
加賀藩ゆかりの地を訪ねる旅はランチの後、兼六園の散策です。
ライトアップのときはかなり積雪があった兼六園もすっかり雪が溶けていてびっくり!
金沢が大好きで何度も訪問していますが、同じ月に2回も訪問するのは初めてです。
先日はライトアップだけを見た兼六園に同じ月に再び訪問できて嬉しいです。
私は宿泊ホテル関係で真弓坂口から入ることが多かったのですが、兼六園には7つの入り口があり、蓮池口が正門とされているようです。
今回はランチをいただいた兼見御亭さんから徒歩で兼六園へ行きました。
岡山市の後楽園、水戸市の偕楽園と並んで、日本三名園の一つに数えられる兼六園。
ボランティアガイドまいどさんに案内していただき、兼六園の説明を受けながら、また、地元のTV放送局や新聞社などのマスメディアとともに撮影&取材を受けながらの兼六園と金沢城の観光となりました。
他の観光客の方もTV撮影と勘違いしてなんだかすごい状態の中での観光でした。(笑)
まず、ボランティアガイドまいどさんより、兼六園は6つを兼ね備える名園という説明がありました。
「宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望」
宋代の詩人・李格非が『洛陽名園記』の中で中国洛陽の名園「湖園」を謳った「宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望」の六つを兼ね備える名園に倣い、白河楽翁公(松平定信)によって命名されたそうです。
兼六園内に自然の高低差があり、それによって園路を登りつめていく際の幽邃な雰囲気と、高台にある霞ヶ池周辺の宏大さ、眼下の城下町の眺望を両立。
★兼六園菊桜
日本で一つしかなかった天然記念物、兼六園菊桜の2代目
桜の季節の兼六園もそれは見事です。
桜の季節もライトアップがあるのでまた来たいなぁ~。
兼六園の冬の風物詩、雪吊り。
私も雪国育ちなので雪吊り自体は珍しいものではないのですが兼六園の雪吊りは趣があって好きです。
霞ヶ池を渡る石橋を琴に見立てて徽軫(ことじ)をなぞらえた徽軫灯籠(ことじとうろう)は、兼六園を代表する景観で記念撮影の外せないスポットでもあります。
徽軫は足が二股になっていて、琴の糸を支える琴柱(ことじ)に似ているのでその名前がついたのだそうです。
★雁行橋
一枚一枚が亀の甲の形をしているので亀甲橋とも。雁が列をなしている姿につくられているのでかりがね橋ともいうそうです。
★七福神山(しちふくじんやま)
12代藩主・斉広(なりなが)が造営した竹沢御殿に附帯していた庭園の一部。
木や石で七福神をあらわしているそうです。
★根上松
★噴水
日本最古の噴水と言われている噴水は霞ヶ池を水源とし、池の水面との高低差による自然の水圧であがっているそうです。
園内の水源、霞ヶ池から石管で水を引き、水位の高低差だけを利用して、水を噴き上げさせている位置エネルギーを利用したものなのだそうです。
★内橋亭
★瓢池
桂坂口から金沢城へ行きます。
昔はお濠だったという百万石通りを橋で渡ったところの石川門から入りました。
金沢城は現在復元中なのだそうですが、金沢城公園となっています。
★石川門
金沢城といえば前田利家とまつ。前田利家といえば織田信長や豊臣秀吉とも関わるわけです。
驚くことに私が旅で訪問してきた滋賀県、香川県丸亀市、加賀藩ゆかりの富山県、津軽藩のあった青森県、そして、キリシタンの平戸。
すべての旅した地が少しずつ歴史の中で繋がってゆくののです。
ご先祖様から歴史を学びきちんと供養しろと言われているような気がしてきました。
加賀藩ゆかりの地をめぐる取材旅、まだまだ続きます。
おまけ画像
私が2006年の桜の季節に金沢に旅したとき撮影した写真です。
★金沢城と桜
兼六園の公式サイトはこちら
金沢城公園は こちら
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