農村ライフ 日々是好日

山形・庄内平野でお米を作る太ももの会広報部長の農村日記

本屋に行くとトイレに行きたくなる問題

2021-04-30 21:37:58 | 日記
代掻きしながらトラクターで聴いていたごごカフェ。
こども科学電話相談ならぬ「おとな科学電話じゃない相談」が面白かった。

寄せられた最初の質問が、
「本屋さんに行くとトイレに行きたくなるのはなぜですか?」
本屋のほかにも図書館、そして楽譜売り場などに行くと、
便意を催す人が一定数いるらしい。

これは、そうだ!
昔「本の雑誌」誌上で話題になった、通称「青木まりこ現象」ではないですか。
この現象は個人差はあれど、本屋さんに行くとトイレに行きたくなる人が、
実際世の中には少なくないらしいぞ。

先生の回答を要約すると、
そう原因は諸説あるが定かではない。
ひとつは本のインクや紙の匂いへの反応。
二つ目は本や新聞を読む行為が排泄とセットになっている習慣によるもの。

三っめの説が有力で説得力がありました。
本屋さんで本を選ぶときは視線が下向きになる。
この状態では人間は副交感神経が優位になる。
つまり心身がリラックスした状態。
そしてリラックスすると腸の動きが活発になるから、
だんだん便意を催してくるのだそうな。

なるほどリラックスすると便意を催すという説明は腑に落ちました。
私は本屋さんではトイレに行きたくはなりませんが、
別のシチュエーションで同じような経験をしたことがあります。
それも何度も。

それはいったい何処か?
実は野山なんです。
野山といっても登山という目的を持って出かけた時ではありません。

ドライブなどで林道を進み里山など山間部に入ったとしましょう。
ふと景色や雰囲気の良さげなところで車を停め少し歩いてみる。
木々の緑、鳥のさえずり、思わず深呼吸したくなる爽快な空気感。
そんな時、必ずと言っていいほど急に催してくるのが便意なのでした。

そうなんですね、リラックスモードに入ると腸が動き出すのですね。
深く納得しました。
こんな経験したことがある方、ほかにもいらっしゃいますよね?

代掻きウイークに入り、この後一気一気にと田植へ突入して行きます。
早くこの農繁期を乗り切って、ゆったりと野山に出かけては
副交感神経を優位に働かせて、思いっきり肛門を弛緩させたいものです。



天空の旅人 多胡光純さんと

2021-04-29 23:16:40 | 



天空の旅人ことエアーフォトグラファーの多胡光純さんと、
友人のイーノ宅でお会いすることができました。

多胡さんは現在、山桜を追って東北の日本海側を北上中なのでした。
そして鳥海山の上空を飛行中の多胡さんを、
たまたま山頂から写真に収めた登山者が遊佐の今野正一さんで、
彼のTwitterでパラグライダーの画像を観たイーノが、
「これは多胡さんに違いない!」と確信して、本人に連絡を取ったのでした。

多胡さんは撮影機材一式をワゴン車に積んで、
車中泊しながら撮影旅を続けています。
多胡さん本人が描いた味のあるイラストをオリジナルの手拭いにして(写真上)、
その手拭いやエコ袋を販売しては活動資金に充てています。

多胡さんが撮影した空中からの映像は、
惜しげもなくYouTubeで公開するほかに、
空からの映像はその地域の宝ということで、
行く先々で上映会を開催しているのだそうです。

出会いに感謝、
ぜひ鳥海山の上映会も成功させましょう!

YouTube TAGOchannel

田植え長靴

2021-04-28 20:25:56 | 農作業

田植え用の長靴を新調しました。
ホームセンターなどで2000~3000円くらいで売っています。

田植え用とは言っても、もちろん田植え専用という訳ではなく
代を掻いた以降の泥田に入るときにはいつでも重宝します。

ふつうの長靴と違う点は、足にフィットするため
ぬかるんだ田んぼでも歩行の際脱げにくく歩きやすいということです。

足と脚に密着する割には、
裏地が付いているので着脱が容易です。

以前は表裏ともゴム生地だったので滑りが悪く、
履くのにとても難儀しました。

両面スキンタイプのウエットスーツを着たことが
ある人なら分かりますよね。

しかも軽量、
田んぼの中に入っての作業だったら何でも適です。
例えば代掻き、苗の手植え、除草剤や肥料散布、
中耕や培土機などなど・・

田んぼに行って、この専用長靴に履き替えると
気持ちにスイッチが入り、俄然仕事モードになれます。

敢えて弱点を挙げたら生地が薄いからショックに弱いということか。
今日も作業中、間違ってスコップの角をくるぶしに当ててしまい
とても痛い思いをしました。

それから普通の長靴に比べて長持ちしません。
もちろん余裕で1シーズンは持ちますが、
オフシーズンにしまっておくだけで表面が劣化して
ひびが入ってしまうことがよくあります。
したがって割り切って毎年新品を買うつもりで使っています。

履きやすくて軽くて歩きやすいのですが、
田んぼ専用ということでソールが比較的薄手で
道歩きには適しません。

それでもひざ下まで浸水を免れるので、
以前トライアスロンの大会でスタッフとして
スタート地点の浜に立っていた時、
波打ち際を移動するのに役立ったこともありましたよ。

さあ田植え用長靴、
履いてみたくなりませんか?

県縦断駅伝始まる

2021-04-27 20:18:18 | マラソン、駅伝

2年ぶりに県縦断駅伝が開催されました。

第2区中継所まであと1km、
トップを走る鶴岡田川の斎藤諒選手。
自身の区間記録をさらに更新しました。


酒田飽海の荒生実慧選手は5位で貰ったタスキを2位に押し上げました。
東洋大3年の荒生選手、
怪我から復帰した今年こそ学生三大駅伝のデビューが期待されます。


今日は晴れて風もなくグッドコンディションでした。


コロナ禍で開催された今大会。
中継所周辺では一般応援者の立ち入りが制限されました。


オーダー表が載った紙面を見るだけで
ワクワク感が高まります。
駅伝好きには至福の3日間です。

初日は鶴岡田川が先行するも、
王者南陽東置賜がじわりじわりと追い上げ優勝しました。
酒田飽海も最長区間の8区(狩川~古口)で、エースの鈴木亮平が
トップに立って見せ場を作りました。

田起こし終了

2021-04-26 20:53:13 | 田んぼ

家裏の工事跡の田んぼを耕して、ようやく田起こしが終わりました。
昨日から寒気が入り、多少雨も降りましたが(今日は一時アラレも)
田んぼは固く締まって良く乾いていました。

用水路に月山の雪解け水が流れてきています。
明日は田んぼに水を入れましょう。

天気は回復しましたが、風はとても冷たい。
明日は霜が降りる見込みです。

新しい幟

2021-04-25 21:41:18 | 暮らし

地域の氏神様、皇大神社の春の例大祭でした。
残念ながら今年も神輿がくねる渡御行列は中止です。
村の自治会館前にたなびく幟が新調されました。


この青空は午後3時前のもの。
午前中は寒気が入り、11時前より予報通り一時雨になりました。
雨量が多くなかったので、田んぼに水が溜まることがなかったのは幸い。
まだ起こしていない田んぼ130aを明日耕起して、
その後いよいよ代掻き水を入れます。

砂に刻まれた模様は

2021-04-24 21:07:57 | 田んぼ

昨日広げた砂の上に何やら幾何学模様が。
これはサンドアートの延長、もしかして地上絵?

いいえ、これはトラクターの轍でした。
肥料散布した跡ですね。

何ゆえ田んぼに砂を入れてるの?
とアベちゃんから質問いただきましたが、
この目的は田んぼの表面の高低差の解消です。

田んぼの均平は基本中の基本なのですが、
昨年の暗渠工事で重機が入り、
田んぼの一部が極端に低くなってしまったので(昨年は畦畔シートを立てて対処)
クレームで砂を運んでもらったのです。
ただし業者さんが運搬のみで、あとは自力で何とかしてね
という対応が誤算でした。

低いところに入ったのが土ではなくて大量の山砂なのが
作業上そして栽培上問題ありなのですが、なんとかなるでしょう。

今週はまたいろいろ忙しかった。
今日も半日、苗並べで体を酷使しましたから。
明日は待望のお休みです。

サンドアート

2021-04-23 20:55:28 | 農作業

今日も朝からせっせとサンドアート作り、
じゃなかった、ひたすら砂を広げています。
日差しが強くて辛いです。


こちらのサンドアートはヒマラヤの高峰?
じゃなかった、ひたすら砂を広げ続けています。

もう両手の平は豆だらけです。
かなり腰にダメージがきています。


そしてついにすべて広げ終わりました。
本当によく頑張りました。
もうやりたくないよー

もう時間は午後の4時。
レンタルしたダンプキャリアーを返却して、
さあ町湯に直行だ。

1年ぶりダンプキャリア

2021-04-22 22:02:30 | 農作業

田んぼの低いところに砂や砂利を運ぶのに、
今年もJAからダンプキャリア(運搬車)をレンタルしました。


昨年借りたのと同じ機械なのですが、
細かい操作方法はすっかり忘れています。


ともかく田植え機が脚を取られた難所には細かい砂利を。


尻が低くて高低差が半端なかった田んぼでは砂を入れました。


運んでも運んでも終わらない。
今年もレンタルを一日延長しました。
明日もう一日がんばろう!
おう!

お天気が続いてくれるのが幸いです。

爪の生え変わり

2021-04-21 20:06:08 | 日記
昨年秋の事でした。(9月か10月)
作業場の扉を閉めるとき、
うっかり戸袋に左手の親指を挟めてしまいました。

鉄製の大きな扉だったのでかなりのダメージを。
あまりの痛さに正直指が潰れたかと思いました。

幸い腫れや深い傷を追うことはなかったのですが、(手袋を取るのが怖かった)
爪の中が大きく内出血していました。

それからしばらくの間内出血で黒くなった指の爪。
死んだ爪はいずれ剥がれます。
剥がれたのは冬頃でしたでしょうか。

剥がれた爪の中には代わりの爪のようなものが育ちつつありましたが、
爪がない指には力が入らないんですね。
シャツのボタンを留めるときしばらく不自由しましたよ。

そのうち代わりの爪第2弾のような爪が伸びてきまして、
ようやく指先に力が入るようになりました。
丸まって少々膨らんだような形状の爪です。

そうして冬の終わりころでしたでしょうか。
ようやく以前生えていたような(爪が生えるって正しい使い方?)
正常な形の爪が伸びてきたではありませんか。
ヨカッタこれで元に戻れます。

元の形の爪が伸びるにしたがって、
代わりの爪もお役御免で伸びて少しずつ切られていきました。

そしてついに全面新しい爪に生え変わり目前まで来ました。
次回の爪切りでそれは達成できるでしょう。

爪が剥がれるほどダメージを受けてから、
また元の形状に生え変わるまでおよそ半年。
この経験とその報告はのちに生きることがあるのでしょうか?

農繁期です。
怪我にはくれぐれも気をつけましょうね)