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洋館とフレンチの街、弘前でフレンチを食べると決めていました。
2月の雪燈籠まつりの時に行ったレストランとは別なところに行ってみたいと思い、散策しているときにお店の場所がわかったので、こにしよう!と決めていました。
予約の電話を入れたときに無愛想な方が電話に出られ、お店に伺ったときも無愛想な店員さんに出迎えられました。
しかし、その方はシェフだったのでした。
早い時間からディナー営業しているのでディナータイムの一番乗り。
弘前でのフレンチは2店舗めですが、皿数の多い店にして失敗だったので、今回はプリフィックスの三皿コースを選択。
食前酒は当然シードルをいただきます。
◆オードブル ホタテのサーモン巻き
正直、無愛想だったのでそれほど味に期待していたわけではありませんが、オードブルをいただき、まずビックリ。
やるじゃん!
身内がお願いしたオードブル
◆シャモロックレバーのパテ
◆本日のスープ リンゴの冷たいスープ
弘前ですから当然「リンゴのスープ」を選択。
これがビックリするほど美味しい!
クリーミィーでありながら、リンゴのサクサク感と何ともいえない程よい酸味とまろやかなクリームスープ。
冷たいスープは温かいものと違って誤魔化しが効かないので、この実力はスゴイ!
ライトの関係で影になって手暗がりになってしまいました。
◆豚ヒレ肉のオニオンロール
身内が選択したメインです。
ソースが本格的で自信があるとのことで、なかなか素晴らしいソースです。
私が選択したメイン
◆若鶏もも肉のリンゴジュース煮
リンゴのソースというので甘いのかな?と思いましたがなかなか素晴らしいソースです。
ワインにピッタリ合うと思うのです。
飲めない私にはちょっと濃い目だったかな。
◆デザート盛り合せ
チョコレートタルト、ゼリー、アイスクリーム
ゼリーの中央はリンゴのムース?なってます。
私は確認していませんが、店内にレストランミクニの三國清美さんのサインが飾られていたそうです。
シェフはてっきり三國で修行されたのかと思いましたが、そういうわけではないようです。
私たちが訪問した時間はシェフが一人でサーブも調理もこなしていました。
予約時の電話で無愛想な店員さんと思った方がシェフとはビックリでしたが、無愛想なのではなく青森県の方に多い無口で照れ屋さんなタイプなのだと最後にわかりました。
スープが美味しかったです!と伝えたとき、「してやったり!」というような笑顔を見せていただけました。
フランスで修行でフランス仕込の本格的なソースも美味しいです。
入り口も可愛いし店内も広くゆったりしていて、各所にコダワリがありピアノも置かれていたりなかなかセンスがよいです。
ランチタイムは地元のマダムが集っていそうなお店です。
私たちがいただいたコースはA プチコース2,600円。CPと味に感動のフレンチです。
次回はシェフおまかせコースで実力をフルに魅せていただきたいと思います。
青森県弘前市大字本町44-1
弘前大学医学部附属病院正面(弘前駅からバス便あり)
営業時間
11:30~14:30(L.O)
17:00~21:00(L.O)
定休日 日曜日