
老いる、現実は厳しいとさらに実感。おばあちゃん(義母95歳)が昨年10月月末入院し片足大退部から下肢切断術を受けた。入院中に有料老人ホームへ入居の手続きができて、実家へ戻らずホームへ入所させてもらった、と義弟から電話をもらったのが1月の21日。
見舞いに行こうと気にしながら時は過ぎて行った。
今日は快晴ながら朝から寒く風もあったが、午後片道車で20キロ、二つ隣町のホームへ見舞いに行ってきた。
施設は最近できたばかりと見えて真新しく、1階に内科医院・託児所・ディケア、2階以上が老人ホームになっていた。
路面から段差がまったくない玄関ドアを開けると、スリッパに履き替えて下さいと立札が立っていた。窓を開けっぱなしの受付で来意を告げると、2階の居室をすぐ教えてくれた。
エレベーターを昇ると、個室は入居者の休憩コーナーを過ぎ直ぐだった。
勝手に入り声をかけるとすぐ応答した。「起き上がれるかやってみて」と言うと、ベッドの一方だけの手摺に両手をかけ、半身を起こすが完全には起き上がれないと、30度くらいしか起き上がれなかった。ベッドの背もたれを起こすボタンが手に届かない、どこかにあるというので探すと、足元の方に転がって隠れていた。
まあ、こんなものだろう。手伝って身を起こし背中に枕2つをあてがい半身を起こした。
手すり下には転落した時の怪我防具、学校の体操マットが敷いてあった。部屋は個室で広くトイレもあり病院より広くきれいだった。
途中スーパーに立ち寄り、駄菓子の煎餅「雪の宿」「グリコ神戸チョコラ」2袋、「お~いお茶」ボトル3本を買って行った。想像通り甘い物に飢えていた。のどに詰まり窒息するかと迷って、飴玉を買って行かなかった。ところが飴玉は娘が時々持って来てくれる、一番いいい、今度来るときは頼むと言われた。
寝たままで飲む「らく飲み(吸い飲み)」もテーブルに手が届かないと嘆いた。便秘もするし出ないという。オムツなので介護士さんのご苦労を忍んだ。
「体操をしましょうか」と若い女性介護士が来られたのを幸いと短時間で辞去した。3時に近く休憩コーナーには車椅子集団十数人がナースセンター前に集合。中には奇声を発し放しの老人もおられた。
エレベーターのボタンを押すがウンともスンともしない。介護士さんが来てボタン二つの操作でようやく扉が開いた。なるほど、下りはそういう仕組みの機種なのだ。
お世話いただく介護士一覧が写真付きでエレベーター横に貼ってあった。35人態勢、中に2人の所属医がおられる。義母は歯もまともにない。1本はグラグラ、週1回の歯科医の訪問治療を受けているとのことだった。
老いる・・・現実は厳しい。入居費は月18万円余(おむつ代など含む)である。
この金額、安い方だと思います。
老後の事を考えると本当に悩みは尽きません。
「ぴんぴんぽっくり」が理想と皆さん仰いますが、、、
現代の医療はなかなかそう言う訳には
いかない程、進歩しました。
自然に任せて。と思いますが、、、
ちなみに、私は臓器提供カードを財布に入れてあります。子ども達2人も持っています。同意書(サイン済みです)。
同じ医療の進歩でも、移植で助かる人のためになりたいと思っています。
仰るようにこのホームは安く良心的と義弟に話したところです。固定費は14万円余+おむつ代など必要雑費を含め18万円余の説明書を見せてもらい、良いところへお世話して頂いたと、言い聞かせました。
在所の実家の親戚は寄付金が350万円+月々が25万円と、もう4、5年前母の法事の席で親戚の息子に聞きました。その親は胃瘻で世話になり大ボケのようです。
老いる・・現実は皆にやってきます。コメントありがとう。少しお仕事をセーブしてください。
どんなにボケようが関係ありません。
内臓が(特に心臓)強い人は10年20年と
生きます。
「胃ろうの選択を迫られた時にどうするか」
これを、元気なうちに本人としっかり
話しして決めておかないと、後々、家族は
大変な事になります。
私は胃ろうも、気管切開もしない。と子ども達には言ってあります。文書に残さないと親戚と(私側の)揉めるかも知れないので、臓器提供と共に一筆書いてあります。
(ただし、私は抗がん剤やっているので使える臓器は無いんですよね、眼球位です。使えるの)