たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

やっかいな隣人

2014年05月06日 | 日記

4月24日(現地時間)、ローマ法王は旅客船「セウォル号」の犠牲者を哀悼しながら、また「韓国民がこの事件をきっかけに倫理的・霊的に生まれ変わることを望む」と強調した。
少し韓国人を理解したいと図書館の本を借りて来た。
・『「恨(はん)」の韓国人 「畏(かしこ)まる」日本人』 加藤英明 1988.9刊 講談社
表紙裏には
“日本人のほとんどの人が「韓国人はなぜあのように激しいのか」と思っている。韓国人と日本人は心のあり方がまったくちがう。
韓国には「恨(はん)」という独特の言葉がある。「恨」は日本語でいう「うらみ」とはちがう。日本語のうらみは外へ向けられたものであるが、「恨」は内に向けられ、激しい自責の情念から生まれる。この「どうしようもない怒り」が韓国人のエネルギーになっている。
一方、日本人は・・・“
・『在日』 姜 尚中 2004.3刊 講談社
・『愛の作法』 姜 尚中 2011.8刊 朝日文庫
”恨がわかる米国の友人(姜尚中氏と黒人の米プリンストン大コーネル・ウエスト教授と対談して・・)
・・ブルースは何百年にわたって差別・抑圧されてきた黒人の、内側からわき起こった怨念・情念を昇華させたメロディだと。自分たちの無力さを恥じながらも、決して暴力やルサンチマンにならない形で昇華させているんだと彼は言いました。
韓国では「恨(はん)」を解くことを「ハンプリ」というので、それを言おうかと思ったら、
「韓国にもハンプリというのがあるだろ、ブルースはそれに近いぞ」
って。もうそれで意気投合したんです。”

歴史認識とか従軍慰安婦とか、その銅像をアメリカ日本大使館前に建てるとか、伊藤博文を暗殺した安重根の記念館が、中国の旧満州、黒竜江省のハルビン駅に「安重根(アンジュングン)記念館」が開設されたとか、一連の韓国の日本批判は「恨(はん)」という情念で理解すべきではないかと、最近しきりに思って本を借りて来た。
「恨(はん」)を説いた本や、ネット解説は意外に少ないのがまた意外だった。図書館の嘱託司書のお姉さんが検索してくれた本だ。

こんなにたくさん読めるかな。拾い読みしましょう。

韓国は厄介な隣人です。先般、中国習国家主席はドイツを訪問し「友人は選べるが、隣人は選べない」と、反日宣伝にこれ努められた。中国もまた厄介な隣人です。
わが家の隣人にも「恨(はん」)の情念に凝り固まった、わたしとは長年反発しあう厄介な隣人がいて、もう無視しています。道端でも家の前で顔を合わせ、こっちが会釈しても、挨拶しても無視される。奥方も同じなので、もう知らない人として言葉を交わさない。
このご夫婦のルーツは半島なのだと勝手に解釈する、「恨の民族」特有の情念だと理解すれば納得できます。


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