ときどき森へ・・・sora日和

~ by 小春 ~

本・小川洋子 「小箱」

2019-12-31 17:14:50 | 図書館本 読書備忘録 

 内容紹介

『ことり』以来7年ぶりの、書き下ろし長編小説。 死んだ子どもたちの魂は、小箱の中で成長している。死者が運んでくれる幸せ。 世の淵で、冥福を祈る「おくりびと」を静謐に愛おしく描く傑作。
私の住む家は元幼稚園で、何もかもが小ぶりにできている。 講堂、給食室、保健室、人々の気持ちを慰める“安寧のための筆記室"もある。 私は郷土史資料館の学芸員であったバリトンさんの恋人から来る小さな文字の手紙を解読している。 従姉は息子を亡くしてから自分の人生を縮小した。 講堂にはガラスの小箱があり、亡くなった子どもたちの魂が成長している。 大人は自分の小さな子どもに会いに来て、冥福を祈るのだ。 “一人一人の音楽会"では密やかな音楽が奏でられる。 今日はいよいよあの子の結婚式で、元美容師さん、バリトンさん、クリーニング店の奥さん、虫歯屋さんが招待されている。


               
 読書備忘録 

カマキリ・・・小川洋子さんを読んでいます!と思いながら読んでいた。

ね、そうでしょ?

ともすれば、気味の悪いものをぶら下げ、時にはそれが赤ちゃんのたっぷりの唾液を吸い込んだおしゃぶりだったりして、さらにそれを口に含んだりして・・・話が進んでいくと、髪の毛の楽器も、そんな事当たり前に思えてきて、不思議の世界にどっぷりはまる。

バリトンさんへの思いに、そうでしょうとも・・・そして、あ!

作家が死んでも残る本ってそうたくさんはないのね・・・

静かに静かにお話は進んでいきます。

★★★★★


 


ときどき森へ・・・八ヶ岳のホテルでお食事・・・♪

2019-12-31 09:04:52 | ソトショク ♪

久しぶり~・・・と、ご飯を食べた。

窓側のお席だったから鳥の餌箱を見ていた。

全然来ない・・・

森の家に帰って、我が家にも取り付けようってことになった。っていうか以前買ったよね?

鳴き声はたくさんするからちょっと寄り道してくれるいいんだけれど・・・

毎度きれいな景色

器は売り物です。

ホテルの廊下の展示場で販売されていた中の2枚の版画はフジコ・ヘミング作

すごい!こういう事もされているのね・・・

隣で・・・いいな!欲しいな!と言っている声が聞こえた・・・

なんか言ってるなぁー・・・と思っただけ

音楽堂付近からの富士山!

大きいけれどうっすら・・・

ブログ村のシニアにいるのですが、年末らしく忙しくされてるかたのブログが・・・

昨日も書いたように、我が家は特に年末年始感がないのね。

電車で出かけない限り街が静かであるとか、駅伝以外のテレビが面白くないとか・・・今年もそんな年末年始!

お正月が終われば楽しいことが待っているから、お正月は温存に徹する。かどうかはわからないけれど・・・年末年始の予定は温存!の予定・・・


本・万城目学 「べらぼうくん」

2019-12-30 19:55:52 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

「水たまりをのぞいたら、そこに映っていたのは青い空だった」べらぼうとは漢字で「篦棒」と書く。「あまりにひどい」「馬鹿げている」「筋が通らない」といった意味の他に、端的に「阿呆だ」という意味がこめられているところが気に入った。 どうにもうまくいかぬ男の、十歩進んで九歩下がる日々をまるっと包みこんでくれるようで、あの頃の蒼白い顔をした自分に「よう」と呼びかける気持ちで、『べらぼうくん』とタイトルを決めた。(あとがきより)未来なんて誰にもわからないのだ。川べりを俯き歩く万城目青年は、いかにして作家としての芽を育てたか。万城目ワールドの誕生前夜を描く極上の青春記であり、静かに深く届けたい人生論ノート。


               
 読書備忘録 

てっきり ”まんじょうめまなぶ” さんかと思っていた。

鹿男さん・・・。

就職先で大学聞いたら、東大の人が一応東大って・・・一応ってなんだ一応って!

昔、神津島で出会った人が、学生さん?と聞いたから、そう2年生と言ったら勝手に大学2年だと思われて、とんちんかんな会話をしていたところ、え、高校生なの?からの、どこの大学ですか?に、東京の大学と言った。私たち、東大でしょ?と言ったら何でわかった?と言われ、ふつう東京の大学なんて言わないから・・・って言ったのを思い出した。

かつてのテレビ番組の「ごきげんよう」のサイコロの話・・・おもしろいっ!・・・そいうことか!妙に納得致しました。ところでちょっと前に銀座でいきなりレポーターに食いつかれ街角インタビューされていたのを最初からみちゃったのだけれど、ど素人がちゃんと芸能人みたいによどみなく応えていたのにはおっどろいた。ちっともあたふたしていなくてむしろ、大変喜んでいた様子だった。

未来なんて誰にもわからないのだ。わかるのは未来の人間だけだ・・・今の所、未来の人間に会うすべはないのだから、誰にもわからない。ってことは知ってはいるけれど、もしかして・・・と占い師なんかの所に行っちゃうんでしょ!

おっもしろぉ~い!

まだちょっとしか作品を読んでいない。

読んで楽しくなっちゃおう! オー!と思った。

図書館本だけれど 📖

★★★★☆


 


ざっくり ときどき森へ・・・🚈

2019-12-30 19:30:41 | ときどき森へ・・・
 
先に車で森に入って仕事をしていた夫より遅れて、新幹線でむかい一泊だけして来た。
 
その新幹線、通勤ラッシュ並みの車両に乗り込んでしまい、中に入れずデッキに大勢の外国のお客様たちと立っていた。
 
まぁなんというか「あさま」に乗ればよかったのけれど、停車駅が少なく、1時間かからないからと「はくたか」に乗っちゃったのが間違いでした。朝からこんなに???ってくらい、混んでいた。帰省ラッシュでしたかね。
 
 
駅到着後、ここのリンゴは美味しんだわ!と林檎を買ってから車に乗り込み、途中ホームセンターでこちらの家用の物を買いだめし、森へ・・・
 
 
雪だったのだね・・・
 
 
一旦森の家に寄って早速八ヶ岳に向かった。
 
 
帰りは一緒・・・御代田のパン屋さんへ寄って・・・ 
 
 
ミックスサンドと焼きカレーパンとクロワッサンソーセージパンは車で食べた・・・ので家までたどり着いたのはクリームパンとクイニーアマンとカレーパンとチーズ焼きカレーパン これだけ!
 
 
軽井沢へ・・・
 
物欲ない時でよかったわ・・・と言って何も買わずただのお散歩
 
夫は物欲抑えるのが大変!そんだけにしときなっ!ってことで、とっとく魔の夫に、ぼろっちくなったのものを捨てると約束させ、ま、いいでしょう!と許しを出した。
 
アウトレットは大混雑でした。
 
我が家の年末は特にあわただしいこともなく、子供たちもそれぞれがそれぞれの事で忙しいから、夫婦だけ・・・結婚しているわけじゃないからそれぞれに家族もいない・・・なので、お気楽。
 
大掃除と言ってもちっこいマンションで私は捨て魔だから、ちょいととっ散らかっているものを何とかするだけ・・・普段、ちっこいと文句を言っているけれど、こういうときはちっこくてよかったわ!と思うのです。
 

本・桂望実 「たそがれダンサーズ」

2019-12-29 05:49:33 | 図書館本 読書備忘録 

 

 内容紹介

人生後半戦を迎える男たちの、まさかの新しいステージは おじさんたちだけの社交ダンス!?
仕事じゃなくても輝ける、いつもの景色が違って見える でこぼこ道の人生を歩いてきた中年世代が 出会って励んで夢中になった!
今日もスタジオに彼らは集う。 社交ダンスを定年後のボランティア活動と位置づける田中。 モテたい一心の商社マン川端。 苦労人だが踊りは熱い工場経営者の大塚。 まるきり初心者の面々を指導する講師の米山は、 不思議なくらい無気力で――。
笑えて、ビターで、ぐっとくる


               
 読書備忘録 

短大時代、舞研にいたからそこいら辺の事は少しは知っていたけれど、社交ダンスのフォーメーションという種目があるなんて知らなかった。

楽器のアンサンブルで公民館やコミセンに行くと社交ダンスをしているのに出くわすことがあって、本来そういう所ではお金をとってしてはいけない事なんだよ。と、お仲間の殿方が言っていたのを思い出した。

まさにそれで始まった。

多くの女性が壁の花となって、数少ない男性を取りっこする・・・まあまあ想像できます。が、そういうことはなく、先生だった米山にお願いして男性だけでレッスン受け、あれよあれよとフォーメーションをね。いい成績残しちゃいました。

最後・・・米山の先に逝ってしまった妻がブログをしていたことを聞き、読み始め、さらにたくさんの本の感想を書いていたのを読み、ついに「中年男が友達を作るには」なんて本を読んでいたことで、米山の孤立を心配していたことを知る。まだ若いからね先に逝く者は心配だったのよね。グッと来た。

まぁ、私は先に逝くとわかっていても、残される者の友達の心配まではしない。いい加減子供に迷惑かける前にこっち来い!って・・・思うだろうな~って、逝っちゃってるからし~らない。

いくつになってもいい出会いがあるといいです。

うっかり出会うとおかしな宗教やお鍋買わされてバーイバーイなんてことだってあるみたいだけど・・・カモにならないよう注意しながら・・・

★★★★☆


 


函館の旅 函館ビアホール・・・

2019-12-29 05:39:59 | 2019 北海道 大人の休日俱楽部パス 函館の旅

2日続けて同じお店へ・・・

1日目はかなり空いていた店内だったのでお好きなところにどうぞ・・・

2日目は結構混雑していて待つかな?と思っていたらカウンターに案内された。

以前函館に来た時に他のお店にも行っていたけれど、ここが気に入っているみたいで、どこだったっけ?とやってきた。

雰囲気が好きらしい。そういえば銀座のライオンにも好きで行ってるみたいだから・・・

2日目は坂道の上にいた時から吹雪いていたから駅前のホテルに帰ってもよさそうなものを、タクシー見つけてやってきた。その時は偶然信号待ちでタクシーに乗れたけれど、こちらのお店からの帰りはなかなか見つからず、どの道濡れちゃったんだから路面電車まで歩こうって言っていたところ、ちょうど降りる人がいたから乗っちゃった。

家での飲酒は息子たちから禁止されているので、ここぞとばかりに・・・お酒はそれほど好きではない私に比べると対して強くもないのに飲みたがる。仕事関係で飲んでいるのは止められない。知り合いがホームから落ちて新聞沙汰になっている。このことは毎度家族にこっぴどく言われているのに・・・

12/7~9
 

本・西村玲子 「玲子さんの のんびり老い支度」

2019-12-28 18:00:00 | 図書館本 読書備忘録 

 内容紹介

あっという間の人生だけど、新鮮なことを見つけたら、少女のように喜びたい-。気取らない、自然に気持ちよく、無理をしない玲子さんが、日々の思いをイラストとともに綴る。『ゆうゆう』連載に加筆し書籍化。

               
 読書備忘録 

若い編集者さんが通勤途中に、人の傘にあたり階段から落ちて骨折した。って話に彼女は落ち込むどころか、前向きにその状態を受け入れた心意気!そっか、何事も心意気だな!と思った。・・・美しく暮らす心意気

突然やってきて、いろんなものをさらっていくが、また逆に大切なものに気づかせてくれる。そっか・・・病気からの贈り物

「あっという間の人生だけれど、新鮮なことを見つけたら少女のように喜びたい」 いただきま~す。

★★★★☆


 


函館の旅 レンガ街の夜景

2019-12-28 17:52:31 | 2019 北海道 大人の休日俱楽部パス 函館の旅
 
 
 
 
 
 
ツリーの色が変わってくるので、外に出るたびにみていた。
 
12/7~9
 

デイジイのパンたち ♪

2019-12-27 17:32:27 | パン・お菓子・お食事 ♪

 野菜サンド 

 クグロフショコラ 

 シナモンロール 

銀行に行った帰り、お昼とおやつ用に連れて来た。

適度に田舎のこの地・・・風が強く電車が橋を渡るのに徐行するから遅れる。そのまえになんやかや遅れていますぅ―とアナウンスが入っていた。ずいぶん遅れて来た電車はかなり混んでいた。入口に立っていたおじいさんが避けてくれないから、乗る方はすいません。とぐいぐい入った。それが気に入らなかったんだろうね。駅に着くまでずっと文句を言っていた。団塊!

知り合いの団塊さんが、一緒にされちゃ困るよなー、周りはみんな紳士なんだよ!と言っていたことがあった。そう、団塊でくくっちゃダメなの。と、言っといてやっぱり団塊だなーと思ってしまう。だって大勢いるんだもん。私の知っている団塊さんは紳士淑女!ちなみに私は三無主義と言われていた団塊の次の世代です。

年の瀬・・・

人混みをすっごい勢いで歩いている人がちょっとぶつかっただけで、今にも因縁付けそうな気配!そこに交番あるもんね。何かあったらすっ飛んで行ってやるから大丈夫!なんて思っていたり、信号変わるのが待てずに飛び出したり、エレベーターでは文句言いながら駆け下りていたり・・・もうすぐ年が明けますよ。それまで我慢しとくれ・・・なぁんて思って時間に余裕がありすぎるから大そう落ち着いていたんだわ。

銀行も長蛇の列・・・道路にはみ出していたのを中の階段に誘導していた。

銀行行った?あっ!まだだ!!!明日行く!と言っての今日・・・支払いがあるわけじゃないけれど、収入は確認しておきたいみたいね。

記帳機は一台だけ!すごいことになっていたから、普通の所に並んだ。にょろにょろの列で視線を感じた。ん?あらぁー元気?元気元気!そんだけのことがあった。学年年子の我が息子たち・・・どっちのお友達のおかあさんだったっけ?20年くらい会っていなかったのに見つけてくれて嬉しかった。変わっていない!ってことは私も・・・

お正月はそこのスーパーも、駅のデパートも、もちろんエキナカもやっているの。ちっとも不便じゃない!って言っていて良いのだろうか?でもせっかくやっているのだからちゃんとお買い物に行かなくちゃとも思ったりして・・・と思いつつ、需要があるからまた来年も開けてしまうのかと思うと、行かない方が良いのかな?とも思うのです。

 


国立新美術館へ・・・「ブダペスト ヨーロッパとハンガリーの美術400年展」

2019-12-27 07:25:39 | 展覧会

ロンドンのナショナルギャラリーに行った時の事を思った。

どっさりある宗教画から入ったので、見たかったところまで行くうちにお腹いっぱいになっていたという、今ほど展覧会には行っていなかったころ・・・

シニェイ・メルシェ・パール「紫のドレスの婦人」メインの婦人は美しかった。紫きれい!

解説読んで、ヒバリが飛んでる?どこどこと探した。いたいたヒバリ!

アルノルト・ベックリン「村の鍛冶屋を訪れるケンタウロス」をみていて・・・家ではだいたいエアロバイクに跨っている私の事を家族にはケンタウロスみたいだな!と言われている・・・やっぱりいたのねケンタウロス・・・。

そうだわ!って行ったから、前売りチケットはナシ

お隣の窓口のでチケット買っていた方が、シニアね!

え?シニアないんじゃないの?と思っていたら、申し訳ありません。されていた・・・

 

美術館は24日からお休みに入っています。

 


国立新美術館のカフェ・・・サロン・ド・テ ロンドでランチ ♪

2019-12-27 06:45:21 | 美術館のカフェ

ランチセットはハムチーズレタスサンドとクラムチャウダーを選んだ。

ケーキセットにしようか一応迷っが、お昼だったから・・・

クラムチャウダー・・・美味しっ!

 🍴

お店は ひらまつ なのですよね・・・カフェしか行ったことない。

 


小麦と酵母 満のパンたち ♪

2019-12-26 20:50:20 | パン・お菓子・お食事 ♪

 チーズ  味付けたまご  塩バターフランス 

 ひじき × 3 

期間限定でエキナカに入っているお店

以前、いつまでですか?って聞いたら1月くらいと教えてくださった。

延びてくれないかなぁ・・・

 


函館の旅 ホテル・・・

2019-12-26 07:31:57 | 2019 北海道 大人の休日俱楽部パス 函館の旅
 
ホテルは函館駅前
 
 
 
 
 
 
 
 
 
窓からの景色
 
 
 
お部屋から夜景を眺めていたら・・・
 
行こう ・・・
 
 
 
 
駅前散歩に・・・
 
 
で・・・アイスクリーム!
 
北海道にいますよ。
 
 
 
 
廊下から・・・朝の景色
 
駅前だから便利でした。
 
うろうろしているうちに吹雪いてきてしまい、タクシーを2度ほど使った。
路面電車の駅まで行けそうもなかったから、坂の上からレンガ街までと、レンガ街からホテルまでと・・・
 
あとは路面電車の一日乗車券を2日間利用して滑らぬよう、転ばぬよう・・・ブーツは履いていたけれど、滑り止めをつけてお散歩
 
12/7~9
 

銀座アスターでお食事・・・♪

2019-12-26 06:39:39 | ソトショク ♪

変わらず行くお店で、変わらず食べる物たちのある幸せ!

ぷち忘年会・・・今年はがっつり忘年しましょ!

ブログには書いていないややこしいことがどっさりあった一年

忘れてあげよっかなー・・・

その前にやる事がありますがっ!

 


本・藤野可織 「爪と目」

2019-12-25 23:17:33 | 図書館本 読書備忘録 

 

 作品紹介・あらすじ

あるとき、母が死んだ。そして父は、あなたに再婚を申し出た。あなたはコンタクトレンズで目に傷をつくり訪れた眼科で父と出会ったのだ。わたしはあなたの目をこじあけて――三歳児の「わたし」が、父、喪った母、父の再婚相手をとりまく不穏な関係を語る。母はなぜ死に、継母はどういった運命を辿るのか……。独自の視点へのアプローチで、読み手を戦慄させる恐怖作(ホラー)。芥川賞受賞。


               

 読書備忘録 

爪と目 

わわわ・・・表紙が・・・

気味が悪いわ!と読んでいたところの表紙!

 

しょう子さんが忘れていること

いやいや・・・ゾゾっ!の世界です。

 

ちびっこ広場

箱庭といい、お母さんの髪といい・・・

 

 ちょっと他の作品も読んでみたくなりました。アンソロジーで読んではいるけれど・・・

 

★★★★☆