陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

ソバーキュリアスへの道

2024年04月02日 | slow life

四月になりました。この所の陽気で桜も一気に開花しています。近くの公園でも茣蓙を敷いて花見の宴を楽しんでいました。コロナ以前の光景がやっとすっかり回復した感じですね。きっと旨いお酒が進んでいることでしょう。

さて、皆さん、「ソバーキュリアス」ってご存知でしょうか?“Sober”とは「しらふ」という意味、“Curious”とは「好奇心が強い」という意です。それを合わせた造語で「あえて酒を飲まない」というライフスタイルのことを指しています。Z世代(1990年半ば以降の生まれた世代)に流行っている新しいライフスタイルで、そこには「酒断ち」みたいな悲壮感は全くないとのことです。

わたくしはZ世代ではありませんが笑 只今その道を遂行中です。題して「ソバーキュリアスへの道」。敢えて酒を飲まず一カ月が経過しました。晩酌はもっぱらノンアルコールビールにワイン、ハイボールなど。しかし驚くことにこれがとても秀逸でびっくりします。もう飲み口はお酒を飲んでいるようです。違いはただ酔わないだけ。ひと昔前のノンアルワインはまるでぶどうジュースでしたが今のはもうワインです。各メーカーがZ世代向けにノンアルコール飲料に力を入れているのがよく解ります。

こんなポスターに誘惑されずお酒を断って、顕著になったことが二つあります。ひとつは肌の調子が良くなったこと。そしてもうひとつが血圧が低くなったこと。加齢とともに血圧も上昇してこの所はずっと基準値を超えていたのですが、これが見事に基準内以下になりました。夜など上が100を切ることも。先日厚労省から発表された「アルコールガイドライン」では、高血圧は少しのアルコールでもリスクが高まるとありましたが、正にそれを証明するものでした。あまり変化がないこともあります。胃腸の調子が改善するかなと期待したのですが、これはほとんど変化はありませんでした。睡眠も目覚め感も変化は感じませんでした。ただ夕食後、眠くなることはなくなりました。デメリットはやはりコミュニケーションの機会が少なくなってしまうことでしょうか?

今後一切酒は飲まないということまでは考えていませんが、どこまでいけるか「ソバーキュリアスの道」を歩んでいこうと思ってます。「ソバーキュリアス」は私の人生にとって招き猫のような存在となるかな?

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