農村ライフ 日々是好日

山形・庄内平野でお米を作る太ももの会広報部長の農村日記

最後のびわ湖で鈴木健吾4分台の日本新

2021-02-28 22:55:17 | マラソン、駅伝

会心のレースでした。
目の覚めるような鮮やかなスパートでした。
今回が最後の大会になるというびわ湖毎日マラソン。
富士通の鈴木健吾選手が一気に5分の壁を破って
2時間4分56秒の日本最高記録で優勝です。

驚くのは鈴木選手に続き、6分台、7分台と次々に選手がフィニッシュし、
10分を切るいわゆるサブテンのランナーが42名もいたこと。
こんなレースは初めて見たしおそらく世界でも過去あったでしょうか。

無風、曇り、湿度の気象条件、
きっちりペースを刻んで役割をはたしたペースメーカー、
進化する厚底シューズなど好条件が揃った結果と言われますが、
日本選手の強化が確実に行われている表れでもあると思います。

残念ながら1億円の褒章金制度は終わってしまいましたが、
「びわ湖大会の最後にふさわしい素晴らしい結果になった。
 鈴木選手は歴史を作った。男子マラソンのレベルが上がった日。
 五輪代表選手もモチベーションアップになる」
瀬古さんも大喜びでした。

76回を数える毎日マラソン大会(びわ湖は62年から)は、
来年からは大阪マラソンに統合されるそうです。




天気図を描く

2021-02-27 19:56:54 | 
朝の「山カフェ」のゲストはあばれる君でした。
なんと彼は高校時代山岳部のキャプテンで
福島県代表でインターハイにも出た経験があるそうです。

話しは山歩きはもちろんテント生活にも。
食事のメニューはカレーだったのだけど、
サラダが付いてなくて減点されたのだとか。(なんじゃそりゃ)


テント生活で重要なのが天気図を手描きすること。
16時からのラジオの気象通報を聴きながら作図します。

と話がここまで進んだところで山本志保アナウンサーが、
「わたし以前仕事で気象通報やっていました・・・」
あばれる君「えー!」

「石垣島では 南東の風 風力2  くもり 13ヘクトパスカル 25度」
という気象情報の読み上げですね。

「あーそれそれ、その声」
なんとも懐かしい青春の思い出なのでした。

私も大学時代、ワンゲルで山で天気図描いていました。
入部してすぐ先輩から描き方の手ほどきを受けて、
夕方16時の気象通報に合わせて部室で練習しました。

なんとかアナウンスの速度に合わせて、専用紙に
各地点ごとに風向、風力、天気、気圧、気温を記入できるようになってからも、
気圧線を引くのがけっこう難しかった記憶があります。
ちなみに当時の気圧の単位はミリバールでしたよ。

山へ行ってももちろん描きます。
錬成や合宿では泊地で必ず1年生は描かされました。
その間30分くらいはテントの周りがやけに静まり返ったり。

懐かしいなあ。
もう天気図なんて何十年も描いていませんが、
久しぶりに描いてみたくなりました。
天気図用紙はどこで売っているんだろう。

京都には当時烏丸六条辺りに地図専門店があったと思います。
5万図も昭文社のエアリアマップも天気図用紙もそこで買っていたかも。

 →天気図の記入方法


ブラタモリ日田

2021-02-26 19:12:01 | 

リヴァイと近江アナ衝撃の対比写真でした。
NHKやるなあー


ということでブラタモリ日田編は進撃の巨人が導入部に。

周囲を山々に囲まれた盆地の日田。
山々を崖とみて、その中で独自に育まれた文化や伝統。
一方その障壁を越えよう、障壁の外に出ようという意識が
進撃の巨人を生んだというタモリさんのまとめはお見事でしたね。

江戸時代、九州の中心に位置して街道の要衝として栄えた日田。
幕府の天領でもありました。

たしか男はつらいよ43作目の寅次郎の休日では、
泉の父(寺尾聡)が暮らしていた町が大分の日田でした。
その愛人役は宮崎美子でしたよ。

小鹿田焼には興味津々です。
ぜひ訪れてみたい日田の町でした。

大分県は別府に由布岳に国東半島、
見どころいっぱいありますね。




宝来屋のあま酒

2021-02-25 22:00:53 | 食べ物

福島県郡山市にある麹屋さん「宝来屋本店」のあま酒です。

加工用米の出荷先である舟形町の大場惣吉商店さんから、
そのお米の実需者である宝来屋さんを教えていただきました。

ということは太ももの「はえぬき」がこのあま酒に成っているかも知れない!
というわけですぐあま酒を10袋注文しました。

濃縮タイプの320g。
早速プレーンヨーグルトにかけていただくと甘さがかなり強め。
と思ったら砂糖が添加されているではないですか。
あらためてホームぺージを見て今気が付きました。

これはこれで美味しいんだけれど、
今度は無添加・無加糖タイプの商品を買ってみましょう。



山形市のカネチョウさんの甘酒もそうだけれど、
麹が変わるといろいろな味わいが楽しめますね。



まつだい芝峠温泉

2021-02-24 19:58:18 | 温泉
最後にもうひとつ十日町の話題にお付き合いください。


絶景でした。

雲海の下に松代の町。
遠くに聳えるどっしりとした山塊は信越国境の苗場山。
この風景を温泉に浸かりながら眺められる所がありました!


まつだい芝峠温泉、その名も「雲海」。
松之山温泉もいいけれど、
ここ芝峠温泉は松代の町からわずか10分足らずで行けます。
日帰り温泉施設としても人気の宿でした。


この写真はロビーから撮ったものですが、
同じ方角を向いた大きな展望露天風呂が芝峠温泉雲海の売りです。

展望風呂にはそこから望める県境の山並みの名前が表示してあります。
中央の苗場山の右は栄村の鳥甲山。
左手奥には上越国境の平標山、万太郎山、谷川岳さらに巻機山・・・

絶景露天風呂にゆっくり浸かりながら雲海を、
そして遠くの山並みをこころ行くまで展望しましたよ。

何度も反芻して覚えたや山名とその形状。
これが将来登りに行くための確固たる動機づけになりました。
すべての山に登れ。

まつだい芝峠温泉、
期待通りの絶景温泉でした。


反対側(北側)には米山(立ち木の陰)が近くなって見えました。







北越急行ほくほく線

2021-02-23 15:11:29 | 
またまたまた十日町周辺の話題です。



今回出かける前に地図を見ていたら、特徴ある一つの鉄道の路線が目に留まりました。
北越急行ほくほく線(路線距離59.5km)です。


山深い上越線の六日町から海沿いの信越線の犀潟までほぼ東西に一直線に伸びている鉄路。
真っ直ぐな訳は路線の大半がトンネルだから。
トンネルを抜けて谷間の地上に出る地点にぽつりぽつりと駅があります。
まるでリニア新幹線の予定路線のようです。

これは見るからにただの田舎のローカル線ではありません。
名前からして急行と付いている。

実際時刻表を見ると快速どころか超快速なんて車両も運行しています。
一見都会を走る電車の案内板かと思ってしまいます。


六日町から十日町まで一駅区間を乗車してみました。


日曜日にはゆめぞらシアター・トレインが運行されるらしい。
トンネルに入ると天井のスクリーンにCG映像が上映されるなんて、
これは体験してみたい。


午前9:30初の超快速スノーラビットが入ってきました。
十日町までおよそ10分の乗車。
途中の3駅は停車せずに通過しますが、2駅目の美佐島駅は地下駅だそうです。


こちらはまつだい駅前にある記念碑です。

「雪深く交通が不便な山間地を開くには鉄道を貫通させなくては」
沿革史によると、昭和の初めから鉄道の開通は住民の悲願でした。
「ほくほく線」は当初国鉄新線「北越北線」として予定され、
昭和43年以来工事が進められてきましたが昭和55年に工事は中断。

しかしながらこの路線は豪雪地帯である新潟県魚沼地域と
日本海側の頸城地域の生活基盤を確立する上で重要な路線であることから、
紆余曲折の末、昭和59年に第三セクターである北越急行株式会社が設立。  
翌年に建設工事が再開され、鍋立山トンネルなどの難工事を経て、
ようやく「北越急行ほくほく線」として平成9年に開業したのでした。




まつだい駅にラッピング電車が入ってきました。

北陸新幹線が開通する平成27年までは、
越後湯沢駅から北陸方面を結ぶ「特急はくたか」がほくほく線を走行していました。
富山や金沢方面の乗客にはお馴染みの路線だったわけですね。
単線でトンネルと高架線とはいえ、
ここを時速140kmで特急が通過していたとは驚きです。


北越急行ほくほく線。

はくたか亡き後も超快速スノーラビットは名前の通り「快速」で、
現在日本国内において乗車券だけで乗れる列車としては表定速度が最も高い列車なんだだそうです。

反対にたっぷり時間をかけながらゆったり各駅停車を楽しみながら走る
「超低速スノータートル」という企画列車もあるそうですよ。
ウサギとカメですね。

沿線に見どころも多いし、超快速に超低速そしてCG上映ゆめぞらの運行、
さらにユニークなデザインの駅舎など、
なかなか楽しい路線じゃないですか。
ぜひ今度は全線乗ってみましょう!

走れ!勇馬

2021-02-22 20:04:45 | マラソン、駅伝
またまた十日町からの話題です。

町で見かけた横断幕。
我々の世代だと「いけいけ!飛雄馬」なのですが、こちらは「走れ!勇馬」。
もちろんオリンピックマラソン代表服部勇馬選手への応援幕なのでした。
服部選手は新潟県十日町の出身です。

ただ高校は仙台育英、大学が東洋だったので、
中学を卒業したら故郷を出たと思われます。
オリンピック頑張って欲しいですよね。


豪雪地帯の十日町では冬場のクロカンスキーなど、
自然と足腰が鍛えられたのではないでしょうか。

十日町出身の長距離ランナーといえば、
小林雅幸選手を思い出しました。

小林選手の活躍は、およそ30年前にさかのぼります。
十日町高校の3年時には全国高校駅伝の花の1区で見事区間賞を獲得、
そして大学は早稲田に進学、渡辺康幸の1年、花田勝彦の2年後輩でした。
学生三大駅伝で獲得した通算10回の区間賞は、
オツオリと並んで歴代1位だそうですよ。


ネットで検索したら懐かしい写真がありました。
同い年の榎木和貴選手(中央大)との2ショットです。
榎木さんは今年の正月の箱根駅伝で、
ゴール手前3kmまでトップを快走し台風の目となった創価大の監督です。
彼も現役時代箱根で4年連続となる区間賞男でしたね。

中央大学で榎木選手と同期で当時のエースだったのが、
東海大山形出身の松田和宏選手です。
彼も強かった早かった。
私は歴代の山形県出身長距離選手の中では、
いまだに松田選手がナンバー1だったと思っています。
現在はたしか福島県の学法石川高校で陸上の指導をされていると聞きました。

と話は駅伝繫がりでどんどん脱線して行ってしまっていますが、
駅伝が好きなんです。ご容赦あれ。


雪深い十日町。


人気の蕎麦屋さんを訪ねました。


十日町名物へぎそば。
旨かった!また食べに行きたい。

まつだい雪国農耕文化村センター「農舞台」

2021-02-21 20:15:04 | 
先週訪れた十日町市の話題をもう少し。


十日町市を中心に6つのエリアで3年ごとに開催される大地の芸術祭、
「越後妻有アートトリエンナーレ」。
今年はその開催年に当たるのですが、コロナ禍の中どうなるのでしょうか。
(十日町駅にあったブースです)


こちらはまつだい駅前にあった、まつだい雪国農耕文化村センター「農舞台」です。
これも越後妻有アートトリエンナーレの作品。
写真は芸術祭のサイトから借用しましたが、
現在は周囲が深い雪に覆われて、このような全貌は望めません。


中の展示物は現在準備中なのですが、
レストラン里山食堂は営業中です。


ブルーでおしゃれな店内からは棚田と松代城を
眺めながらゆったりと食事ができます。


おすすめの里山ごはん。
玄米がおいしい。


驚いたのはトイレでした。


扉を開けると・・・


一面のレッドの空間!
以前ジュンが住んでいた石神井の赤い壁の部屋もここには負けますね。


出口のドアと大用の個室ドアと形状がまったく同じなのも面白い。
ちなみに真ん中のドアが出口です。


施設とまつだい駅舎を結ぶ回廊にも作品が。


題して「まつだい住民博物館」。


短冊状のカラフルな板に住民の名前が書かれてありまして、
この回廊を通過すると自動的に「いやー良く来たね」というような
歓迎の音声が一定の間隔を置いて数人分流れます。
「まんず上がってお茶っこでも飲んでけらっしゃい」(山形弁でいうとこんなニュアンス)

農舞台の脇には雪に埋もれた草間彌生さんのオブジェもあるみたいだし、
雪のない時期にもぜひまた訪れねば、と思った次第です。

中島みゆきの493曲

2021-02-20 22:02:02 | 日記

中島みゆきのほぼ全曲、
1976年のデビューアルバム「私の声が聞こえますか」から
2020年の「CONTRALTO」までアルバム43枚と企画アルバムから4枚、
曲数にして493曲をスマホに入れました。
これでいつでも聴き放題。

音源はどうしたか?
手元にあるのは初期の数枚のLPレコードなので、
CDを酒田と鶴岡のレンタルショップを全店回って借り集めました。
それをiTunesにコピーしてスマホと同期させたわけです。

アルバム43枚のうちレンタルショップに在庫が無くて探せなかったのが6枚。
うち4枚はTSUTAYA宅配サービス会員のイーノに協力してもらってレンタル。
どうしてもレンタルできなかった「グッバイガール」と
「私の子供になりなさい」の2枚はストアで購入しました。

iTunesのガイドブックを見ながら試みた
iPhoneへの同期が最初うまくいかず途方に暮れかかったのですが、
夕べケーブルで接続してソフトをあれこれクリックしていたら
いつの間にか音楽データがスマホに移っていました。

同時にスマホで撮り溜めていた写真もパソコンにアップロードされていました。
こちらもDropbox経由でうまく写真の移動が出来ていなかっただけに一安心。

ところで493曲はいつ聴くの?
イメージは長距離ドライブの車内か長距離徒歩旅のお伴になのですが、
どちらもしばらく実現はなさそうなので、
結局は自己満足して終わるんだろうなあ。

あなたの心に

2021-02-19 19:16:24 | 思い出
中山千夏/あなたの心に(1969年)

夕方聴いていたラジオから懐かしい曲が流れてきました。
好きだったなあ、この曲。

子どもの頃、有名人で中山さんと言えば
中山律子さんか中山千夏さんでしたね。
(男だったら中山仁)

千夏さんといえば、アニメ「じゃりン子チエ」の声がお馴染みでした。
「じゃりン子チエ」は私的ベストワンの漫画です。
コミックもちろん全巻持っていますよ。
(どこ行ったっけ・・・)