24mm比較 2

先日那須でレンズのテストをした時の画像が、まだいくつか残っている。
下の写真は、F5.6-1/15秒で固定して撮影したものだ。

僕の目に限った話かもしれないが、この大きさで比較しても差がよくわからない(笑)
どうもこのテストはあまり成功していないように思う。
しかしまあ、次回はどうすべきか考えるきっかけにはなっている。

前回の比較の時と同様、画像を重ねて切り替えてみると、24-70mmF2.8は中央部のふくらみが大きく感じられ、PC-E24mmF3.5は他の2本より写る範囲が僅かに狭くなる。
結果が同じなので、各レンズにそういう傾向が、間違いなくあるのだろう。

手前の石塔を見ると、14-24mmF2.8だけ大きくぼけているのがわかる。
当初は僕のピント合わせに問題があったのかと思ったが、拡大してチェックするとそうでもなさそうだ。
レンズの特質かもしれない。

前回、最近のニコンのレンズの画質の良さは、ナノクリスタルコートが効いているのではないかと書いたが、ある情報によると、必ずしもそうではないらしい。
ナノコートの効果が強く現れるのは、何と言っても逆光に対する時で、それ以外の時には写りにほとんど影響はないようだ。

最近のレンズの性能向上は、設計技術と製造技術の進歩によるところが大きいという。
やはり噂の大口径高精度ガラスモールド非球面レンズの効果は大きいかな?



AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED


AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED


PC-E NIKKOR 24mm F3.5D ED
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