M S Technical Laboratory

趣味の電子回路工作の成果を披露する場として開設しました。他の趣味に関わる画像も掲載します。

A3032用B電源

2005年11月23日 17時43分49秒 | DIY Electronics
元の電解コンデンサが劣化していたこともあって、安定化電源に乗せ換えています。工事は去年やったのですが、回路図をまとめていませんでした。JA9TTT/1氏が紹介されたMOS-FET式を活用させていただきました。

誤認逮捕でした

2005年11月17日 21時56分19秒 | DIY Electronics
下に書いたA3032の雑音の原因は真空管ではありませんでした。今朝、前と同じ雑音が出始め、さっき真剣に調査したところタンタルコンデンサが真犯人と判明。手許にあったアルミ電解コンデンサに交換して全快しました。右側が修理した方です。今度は隣のチャネルのコンデンサと入れ換えて雑音が乗り移ることまで確認したので、間違いないと思います。
 真空管だと勘違いしたのは、機体が少し暖まらないと雑音が出ないのに、じっくり待たないで判定していたためだろうと思います。直ったと信じてケースをかぶせ、再生系に組み込んでからの再発で、余計な手間を掛けてしまいました。残りのコンデンサも予防交換するので、解体したまま転がしてあります。

A3032の修理

2005年11月14日 22時52分11秒 | DIY Electronics
言うほどのことではなく、雑音を出し始めた真空管を交換しただけのことです。夏物の石のアンプから冬物に入れ換えた際、慌ててcableの接続ミスをやっていました。おかげで、雑音が出るchannelが途中でひっくり返る現象があり、余計な手間が掛かりました。Luxマークの入った球は松下製ですが、修理に使ったのは東芝の12AX7Aです。履歴のはっきりしないのを二本用意して試したら、一本は元の球より派手な雑音を出してくれました。一石二鳥で不良球を見つけたことになります。
 このアンプは電源部を全面的に組み直してあり、雑音が少ないのが売物なので、球がガサゴソ言い出したのも即刻処置しました。

修理か新規製作か

2005年11月13日 13時40分11秒 | DIY Electronics
Quad 405の二台目を修復中です。だんだん新規製作している感じになってきました。電解コンデンサから漏れた液をかぶったとおぼしきR-chの基板はあちこち汚れていて、さび始めている部品もありました。
手持ち部品と交換しています。出力段のトランジスタは漏れ電流が増えていたので、代替品と交換。さすがにTO3形状のは調達できないので、放熱板の穴加工を施しています。
新しい電解コンデンサは基板実装型だったので、以前303を直したときと同様の細工をしています。整流用のbridge diodeも交換したので、トランス以外はそっくり新しくなりました。電源電圧に応じてトランスの一次側結線を切り換えるスイッチがありますが、直接結線してしまい、110V専用に固定。

この作業の途中で、電源トランスを外す機会があり、ここで初めて前面から見える放熱板と、基板側との組合せ構造が理解できました。放熱板に直接タップを立てているのではなく、溝を掘っておいてそこに細長い鉄板をはめ込んでいたのです。これなら相互の位置関係に多少の自由度があるし、アルミに立てたタップの頼りなさも回避できます。