リアルタイム財政赤字カウンターとか借金時計がネットで回りつづけている。
今日の新聞には当県、岐阜県羽島市の新市長、松井聡氏が選挙公約の市長の退職金を事実上廃止する条例を議会に提出すると出ていました。
市は県市長村退職金組合に加入しており、退職金の返納は認められないので、代替措置で月給の26.7%を削減し、ボーナスも減る。結果的に4年間の市長退職金相当の1,650万円をゼロにするのだという。これに併せ副市長も、教育長も月給を削減する方針といいます。
大変結構なことです。
県下では、関市尾関健治市長、高山市国島芳明市長の2市長がすでに退職金辞退の施策を実行中。
羽島市長、高山市長はいずれも市職員から市長になった方です。羽島市長は36年も勤めて始めて退職金を貰った。4年くらいの市長在任で大金の退職金を手にすることはおかしいと思っていた。大阪橋下市長も辞退している。削減した額で子育て社会福祉の雇用手当てに当てると、頭が下がる見識です。
残念ながら当方の住む各務原市は、1期2千万円の退職金を既に4回、8千万円を手にし、さらに5期を目指した前市長は落選しました。そこへロンドンオリンピックに出かけた費用440万円が公務に当らずと、返還訴訟を市民が裁判に訴えている現状では落選は致し方ないか。
さらにわが市は、国が地方に求めた地方公務員の国家公務員並みに給与削減を見送ることにしたという。国家公務員の給与水準を100としたラスパイレス指数で当市は109.6と高額なので、給与の見直しに取りかかる予定だという。
ブログで街路樹の管理不在をチクチク書いていたら、ようやく某市議が同じテーマで議会質問したらしい。
わが新市長さんは高卒で車のセールスマンだった人で、市議を歴任し議員が職業だった人とか。街中の後援会看板を見ても選挙に強い方と分ります。前市長は「市民感覚とづれている」のキャッチフレーズだけで当選された若い人です。
最近新聞に載った唯一の記事は、市中の有識者と会談し動画にして市のホームページにアップすることですって・・。
可児市は公務員並みに給与削減に応じることになり、市長や、副市長の期末手当5%等々で1,330万円を削減。国が求めた削減額1億2000万円の11%に当るという。
美濃市は家庭ゴミを有料化する。一般的なゴミ袋45リットルは1枚50円、粗大ゴミは100円と袋に課金する。
今日図書館へ行って来た。大人には少し使いにくい検索機で本を探した。棚へ行っても見当たらない。
カウンターへ行くと保管場所は受付に置いてあるという。新しい本は結構失くなる。無断持ち出し、返本なし、が多いので受付カウンターで別保管するのだそうだ。1冊は裏の事務所にあったが1冊は無いと、二人の司書が本来の戸棚へ探しに行って持ってきた。
「しっかりしてよね」と叱った。
「出口に県図書やCD屋のように、無届け持ち出しはアラ-ムが鳴るシステムをつけたら」と言ったら、「年間の本購入額に匹敵するくらいの金がかかるのでできません」という。
「えっ!2千5百万もかかるの、嘘でしょ」。
わが市は県図書館と同額程度の2千5百万円を購入費に当てると自慢していた。しかし出版不況のせいか、新しい本はあまり購読意欲のわかないのが多い。
家の近く理髪店は廃業し、若い一家は年寄りを置いて子供も連れどこかへ働きに行かれた様だ。北欧旅行した友人の話では、国会議員も無報酬、議会は夕方5時からだという。
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