帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

洗面脱衣所&トイレの床張りと、階段の軋み音対策

2024年03月09日 | 増築&リフォーム、DIY、手作り等 

昨日は、休暇もらって実家に医療費の確定申告に行っていた翔です。

親父の昨年の医療費は約60万円で、確定申告しないと還付金の約3万円がパー!    

 

になってしまう・・・  汗

 

別に僕がもらえる訳ではないのですが、勿体ないですので。

ただ、朝の雪には正直いって参りました、 移動中 に大雪になると、実家に着くかどうかも怪しくなってしまうので、

正に”冷や汗もの”だったです。 

 

さて、話を戻しまして、依頼リフォームの続きです。

まずは配管の仕上げ。

温水ラインに金属製のエルボウを使い ストレスが掛からないようにします。

というか、 単に余っていたので使った、という方が正解。

 

こんなの使わなくてもきちんとメーカーから一体化した製品が出ているのですが、 エルボウ部分が樹脂でして、

プラスチックを信用しない僕の性格故にこうしています。

金属製のやつもあるのですが、とにかく高価。

 

こういった接合部分が増える方法は、かなり先の未来に起きる漏れとかを考えてしまうと、果たして良いかどうか?という側面は正直あります。

ただ、継手の接合自体がG規格ですし、継手メーカー付属の紙パッキンを使っているので、 数十年間にわたり漏れの可能性がほぼ無い事を想定して、

メーカーも作成していると考えています。

ちなみにゴム製のパッキンは約10年が限界です。

冷水配管ですが、洗濯機用のラインを取り出さねばなりませんので、金属製のTジョイント(フィッティング)を使用して分岐します。

水道屋さんとか一般的に、 ”チーズ”という言い方をしますが、

遙か以前ですが、この表現で”言い合いになった”というアホみたいな事がありまして、 

僕は技術屋なのでこういったヤンキーみたいな物の呼び方がどうにも・・・駄目です。

*というか僕の方が合わせねばならない?  んだろうな~本当は。

 

英語では TSフィッティングが正しい表現で、ところが職人さん他皆が変な風に?呼んでいて、

フィッテイングを省略してしまい、TSを”チーズ”と呼んでいる。

雪印製かいな?

 

他にも、チェックバルブというのが正しいのを、チャッキバルブという言い方をしていて、

現場ではそれが普通なんですよね~  ん~~~~~

 

以前、キャンピングカーの部品を買いに行ったある店では、Tジョイントといったら”全く通用せず”????、 

説明しているうちに、「チーズでしょ!!」 と少し切れ気味&説教気味に返されたことがあります。 

”アホか!”と内心思いましたが、言い返す(どちらが正しい表現かの説明)必要もなかったので、そのまま購入して店を後にしました。

 

と、どうでもいい余談は終わりにしてと、

 

話を戻しまして、このTジョイントを付ける場合、 多用(常用)する方をストレート側にします。

今回のリフォームでは、 洗面台の方がメインになりまして、ここは水栓で始終開閉しますので、水色矢印の両端に接続し、洗濯機ラインは横に取り出す感じになります。

ただ、洗面台の水栓金具が普通の蛇口の場合、接続は逆になります。

 

何故なら、 普通のダブル水栓等は手で廻して締めていくので、水の停止が緩やかな為に水撃作用(ウォーターハンマー)が起きにくいからなんです。

洗濯機の方は電磁バルブでストンと水を封止する(最近はソフト封止です)ので、衝撃を緩衝する面でもストレートライン(水色矢印)の方になる。

ただ、今回設置する洗面台はシングルレバー混合栓で、レバーの上げ下げで瞬間的に水の流れを止める事から、

冒頭の説明のとおりの接続になる。

 

ちなみに、赤矢印の流れになるように配管を接続すると、分岐部分の突き当たりで大きな衝撃が生じます。

生じるウォーターハンマーに対して逃げがなく、 そのままTの接合部分に衝撃が当たり供給側に跳ね返ってくるので、繰り返し水撃を与えていると、 配管系統全体に影響を与えたりします。

特に、高価な給湯器に故障を引き起こしたり、水漏れの原因になったりと好ましくはありません・・・

*ワンタッチ継手の、樹脂部分の有るやつは、これがあるので折れることも考慮して使わないんです

 

僕は職人ではなく、技術屋ですからごく普通にそう考えるのですけど、実際の配管現場は平然と突き当たり配管をしたりしていて、 それも樹脂配管とかでやったりしているので、見ると何とも言えない感覚になります。

 

今回、使用しているワンタッチ継手ですが配管の抜け防止爪があるので、正しい施工をしていればそうそう外れませんが、それより、築年数がある程度いっている今回の様な家のリフォームでは、既存配管の劣化について水撃に関しては再三考える必要が有ります。

ちなみに、このあと最終的にですが、洗面台の処に、そしてキッチンに水撃緩衝バルブを取り付ける予定です。

 

話を戻します。

洗濯機用の配管を終わらせ、それにプラグを挿すと、 水漏れしないか?で実水圧を掛け、明日までの長い時間(24時間以上)のテストを開始。

 

さて、次は床張り

以前と床の高さが変わりましたので、この部分のボトムを5mmほどカットしなければなりません。

ユニットバスの入り口の左右の化粧枠ですが、 これが実にやりにくい・・・

一度床材を置いて採寸。

なんせこの家、 床の角が90度だったことが一度もありませんので。

断熱材を入れ、床板を置いて固定。

トイレ側の床も同じようにやりますが、ここは下水配管の為の穴開けがあります。

断熱材を施工して、シリコンをウネウネと落として板をかぶせる

下に落ちない留め金具とか売っているのですが、僕はこうしています。

 

次に天井の断熱材施工。

ロックウールの厚みを間違って購入してしまった事は既に書きましたが、 一応は壁面に入れてみた物の、

膨張反発力が意外に強くて、 そのままボードをかぶせてしまうと、あとで壁が膨らんでくる可能性があります。   

 

さらに内壁と外壁の間をぴっちり塞ぐ感じになるので、=全くエアの流れがおきない=結露した場合に乾かないという事が起きやすくなります。

軽カルのボードは普通に湿気を通しますから、 場所的に水物が集中している浴室や洗面台、洗濯機等の有る洗面脱衣所は、そのあたりを考慮しなければなりません。

ただ、闇雲に断熱材を入れれば良いってもんじゃないんですよね~これが。

 

で、これは新たに入れ直すとして、取りはずした断熱材と、余っていた?断熱材を、 上の天井裏に施工し直しました。

トイレ天井も当然行います。

ここでお昼になったので、一休み。 

 

午後からは、階段の軋み音&防音対策。

前の日記に何度も書きましたが、今リフォームをしているこの家を造った大工が実に大馬鹿でして、まずは階段自体の造作がいい加減なのもそうですが、

築󠄂年数が相応に経過している事もあって、階段の上り下りでどうしても軋み音が発生します。

気にならない程度ならよいのですが、 結構ギシギシとうるさい。

なので、その対策を行います。

 

You Tube でも全く同じ施工をしている方が居られますので、あえて紹介する必要は無いのですが、

一応参考になればと言う事で  紹介します。

 

使うのは、床の施工に使われる、硬化すると非常に強くなるボンド(木工ボンドは駄目です)と端切れの軽カルボード。

まず、ボンドを各板の突き合わせ部分3つに塗布して、 片手で蹴込み板を押しながら、 指で圧力を加える感じで、

木の合わせ目にそれを押し込んでいきます。

表面にボードを接着するためにもボンドを塗布。   *ボードの側でも構いません。

 

そのボードを蹴込み板に取り付けて、 まず下をビス留め。

そして、 上の方に適度な角材を取り付けます。

この時のコーススレッドのねじ込み方向は、 階段の踏面と蹴込み板の合わせ目に向けて斜め打ちします。

*コーススレッドは踏み板を貫いて出てこない長さを考える必要が有ります。

 

これにより、塗布したボンドが隙間から入るようにするのと、ギシギシの原因となる擦れの発生を抑えます。

この施工を、一番下の段から上までやれば終わり。

 

今回、全く手が入らない一番上と、 下の廻り階段部分は入れないので出来ませんでしたが、 一番音のやかましかった部分は、これでかなり静かになります。

この作業が終了したのが午後の2時半。

新しい断熱材を買う必要も有るので、 今日の作業は終了です。

 

 


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