初めての秋保温泉は老舗の岩沼屋を選択。 その１夕食

子どもの頃から秋保温泉という名前は知っていましたが、どこにあるのか知らず、秋保温泉が宮城にあると知ったのは最近のことです。

秋保温泉が仙台から車で30分ほどで行けると知ったのは至極最近。
盛岡のさんさ踊りの後に、仙台へ立ち寄るつもりだったので宿泊は秋保温泉にしました。

ちょうど七夕まつりの前だったので、岩沼屋さんの前にも七夕飾りがありました。
なんとなくインスピレーションと、洋室があるということでこちらに宿泊することに決めたのですが、地元仙台の方にも名前の通った老舗ホテルだそうです。

ウエルカムドリンクはハーブティーと可愛い金平糖。



大正ロマンのクラシカルな雰囲気。
ダッチコーヒーも飲めるサロンもありました。


ホテルの内装も落ち着いて、なかなか素晴らしい佇まいでした。

都心から30分で温泉に来れるなんてなんて素敵なんでしょう。
車であればニッカ工場のある宮城峡も近いようですが、ホテルの送迎車でチェックインしたのは17時近かったので、ゆっくりと温泉を楽しみ部屋で寛ぎました。

秋保名物おはぎが気になり、スーパーに行ってみましたが、残念ことに完売とのことでした。

ホテルから歩いて行ける距離には磊々峡もあったようですが、気が付きませんでした。


スーパーとケーキ屋さんが近くにあったので、スーパーで宮城県限定のお菓子と、ケーキ屋さんでプリンを買ってみました。

温泉旅館に洋室も最近少しずつ増えてきました。
私は大勢ならまだいいのですが、一人で畳の部屋に寝るのが苦手なので、温泉でも洋室を選択します。
岩沼屋さんは一人でも宿泊ＯＫで、洋室があったことが選択の決め手になりました。

時間で男女の風呂が入れ替わる仕組みです。
露天風呂もあり、なかなかいい温泉でした。

1500年も前に開湯した秋保温泉。平安時代からこんこんと湧き続ける癒しの名湯
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
低張性弱アルカリ性高温。

お部屋食でない私はこちらのレストラン「花みずき」で朝と夕食をいただきました。

夕食の写真をカメラで撮影したのに、カメラの調子が悪くてカメラには残っていないとあきらめていたら、後日復活できました！
ので、写真追加しました。

★リタハイボール　864円
マッサンゆかりのニッカの宮城工場が近いのでマッサンの奥様リタさんの名前を冠したハイボールもありました。



★先付
トマト豆腐　青パプリカ　軸三つ葉　美味出汁　
順才酢　とろろ　梅肉　吸い酢　
鶏肉肉鮭蒸し　胡瓜　胡麻辛味噌　白葱

★向付　旬のお造り盛合せ　あしらい一式

岩沼屋のお料理は、京料理人が造る本格的な会席料理とのこと。
どおりで、お料理のレベルが高く、どれも美味しい！
旬の食材を地産地消はもちろんで、その土地土地で育まれた食材を取り寄せ目にも映える美しく、味わい深いお料理に仕上げているそうです。

★台の物　黒毛和牛味噌鍋
鍋野菜　仙台麩　小うどん



★焼八寸
鰈南瓜焼
猪口キャラ山葵
カステラ玉子　高菜寿司　　串打ち　葉生姜



★冷やし鉢　夏の焚き物盛り合わせ
小茄子　小蛸煮　海老芝煮　小芋　占地　散し枝豆　冬瓜旨煮 　振り柚子

★仙台牛
宮城県の大自然に育まれ、厳格な審査のもとシリアルナンバーのつく超高級ブランド牛「仙台牛」。

★蒸し物　冷やし玉蜀黍の茶碗蒸し　海老　椎茸　百合根

★強い肴　蟹天麩羅　穴子香り揚げ　舞茸　シシトウ塩


★食事　白米　香の物　仙台味噌





★水物　抹茶のブラマンジェ

〆のデザートまでどれも美味しく、感動しました。

ホスピタリティの高い、老舗の風格ある素敵なお宿でした。
お料理のレベルも高く、その割にお値段がお手頃であることも驚きました。

仙台駅からも送迎バスも出ているし、東京から新幹線で1時間半で仙台なので、秋保温泉は首都圏から行く温泉としてはかなり近くて便利だと思います。

また仙台へ行くときは秋保温泉に泊まりたいです。

岩沼屋 （旅館 / 国見）
夜総合点★★★☆☆ 3.9　
http://www.iwanumaya.co.jp/
〒982-0241 宮城県仙台市太白区秋保町湯元字薬師107
TEL 022-398-2011 FAX 022-398-2825