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今、日本株は買い?売り?

2012-02-29 05:44:38 | Weblog

まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「毎年850億円程度発生する休眠口座を、雇用や経済成長向けの資金として活用する案が政府で検討されていますが、あなたは賛成?反対?」では・・・


 1位:賛成/今までと同様、休眠口座になっても払い戻してくれるなら 39%
 2位:賛成 27%
 3位:反対/官主導による資金活用に疑問 16%
 4位:反対/金融システムの信頼にかかわる 6%
  〃:反対/何となく気持ち悪い 6%
 6位:反対/最終的に銀行の収入とする今の仕組みは理解できる・正しい 2%


 ということになりました。「休眠口座」の話題はホットトピックスだったためか、結構投票数は多いですね!投票された皆様、ありがとうございます。


 さてその投票結果ですが、1位は「賛成/今までと同様、休眠口座になっても払い戻してくれるなら」という条件付賛成で約4割となっております。続く2位は「賛成」と、こちらは無条件でありまして約3割。全体で見ればこういう割合ですね。


 ・賛成:68%
 ・反対:32%


 7割は賛成、3割は反対ということで、かなりの差がつきました。結構、意外ですね。


 銀行側とすれば、この毎年発生する850億円のうち、それでも払い戻される350億円を除いた、500億円が利益になっているわけで、結構莫大な金額であります。本音を言えば儲けをみすみす手放したくないということだと思いますし、私企業なわけですから利潤を追求するのは当然の責務でもありますが、もちろんそんな事を言って共感してもらるわけもなく、「法整備と預金者の理解が必要」と言うようなことをゴニョゴニョ仰っております。


 ただ少なくとも当サイトの投票結果を見る限りは「預金者の理解」は得られそうですね。


 ちなみに「反対派」の中で最も多いのは「官主導による資金活用に疑問」でありまして、筆者も正直、同じギモンを感じてはおりますが、これは裏返せば休眠口座の活用自体には反対ではないと考えられます。


 だとすると、コアな反対派はさらに減りますね。ざっと15%程度というところでしょうか。意外にすんなり話が進むのかもしれませんね。


 しかしなかなか銀行への風当たりは強いというか、なかなか儲けさせてくれないものですね(笑)。その点は少し同情してしまいます。


〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=789


〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=601


 さて今回は、日本株について。


            --- Ginkou ---


日本株、買うべきか売るべきかそれが問題だ
http://www.nikkei.com/money/column/teiryu.aspx?g=DGXNMSFZ17058_17022012000000&df=1


 14日に日銀が金融政策決定会合で量的金融緩和の強化とインフレ目標の導入を決め、すっかり市場の雰囲気が変わった。この株価上昇を本物とみるならば、投資に乗り出す好機だし、偽りの夜明けとみるならば、持ち株は現金化したほうがいいだろう。上昇相場が本物になるための条件は何か、さまざまな角度から答えを探った。


 (中略)


 過去の経験則から割とはっきりしているのは、外国人投資家が買い続ければ相場は上昇し、売りに転じれば下がること。日経平均は先週まで6週連続で陽線だったが、外国人は先々週まで7週連続で日本株を買い越した。23日発表予定の先週分も買い越しとの声が強い。


 では外国人はどんなときに買い越すのか。1カ月単位のデータだが、2003年3月末に日経平均が7831円まで下落したときには、同じ月に日経平均ベースの予想1株当たり利益(日経平均を予想PERで割った金額)は50円まで下落し、この月から外国人が長期間の買い越しに転じた。つまり、同じ月に株価と予想利益が底入れし、外国人の姿勢が転換したわけだ。



 

 09年2月末に日経平均が7568円まで下落したときは、日経平均ベースの予想1株当たり利益は2カ月後の4月末に31円で底入れし、外国人は同月から買い越しに転じた。この2回ほど明確な調整ではないが、05年にも3月に日経平均ベースの予想1株利益が底入れし、4月末に日経平均が安値を付け、7月から外国人が買い越し幅を一気に広げたことがあった。


 つまり、最大4カ月ぐらいの幅でみれば、株価の底も予想1株当たり利益からみた業績の底も外国人が長期買い越しに転じるタイミングもほぼ一致してきた。逆に株価が下げに転じるタイミングだが、多少の例外はあるが、まず外国人の買い越し幅が峠を越え、数カ月後に日経平均が天井を打ち、さらにその数カ月後から日経平均ベースの1株利益が低下し始める感じだ。


 となると、今回も日経平均が底入れしたのは昨年11月末、外国人が買い越しに転じたのが今年1月だから、過去の例を踏襲するのならば、予想1株利益の底入れは今月かもしれない。17日現在の日経平均ベースの予想1株利益は442円だが、3月期の年度末が近づくにつれて今期見通しを上方修正する企業が相次げば、2月が底で3月から増加に向かうだろう。


 さらに4月下旬になって3月期決算の発表シーズンに入れば、予想利益の基準が12年3月期から13年3月期に徐々に移る。例によって企業は経営環境の不透明感などを理由に、新年度の収益見通しを最初は慎重に見積もる可能性があるが、手元の試算では今年度の赤字予想企業がすべて収支トントンを予想し、黒字企業がすべて横ばいでも、来年度の上場企業全体の1株当たり利益は30%増加しそうだ。


 電力会社のように最初から赤字予想の企業もありそうだから、上場企業全体で今年度の赤字額が来年度は半分しか減らないとしても、来期の1株当たり利益は15%増える見通しだ。もちろん、現実にどうなるかは内外の景気によっても円相場によっても原油などエネルギーコストや原材料コストによっても変わると思われる。


 外国人の顔色を見ながらの売買は情けないとの声もあるが、外国人は業績見通しの方向感に沿って、割とオーソドックスな売買をしている。個人投資家もマクロ経済の方向などに注意しながら、慎重に買い進めてもいいかもしれない。もちろん一直線の上昇などあるはずもないが……。


〔 出典:日本経済新聞 〕


            --- Ginkou ---


 2月14日の日銀の白川総裁による追加金融緩和発表を「総裁からのバレンタインデーギフト」と表現する人もいますが、そう言ってもおかしくないくらい、ここ数週間で相場環境が一気に好転しておりますね。


 まず為替相場から見てみるとこのようになっております。


■米ドル/円チャート(期間:1年)


 

 ビックリする位見事に円安に振れておりますね。1ヶ月前には想像もつかなかった状態です。それに呼応するように上昇しているのが我が日経平均でありまして、このようになっております。


■日経平均チャート(期間:1年)


 

 こちらも、なかなかの急回復ぶりですね。まだまだ震災前のレベルには届いておりませんが、長らく8,000円台をウロウロしていた状況からはようやく抜け出せております。


 さて、このように相場が好転し始めるとソワソワしてくるのが人情というものでありまして、ここで日本株を買うべきか、売るべきか、検討し始めている方も多いかもしれません。


 上記引用したコラムのタイトルは「日本株、買うべきか売るべきかそれが問題だ」ということでありまして、まさにそれが問題でありますが(笑)、内容は残念ながら今ひとつピンと来ません


 ポイントとして外国人投資家の買い越し額・売り越し額に注目し、買い越しが増えれば株価は上昇し、買い越しが減少すれば株価は下落する、ということですね。ただ外国人投資家の売買金額ってどこでチェックできるんでしたっけ?「外国人投資家」というのはよく聞くキーワードではありますが、その指標はあまり一般的ではないですよね。


 一方で、参考になりそうなのが来期の利益予想でありまして、「手元の試算では今年度の赤字予想企業がすべて収支トントンを予想し、黒字企業がすべて横ばいでも、来年度の上場企業全体の1株当たり利益は30%増加しそう」とのことであります。


 「手元の試算」がどこまで信頼性が高いものなのか、やや気になるところではありますが、こちらのコラムを書かれている方は日本経済研究センター主任研究員という肩書きでありますので、それなりに精度が高いものなのだとすると、単純に言えば30%の株価上昇までは正当化できる、ということになります。


 今期のベースの株価が8,500円だとすると、そこから30%アップということは11,050円ということになります。おぉ、1万円台!


 ただ震災前は、日経平均も概ね1万円前後をウロウロしておりましたので、このあたりが震災や原発などの特殊要因が少なくなった後の「日経平均の巡航速度」としては居心地のいいレベルなのかもしれませんね。


 逆に今後も当面、日経平均が1万円前後をウロウロするのだとすると、今の9,700円台という日経平均株価を投資のチャンスと捉えるのか、投資のタイミングを逸したと捉えるのかは微妙なところであります。


 やはりそうした短期的な株式動向に賭けるのではなく、2年後・3年後と言った中長期的な株価の行方を予測しながら投資する方が良さそうですね。「長期分散投資」は死語となりつつあるような気もしますが、やはり基本中の基本であります。


 ちなみに筆者はといえば、短期的にはともかく、中長期的にはかなり強気であります。まぁ、いつもそう書いているわけですが(笑)。

 追い風はやはりアメリカ経済の回復ですね。「アメリカの借金頼み」という経済が健全かと言われれば全く不健全でありますが、世の中がそれで回っている以上、当面はそのゲームに乗るしかありません。


 そしてアメリカ経済が強ければ強いほど、日本の株価にもプラスに働きます。


 今回は底が深く長かった分、息の長い景気回復を期待したいものですが、果たしてどうなるでしょうか?期待せず、期待したいと思います。


 ということで、今回の読者アンケートは「久しぶりに円安に振れ、それに呼応するように日経平均も急回復していますが、今、日本株は買い?売り?」でいきましょう。3月29日まで。


■久しぶりに円安に振れ、それに呼応するように日経平均も急回復していますが、今、日本株は買い?売り?(3月29日まで)
 
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=791






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メルマガ「間違いだらけの銀行選び」2月号。

2012-02-27 06:27:46 | Weblog
2月号の内容はこのようなものです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

□ 2012年2月号のコンテンツ □

 1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン

   (東京スター銀行、バークレイズ銀行、韓国輸出入銀行他)

 2.最新ランキング

 3.読者アンケート結果

   ・FRBのバーナンキ議長によればアメリカのゼロ金利政策は2014
    年終盤まで低金利が続く見通しとのことですが、日本の金利が上昇す
    るのはいつと思う?

   ・円高がジリジリ進む中で、政府による為替介入の機運が高まっており
    ますが、あなたにとって為替介入は投資のチャンス?

   ・セブン銀行が日本ギャルママ協会とコラボレーションして開発した女
    子向けキャッシュカードである「Girl’s Card」は魅力的?

 4.今月の世界の株価収益率

 5.自腹で資産運用中!(5年11ヵ月目)

 6.7年2ヵ月目のひとりごと:「やってみなはれ」
                +7400本+33万円

 7.お問い合わせ

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新生銀行:2週間0.22%

2012-02-24 06:35:51 | Weblog
何だか最近、株価が大きく上昇していますね。春の訪れと共に、ついに長らく低迷していた株式相場の夜も明けるのでしょうか?

 特に好調なのはアメリカの株式相場で、昨日も上昇しておりますが、日本の株式相場も円安に支えられかなり好調に推移しております。円安→株高→円安→株高、というのはいつか来た株式相場上昇の流れでありますが、今回もあっさり再現されるのですかね。
 しかし、投資家心理というのは単純で、相場が上昇しさえすれば、あっと言う間に楽観的になるものなのかもしれませんね。世界景気の低迷や欧州債務危機は根本的には数ヶ月で解決したり、悪化するものではないのですが・・・。

 だんだん投資家として目端が利いてくれば、こうした株価の急上昇を前に「一旦、解約して利益を確定しておこうか」と思うものかもしれませんが、素人としてはナカナカそれは難しいですね。1日でも長く上昇トレンドが続くことを祈っております。

 >>>世界の株式チャートはこちら

 

 さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、SBI証券の取り扱う韓国輸出入銀行の円建て社債を取り上げました。気になる条件は以下の通りです。

■韓国輸出入銀行/円建て社債

 ・3.5年:1.10%


 約3年半という、かなり手頃な期間ながら、1%を上回る高金利ですね。すばらしい。

 かつ、この社債は「円建て」ですので為替リスクは全くありません。利息も元本も全て円で戻ってきます

 また、聞きなれないこの韓国輸出入銀行ですが、韓国の政府系金融機関ということのようです。ネット上の情報によれば「韓国政府が出資する輸出信用機関として、韓国企業の貿易及び海外投資等に関する輸出金融、保証等の信用供与を行っています」ということですから、その信用力は相応に高そうですね。

 とは言いながらあくまで社債ですので、預金保険の対象ではありません。発行体が倒産してしまうと、元本のかなりの部分が減額されてしまいますので、そうしたリスクがある点はご留意ください。

 また、今のところまだ購入できるようですが、SBI証券のHPでは「完売間近」ということですので、ご興味のある方は早めに検討されてはいかがでしょうか。

>>>SBI証券のサービス、キャンペーン、口座開設はこちらから

 さて投票結果ですが、5つ★満点で、「3.0」。期間も手頃だし、金利も高い割りには意外に伸び悩んだ感がありますね。

 他の海外銀行の円建て社債と比較して、こちらは政府系金融機関の発行する債券となりますので、信用力も相応に高いものと思いますが、聞いたことのない銀行名だったり、「韓国」という響きが少し足を引張ったかもしれませんね。

 韓国はエンターテイメントや、自動車・電機などの製造業の世界では飛躍的に成長しておりますが、国そのものはまだ先進国ではなく「新興国」という位置づけですね。相対的に少し国としての信用力が下がってしまうのもやむをえないところかもしれません。
 
 では、まだの方は投票をお願いします。投票は3月17日まで。

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=788

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=537


 今回は新生銀行の2週間満期預金を取り上げたいと思います。



 ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:1年)



 先週と同様の感想ですが、株価が回復基調ですので、金利も当然上昇しているのかと思いきや、意外にそうでもないですね。引き続き「1%割れ」という状態です。

 そう考えるとやはり今回の株価上昇は、日銀の追加金融緩和→金利低下→株価上昇、というまさに金融緩和による人工的なものなのですかね?できれば自然な景気回復によるものと信じたいわけですが・・・ムムム。

 さて今回は、新生銀行の「2週間満期預金」です。

 上記の通りでありますが、こういう金利が下がっていたり、先行きが見えない局面では、普通預金や短めの預金に入れておいて様子を見ようという方が多いと思います。

 とは言え普通預金の金利は通常0.02%と言う状況ですから、100万円預けても年間の利息が160円という、寂しい状態になっています。そういう「様子見」ニーズの人に向いていそうなのがこの2週間満期預金ですね。

 名前の通り、満期が2週間毎に来るという普通預金に近い利便性がありながら、金利が相対的に高いのが特徴ですね。気になる金利は以下のようになっています。

■新生銀行「2週間満期預金」

 ・2週間:0.22%


 以前に比べると少し金利が下がってしまいましたが、それでも2週間という短い期間でありながら0.22%と、メガバンクの普通預金金利の10倍以上と言う高水準であります。

 「様子見」ニーズの人に加え、普通預金にお金が「眠ったまま」となっている方も、普通預金代わりの運用先として検討してみてもいいかもしれませんね。

 加えて新生銀行の場合、残高別の優遇制度を提供しておりまして、この2週間満期預金に100万円以上預けると自動的に「新生ゴールド」となり以下のような優遇が受けられます。

 ・他行あてネット振込手数料 : 月5回無料
 ・円定期の金利優遇
 ・外貨為替手数料優遇
 ・住宅ローン優遇


 分かりやすいのはネット振込み手数料ですが、もしかすると手数料削減メリットの方が利息のメリットよりはるかに大きいかもしれません。

 一応、計算すると、他行宛て振込みの手数料が315円だとして、月5回無料というのは月1,575円。年18,900円。元本が100万円とすると、税引き前金利に換算すれば「年2.36%」の利回りということになりますね。

 月5回いつも使うかどうかは別にしても、0.22%の金利をはるかに上回る経済的メリットがあるのは間違いなさそうです。こういった点も参考にしてみてはいかがでしょうか。

 ここで最近の1ヵ月未満の預金の金利をまとめるとこんな感じです。

■普通預金~2週間預金金利比較

 ・新生銀行            0.22% ※2週間満期
 ・あおぞら銀行インターネット支店 0.20% ※特別プログラム 
 ・楽天銀行            0.12% ※楽天証券との共同口座
 ・ジャパンネット銀行       0.06%
 ・住信SBIネット銀行      0.04%
 ・オリックス銀行         0.02%
 ・ソニー銀行           0.02%
 ・三菱東京UFJ銀行       0.02%


 普通預金代わりと考えると、やはり新生銀行の2週間満期預金がこの中ではかなりの高金利ですね。

 ではこの、2週間満期で0.22%になる上、振込み手数料も月5回まで無料になる、新生銀行の2週間満期預金。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・短期預金の中ではトップクラスの高金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は3月24日まで。

>>>新生銀行の2週間満期預金について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
 http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=8


2週間満期で0.22%になる上、振込み手数料も月5回まで無料になる、新生銀行の2週間満期預金。あなたの評価は?(投票は3月24日まで) >>>投票はこちら




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実況中継!自腹で資産運用~5年11ヶ月目(前月比+22万円)

2012-02-20 06:40:26 | Weblog
 このコラムは筆者の実際の資産運用の推移です。2006年4月から始めた想定ですので、5年11ヶ月目となります。実際はもっと前からやっていますが、この時期に運用を始めた資金があるのでその推移をご案内しています。筆者の失敗や成功から、何か運用のヒントを感じてもらえれば幸いです。


 なお、前号をご覧になっている方は間を飛ばして<4.運用実績>からご覧ください。また、最新号をご覧になりたい方は(本サイトの)メインメニューの「実況中継!資産運用」をクリックしてください。


■前号:http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=592


<1.運用方針>

1.毎日、資産運用するヒマはないし、かけた時間だけの「あがり」は期待できないので、見直しは月1回のみとします。
2.投資対象は分散したいので、投資信託を中心とします。
3.目標利回りは年5%。割合、低めです(笑)。リスクは積極的に取りますが、安全性も重視します。
4.投資方針としては、「逆張り=下がったら買い」を目指していましたが、今や全額投資状態になっていますのでポートフォリオ重視になりました。どちらかというと「上がったら売り」ですかね。
5.投資比率は、リスクが低めの債券を少なくとも1/3くらいは維持しようと思います。



<2.計算方法>

1.筆者の実際の運用結果に基づき利回りを算出しますが、あまり元本が少ないのも迫力がありませんし、あまり元本が多いのも真実味がない、ということで元本を大体500万円くらいに換算して計算します。したがって目標利回り年5%ですから年間25万円くらいの利益を目指すことになります。
2.2006年4月からスタートしたことにします。
3.手数料なども加味します。したがって、運用開始時はいきなりマイナス3%など、手数料分だけマイナスから始まります。
4.計算が面倒なので、お給料などの追加資金は含めません。



<3.現在の運用割合>





 普通預金もわずかとなり、全額投資=フルインベストメントに到達しています。今後は必要があればリバランスを中心に資産を組み替えていこうと思います。ただ、全体のバランスとしてはほぼ申し分ないかなぁと思いますので、今のところ積極的に何かを変更する気はありません。


 商品別の投資方針ですが、ある程度の安全性を確保する観点から上記の通り債券ものは一定の割合を維持しようと考えています。


 株ものについては、日本株は高配当株と新興市場株に投資しています。日本株についてはそれほど強気ではないものの、長期的には日本債券よりはましなパフォーマンスを期待できることから、現状2割くらいのシェアで保有しています。今のところ、その期待は裏切られていますが・・・。


 海外株は中国(香港)、アジア、ロシア・東欧などの新興国を中心に投資してきたことに加え、投資の機会を逸してきたインドとブラジルも追加してみました。金額はわずかですけれど。現状、新興国は約1/4くらいです。


 また海外株の方でも高配当株に投資しています。新興国に偏っているポートフォリオを調整するのが狙いです。


 それ以外には、REIT(不動産投信)も少し投資しています。インフレに強い資産のはず、です。今のところガタガタですが・・・インフレなんて先進国には永遠に来ないんですかね?


<4.運用実績>





 まずは運用実績の前月との比較です。今月もしっかり上昇しておりますね!前月比で+22万円となりました。先月も含めれば2ヶ月で約40万円も上昇したことになります。すごいですね~。


 では一体何が上昇したかと言うと、上記グラフの通り、全ての資産が上昇したのですね。ここ数ヶ月で投資のサイクルというかバイオリズムみたいなものが、一気に好転した感じですね。すばらしい。


 この株価上昇を牽引したものが何かと言われれば、新聞報道などでは「金融緩和」というのが専らのウワサであります。アメリカもヨーロッパも日本も、「金融緩和競争」を行っているような状況でして、各国の中央銀行はいかにお金をジャブジャブさせるかに腐心しております。金利はもうこれ以上は下がらない状態ですので、国債や株などを買ってみたり、「金利はしばらく上げないよ」と明言するなど、涙ぐましい努力を続けております。


 それによりあふれたお金が株式相場に流れ、株価を支えている、という見立てなわけですが、どうでしょう?


 筆者の感覚からすると最近の株価上昇は、そうしたドーピングのような人工的なものではなく、普通に景気が回復し、先行きに対する不安が後退しつつあるからではないかと思っています。大した根拠があるわけではありませんが(笑)。


 何度も書いておりますが、中でも景気回復の傾向が鮮明になりつつあるのはアメリカですね。アメリカの株価はこのような推移となっております。


■アメリカ株式指数グラフ(S&P500:期間5年)





 昨年の夏場からの低迷は完全に終わり、後2割くらい上昇すれば、2008年のリーマンショック前の水準まで戻ることになります。この間、かなりドル安が進んでいますので、単純比較はできないものの、そこまで上昇すれば投資家の気分も大きく変わりますね。「もう戦後ではない」という気持ちになるのではないでしょうか。


 リーマンショックによって世界中に金融危機をばら撒いたアメリカ経済が一足先に回復するというのはなんとも皮肉めいた話ではありますが、良いか悪いかは別にして、まだまだ世界経済はアメリカを中心に回っているということなのでしょう。


 何せ、世界の赤字の大部分を引き受けているのはアメリカ経済でありまして、中国も日本も、莫大な黒字を計上できるのは、その反対側にあるアメリカの巨額の赤字のお陰ですね。


 そうした「アメリカの赤字頼み」の経済構造が持続可能かと言われれば全く不可能ですが、当面はこれに依存するより他に方法はありません。アメリカの赤字も日本の財政赤字もどんどん膨れ上がっているわけですが、これは結局、「信用バブル」が起こっているわけですね。「アメリカなら借金を返せるだろう」「日本なら大丈夫だろう」と信じるのがまさに「信用」で、これが際限なく膨れているわけですが、逆にこれが崩れると、エライことになりますね。


 あの小さな小さな南欧の国であるギリシャの債務問題だけで、ほぼ1年、世界経済が混乱したことを考えれば、アメリカや日本の債務問題が表面化すると、その影響は空恐ろしいものを感じます。こうした「信用バブル」も世界経済の「不都合な真実」の1つであります。


 とは言いながら、そうした危機が表面化するのはもう少し先でしょうし、景気が回復基調の間はそうした問題は包み隠されてしまいますので、当面は息の長~い景気回復を期待したいと思います。


 ちなみに日本の株価も堅調ですが、世界の株価も堅調ですね。


■日本を除く、先進国の平均株価(5年)





■新興国の平均株価(5年)





 しかし、こちらはまだまだリーマンショック前の状態に戻るのには時間がかかりそうですね。上記指数は円建てですので、株価の回復に加え、円安が進むことが必要となります。


 そんなわけで、繰り返しになりますが、まだまだ息の長い景気回復と株価回復が続くことを期待したいと思います。そんなに一直線に株価が上昇することもないでしょうしね・・・。





 通算成績としては、残念ながらまだ中国株のみ黒字を維持しているという状態です・・・。





 損益の推移を見ると、実体経済はともかく、グラフの形は完全に「二番底」でしたが、ようやくそこから抜け出してきましたね。ここからしっかり着実に上昇していってほしいものです・・・。


 目標としては毎年25万円の利益。6年目となる今年の4月にこそ、今までのツケを返済すべく150万円の黒字を達成したいものですが・・・まずは黒字化ですね。まだまだ黒字化の道のりは長いです。


<5.今月の追加投資/売却>


 今のところ追加の投資や売却は考えていません。


<6.他ファンドとの比較>


 筆者の運用スタイルはハイリスク・ハイリターンというよりはミドルリスク・ミドルリターンですので、以下2つのファンドと比較しています。


 ・3分法ファンド(内外の株式・不動産・債券に分散して投資)
 ・グローバル・ソブリン・オープン(先進国の債券に投資)


 そうするとこんな感じですね。3分法ファンドが緑、グロソブがピンクです。





 今月はいつものように最下位です。ただ2位の3分法ファンドとの差は約23万円に縮小しました。徐々にこのペースで差が縮まってほしいものです。


 安全資産の代表格であるはずのグロソブの成績も低迷しておりますね。こちらもなかなか苦しい戦いになっております。グロソブはやはり為替相場がカギですね。今のようなドルもダメ、ユーロもダメという円高基調だとなかなか成績をあげるのは難しいと思います。


 では次回も来月のこの頃に更新予定です。黒字復活にご期待ください・・・いつのことやら・・・。


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2月の世界の株価収益率を更新しました。

2012-02-18 11:23:48 | Weblog
2月の、世界各国の主要株式市場の株価収益率(PER)一覧を更新しました。


<1.株価収益率(PER)とは?>


 株価収益率(PER)って何?という人にご説明しておきますと、株価が、その会社の利益の何倍くらいになっているか、という株価の割高・割安を示す尺度です。ある会社の一株あたりの利益が1万円として株価が20万円なら、20万円÷1万円=20倍、というわけですね。言い換えれば、「株価は利益の何年分か」を表していると言えます。株価収益率が20倍なら「利益の20年分の株価」ということですね。


 で、なぜこれが大事かというと、株価が割高か割安か、全てこれだけで説明できてしまうような万能のモノサシだからです。歴史上、たくさんのバブルがありましたが、多くは株価収益率が40倍とか60倍とか80倍という、利益額から見れば気の遠くなるような株価になったんですね。


 もちろん当時は、その「高い株価収益率」を正当化するもっともな理屈がたくさんあったのでしょうけれど、結果的にはどんなバブルもはじけ、高い株価収益率は「重力」に負けて低下し(時には破滅的なスピードで)、概ね15倍前後に落ち着いています。株価収益率は、特に株価が割高になっていないかどうか、目安としては「20倍を超えていないかどうか」チェックすればいいと思います。


 一方で例えば15倍未満の株価収益率は相対的に割安といえますが、割安には割安な理由があるので、飛びつくのはオススメしません。あくまで「割高」のチェックに用いると良いでしょう。



<2.今月の株価収益率>


 2月の世界の株価収益率の推移はこんな感じです。





 2月の株価収益率の平均はかなり上昇しましたね。先月の単純平均は10.76倍で、今月は11.79倍。上昇したということは、株価が「割高」になった、ということになります。


 株価が「割高」になる理由としては2つで、


 ・株価が上がる
 ・企業の利益が減る



のどちらかです。


 というわけで、いつものように最近の株価の動きをチェックしておきましょう。


■日経平均株価(3ヶ月)





■日本を除く、世界の先進国の平均株価(3ヶ月)





■世界の新興国の平均株価(3ヶ月)





 おぉ!急上昇しておりますね!すばらしい上昇カーブです。どのグラフもきれいな右肩上がりですが、特に上昇が著しいのが我が日経平均ですね。


 ということで上記3株価指数の具体的な数値で見てみると、1ヵ月で以下のような推移となっております。


・日本 :上がる(8,766円→9,384円)
・先進国:上がる(1,065ポイント→1,145ポイント)
・新興国:上がる(1,160ポイント→1,281ポイント)



 2012年に入ってから、株価は世界的に好調ですね。1日でも長くこの状態が続いて欲しいものです・・・。


 さて、こうやって株価が堅調な背景としてよく言われるのが、金融緩和の効果ですね。世界各国の中央銀行が金利を低く、さらにお金をジャブジャブに供給していますので、それが回りまわって株式市場に流れ、株価を押し上げている、という説明です。


 裏返せば、この株価上昇はあくまで「人工的」なものであって、実力が伴っていない、という意味も含まれているものと思います。果たしてどうなのでしょうか?ハリポテの上昇なのでしょうか?


 もちろん筆者は、それに対する正解など持ち合わせておりませんが(笑)、金融緩和自体はリーマンショック以降、ずっと続いている事を考えれば、やはり


 ・アメリカの景気回復
 ・ヨーロッパの債務危機の後退



 など、株式を取り巻く環境そのものが好転してきていることが背景にあるのではないかと思っています。つまり人工的なものではなく、実力を伴った株価上昇であるとにらんでいるわけです。もちろん、かなり楽観的な見方であるのは間違いありませんが、久しぶりにしっかりした株価上昇ですからね。少しは楽観的な気分にさせてください(笑)。


 こうした市場の好転に伴い、為替相場が円安に動き始めたことも、日本の株式市場には追い風ですね。具体的にはこのような為替相場の動きになっております。


■米ドル円相場(期間1年)


 


 メキョっ!と円安に動いておりまね。円高トレンドがついに円安トレンドに変わったようにも見えます。もちろん相場は上がったり下がったりを繰り返しながら動いていきますので、このまま一直線に円安になることはないとは思いますが、しかし円高に苦しめられてきた、製造業や国内の投資家は一息つけるかもしれませんね。


 こちらも特に根拠はありませんが(笑)、楽観的な見通しでいきたいと思います。


 さてここで個別のPERをチェックするとこのような感じです。





 株価収益率が20倍以上の市場を当サイトでは「割高市場」と定義していますが、久しぶりに割高市場が登場してしまいました。


 それは何と・・・我が日経平均であります・・・アリャリャ。


 日経平均株価は上記の通り、9,300円台と、我々日本人の感覚からすれば「安い」水準ですが、しかしPERで見れば「ダントツに割高」な状態ですね。


 他国と比較して日本株が割高な理由としては、日本の金利が低いことなども背景にあるわけですが、とは言えPERがずっと20倍30倍と言った水準でも許容されるかと言われればそれはないと思います。そう考えれば、この水準がずっと維持されるのは難しいですね。利益そのものが早期に増えることが必要条件となってきます。


 前回も書きましたが、日本企業の追い風としては、復興需要や、タイの洪水の影響がなくなってくること、さらには上記の通り、円安傾向となってきた点が挙げられますが、これを早期に企業の収益増加に結びつける必要がありますね。企業収益も株価も伸び悩むことがないよう祈りたいと思います・・・。


 いずれにせよ、日本株に投資される方は、今、日本株がダントツに割高な状態にあることを理解した上で投資されることをお勧めいたします。




※参考:世界各国主要株式市場の株価収益率(PER)
  http://www.ginkou.info/modules/per/









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韓国輸出入銀行:円建債券3.5年1.1%

2012-02-17 07:52:59 | Weblog
オリンパスの粉飾決算問題は大きく報道されましたので記憶に新しいですが、ついに前会長や、飛ばしスキームの指南役である証券会社OBが逮捕されたようです。

 今後のポイントとしては、その悪質性や責任、個人的な利益確保の有無の解明、といったことになりますが、もし仮に自分がこの秘密を知る立場となり、全てを暴露するハードランディング戦略をとるのか、こっそり着地させるソフトランディング戦略をとるのかと問われれば・・・やっぱり後者のような気がしますね。

 この飛ばしが始まったのは10年以上前なわけですが、その時もやはり「ソフトランディングさせよう」という軽い気持ちだったのではないかと思います。

 粉飾決算した事実やその責任を擁護する気はありませんが、「良かれ」と思ったことが泥沼にはまってしまったのだとすると組織人としての悲哀を感じる面もあります・・・ちょっと、甘すぎですかね?

 とは言いつつ、一番の被害者は、真面目にコツコツ働いているオリンパスの一般社員の方々でありまして、ぜひ一致団結してこの難局を乗り越えていただければと思います。
 
 

 さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、楽天証券の取り扱うバークレイズ銀行の円建て社債を取り上げました。気になる条件は以下の通りです。

■バークレイズ銀行/円建て社債

 ・約5年:1.15%


 約5年という手頃な期間ながら、1%を上回るなかなかの高金利です。

 これだけ金利が高いと「外貨かな?」と思いますが、そうではなく「円建て」ですので為替リスクは全くありません。利息も元本も全て円で戻ってきます

 また、イギリスのメガバンクであるバークレイズ銀行のS&Pの格付けは「A+」ということですから、高いですね。日本では三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3大メガバンクがいずれも「A+」ですから、それに匹敵する信用力であります。

 なお、この社債を取り扱う楽天証券では口座開設キャンペーンを実施していて最大28,200円がプレゼントされます。こうしたキャンペーンも参考になさってください。
 
>>>楽天証券のサービス、キャンペーン、口座開設はこちらから

 さて投票結果ですが、5つ★満点で、「3.5」。まずまずの評価ですね。低金利である昨今の状況を考えればむしろ高い評価と言えるのかもしれません。

 ちなみに先日、全く同じ債券が新規で発売された時にも評価を伺っておりますが、その時の評価は・・・「3.7」でした。ほぼ同じと言うこともできますが、若干下がった点に着目すると、販売当初の「ありがたみ」が少し減ってきたと言えるのかもしれませんね(笑)。
 
 では、まだの方は投票をお願いします。投票は3月10日まで。

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=786

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=535


 今回はSBI証券の取り扱う韓国輸出入銀行の円建て社債を取り上げたいと思います。



 ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:1年)



 株価が最近、回復基調ですので、金利も当然上昇しているのかと思いきや、意外にそうでもないですね。引き続き「1%割れ」という状態です。

 先日、日銀が金融緩和について更に踏み込んだ発言をしていましたが、それも影響しているのですかね?だとすると、金利はなかなか上昇しないことになりますが・・・どうなるでしょうか。

 さて今回は、SBI証券の取り扱う「韓国輸出入銀行」の円建て社債です。

 最近、こうした円建て社債ばかり取り上げており、読者の皆様ももしかすると食傷気味かもしれませんが・・・(汗)、しかしこれだけ円建て社債が販売されるのは稀でありまして、販売されない時は全然販売されませんし、さらに販売期間が限られている商品でもありますので、ご紹介できる間にできるだけご紹介させていただきたいと思います。

 ・・・と、前置きが長くなりましたが、この韓国輸出入銀行円建て社債の気になる条件は以下の通りです。

■韓国輸出入銀行/円建て社債

 ・3.5年:1.10%


 約3年半という、かなり手頃な期間ながら、1%を上回る高金利ですね。すばらしい。

 この社債も「円建て」ですので為替リスクは全くありません。利息も元本も全て円で戻ってきます

 また、聞きなれないこの韓国輸出入銀行ですが、韓国の政府系金融機関ということのようです。ネット上の情報によれば「韓国政府が出資する輸出信用機関として、韓国企業の貿易及び海外投資等に関する輸出金融、保証等の信用供与を行っています」ということですから、その信用力は相応に高そうですね。

 実際、R&Iの格付けも「A+」ということですから高いです。

 とは言いながらあくまで社債ですので、預金保険の対象ではありません。発行体が倒産してしまうと、元本のかなりの部分が減額されてしまいますので、そうしたリスクがある点はご留意ください。

 また、今のところまだ購入できるようですが、申込期間は3月8日(木)までとは言いながら、通常はすぐに売切れてしまいます。ご興味のある方は早めに検討されてはいかがでしょうか。

>>>SBI証券のサービス、キャンペーン、口座開設はこちらから

 ではこの、SBI証券の取り扱う、3.5年1.10%となる韓国輸出入銀行の円建て社債。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・高金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は3月17日まで。

>>>SBI証券のサービス、キャンペーン、口座開設はこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
 http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=8


SBI証券の取り扱う、3.5年1.10%となる韓国輸出入銀行の円建て社債。あなたの評価は?(投票は3月17日まで) >>>投票はこちら




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ギャルママ公認キャッシュカードは魅力的?

2012-02-15 07:55:50 | Weblog

まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「円高がジリジリ進む中で、政府による為替介入の機運が高まっておりますが、あなたにとって為替介入は投資のチャンス?」では・・・


 1位:投資のチャンスではない/そもそも外貨に投資しない 27%
 2位:投資のチャンス/外貨を購入し、介入後に売却 22%
  〃:投資のチャンス/介入後に外貨を売却し(=円買い)、再び円高になったら購入(=円売り) 22%
 4位:投資のチャンスではない/介入後、想定どおりの円安になるとは限らない 11%
  〃:投資のチャンスではない/介入を投資機会にすべきではない 11%
 6位:投資のチャンスではない/介入が必ずあるとは限らない 5%


 ということになりました。1位は意外にも、と言うべきなのか、予想通りと言うべきなのか、「そもそも外貨に投資しない」ですね。外貨リスクや元本割れリスクに対して引き続き強いアレルギーを持っている方がいらっしゃるということですね。


 とは言いながらシェアとしてはあくまで3割弱に留まっておりまして、設問内容が設問内容なだけに、ということはありますが、多数派は、もう少し能動的に投資機会としての是非を判断されております。


 そんなわけで2位は奇しくも同率となっていますが、いずれも「投資のチャンス」派ですね。「外貨を購入し、介入後に売却」するという手法と「介入後に外貨を売却し(=円買い)、再び円高になったら購入(=円売り)」するという手法が並んでおります。


 介入しても効果は一時的で、その後も円高が続くと考えるのであれば、基本的にはこの2つしか方法はないですね。「円高が続く」という点だけを考えれば、「外貨に投資せず、円で保有し続ける」というのも、1つの資産運用方法と言えるのかもしれませんが・・・。


 全体で見れば、為替介入を投資のチャンスととらえるか、そうでないかは以下のように分かれております。


 ・投資のチャンス : 45%
 ・投資のチャンスではない : 55%


 やや「投資のチャンスではない」派が優勢ですね。この結果を「保守的」と考えるのか「積極的」と考えるのかは微妙なところかもしれませんが、半分近くの方が、「為替介入」という聞きなれない専門的な金融イベントを投資に生かそうと考えているわけなので・・・やはり「積極的」と捉えていいのかもしれませんね。


 ちなみに「介入を投資機会にすべきではない」という「べき」論については思ったより票が少なかったです。個人的にはちょっと意外でありました。


 さて米ドルのチャートを見てみると、見事にレンジ相場が継続されております。昨日(14日)はその中で、円安に大きく動いたようですね。もしかすると覆面介入が続いているのではないかと思わせる動きです。


■米ドル/円チャート(期間:1年)

 



 こうしてみると・・・今回の為替介入はそれなりの効果があったようにも見えますね。今後の為替の動向には注目であります。


 では前回の読者アンケートについて、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。


〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=785


〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=597


 さて今回は、ギャル向けカードについて。


            --- Ginkou ---


セブン銀行と日本ギャルママ協会のコラボ企画 女性向けデザインキャッシュカード「Girl’s Card」誕生
http://www.sevenbank.co.jp/corp/news/2011/pdf/2011101701.pdf


 株式会社セブン銀行(以下、セブン銀行、東京都千代田区、代表取締役社長 二子石 謙輔)は、平成23年10月17日(月)よりセブン銀行口座申込時に希望されたお客さまに対して、女性向けのデザインキャッシュカード「Girl’s Card」の発行を行います。


 「Girl’s Card」は、気軽、便利、おトクな、おサイフがわりの口座サービスを多くの女性のお客さまにも使って欲しいと考えるセブン銀行と、もっと女性が使いたくなるようなかわいいキャッシュカードが欲しいと考える日本ギャルママ協会のコラボレーション企画で生まれたオリジナルデザインキャッシュカードです。


 (中略)


【ご参考】「日本ギャルママ協会」について


 ギャルママの保護および生活の向上、ギャルママ文化の普及および社会的立場の確保を目的に設立された、全国に約200の支部、7,000名以上の会員を持つ団体です。


〔 出典:セブン銀行HP 〕


            --- Ginkou ---


 先日、ネットサーフィンをしていたところ、たまたまこの記事広告を目にしました(一部抜粋)。


 



 もちろん筆者が、「お、かわいい!!」などと思うはずもなく・・・そのまま退出しようともしましたが、しかしよく考えてみれば、銀行とギャルママとのコラボというのはなかなか斬新な組み合わせですよね。というわけで、ニュースとしては少し古いものとなりますが、あえて取り上げてみました。


 とは言いながら、銀行がこうしたタイアップなり、コラボレーションなりで成功したという記憶はほとんどありません。あえて言えば、三菱東京UFJ銀行とディズニーのタイアップくらいでしょうか?


 みずほ銀行はキャラクターとしてキティを使っていると思いますが、それほど印象に残っておりませんし、そういえば以前、りそな銀行スタジオジブリとタイアップしたことがありますが、あれは尻すぼみで終わったのですかね?特に継続されていないと思います。


 こういった失敗(?)は銀行の体質によるものなのか、銀行サービスの特性によるものなのかは分かりませんが、なかなかうまく行っていないのは間違いなく事実かと思われます。


 そうした状況下で、あえてギャルママとのコラボを進めたセブン銀行の勇気(?)には敬意を表したいと思います。


 ただ、このニュースが恐らくほとんど全く話題にならなかったのだとすると(少なくとも筆者は昨日まで知りませんでした)、やはりあまり上手くいっていないのかもしれませんね。筆者はもちろんターゲット客ではありませんので、ターゲットとなる若い女性の間では認知されているのかもしれませんが。


 しかしなぜ、あえて「ギャルママ」なのでしょうね。若い女性であれば「ギャル」(はもうかなり少ないかもしれませんが・・・)、その上の女性であれば「ママ」で良いと思うのですが、なぜ、よりニッチな「ギャルママ」と組んだのでしょう?「若い子」も「ママ」も取りたかったということかもしれませんが、どちらからも共感を得られない可能性が高いですね。


 あるいは、セブン銀行のメインの設置場所であるセブンイレブンには「ギャルママ」セグメントの女性が意外に多いのかもしれません。一昔前であれば深夜、コンビニの前にアウトローな若人が集う慣習がありましたが今はどうなのでしょうね?筆者が住んでいる場所は少子高齢化がより進んでいるのか、子どもは大事にされていると見え、あまりそうしたワイルドな青春を謳歌する少年少女を目にする機会はほとんどなくなってしまいました。これも草食化と言われてしまうのですかね。


 いずれにせよ、せっかく手間隙かけて作られたギャルママ・キャッシュカードなわけですから、相応の人気が出ることを影ながらお祈りしたいと思います・・・。 


 ということで、今回の読者アンケートは「セブン銀行が、日本ギャルママ協会とコラボレーションして開発した女子向けキャッシュカードであるGirl’s Cardは魅力的?」でいきましょう。3月15日まで。


■セブン銀行が、日本ギャルママ協会とコラボレーションして開発した女子向けキャッシュカードである「Girl’s Card」は魅力的?(3月15日まで)
 
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=787





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2月の金利比較、更新しました(その2)。

2012-02-13 07:32:36 | Weblog
さて、先週に引き続き、外貨預金・投資信託・カードローン・セキュリティのサービス一覧と証券会社比較を更新しました。

なお、先週更新した口座サービスと円定期預金金利比較、FX比較、住宅ローン金利比較についてはこちらからご確認ください。
■今月の金利更新(その1):http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=534


5.外貨預金・外貨定期預金比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=20


 今月はソニー銀行の「豪ドル定期預金キャンペーン」とみずほ銀行の「外貨預金為替手数料割引プラン」が新しいキャンペーンですね。

 さて評価ですが、いつものように楽天銀行ソニー銀行住友信託銀行住信SBIネット銀行を★★★としています。中でもやはり住信SBIネット銀行が特に有利ですね。

 米ドルは、リーマンショック後のアメリカの金融緩和の影響を受けてずっと下落が続いていますね。つまり円高ということです。筆者もそうですが、円高により含み損を抱えている人は多いのではないでしょうか・・・。

 そしてそれに追い討ちをかけたのが、震災後の大幅な円高です。さらに昨年の夏から、世界の株式相場が一気に不安定になり円高が進んでいます。ヨーロッパの債務危機がクローズアップされ、通貨の「安値競争」となっているような現状では円高圧力は収まりそうにありませんね。

 ただ足元では、11月の為替介入実施以降、77円前後に落ち着いております。覆面介入の効果かもしれませんが、不自然な動きにも見えますね。もうしばらく、この水準が維持されるのでしょうか?今後の動向に注意が必要そうです。

 <ドル円為替チャート(1年)>
  

 一方、ユーロは少し反発の兆しが出てきましたね。債務問題もそろそろ賞味期限が過ぎつつあるのかもしれません。

 <ユーロ円為替チャート(1年)>
  

 さらに豪ドルはより明確に反発してきておりますね。注目の動きとなっております。

 <豪ドル円為替チャート(1年)>
  

 なお、2011年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、住信SBIネット銀行が1位となっています。

 ■外貨預金ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#4


6.投資信託比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=17


 今月の新しいキャンペーンは、住信SBIネット銀行の「SBI証券口座開設キャンペーン」ですね。

 投資を検討されている方はぜひこういったお得なキャンペーンを利用してみてください。

 さて、評価ですが★★★は積極的なキャンペーンを実施している住信SBIネット銀行としています。

 また、投資信託のラインナップについては、多くの銀行でラインナップが充実してきて、さらにメガバンクもノーロード(手数料無料)ファンドを販売し始めたこともあり、「ノーロードファンド」の観点から楽天銀行ジャパンネット銀行を★★★としています。

 なお、2011年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、住信SBIネット銀行が1位となっています。

 ■投資信託ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#5

 ※投資信託リターン率(1年)ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=17#4


 今までの上位ファンドの流れを見ると、REITファンド → ブルベアファンド → 金=ゴールド関連ファンド → 新興国ファンド → J-REITファンド → 資源関連ファンド → 日本小型株ファンドという流れで栄枯盛衰が進んできましたが、今月は・・・金=ゴールド関連ファンドに加え、インドネシア関連ファンドが3本ランククインしている点が目を引きますね。

 アメリカの株価もここにきてようやく復調の兆しが出てきましたので、そろそろ、もう少しメジャー感のあるファンドがランキングに顔を出すことを期待したいものですね。


7.カードローン比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=30


 まず銀行系のカードローンを比較してみます。★★★は、信用力があって最低金利も4.6%と低い三菱東京UFJ銀行の「バンクイック」、3.3%の三井住友カードの「三井住友カードゴールドローン」、そして3.5%オリックス・クレジットの「オリックスVIPローンカード」となりました。

 次に銀行グループ傘下のローン会社のカードローンですが、やはり銀行本体のカードローンと比べると金利は全般的に高いですね。銀行本体のカードローンの審査に落ちた場合などに利用すればよいと思います。

 この中では、一旦返済すれば何度も1週間無利息になる、新生銀行グループのシンキと、最低金利が4.7%となっているアコム、そして4.8%となっているモビットを★★★としました。

 なお、2011年の当サイトのカード人気ランキングでは三菱東京UFJ銀行が1位となっています。

 ■カードローンランキング
  http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#7


8.セキュリティ比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=18


 昨年、三菱東京UFJ銀行のユーザーをターゲットにするフィッシングメールが報道されました。実際に5人くらいが被害にあい、数十万円の預金が盗まれたようです。

 と言うと何かコンピューターウイルスを組み込んだハイテクなものかと不安になりますが、実際には、添付ファイルに暗証番号等を入力させ、送信させるというアナログのもののようですね。

 筆者もウッカリすることはありますので、暗証番号を安易に入力してしまう・・・という可能性は0ではありませんが、今回の事件は「乱数表の数字を全て入力させる」というものですね。そうでないと三菱東京UFJ銀行のインターネットバンキングにログインできません。

 ウッカリ引っかかってしまっても、乱数表の数字を何度も何度も聞かれる場合はオカシイゾと思う心がけが必要です。

 さて、先月と同じですが、評価のポイントは以下の6つです。まだ全てが○の銀行はありません。

 <評価のポイント>
 1.生体認証カード
 2.ICカード
 3.乱数表
 4.ワンタイム・パスワード
 5.出金メール通知
 6.不正利用保険


 ★★★はみずほ銀行三井住友銀行楽天銀行シティバンク銀行の4行としました。

 なお、2011年の当サイトのユーザー人気ランキングでは新生銀行が1位となっています。

 ■セキュリティランキング
  http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#9


9.証券会社比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=31


 株式の現物手数料については、SBI証券楽天証券、そしてGMOクリック証券がずば抜けて低いですね。特に利用する回数が多そうな、売買金額が10万円までが150円以下、50万円までが400円以下、100万円でも650円以下と、1,000円を大幅に切る水準ですね。魅力的です。

 このSBI証券楽天証券、そしてGMOクリック証券を★★★としました。

 また口座開設時の特典では、取引条件がいろいろありますが、最大で2万円前後もらえるものもあります。ぜひこういったキャンペーンを利用したいものですね。

 株式相場は昨年3月11日の東日本大震災が転機となり、大きく下落しております。加えて昨年8月の世界的な株式相場の混乱を受けて、さらに下落している状況ですね。

 足元ではアメリカの景気復調などを足がかりに少し回復してきましたが、水準自体はまだまだ低いです。このまま順調に回復するのかどうか・・・予断は許しませんが、期待せず期待したいと思います。

 <日本の株価/日経225(1年)>

  

 世界の株価も徐々に回復傾向が鮮明になってきました。一直線に上昇することはないと思いますが、こちらも期待せず期待したいと思います。

 <世界の株価/MSCIコクサイ(1年)>

  

 なお、2011年の当サイトのユーザー人気ランキングではGMOクリック証券が1位となっています。

 ■証券会社ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#10


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バークレイズ銀行:既発債5年1.15%

2012-02-10 08:40:01 | Weblog
 インフルエンザが流行しているようですね。いよいよ流行期に入り、各社ともインフルエンザ薬の供給を拡大しているようです。ニュースによれば3,000万人分とか。さすがに供給過剰なのでは?と思いますが、1月下旬の1週間の患者数が173万人ということですから、もうしばらく流行すれば利用が進む、ということなのかもしれませんね。

 インフルエンザ薬の代名詞といえばタミフルですが、それ以外にも吸入方式のものや、点滴方式のものなど、薬もいろいろあるようですね。できれば試したくないものです・・・。

 ちなみに「寒いから風邪を引く」と言うのは常識ですが、実は医学的には明確な因果関係はないようです。確かに伝染病が猛威をふるう地域というのは概ね「高温多湿」な地域であり、「低温低湿」な日本の冬とは真逆であります。

 ではなぜ冬に風邪を引くかと言うと「寒いので室内で過ごす時間が増え、ヒト同士がウイルスを移しあう機会が増えるから」ということのようです。もしそれが本当なら「外は寒いから風邪を引くよ!」ではなく「中は暖かいから風邪を引くよ!」というのが正しいことになりますね。果たして真実はどうでしょうか。

 

 さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、東京スター銀行のスターワン1週間円預金を取り上げました。気になる金利はと言えば・・・

■東京スター銀行「スターワン1週間円預金」

 ・1週間:0.25%


 なかなかの高金利ですね!今時、1年ものでも最高水準が0.35%という状況ですから、1週間で年利0.25%の金利なら、かなりの好条件と言えます。

 現状のメガバンクの普通預金は0.02%ですからね・・・。それと比較すれば優に12倍以上の金利、ということですね。普通預金で遊ばせている、「いつ使うか分からない資金」の運用先としても十分有効と思われます。

 気になるとすれば、この好条件がいつまで続くか、という点ですかね。販売当初は華々しい金利でも、その後、低調になっていくのはよくあるパターンでして、さらにこの預金は1週間満期なので、仮に金利が下がるとすると、1週間後には低い金利に書き換わってしまうことになります。

 1日でも長くこの金利を続けて欲しいものですね。

 さて投票結果ですが、5つ★満点で、「4.4」!高い高い評価ですね。

 4点台の評価というのは久しぶりではないですかね。少なくとも定期預金ではなかなか出ない評価です。やはり今求められているのは、期間が長くて、そこそこの金利の定期預金ではなく、こうした期間の短い預金なのですかね。
 
 では、まだの方は投票をお願いします。投票は3月3日まで。

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=784

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=533


 今回は楽天証券の取り扱うバークレイズ銀行の円建て社債を取り上げたいと思います。



 ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:1年)



 引き続き右肩下がりのトレンドを維持しておりまして、金利水準も1%割れという寂しい状況であります。ただ一方で下げ止まりつつあるようにも見えますね。

 株価も回復基調ですし、この流れが続くようであれば金利も少しは上昇するのでしょうね。

 さて今回は、楽天証券の取り扱う「バークレイズ・バンク・ピーエルシー」の円建て社債です。

 毎週、こちらの記事をチェックいただいている方はあれ?と思われるかもしれません。実は2週間前にマネックス証券が取り扱う同じバークレイズ銀行の円建て社債を取り上げたばかりだからですね。

 実は・・・手を抜こうと思っておりまして・・・というわけではなく(笑)、全く同じ社債ではありますが、前回取り上げたのは新発債で、今回取り上げるのは既発債です。分かりやすく言えば新車中古車の違いです。

 ただ、先日、募集期間が終わったばかりの新発債がいきなり中古として売られるというのは考えにくいので、実際には「売れ残り」か、「大口のキャンセル」というところですかね。

 いずれにせよ短い募集期間内に買えなかった人は検討されてもいいかもしれません。既発債だからと言って価値が下がるものではありませんからね。

 しかしあくまで「売れ残り」の規模だと思いますので、とっとと売り切れてしまった場合はご容赦をください。

 ・・・と、前置きが長くなりましたが、このバークレイズ銀行の円建て社債の気になる条件は以下の通りです。

■バークレイズ銀行/円建て社債

 ・約5年:1.15%


 約5年という手頃な期間ながら、1%を上回るなかなかの高金利です。

 これだけ金利が高いと「外貨かな?」と思いますが、そうではなく「円建て」ですので為替リスクは全くありません。利息も元本も全て円で戻ってきます

 また、イギリスのメガバンクであるバークレイズ銀行のS&Pの格付けは「A+」ということですから、高いですね。日本では三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3大メガバンクがいずれも「A+」ですから、それに匹敵する信用力であります。

 なお、この社債を取り扱う楽天証券では口座開設キャンペーンを実施していて最大28,200円がプレゼントされます。こうしたキャンペーンも参考になさってください。
 
>>>楽天証券のサービス、キャンペーン、口座開設はこちらから

 ではこの、楽天証券の取り扱う、5年1.15%となるバークレイズ銀行の円建て社債(既発債)。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・高金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は3月10日まで。

>>>楽天証券のサービス、キャンペーン、口座開設はこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
 http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=8


楽天証券の取り扱う、5年1.15%となるバークレイズ銀行の円建て社債(既発債)。あなたの評価は?(投票は3月10日まで) >>>投票はこちら




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為替介入は投資のチャンス?

2012-02-08 08:51:33 | Weblog

まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「FRBのバーナンキ議長によれば、アメリカのゼロ金利政策は2014年終盤まで低金利が続く見通しとのことですが、日本の金利が上昇するのはいつと思う?」では・・・


 1位:2016年以降 63%
 2位:2015年中 13%
 3位:2013年中 10%
  〃:永遠に上昇しない 10%
 5位:2014年中 3%


 ということになりました。1位は何と「2016年以降」ということですね。ほぉ。金利上昇は4年以上先、という見通しだというわけですね。なかなか悲観的であります。


 さらに驚きは、このかなり悲観的な選択肢に6割を超える投票があったということです。ほとんどの方が基本的には短期的な金利上昇を全く想定していない、ということですね。ナルホド。


 確かに10年以上、超・低金利の状態が続いているわけですから、金利上昇など全く当てにできない、という感覚はよく理解できます。


 ただ、ふと思うのは、みんなが一つの見方に偏っている場合と言うのは、バブルと一緒で、逆に揺れた場合の反動が極めて大きくなります。仮に金利が上昇したりすると、経済的に大きな混乱が生じるかもしれませんね。ローンや借金を抱えていない限り、影響は限定的かもしれませんが。


 いずれにせよ前回のコラムにも記載したとおり、アメリカの金利は2015年以降上昇する可能性があるわけですが、日本ではそれ以降も低金利が続いていく、という見方をみなさんされていることになります。だとするといよいよ、その頃には「金利差」による、ドル高円安局面が起こるかもしれませんね。


 逆に言えば、あと3年は円高基調が続く可能性があるわけで、日本の製造業も、投資家も、まだまだ苦難の道が続くということになりますね。


 ちなみに筆者はといえば、来年の2013年くらいには金利が少しずつ上昇してくるのではないかと期待しています。アメリカ経済が予想以上に順調に回復し、それにつられて世界の金利が徐々に「正常値」に戻る=金利が上昇する、という考え方であります。


 ま、あくまで期待も込めた予想でありますが。


 ちなみに今年、金利が上昇すると答えた人は、見事にゼロですね(笑)。象徴的であります。


 では前回の読者アンケートについて、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。


〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=783


〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=595


 さて今回は、為替介入について。


            --- Ginkou ---


7年ぶり覆面介入、4日連続で計1兆195億円
http://www.asahi.com/business/update/0207/TKY201202070208.html


  政府・日本銀行が昨年10~12月期に行った円売りドル買いの為替介入について、財務省は7日、詳細を発表した。10月31日には、1日としては過去最大の8兆722億円を投入。介入したかどうかをあえて公表しない「覆面介入」を11月1~4日の4日連続で計1兆195億円行っていたことも明らかになった。


 政府・日銀が覆面介入を実施するのは、2004年3月以来、7年半ぶり。政府関係者は7日朝、介入の効果をより高めるため、意図的に覆面介入を行っていたと記者団に明かした。覆面介入は、当局がいつ介入してくるか分からないとの疑心暗鬼を市場に広げ、円高の急進を防ぐ効果が期待できるためだ。


 また、実施については公表されていた10月31日の介入も、8兆円を超える金額が投入されていたことが明らかになった。昨年8月4日に行った4兆5129億円の円売りドル買い介入を抜き、1日の介入額として過去最大。従来は、10月下旬から11月下旬までの1カ月間に計9兆916億円が投入されたことが公表されていただけで、日ごとの介入額や覆面介入の有無はわかっていなかった。


〔 出典:朝日新聞 〕


            --- Ginkou ---


 空前の円高が続いております。以前は円高というより、ドル安、つまり米ドルが全ての通貨に対してズルズル安くなっていく、という状態でしたが、最近は債務問題に揺れるユーロも大きく下がり、結局、円だけが「取り残され」、円高になっている感があります。


 昨年は数十年ぶりに日本の貿易収支赤字になりましたが、全体の経常収支は引き続き黒字を維持しておりまして、黒字が続く限りは、いくら国の借金が増えようとも、円高圧力は続くのでしょうね。


 ちなみにその経常収支について、筆者は楽観的=つまり黒字が相当維持される、という見通しを持っていますが、専門家の多くは悲観的なようですね。5年~10年以内に経常収支も赤字に転落してしまう、と予想している人が多いように感じます。


 仮にそうなるとすれば、いよいよ、みんなが待ちに待った本格的な「円安」が到来することになるわけですが、生活実感からすると、円安の方がデメリットが多くなるような気がします。物価が高くなり、生活が相対的に苦しくなるわけですからね。そうなった時に「こんなはずじゃなかった」なんてことにならないことを祈りたいと思います。


 やはり常識的に考えれば、自国の通貨の価値が高い方がいいか、低い方がいいかと言われれば、「高い方がいい」と思うのが自然なのではないですかね?給料の話なら高い方がいいと答えるのに、自国通貨は安い方がいいというのはチグハグであります。そろそろ、我々日本人も円高アレルギーを戒めて、この高い円で「他の人に働いてもらう」という発想の転換が必要なのではないですかね。


 筆者も機会があれば、この円高を利用して海外で働きたいものです・・・豪遊もできるかもしれませんし(笑)。


 とは言いながら、経済界を中心に、引き続き円高に対する危機意識は強く、政府は円高に対する最後の切り札である「為替介入」を実施しております。為替介入とは、政府と日銀が、市場でハンパない「円売り・ドル買い」を行って、円の価値を人為的に下げる=つまり円安に誘導する、というものですね。


 何事も、大量に売れば値段が下がるのは世の常であります。


 さてその為替介入の直近の回は昨年の10月ということになっておりましたが、上記記事によれば、大きく介入した10月31日に続き、11月1日~4日まで4日連続で、介入したかどうかを公表しない「覆面介入」を実施していた、ということであります。


 確かに、その後の為替相場は結構、不自然な動きをしていましたからね。筆者も「介入し続けているんだろうなー」とは感じておりましたが、やはりその通りだったようですね。


 その後の為替相場の動きを朝日新聞のサイトから引用するとこういうことになります。


 
 
 こうしてみると、確かに11月以降、約3ヶ月間、更なる円高を阻止した効果はあると思います。その後も為替相場が大きく円安に振れたことがありましたので、「覆面介入」はまだ続いているのかもしれません。


 しかし一方で、為替介入により円高傾向が円安傾向に変わるわけでもなく、その効果が、ただ単に「円高の進行を数ヶ月遅らせた」ということであれば、「そもそも意味があるんだっけ?」という本質的な問いにぶつかります。


 さらに為替介入で円を売るということは、同じ量だけ「ドルを買う」ということになりますが、その後、結局、円高ドル安になるのであれば、このとき買ったドルが含み損を抱えることになります。10月下旬から11月下旬までの介入額は計9兆916億円ということですが、仮に1円円高になれば大雑把に言って、1,182億円ずつ損をすることになります。それは結局、最終的には国民が負担することになります。


 もちろん将来、円安になれば為替差益が出てくるわけですから、一概に損とは言えないかもしれませんが。


 そんな訳で賛否両論ある政府による為替介入ですが、ジリジリ円高が進むにつれ、新たな為替介入の機運が高まりつつあります。


 仮に投資家として、抜け目なく投資のチャンスに生かそうとするなら主にこういう方法が考えられます。


 ・ドル買い派:1ドル=76円くらいでドルを購入し、為替介入で78円くらいになったら売却する。
 ・円買い派 :為替介入で1ドル=78円くらいになったら円買い(ドル売り)をし、76円くらいになったら売却する。


 筆者は何度か書いているように後者でありますが、最近目にした、「成功投資家」は前者で財をなした、ということでありました。みなさんはいかがでしょう?


 もちろん、政府が国のために円高を阻止しようとしているのに、それを金儲けに利用するのはけしからん!というご意見もあろうかと思います。よく理解できます。


 ただ筆者は上記の通り、「円高上等!」派でありますので・・・罪の意識が比較的軽いのはご容赦いただければと思います。


 ということで、今回の読者アンケートは「円高がジリジリ進む中で、政府による為替介入の機運が高まっておりますが、あなたにとって為替介入は投資のチャンス?」でいきましょう。3月8日まで。


■円高がジリジリ進む中で、政府による為替介入の機運が高まっておりますが、あなたにとって為替介入は投資のチャンス?(3月8日まで)
 
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=785





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