コダワリの女のひとりごと

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和の魅力発見シリーズ TRADITIONAL+『現代に生きる日本の伝統楽器』☆東京発 ・伝統WA感動

2012-09-16 | 映画・ミュージカル・舞台・本・雑誌

東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団が展開する
「東京文化発信プロジェクト」の一環として
能楽、邦楽、日本舞踊、茶道など、世界に誇るべき日本の伝統芸能・文化を
国内外へ広く発信
次世代へ継承していくことを目的として実施している団体

東京発 ・伝統WA感動

日本の伝統芸能・文化ということで、伝統芸能の現代に通じる魅力を実演やトーク、ワークショップなどを通して再発見していく活動されています。

東京発 ・伝統WA感動さんの和の魅力発見シリーズ TRADITIONAL+『現代に生きる日本の伝統楽器を聴いてきました。

 

『現代に生きる日本の伝統楽器』。伝統芸能と現代音楽とでの魅力を再発見。

伝統を継承しつつ、実験的で多様な表現への挑戦を行っている、東野珠実(笙)、西陽子(箏)、そして中村鶴城(琵琶)の三人の演奏家が、鳥養潮作曲による笙・筝・琵琶のための委嘱新作を初上演

ナビゲーターである音楽評論家小沼純一による坂本龍一のインタビュー映像や、楽器のデモンストレーションを交え、伝統から現代へと自在に横断する日本の伝統楽器の魅力を語るという内容です。

平成24年9月9日(日) 16:00開演

プログラムと出演者
【第一部】 楽器の紹介と古典・現代曲のデモンストレーション
(ナビゲーター:小沼純一)
  [箏] 西陽子
「六段」八橋検校作曲/「青森蛙」高橋悠治作曲(藤井貞和・詩)
/「植物文様第十一集」藤枝守作曲
  [琵琶] 中村鶴城
《空海》より上段「嵐の海へ」 中村鶴城 作詞・作曲
  [笙] 東野珠実
「調子」/「two3 」ジョン・ケージ作曲、共演・法螺貝 瀬藤康嗣
ビデオ出演:坂本龍一

 【第二部】 トーク:東野珠実×中村鶴城×西陽子×鳥養潮(Skype出演)

 委嘱新作 鳥養潮作曲 "SONORE SONORE for Shou, Koto, Biwa"

途中、休憩を15分挟み2時間半の公演でした。

 

「Traditional + 【vol.1】現代に生きる日本の伝統楽器」に出演予定だった、鳥養潮(NY在住)さんが都合により、来日が不可能となり、Skype中継による出演は、伝統芸能を現代の利器を使うという、日本の伝統芸能も現代の文明も使って開催。

便利なシステムとはいえ、どうしても音の時差があるので合奏などは音のタイミングが難しいでしょうが、個々の演奏であれば、Skypeを使って伝統芸能を鑑賞も可能なわけで、こういった試みはどんどんしていただき、もっと気軽にもっと手軽に伝統芸能に触れる機会が出来ればと思います。 

和楽器という繊細な楽器であり[笙] という、人が息を吹き込み音を作る楽器ということもあり、より間近で聞くことができるようにとの配慮でもあったのでしょう、床に座って聴くという桟敷席も設けられていました。

 

スパイラルホールという現代的な建物の中で奏でられる、日本の伝統楽器の演奏も対比が楽しかったです。

[箏]  [琵琶]  [笙] 3つの融合 

"SONORE SONORE for Shou, Koto, Biwa"

[箏]の音色や演奏は琴として耳にすることも多く、割と耳慣れた音楽ですがバイオリンのように擦るのではなく弾(はじく)パワーのいる演奏だなと思ってみていました。

[笙]は雅楽に使われることが多いのですが、東野さんの呼吸は西洋楽器の木管や金管のブレスとは異なる呼吸。聴いていてブレスのタイミングがとても難しいように思ったのです。西洋音楽と和楽の違いは呼吸方法も大きな違いがあるように思いました。

[琵琶] 琵琶は想像以上に地から強く弾く演奏で、[箏]も琵琶も演奏するのにダイナミックでパワーある演奏でした。

坂本龍一さんが「人は息を吸って生まれ、息を吐いて、息を引き取る」呼吸は人の生に深く関わっている。と話されていました。今音楽の音色の平均値がピアノとなっているので、日本の伝統楽器は一般的に耳が聴きなれていない。ということを話されていて、日本の伝統楽器に触れる機会は少ないので聴きなれない音に馴れないとその音源のよさをすぐ理解することは難しいいうようなことを仰ってましたが、こういった機会に日本の伝統楽器に触れるべきなのだと思いました。

 

トークのときに琵琶の中村鶴城氏"SONORE SONORE for Shou, Koto, Biwa"では演奏することがとてもパワーのいる、体力を消耗する大変な曲だと話されていましたが、確かにダイナミックな体育会系の演奏でした。パフォーマンスを観ているようでもあり演奏の動きも楽しめました。

英語のパンフレットが用意されています。日本の伝統文化に興味をもたれる海外の方の参加も多く、日本の伝統文化を日本人である私たちはしっかりと継承し、守っていかなくてわ!という気持ちになります。 

「東京発・伝統WA感動」は年間を通じてこ様々なプログラムが実施され、10月11日(木)に開催される「三弦 海を越えて ―アジアから日本へ―」の公演もあります。

「三弦 海を越えて ―アジアから日本へ―」
平成24年10月11日(木)18:00開演(17:00開場 17:15プレトーク)

東京芸術劇場コンサートホール

〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1
「池袋駅」西口から徒歩2分(2b出口直結)

全席指定 一般:4,000円 学生:2,000円
※車椅子席は東京発・伝統WA感動実行委員会事務局にて
※未就学児入場不可
 チケット情報はコチラ

詳細はこちら  http://www.dento-wa.jp/schedule/schedule02.html キャンペーンバナー

日本の伝統音楽において重要な役割を果たしているのが三味線、箏、胡弓などの弦楽器。

なかでも、中近東に端を発し、アジアにもたらされた三弦は、琉球で三線となり、16世紀後半に堺に伝来して以後、三味線としての様々な工夫・改良を経て、豊かな魅力を湛える音楽を生み出したそうです。

「三弦 海を越えて ―アジアから日本へ―」では中国やモンゴルといったアジアの三弦音楽と、日本で花開いた多彩な味わいに満ちた三味線音楽の数々-長唄、地歌、義太夫節、三線、津軽三味線-をご紹介。

日本の伝統楽器はもちろん、楽器の奥の深さを知る素敵な機会ですので、是非、皆さんも足を運んでみてください。

 キャンペーンバナー

和の魅力発見シリーズ<br>  Traditional +(トラディショナルプラス)【vol.1】現代に生きる日本の伝統楽器

 

 

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