ときどき森へ・・・sora日和

~ by 小春 ~

本・小川洋子 「貴婦人Aの蘇生」

2012-05-24 06:46:07 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 

           貴婦人Aの蘇生

 内容(「BOOK」データベースより)
北極グマの剥製に顔をつっこんで絶命した伯父。死んだ動物たちに夜ごと刺繍をほどこす伯母。この謎の貴婦人は、はたしてロマノフ王朝の最後の生き残りなのか?失われたものの世界を硬質な文体でえがく、芥川賞作家のとびきりクールな傑作長編小説。

 動物の毛皮や剥製のたくさんある、いつも埃っぽいお屋敷のちょっとひんやりと静かな感じのお話

伯父さんが五十一歳、亡命ロシア人のユーリ伯母さんは六十九歳の新郎新婦。伯父さんがなくなり自分の父親もなくなりユーリ伯母さんと暮らし始める。そのとき伯母さんは七十歳。
建物の入り口で、ある儀式をしないと入れないという強迫性障害を患っているニコもいっしょに暮らし始める。

ユーリ伯母さんが、ロシア帝国ロマノフ朝最後の皇女、アナスタシアではないかと言われ始め、テレビがきたりで騒動に・・・

アナスタシアであったかどうかはわからないが、ユーリなのにAの刺繍をし続ける、ぼんやりとした雰囲気。

このぼんやりがとてもいい。読後・・・ぼんやり 不思議なお話 小川洋子さんだ~・・・


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THE 下町っ!

2012-05-24 04:48:05 | 散策日和・音楽・映画








これ、昔 交番。今は「西仲通地域安全センター」
帰って調べたら 「東京に現存する交番で最も古い建物」 と書いてあった。

            

ここは月島 看板建築三軒長屋が密集 月島仲通り商店街にはもんじゃ焼きのお店がひしめきあっています。

月島はいつ頃からこんなになったんでしょうね?

土手を作るのが月島流もんじゃだとか・・・

子供の頃10円玉をにぎりしめて、駄菓子屋さんやもんじゃやさんに行ったもんです。ひとつの鉄板を入った順番に焼いて食べるから知らない子たちと一緒。
ほとんどお水のようなものだったから土手なんか知らな~い。具はぷかぷか浮かんでいた程度。
大人になってから、こういうの知ってる?って、作ってあげたら、汚~い!何これ!食べ物?と言われた。
フッフッフ この美味しさを知らないのならいいでしょう。と、放っといた。
きっと月島もんじゃのように、こ、これがもんじゃ?ってほどのお値段に、びっくりするくらいの具が入っていたなら、お好み焼きの ゆっる~いのって食べたのかもね?

今でもキッチンに突っ立ってフライパンで  ひとりもんじゃ  やっています。私がスーパーのてんぷら売り場で揚げ玉を買うのはそういうことなのです。

で、月島には行ったけれど、もんじゃが目的ではなかったからいただいてはおりません。って、ご飯食べたばっかり。大失敗っ!そうとわかっていたならば・・・

修学旅行を受け入れていると書いてあった。こんな小さなお店にどうやって入るんだろう?別れて・・・?なんて思って看板みていた。

匂いにつられて角を曲がったら絶景が広がっていました。  すごーい!もんじゃ屋さんがいっぱ~い。


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