酔生夢死浪人日記

 日々、思いついたさまざまなことを気ままに綴っていく

惑星、それとも流れ星~皐月賞はチープスリルで

2005-04-16 01:52:59 | 競馬

 寝付きの悪い日が続いている。悪夢で目が覚め、トイレに行き、また夢を見る。数本立ての俺の夢と違い、世間は「深い衝撃」のロードショーを待ち焦がれている。へそ曲がりゆえ部分的に脚色し、「安っぽい戦慄」に書き換えてみた。

 前々日売りで単勝元返しと、ディープインパクト一本かぶりだ。ムズムズしてくるではないか。昨年のオークス、単勝1・4倍の武ダンスインザムードは4着に敗れた。先行して押し切ったのは、6番人気のダイワエルシエーロである。皐月賞の箱に人気も同じぐらい(前々日5番人気)で同脚質の馬がいる。エルシエーロの弟、ビッグプラネットだ。絶好の3枠6番を引いている。

 日刊ゲンダイ紙上、鞍上の柴田善は「ダイワメジャーみたいなレースをした馬に、ディープを負かす可能性あり」と期待を抱かせるコメントを残していた。昨年の皐月賞では、2番手キープのダイワメジャーがコスモバルクの追撃をしのぎ切った。ペールギュントを降ろされた? 鬱憤をプラネットで晴らしてほしい。

 中山2000㍍はマイル適性も問われる。最近10年の連対馬にはジェニュイン(マイルCS①)、キングヘイロー(高松宮記念①)、ダイタクリーヴァ(マイルCS②)、ダンツフレーム(安田記念②)とマイル以下のG1で好走した馬が多い。ダイワメジャーも安田記念の有力候補である。

 本命はビッグプラネット? 惑星とはいえ流れ星になる可能性もあり、対抗まで。本命はやはりディープだ。

 3番手はペールギュント。スプリングSは一息入った後で6着に敗れた。「武豊TV!」での武の御託宣、「スプリングS1~3着馬は展開がハマった」を信じたい。乗り替わりが目立つが、組曲「ペールギュント」の主人公も、恋人をコロコロ代えるプレーボーイだった。5人目の池添は肝が据わり、追い込み得意の騎手。12番人気の桜花賞で連対した母ツィンクルブライドのように、大舞台での一発を期待する。

 弥生賞2、3着のアドマイヤジャパンとマイネルレコルトは、ロスなく内をスローペースで先行しながらディープに差された。着差以上の完敗である。ローゼンクロイツもダービーはともかく、戦ってきた相手を考えると3着までか。

 まとめると、◎⑭ディープインパクト、○⑥ビッグプラネット、▲⑦ペールギュント、△⑬ローゼンクロイツ、△⑯アドマイヤジャパン。買い目は、単勝⑥。馬連⑥⑭、⑦⑭。ワイド⑥⑦。3連複は⑥⑦⑭、⑥⑬⑭、⑥⑭⑯の3点。3連単は<⑭・⑥><⑭・⑥・⑦><⑥・⑦・⑬・⑯>の計9点。

 捕らぬ狸の何とやら、算盤を弾いて掛け算を楽しむのも今のうち。レース後は引き算をしているに違いない。
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