M S Technical Laboratory

趣味の電子回路工作の成果を披露する場として開設しました。他の趣味に関わる画像も掲載します。

改装完了

2022年05月28日 22時12分08秒 | DIY Electronics
白色LEDを2個並べ、それぞれに電流制限抵抗と逆電圧防止のdiodeをつけただけの回路です。片方のLEDが壊れてもそのまま使えるようにしました。元の穴を残すと埃が入るので、いったん大穴を開けてからアルミ板でふさぎました。

狭い空間に押し込むのは思った以上に時間がかかります。昔はなんなくできていたのに。
電源switchは元からついていたものですが、接触抵抗が安定しません。接点がかなり荒れているようです。新品に交換し、文字入れとゴム足の接着をすれば完成品になります。

50年前の作品

2022年05月26日 22時36分32秒 | DIY Electronics
 トランジスタラジオをAC100V給電するために作った6V電源です。LEDを使い始めたのは約50年前で、これはその頃の作品です。数カ月前まで稼働していましたが、ラジオ本体が不調になったため用済みに。

 結構真面目に作ってあり、底面のゴム足と基板が共締めになっています。

回路は2SC984というTO-1型transistor一石の安定化電源。基準電圧は2SC372のBE間を逆biasしてzener diodeの代用に。どちらもジャンク屋で買った基板から取り外したもの。当時、ほとんどの半導体はこうやって入手していました。

 今頃これを持ち出したのは、Phono motorのストロボが見えないのは、部屋の照明をLEDに入れ換えたからだと気づいたためです。照明用に白色LEDをAC点火してやろうと、caseとトランスを流用する計画が成立。Fuse holderも基板に乗っているし、このまま改造できると考えていました。基板を取り外し、はんだ面を見て挫折。

 見えているnutはfuse holderを固定していますが、AC100Vの銅箔に接しています。
 さすがに、このままでは使えないと、トランス部だけ基板を切り出しました。当時の値札がついたままで、どこで買ったかも判明。なつかしいのでこのまま残します。

骨折

2022年05月13日 22時04分19秒 | DIY Electronics
 USB用AC adaptorでiPhoneを充電し、終わったところで事故が起きました。回転して本体に収容できる構造のplug部分を残して抜けてきたのです。感電やshortに細心の注意をしながらplug部を回収。
 同時にcoverも外れてしまったので、中身を確認。Plug部を支える部材が骨折しています。電解コンデンサは膨れていないことだし、何かの機器から取り外したAC cordをつないで再利用するつもりです。

R6初撮り

2022年05月10日 22時48分37秒 | Cameras
 Lens hoodが届いていませんが、好天に誘われて山下公園へ。ここまで日差しがあると思わなくて、PL filterを持ち出さず。
 ISOの初期値をどの辺に置いていいかもわからないまま、今回は極端な設定を試すことにしました。3,200で始めたらshutter speedがとんでもないことになったので、以降は1,600で撮影。
 移動経路(人が多かったので、なるべく人口密度の低い領域を選んで移動)


後ろボケ(50mm, 1/6,400)と前ボケ(46mm, 1/2,500)の実験(どちらもF9)


広角端 (24mm, F7.1): San Diegoと姉妹都市の縁で、ここにあるのでした。左は手前の碑にfocus(1/8,000: おっと最高速)、右は鐘にfocus(1/2,500)。


もう一枚 (24mm, 1/2,500, F11)


望遠端(105mm, 1/4,000, F7.1 )


 まだまだ条件出しに時間がかかりそうです。


混沌からの脱出

2022年05月08日 22時27分31秒 | DIY Electronics
 かなり前のことですが、居酒屋ガレージ店主さんから配線材料を大量にいただきました。最初はきれいに束ねた状態だったものが場所を変えたり、一部を切り出したりしているうちに絡み始め、収拾のつかない状態に。ヨシザワさんのblogで解決策を見つけ、いつか実行しようと空ケースを集めていました。全色に対応する数が揃う前に廃業しそうな気がしてきたので、最も出番の多い黒から手をつけることにしました。
 先人のように、緩やかなloopで収めるのが正しいのですが、分量が多くてはみ出します。この際、coil状にと思いつき、早速やってみました。使うたびに一部を切り出したりしていたので、切り口がいくつもあります。そこから辿ってある程度の長さのものを見つけ、重ねて巻きつける手順です。先ほど、最後に残っていた一番長いのを巻き終えました。いい加減に巻きつけたらcoverと干渉することがわかり、後日手直しします。
 空ケースがもう一つあるので、次は緑をやっつけます。GridかFETのgate配線によく使っているからです。Cathodeは黄色でやっているので、JISとは逆転しています(Gがgreenの方がわかりやすいのに)。

因果応報

2022年05月04日 22時40分25秒 | DIY Electronics
 MS-1006本体に定電流出力回路を組み込みました。Coverを開けてびっくり。過去の改造の際に加熱不足だった配線がswitchの端子から外れています(緑の線)。Lineかheadphoneか出力を切り換えるswitchで、何度も操作しているうちに衝撃が伝わったのでしょう。見事に報復されてしまいました。

 すでにremote switch側を改造しているし、製作中のline amplifierもcurrent loop式で進めているので、気を取り直して定電流diodeを実装。

 今回は少し太めの配線にして、確実なはんだづけを目指しました。Spark killerも追加しています。


Remote switch完成

2022年05月01日 22時56分19秒 | DIY Electronics
 制御信号の入力端子を二つ設け、diode ORでphoto couplerを駆動します。放熱孔にちょうど固定できました。

 制御回路が電源トランスに近接するので、トランスの上面をカプトンテープで絶縁。側面の黒いテープで端が浮き上がるのを防いでいます。動作試験も完了。あとは本体側の改造です。

 せっかくTriacがzerocrossになっているのでPower relayは余計です。次の機会に改造するつもりです。