由良の白山島(はくさんじま)です。
島には白山神社が祀られています。
加賀の国の白山に名前の由来があるようです。
かつて昭和40年代は東北の江ノ島とも呼ばれていました。
島へは海岸から赤い橋が架かっています。
由良海岸は庄内でも有数の賑わいを見せる海水浴場。
シーズンが終わった今は、人影もまばらです。
県外ナンバーの車が数台留まっていて、
夕日を眺めてバーベキューをしていました。
いいなあー
水はまだ冷たくなくて充分泳げますね。
散歩がてら島に渡る人もちらほら。
島の入り口には、海を囲った釣り掘があります。
まもなく閉店時間です。
「釣りしてみたーい」とアイちゃん。
島の港の突堤に釣り客が二人座っていました。
もうだいぶ前ですが、トライアスロンの練習会で
対岸の八乙女岩から泳いで島の間を往復したことがありました。
娘たちには「さあ、タンケンだ!」
と言って、島巡りを開始。
10年ぶりくらいで訪れた白山島ですが、
遊歩道が立派に整備されていました。
コンクリ製の階段も広くなってる。
タンケン心をくすぐる綺麗な入り江。
しかも外海と細くつながっています。
かつての遊歩道は島の縁に沿って作られていましたが、
島の裏側(西側)は切り立った岩場で落石の危険がありました。
現在は崖から離れた岩場に新しい歩道が作られていました。
見上げた白山島の西壁。
岩と岩の間に渡された橋からは、
透明度の高い淵と魚がよく見えます。
ここにも釣り客がひとりたたずんでいました。
快適な遊歩道で、島を半分は回り込みました。
1400年前羽黒山を開いた蜂子の王子が
舟で上陸したと言い伝えがある八乙女浦もここの海なのだなあ。
階段になると俄然張り切って
果敢にのぼっていくユウちゃん。
坂の上から振り返りました。
まもなく島を1周します。
白山島タンケン隊
無事島を廻りました。
これから隊は鶴岡駅に向かって、
部活帰りのお兄ちゃんの回収任務に当たります。