黒い点 その1


D810 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

大きな画像

右目の隅の方に、何やら黒い点が見えることがある。
この1ヶ月ほどのことだ。
その点が、サササッと、けっこうな速度で移動する。
何かの虫かと思い、はっとなってそちらを向くと、もう見えない。
そういう事が何度かあった。

これはおかしいと思い、知人の医療関係者にメールで質問してみた。
すると、飛蚊症だとは思うけれど、一応眼医者で診察を受けるようアドバイスを受けた。
糖尿病を患っているので、そちらと関連があると大変だから・・と言う。

そこで今日の夕方、会社を抜け出して、少し離れたところにある眼科に行くことにした。
何人かに聞いたら、その医院が腕がいいと教えてくれた。
ネットで調べると、特に糖尿病と関連した目の病気には自信があるようなことが書かれている。
これはピッタリである。

人気が高いだけあって、院内は患者さんで溢れていた。
早く終わったら、会社に戻ろうと思っていたが、どうやら難しそうだ。
患者のはけは良く、比較的早く順番は回ってきた。
しかし検査がいろいろあるそうで、それなりに時間がかかるという。

会社に帰れないとメールして、今日は治療に専念することにした。
助手の人がひとり付いてくれて、まずは目の検査から始まった。
顔を当てて目を覗き込む機械で、何をしているのかわからないが、いくつかの検査を行った。
それからかなり念入りに視力の検査を行う。

その後、厚手の黒いカーテンで仕切られた暗い診察室で、先生から話を聞いた。
目の奥の方まで見たいので、瞳孔を開く薬を使うと説明を受けた。
ただしその薬を使うと、瞳孔が開きっぱなしになり、しばらくの間よく見えない状態になるという。

もとに戻るのに数時間かかり、車も運転できないという。
時間はともかく、帰りの運転が出来ないのが困った。
その医院は少し郊外にあり、車でないと行きづらい場所なのだ。

つづく
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )