リーガルハイ（２） 第９話 ＊感想＊

＊　「ついに最高裁！例え全国民が敵でも必ず命を救う」　＊

お遊びや おふざけが散りばめられた前半と シリアスモード全開な後半の裁判・・
メリハリがあって良かったなぁ。
奇行やら 変顔やら 子供じみた言い分などで掻き回す古美門（堺雅人）の裁判も そりゃあ面白いけれど
(古美門がハメをはずしすぎると どうも面白く感じないのだが・・・。)
そろそろ ジックリ真面目テイストな古美門の仕事っぷりを観てみたいと思っていたので楽しめたよ。
民意とは？というコトだったり・・
巨大に膨れ上がった民意の恐ろしさだったり・・
善良な(自分を善良だと思っている)市民の愚かさだったり・・
貴和（小雪）の裁判が “嫌われ者を吊るそうとする国民的イベント”になってしまいかねないことへの危惧だったり・・
古美門の言い分は興味深かったなぁ。
ただ 前シリーズの９話・１０話で扱った案件の際に見られた古美門の演説ほどには惹きこまれなかったのよねぇ。
こう・・ 演説を聞いていてワクワクしてこないというか・・ 痛快さが感じられないというか・・。
まあ 全く異なる裁判だからねぇ・・ 比べても仕方のないコトなのだけど
ずっと観てきていると やっぱり色々と比較してしまうわよねぇ。
真知子（新垣結衣）絡みのオチも 予想外で驚かされたものの
痛快さを楽しむものではなかったコトに物足りなさを感じるのよねぇ。
でも その後の 真知子＆古美門の応酬は楽しめたよ。
「騙されましたね。」 「愚か者め。」 の ぶつけ合い・・に
「気付いていた・・」 の 上乗せ合戦・・
騙し・・ 欺き・・ 共に戦ってきた二人らしくって面白かったなぁ。

「一つ・・ 人よりよく喋る。」 だとか
二人そろってジャケットをバっ・・ 臨戦態勢バッチリな古美門＆真知子 だとか
「先生？」 「あ、ピグモン？」 「黛です。」 の 真知子＆古美門の会話やら
「一億円稼ぐんでしょ？ 高速なんとか、やってもらうんでしょ？」 と 宥める真知子やら・・
ツボを刺激してくるポイントが 思いのほかたくさんあったコトが嬉しい。

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