コダワリの女のひとりごと

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砂丘とまんが王国鳥取県+島根県の旅☆グリーンミシュランジャポン三ツ星の日本庭園『足立美術館』へ行く①

2017-10-24 | 旅 島根県
日本庭園が米誌ランキングで「14年連続日本一」に選ばれた足立美術館へ行ってきました。
皆生温泉へ泊まりたくて行った米子ですが、偶然、お宿で足立美術館のパンフレットを見つけ意外と近いことを知りました。

島根県のちょっと行きにくい場所にある。というイメージしかなかったのでびっくり。
これは行ってみたい!ちょうどお天気も雨の予報なので美術館を楽しむ方がいいかも。
神在月の出雲大社に行く予定を変更。

行ってみたいリストの「足立美術館」へ。

アメリカの日本庭園専門誌、『Sukiya Living Magazine/The Journal of Japanese Gardening(ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング)』が、全国の日本庭園900か所以上を対象に実施した「2016年日本庭園ランキング」で、足立美術館の日本庭園が「14年連続日本一」に選ばれました。

あの桂離宮を抑えて堂々1位を14年連続!これはすごい。

2016年日本庭園ランキング上位5位 
1位 足立美術館(島根県) 
2位 桂離宮(京都府) 
3位 山本亭(東京都) 
4位 御所西 京都平安ホテル(京都府)
5位 養浩館庭園(福井県) 

『数寄屋リビング/ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』 
『Sukiya Living Magazine/The Journal of Japanese Gardening』
 
アメリカ在住のダグラス・ロス氏が日本庭園を世界中に紹介するために1998年に創刊した隔月刊誌。 
英語圏を中心とする世界37ヵ国の人々に定期購読されているそうです

2016年日本庭園ランキング
公式ホームページ: http://gardenrankings.com
 
2015年にはフランスの旅行ガイドブックで「三つ星」として掲載されました。
フランスの旅行ガイドブック『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』の改訂第4版が発売され、足立美術館の日本庭園が、山陰エリアで唯一となる最高評価の「三つ星」として掲載。
 
 
神在月ですから出雲大社まで行こうと思っていたけれど生憎の雨で急遽足立美術館へ。
米子と出雲が近いのは知っていたけれど、足立美術館が安来にあることは認識してなかったし、安来と米子がめちゃ近いのも現地で気づいたくらい。

知識として頭に入っている距離と実際に自分で動いて移動する感覚は別物です。

米子からは40分くらいということでしたが、下道の40分はなかなか遠いものですね。
ナビタイムでは36分で行ける計算でしたが、初めての道は遠く感じるものだし、雨なので走りにくいというのもあり、実際は1時間くらいかかったのかも。
カーナビを信じるべきか、途中の道案内看板を信じるべきか?知らない道はその選択も難しいところです。

ガイドブックやパンフレットはあくまで目安であって、慣れない道を迷わずその時間で走れるかは正直難しいところです。
出雲大社も思ったより時間がかかったと思うので、出雲大社に行かなくて正解だった気がしています。

北海道のように安定した速度で走れると100キロくらいあっても近いんですが、本州の道路はそうはいかないので60キロくらいの距離が意外と時間がかかったりします。

皆生温泉から米子城跡を経由して、安来にある足立美術館へ行ったわけですが、山道で途中バイパスを走ったり、街中を走ったり農道みたいな道を走ったり。
本当にこんなに奥?私、道間違ってない?と不安になりつつもたどり着きました。 
入館料大人2300円。一回限り。
特設があるからではなく、常設の通常料金で2300円は日本一高い美術館かも。

とはいえ、駐車料金は無料ですし、JR安来駅までは30分間隔くらいで無料送迎もあります。
内容も見応えがあるので当然の価格な気がします。

※再入場システムはありません。

「パートナーズカード」
6,000円で2年間、何回でも入館できるカード「パートナーズカード」があるので
3回以上行きたいとか連日行きたい方はその方がお得かもしれません。即時発行できます
 

■足立美術館の創設者、足立全康と一緒に
足立美術館は『大観美術館』と呼ばれることもありますが、近代日本画史に不滅の足跡を刻む横山大観の名品が、数多くコレクションされているところからそう形容されるとのこと。
足立コレクションの基盤となるものは近代日本画でその量・質ともに骨格をなしているのが横山大観の作品です。
魯山人の器など器コレクション楽しめます。

 

入館するとすぐにお抹茶も楽しめ別料金で庭を見学できるスポットがあります。
庭園見学料金+お抹茶込みで1500円くらいだった気がします。
別料金で見学する庭も気になりました。
紅葉の季節などはさぞかし美しいのでしょう。
 
 
 
美しい庭園と島根の山々がコラボしてひとつの絵になるところがまた素晴らしい。

少しすすむとまたお茶室がありました。

こちらはお抹茶だけ楽しむ茶室「寿楽庵」。
椅子席で愉しむ抹茶。1,000円(お菓子付き) 
館内には抹茶が楽しめるところが2つ。
食事やケーキ類が楽しめるカフェが2つ。
私も館内のカフェでお茶しましたが、別記事でご紹介します。
 
生の掛軸のあるお部屋
仏間なので写真撮っていいのかな?とドキッツとしちゃうのですが、生の掛軸がのポジションをご紹介したく撮影。
・左 遠目の生の掛軸風景
・真中 生の掛軸の部分の拡大
・右 生の掛軸のある場所
 
混雑していて人が入っちゃうけれど掛け軸みたいにな風景になります。
 
 
 
庭園には滝もあります。
 
 足立美術館は山の中にあるので雲海みたいな風景もみれます。 
私もいろんな庭園を観ましたが、確かに足立美術館の日本庭園は群を抜いて際立っていると思います。

 

遠くの山と庭園のコラボレーションが素敵で雲海みたいに雲も低い。
 
 

四季でいろんなお庭がみられるのですね。
 
 
 
 
 
 美術館の中にお茶ができるところが4つもあるのもなかなかすごいと思いました。
館内には茶室2、喫茶室2の中で食事が摂れるのは喫茶室ひとつです。
近隣にお土産店や軽食がとれる食堂的な店はありましたが、足立美術館は一回限りの入場なのでお気をつけください。


 
 
 
足立美術館
https://www.adachi-museum.or.jp/
所在地 〒692‐0064 島根県安来市古川町320
■開館時間
4月-9月:9:00-17:30 10月-3月:9:00-17:00
■JR
安来駅より無料シャトルバスで約20分
■車
山陰道安来ICより約10分

 

足立美術館のとなりにはどじょうすくいの「安来節園芸館」があります。

 

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