キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

真正松坂牛を食す

2008年02月01日 | Weblog
昨日名古屋で社員との会食会でしゃぶしゃぶをいただきました。お昼に頂きましたので、酒抜きの健全な牛肉食いに徹しました。昼の肉食に備えてホテルの朝飯はたっぷりと野菜を取り、水菜トマト蕪隠元ブロッコリーピーマンにグレープフルーツをドレッシング代わり、ハムを載せて大量に頂きました。おかげで昼は松坂牛を取ってはしゃぶしゃぶむしゃむしゃしゃぶしゃぶむしゃむしゃとこの歳にしてこんなに喰えるのかと驚くべき量を野菜無しで喰いまくりました。いや喰った喰ったとしか譬えようの無い快食、それでいて食後は軽快に体の動くこと、野菜の力恐るべしです。

ここの牛肉屋つい一年ほど前まで昼のしゃぶしゃぶは¥2,500程度の驚くべき安さ、普通の人間では喰い切れない量の肉に、白菜葱三つ葉モヤシ葛きり豆腐椎茸にうどんのてんこ盛り、加えて揚げたてビーフコロッケ、ご飯に漬物、デザートに抹茶アイスクリームがついておりましたが、なぜか昨年忽然と価格を¥3,600に引き上げました。この価格にして始めて妥当性が出てきたのですが、果たしてこれほど急激に料飲店が価格を引き上げるものでしょうか、引き上げ率44%はいかにも裏がありそうです。と考えれば思い起こすのが牛肉産地偽造事件、松坂牛と謳って人寄せをしていたものの、かつては違う産地の牛肉を喰わせていたのではないかとの疑問。ありそうですね、問題が露見する前にいち早く真正松坂牛を使用するように改めた可能性。

さて値上げして今回初めて食す機会を得たのですが、真正松坂牛と思われるもの以前の肉と大差ないように感じました。どうせ同じならかつての価格でかつての肉を食いたいものです。松坂を惹句にしなくても喰って美味ければ安いほど良いんです。人は己の感覚のみを信じるものとぜひ強弁したいものです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする