか？

■グローバル・ソブリン・オープンの成績（りそな銀行）

http://web.resona-gr.co.jp/resonabank/money/bank/red/fund/f_fichiran.html
　
　というわけで今回のアンケートは、人気のグローバル・ソブリン・オープンは魅力的かどうか。12月15日まで。
　　
　
■人気のグローバル・ソブリン・オープンは魅力的？（12月15日まで）
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１１月の金利比較、更新しました（その２）。

先週に引き続き、各金利・サービス一覧を更新しました。


４．投資信託比較
　　http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=17

　　今月から、新生銀行の「投信キャッシュバックキャンペーン」が始まってい
　　ます。が、店頭限定なのが惜しいですね。

　　手数料が最大半額キャッシュバックされる「新生銀行」のキャンペーンが終わり、
　　残念ながら★★★は無くなりました。★★は先月に引き続き、東京三菱銀行と
　　ＵＦＪ銀行、住友信託銀行としています。


５．住宅ローン比較
　　http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=12


　　今月始まったキャンペーンは、東京三菱銀行の「超長期固定金利住宅ローン」と
　　新生銀行の「10年間特約つき変動金利タイプ」の２つ。東京三菱銀行の
　　「超長期」はフラット３５に対抗する戦略商品ですね。儲かるのでしょうか。
　　新生銀行の「変動金利」は１％の低金利かつ10年間は有利な条件でいつでも
　　固定化できるというもの。相変わらず一捻りしている商品ですが、ちょっと
　　難しいかも。

　　さて評価ですが、どこも金利キャンペーンを実施していますが、「１０年もの」
　　を重視。先月に引き続き「１０年もの」で２．１％の「東京三菱銀行」と
　　「みずほ銀行」、「住友信託銀行」、そして２．２％の「ＵＦＪ銀行」を
　　★★★。そして「ＳＢＩモーゲージ（旧グッド住宅ローン）」の
　　スーパー「フラット３５」も★★★。３５年で何と２．５５％です。


６．セキュリティ比較
　　http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=18

　　銀行でセキュリティ対策が順調に進んでいます。「東京三菱銀行」
　　「りそな銀行」では出金停止サービスが始まりました。また「みずほ銀行」
　　「りそな銀行」で偽造カードの全額補償が始まりました。すばらしいことです。
　　そして「三井住友銀行」では口座からの出金のメール通知が始まりました。

　　「★★★」は先月に引き続き「東京三菱銀行」と「イーバンク銀行」
　　としました。評価のポイントは、上記項目の中でも特に、「生体認証」、
　　「ＩＣカード」、「乱数表」、「出金メール通知」、「不正利用保険」の
　　５つを重視しています。

　　まだ全てが○の銀行はありませんね。「東京三菱」と「イーバンク」に続く
　　「★★」は「三井住友銀行」「ジャパンネット銀行」と「ソニー銀行」と
　　　しました。


各銀行のサービスを調べたら、ぜひユーザー投票にもご参加ください。

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マネックス証券：マネックスナイター

前回の「キャンペーンを斬る」では、「イー・トレード証券の株式売買手数料」について聞いてみました。その結果は３つ★満点で・・・平均２．２の高得点となりました！すばらしいですね。近い将来、証券会社のリアル店舗は駆逐されてしまうかもしれませんね。安いのはいいことです。まだの方は投票をお願いします。12月29日まで。
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=109

　さて今回も銀行ではありませんが、マネックス証券の独自サービス「マネックスナイター」を取り上げたいと思います。



　突然ですが、株やってます？・・・と、唐突に聞いてもおかしくないくらい株式投資がはやっていますね。筆者の周りでも何人も、最近株を始めたという人がいます。それもいかにも株をやりそうなオジサマではなく、普通のＯＬだったりするので「株式ブームが来た」と実感しますね。

　確かに株式投資は面白い。やったことがない人は「株って難しそう」とか「怖そう」と警戒感をもっていますが、そんなに難しい訳ではなく、要はヤフー・オークションなどと一緒なわけです。ヤフー・オークションも自分の得意分野だったり、興味がある商品だったりすると、それこそ３０分もチェックすれば大体いくらぐらいが相場で、適正水準がどのあたりか分かりますよね。あとはいかに安く買うかorいかに高く売るか、焦らずじっくりやれば、思った以上の利益が出ることが結構あります。

　株もそれと一緒で、まず興味のある会社を調べてみる。で、長期間のチャートを眺め、同業者の株価を調べてみると、段々「これくらいが適正かなぁ」と分かってくる。あとはじっくり待つだけですね。株は必ず上がったり下がったりしますから、それなりに下がったと思ったら勇気を出して買う。ネット証券ならそれこそクリックするだけで購入できますから、ヤフー・オークションよりよっぽど簡単です（笑）。

　・・・とは言え、全体の相場が下がっている中で勝つのはやはり相当難しいですね。逆に、全体の相場が上がっている中であれば、平均以下の運用成績でもプラスになる可能性が高い。というわけで、一番大切なのは「今が上げ相場か下げ相場か」を見極めることですね。先のことは誰も分かりませんから、完全に見極められるわけではありませんが、下のチャートを見る限り「今が上げ相場である」ということは言えそうですね（笑）。これは素人にも儲かる可能性が高まるわけですから、「株式をはじめるチャンス」と言えます。

●日経平均（６ヶ月）



　ということで筆者は、株式未経験者の人には、ぜひこのタイミングで株式投資を始めることをオススメします。こんな上げ相場はもう１年くらい来ないかもしれませんから。ただ、今でも相当上がったので、これ以上大きく上がる可能性は少ないでしょう。日経平均で言えば来年３月までに１万５，０００円行くかどうかくらいがカギですね。ただ、仮に日経平均が１４，０００円の時に株式投資をはじめて１５，０００円までいけば７％の収益。円定期をはるかに上回る収益を得られる可能性がありますね。トライしてみる価値はあるのではないでしょうか。ただし、１万５，０００円までいけば、とっとと逃げて様子を見ましょうね（笑）。「勝ち逃げ」はもっと大切です。

　すみません激しく前置きが長くなってしまいましたが、株式はやりはじめてみるとワクワクして競馬なんかよりよっぽど面白いわけですが、サラリーマンにとって一番辛いのは株式市場が平日の９時から１５時までしかやっていないということですね。そうすると普通のサラリーマンであれば、会社のＰＣでこそこそ取引するか、物陰に隠れて携帯で取引するかというかなり精神的によろしくない状況になります。

　もちろん夜注文しておけば、次の日には取引が完了しているので「それでいい」という人もいるかもしれませんが、「指値」で購入価格を指定して注文を出しておくと、結局買えずにガッカリということもあるでしょうし、「成行」で購入価格を指定せずに「その時の値段で」とやると、思いの他、高い値段で買ってこれまたガッカリするということもあり、いずれにせよこちらも精神的によろしくない。

　そんなサラリーマンの不満に応えたのが、このマネックスの「マネックスナイター」ですね。平日１７：３０から２３：５９まで開いていて、その中でうまく売り手と買い手がいればその時点で取引が成立します。もちろん売り手がいなかったり買い手がいなかったりして取引が成立しない可能性はありますが、マネックスのＷＥＢサイトを見る限りでは、それなりに成立していそう。
http://www.monex.co.jp/StockOrderConfirmation/00000000/nighter/ranking/exec

　ここでしっかり取引が成立すれば、翌日ソワソワせず、ゆったりした気分で株価をチェックできますね。さらに手数料は一律５００円ということで、通常の売買手数料より安く設定されています。日中、なかなか時間がない人は（ほとんどの人がそうでしょうけれど！）、試してみてはいかがでしょうか。

　ということで今回のアンケートでは、このマネックスナイターのあなたの評価を教えてください。12月11日まで。
　
　

＞＞＞マネックス証券「サービス概要」はこちら

　

夜間でも取引できるマネックス証券の「マネックスナイター」は魅力的？（12月11日まで）　＞＞＞投票はこちら



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長期金利、１．６３％に上昇・今年最高を更新

　前回の読者アンケート「前途多難そうな住友信託＋ＳＢＩのオンライン銀行ですが、成功すると思う？」では・・・

　１位：失敗すると思う　３６％
　２位：大きく成功すると思う　２１％
　３位：まずまず成功すると思う　２１％
　４位：成功でも失敗でもない中途半端な結果に終わると思う　１５％
　５位：分からない　５％

となりました。成功すると思う人・失敗すると思う人、半々くらいですかね。しかしＹａｈｏｏ銀行との棲み分けはどうするんですかねー。まだの方は投票をお願いします。11月27日まで。
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=108


　さて今回は、「長期金利」について。

　　　　　　　　　　　　－－－　Ｇｉｎｋｏｕ　－－－

長期金利、１．６３％に上昇・今年最高を更新
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20051108AT1F0700U07112005.html

■長期金利（１０年国債）

　


　長期金利の上昇が続いている。7日の債券市場では指標となる新発10年物国債利回りが一時、1.63％に上昇（価格は下落）した。2004年9月8日以来、約1年2カ月ぶりの水準。国内外の株高や米債券安に加えて、日銀の量的金融緩和政策の解除観測が強まっていることが背景にある。

　長期金利の先高観が強まったのは日銀が10月末に発表した「経済・物価情勢の展望（展望リポート）」で強気の景気見通しを示したことがきっかけ。投資家の間には、デフレ脱却を見越して保有債券を圧縮する動きが続いているとみられる。この日の新発10年債利回りは前週末終値比0.015％高い1.625％で取引を終了した。 (07:01)

〔　出典：日経ネット　〕

　　　　　　　　　　　　－－－　Ｇｉｎｋｏｕ　－－－

　長期金利が上がってきましたね。もちろんこれだけ株価が上がっているわけですから、景気回復→デフレ脱却を見込んだ長期金利上昇というのは起こって当然ですね。金利上昇にはいい面も悪い面もありますが、金利上昇＝物価上昇とするなら、ほどよい上昇はなかなか心地いいものです。企業は何もしなくても増収増益、個人も何もしなくても（？）、給料が上がっていくわけですから。もちろん、その分物価も上がるなら経済価値としては何も変わりませんが、しかし給料が下がり続けるよりは、精神的には随分前向きになれますね。

　「給料が下がっても、物価が下がっているんだから同じだ」と言われても、詭弁に聞こえますよね（笑）。

　また金利が上がることで最大のメリットは、やはり預金金利の上昇ですね。昔のように年５％とかは無理にしても、たとえば１年定期で２％とかはほしいですよね。１００万円預けて利息が２万円。世界的に見れば、全然おかしくない預金水準です。それくらいあれば預金のしがいがあるというものですが、今だと普通預金から定期預金にしようという気が起こりません。また、預金金利の一番の恩恵を受けるのは高齢者などですので、彼らが「逃げ切り世代」だとしても（！）、老後の不安が軽減されるのはいいことです。

　一方で金利が上がることによる、唯一かつ最大の悩みは住宅ローンですね！「フラット３５」のような超長期ローンを借りるなら、今が最大のチャンスであることは間違いありません。これ以上、高くなることはあっても下がることはあまりないでしょう。もちろん、下がることはあり得ますが、下は限られているのでしれています。そういう意味では「住宅を買おう」と決めているなら、絶好のタイミングです。

　逆に筆者のように「住宅を買おうかな、どうしようかな、もう少し様子を見ようか」と迷っている人には、金利上昇はプレッシャー以外の何ものでもなく、正直迷惑ですね。迷っている理由はさまざまでしょう。結婚したけれどまだ子供ができていないとか、あるいは地方なんかでは（というか東京以外では）地価が下げ止まっていませんし。地価の下落か金利上昇を取るかなんていうのは、正解がないだけに難しいですね。いずれにせよ、自分ではいかんともしがたい理由により住宅購入を迷っている人には悩ましい状況です。

　筆者の場合は「賃貸か購入か」という永遠の命題が解けていないため迷っているわけですが、何やら消費税を上げるというような話もあり、どんどんプレッシャーが強まるのは困ったものです。とりあえず、不動産屋のチラシに目を通しますか・・・。

　ということで今回のアンケートでは、金利上昇を歓迎するかどうか。12月7日まで。

　　
　
■長期金利が１．６３％と今年最高を更新しましたが、金利上昇を歓迎する？歓迎しない？（12月7日まで）■
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=110



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