農村ライフ 日々是好日

山形・庄内平野でお米を作る太ももの会広報部長の農村日記

大晦日

2009-12-31 20:32:02 | 日記
とうとう大晦日です。
いつものように、ばたばたと騒いでいるうちに
歳夜となってしまいました。

歳夜(としや)は年越し前の今年最後の食事です。
新米を炊いて、神棚と仏壇に供えます。

夕方から台所を手伝っていましたが、
納豆汁、里芋の煮物、カレイ焼き、柿なますといったメニューを
次々と作っていく女性陣の手際よさには、
改めてすごいなあと感心しました。

家族皆大過なく、この1年過ごすことが出来ました。
そしてそろって歳夜の食卓を囲むことができます。
ありがたいことです。

年とともにお正月から大晦日までの時間が
おもいっきり短くなった気がしてしょうがないのですが、
子どもの頃から、大晦日には特別な思い入れがあります。

もう今年が終ってしまう、そして新しい年を迎えるという気持ちの高揚感。
日本国中がひとつの思いを共有している(と思っていた)一体感。
そして年が変わる瞬間が徐々に近づいてくる緊迫感。
新聞の番組欄に破格に大きい紅白歌合戦を見つけると、
まさに今日は特別な日なのだ、と胸がときめきました。

そりゃあもう子どもにとっての1年はそれは長かったものですから。

昔ほど大晦日に心ときめくことはなってしまいましたが、
大晦日は大好きです。
もうじき新しい年がやって来るという希望と期待感があります。

月日の流れが加速度的に早く感じる今だから、
逆に1日1日をしっかり流されることなく、
しっかり生き抜いていかなければとも思います。

あと4時間足らずで新年が明けます。
今年一年私たちに関わってくださったすべての皆様に感謝いたします。
どうぞ良いお年をお迎えください!
(さそり座の女2009を聴きながら)

年越し蕎麦

2009-12-30 19:37:22 | 家族

じっちゃんの打ち立て、茹で立ての蕎麦です。
明日の夜(歳夜)の献立は、納豆汁と決まっているので、
一日早い年越し蕎麦となりました。

子どもたちの食欲の成長に伴い、
蕎麦の消費量も年々増えています。
今回は1200gの自家産蕎麦粉を使いましたが、
家族7人でちょうど良かったみたいです。
あー腹いっぱい、幸せです。


午前中に餅を搗いて、お供えをつくりました。
わが家では餅搗きといえば、昔ながらの臼と杵。
今では農村でもめったに見られなくなった光景です。

兄妹3人が力をあわせて三升餅を搗いてくれたので、
私はサポートに回り楽をしました。

穏やかな天気は今日まで。
明日は冬型が強まり、
荒れた天気の年越しになりそうです。

忘年会

2009-12-29 17:12:08 | 季節
夕べは太もも忘年会が盛大に(?)行われました。
天気が悪い中、太もも会館にお集まりくださいました皆様、
どうもありがとうございました。

今回のメニューはおでん。
朝から準備したのですが、よくダシが染みておいしかったー。
まかない役はいつもながら画伯が担当。
調理師免状をもっているだけあって、かなりこだわりの料理人なのです。

おでんのほかに、マグロ納豆や牡蠣フライなど次々と料理を出してくれました。
飯盒で炊いた、自然乾燥米スペシャルコシヒカリも甘かったなあ。

K納豆の社長、
S米果の社長、
Tファームの社長、
S農機の社長
などなど、今年もお世話になりました方々お集まりです。

夕方5時に始まった忘年の宴は、外の吹雪もなんのその、
ますます熱気を帯びて、お開きは午前1時を回っていました。


寝不足のまま、スーパーに餅の配達です。
途中、風車の回転が見事だったので浜に出てみました。(午後3時頃)
海岸から200mくらいは、怖いほどの波が寄せて荒れています。
夏になると裸になって、この海で泳いでるなんて、
「うそだろー」っていう感じです。

ハタハタ干し

2009-12-28 15:40:06 | 季節
年末の仕事も、若干の配達と発送を残すのみとなりました。
皆様のおかげで、また今年も無事に年を越せるようです。
ありがとうございました。

今日はこれから太もも会館(作業場兼事務所のことです)で忘年会。
各方面に声かけをして、12~3名がいらっしゃってくださるようです。
ありがたいことです。
きっと賑やかな忘年会になることでしょう。


ユキさんの家の軒下に、ハタハタが干してありました。
先週からほとんど毎夜、ハタハタ釣りに出かけたそうです。
ここにきて魚影が薄くなったようですが、今年ほど豊漁だった年もないのでしょうか。

先日「日本人には農耕民族の血が流れていると思う」と書きましたが、
中には狩猟民族の血の気が濃いのでは、とお見かけする方もいらっしゃいます。
釣り大好きのユキさんもその一人でしょう。

わが家ではばっちゃんがそうです。
ハタハタ釣りに行きたいという気持ちが、
家族の中で一番強いのがまずひとつ。
そのほか山菜やキノコの採取などでも、
かなり粘り強い執着心を発揮します。

おかげさまでわが家の食卓にも、
おすそ分けのハタハタが何度か上がりました。
あらためて自然の恵みに感謝です。

この人がいい

2009-12-27 19:58:07 | 家族
「アイちゃん、この人かっこいー、この人がいい!おかあさんは?」
「えーと、おかあさんはこっちの人!」

年末は歌番組が多いですね。
娘とオカアチャンが、アイドルの歌をニコニコしながら聴いています。
嵐というグループです。

「んーと、おとうさんは左の人」
無理やり話に割り込む私。

息子たちとの間では、決して交わすことの無かった、
ちょっぴり心中穏やかではない会話なのでした。


今まで、これから

2009-12-26 22:25:41 | 日記
クリスマスを過ぎると、いよいよ年の瀬。
カウントダウンが始まってきました。

今年を振り返ってみると、
あれやこれやと反省点ばかり。
今年のテーマは「実行」でしたが、
あいかわらず先送り、後回しの体質からは
華麗なる脱却ができませんでしたね。

しかし健康面では進歩があったかな?
というのも、昨年の日記を見返しますと、
腰痛(背中痛)や咳き込みが止まらず、
医者通いしていました。

幸い今年は軽度の腰痛以外、
これといった怪我や病気はしていません。
風邪も引かなかったんじゃないかな。

腰痛対策に関しては、新たに2つのことを実行してきました。
ひとつはグルコサミンのサプリメントの摂取。

そしてもうひとつは、スロー筋トレです。
腰痛予防には腹筋背筋を鍛えることと頭では解っていたのですが、
いまいちやり方が分かりませんでした。

見つけました。ちょうどいいトレーーニング方法を。
通販生活の付録のDVDにありました。
ゆっくりと10回づつやるスクワット、腕立て、腹筋のエクササイズです。
たった10回なのですが、名前の通りスローにゆっくりと行うため、
筋肉にかなり効きます。

毎日とはいきませんでしたが、
わりとコンスタントに年間通してできたと思います。
DVDを見ながら娘も付き合ってくれて、われながら長続きできています。


「一日たったの10分!これなら忙しいあなたも続けられますよね!」
と世のメディアでの、健康器具などによくあるセールストークです。

たしかに一日10分だとしても、
毎日続けるとしたら、鉄の意志が必要になってきますね。
「今日はやめとこう」という言い訳は、山ほどあるのですから。

この年に成ると、何もしなければ体は退化してゆく一方です。
家族のため、そして自分のためにも、まだまだ簡単に老いるわけにはいきません。
なにもストイックに健康管理しようとしているわけではありませんが、
来年は「食」についてもいろいろ見直しが必要になりそうです。

それから気持ちの持ち方。
自分は実力もないくせに自意識過剰で、いつもくよくよ後悔と反省の繰り返しです。
後悔しても始まらないので、常に前向きに物事を考えたいものです。
そして「笑い」の多い人生を送りたいですねえ。
しゃべらナイトの八嶋さん、大好きです。

いろいろ来年の課題が見えてきました。
「楽しく走る」ことも日常にしたいなあ。

心新たに新年を迎えられる。
年の変わり目っていいですね。



夢タヌキ 雪タヌキ

2009-12-25 19:34:09 | 日記

クリスマスになると、酒田に出没するというタヌキの撮影に成功しました。
怪しい絵が描かれた餅を手に、不敵な笑みを浮かべています。

なんでも特定の事業所に突然現われては、
「メリークリスマス!」と大声で叫びながら、餅を配るのだとか。
しかもそのあと、しっかり代金も徴収するらしい。

この雪タヌキを見てみたいという奇特な方は、
太ももの会という怪しい名前の会社に餅を注文し、
「25日の配達指定!」と希望すればいいみたいですよ。

昨年のリュウちゃん(ポーズが同じだ)→http://pub.ne.jp/futomomo/?daily_id=20081225

本当は来年の干支にちなんで、
虎の衣を借りたかったらしいのですが、
緊縮予算で今年もタヌキになりました。

どなたかリュウちゃんに着ぐるみを恵んで(あるいは貸して)くださいませんか。
手づくりでも構いません。
来年はリュウちゃん必ず着ると思いますよ。

聖夜の三兄妹

2009-12-24 23:44:33 | 家族

おかげ様で、わが家では三夜連続のケーキとなりました。
(一昨日はイッセイの誕生日)
アイちゃんは毎夜大喜びで、ろうそくの炎を吹き消しては、
自分の誕生日の予行練習をしていました。

でもアイちゃんは実は甘いものはあまり好みません。
(これはオカアチャン似)
饅頭なども一口食べては、
「アイちゃん、ニガテかも」
とお父さんに上げてしまいます。

大の甘党のお父さん(私のこと)は分け前が増えたことににんまりして、
なんて孝行娘なんだろう、とつぶやくわけです。
(甘党のイッセイとはライバル関係です)

今日、中学校で通信簿をいただいてまいりました。
成績に得意不得意はあるものの、
運動や生徒会の活動でなかなかがんばっているようです。
不得意教科は勉強をすればするだけ伸びる可能性が大きいわけだから、
勉強のし甲斐がありますね。
逆に楽しみでもあります。

親は時には子どもに対して過度の期待や注文を付けてしまいます。
(自分のことを省みず・・・)
しかしこの世に生を受けただけでも丸儲けと考えれば、
とにかく健康で丈夫であれば、それだけでけっこうけっこう。
(人に迷惑かけなければね)
兄妹3人いつまでも仲良く元気に過ごして欲しいものです。

明日はクリスマス。
売れ残りのケーキが値引きされて、店頭に並びます。
もしかしたら、四夜連続のケーキになるかも知れません。
まっことケーキのいい話だなあ。


これは配達先のスーパーで見かけたサンタさん。
お客様が目の前を通ると感知して、
クリスマスソングを歌って、脚をくねくねさせる「ダンシングサンタ」さんなのでした。



おしゃべり炊飯器

2009-12-21 23:49:37 | 暮らし

家電製品の中には、操作の仕方や内容を音声で知らせしてくれるものがあるようです。
じつはわが家の炊飯器もそうです。
別にそんな機能が付いているとは知らずに買いました。

たとえば、翌朝の6時20分に炊きあがるようにセットすると、
機械がこんなふうにしゃべります。
「予約を始めます。白米、ふつう、午前6時20分に炊きあがります。」

コンピューターとはいえ流暢で、うら若い女性の声です。
しかもいつも元気がいい。
予約を始めたのが夜だったとしたら、
「おやすみなさい!」
とまであいさつしてくれます。

そして朝はチャイムとともに、
「おはようございます!ご飯が炊きあがりました!」
といっそうテンションが上がった声で(?)お知らせしてくれます。

しかし予約内容や状況を音声で確認してくれる機能は、
操作をひととおり覚えてしまうと要らなくなりました。

むしろ皆が寝静まったような遅い時間に、
炊飯の予約などをしなければならないときなど、
機械から明るく「おやすみなさい!」なんて言われても、
思わず「しーっ!」と顔をしかめてしまいます。

音声のオンオフスイッチがあればいいのですが、ついているの?
あるいは、深夜の時間帯はひそひそ声モードになるとか。
音声を選択できたら面白い?
(男性の声とか、キャラクターの声とか)
なにかひと工夫あれば面白いかも。(そうでもないか)

(なお、農業機械の中にもしゃべる乾燥機がありました。)

ちなみに家では家族が7人。
朝と夕に五合づつ炊いています。