福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

障がい

2017-01-24 07:45:47 | 日記
定例の市民評価委員会で、障がいについてのとらえ方が、別れる。
障がいをお持ちのお子さんを持たれる高齢者が事例対象者。
その人生行路をどう、とらえるか。

先日の、臨時協議体会議の中でも、出席委員さんから障がいのお子さんの将来を心配なさる親世代のお話しも出されている。
総合事業も論議の対象を高齢者だけでいいのか・・というご意見。
もちろん、今は、高齢者対応の協議中。
いずれ、それを広げていく時期が、必ずくる。
総合事業を担うとされている市民側は、高齢者対応だけで、右往左往。
健常であった存在の非健常化が、高齢の実相。
障がいを持つ存在も、やがて高齢化を迎える「人」としての存在が現実。
うかつには、言えない重みも持つ。

市民評価は、評価を求められ、それを追っていく集団。
痛みがあっても、事実を積み上げていった先にあるもの・・それを追い、専門職の対応をつぶさに・・でも、市民目線で、検討していく。
市民目線という素人集団ですから、まあ、たいしたことはできないです。
あらためて、共に生きる・・という言葉の重みを受け止めて、再度咀嚼していく場面でした。

今、福祉亭が遭遇する場面の中での障がいのある存在は、軽度者、そして、お若い。
どのかたも、いきいきと活動されている。
ご利用者として、スタッフとして。
そんな関わりの中で過ごすうちに、障がいというものをこわがる気持ちは、なくなっている。
迷惑か・・と問われれば、すぐ、否定できる。
面倒か・・と問われれば、そうだね・・と言うことも時にはある。
でも、健常と言われる存在でも、結構面倒で、時には、迷惑・・と言いたくなるようなことも日々起きてしまう。
ワタシ自身が、だいたい、迷惑も面倒もしでかす。
結局、お互いさま・・・と、思うところへの到達が、双方の幸福感ですかね。
知り合って良かったね・・となれば、面倒も、迷惑も、雲散霧消。



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