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木村拓哉さんが主演ということと、
メインキャラの職業のことがネットニュースになったこと、、
放送前に仕入れた情報はこれのみでの視聴。
木村拓哉さんが熱く熱く熱く橋の建設に尽力していくドラマなんだろうな、、
などと、フワッと予想していたため、
思ってたのとは違う内容に初っ端から引きこまれる。
いきなり裁判シーンから始まるのはまだしも、
いきなりムショというのは驚いたし、
それが延々と続いていくことにも驚かされたわ。
そこで描かれる様子、、
次第に見えてくる事件のこと、、
その背景にあるもの、、
狩山陸(木村拓哉)と狩山玲子(天海祐希)の関係、、
どれも興味を引く作りとなっていて面白かったわ。
まさかのトラ(猫)の擬人化。
存在感あったなぁ、、トラ(皆川猿時)。
肥えてんなぁ、、トラ。
さすがにビジュアル酷すぎだろ、、
などと登場時には思ったものの、
見れば見るほど味わいが深くなっていく。
なかなかの魅力的なキャラクターだったわ。
そんなトラとホームレスの少年(大沢一菜)の絡め方も心に残る。
手に握られた小石、、
土下座して頼み込む姿、、
食べる物の扱い方、、などなど、、
悲しさ、哀れさだけではない少年の様子に強く興味を引かれたわ。
「大変だったね」に甘んじていては、、、
抜け出さないと始まらない、、、
半助(池松壮亮)には変化の兆しか?
変わっていくのか?
あら、新型コロナウイルスの蔓延についても描くのね、、
などと、前回のラストでちょっと驚いてしまったのだけど、
なるほど、なるほど、、、
コロナ禍を上手い具合に取り入れたストーリーとなっていて、
そこに別の驚きがあったわ。
新型コロナウイルスは多くの新しい言葉をもたらしたものねぇ。
辞書作りを描くこのドラマがそれを描かないでどうする、、
そんな製作陣の意気込みが感じられたわ。
新しく生まれた言葉に対して揺れるそれぞれの想い、、
言葉への執念、、
辞書作りに対する情熱、、
言葉の持つ魅力、、
言葉に託した希望、、
コロナ禍を通して描かれるそれらは見応え充分だった。
「励む」「挑む」「積む」は馴染みがあるけれど、
「泥む」という言葉は知らなくて???状態。
視聴後にググっちゃったわ。
(紙の辞書じゃないところがかなり残念なのだが)
「暮れなずむ」の「なずむ」もソレなんだねぇ。
「暮れなずむ町の〜♪」でお馴染みだというのに、
全く理解できてなかった事を理解したわ。
しっかり食べることの大切さを改めて感じるストーリー。
有事でも平時でもちゃんと食べられることが大切、、
久富(相島一之)が語ったことが印象的だ。
仕事をバリバリこなす人や、
気力や体力がある人って、
やっぱりしっかり食べてるんだよなぁ。
社会に出たての若い頃、
そんな事を感じたことを思い出したわ。
千鶴(MEGUMI)の「たまの楽しみのアレ」のエピソードも好き。
自分のためにしっかり食べることを大切にしている千鶴、、
さすが源太郎(吉田鋼太郎)の妻だわ。
「障る」と「くすぐられる」の話も好き。
何かと障ってしまうこともあるけれど、
何気ない事でくすぐられてフッと心が和らぐことってあるよなぁ。
里香(佐久間由衣)が悪夢を見るほどに困惑していたという、お惣菜屋の女性の挨拶は私はわりと好き。
私の中では「くすぐられる」に入るかも。
そうそう、、
伊藤家ではカレーに生卵は入れない、、
味がボヤけてしまうから、、
という美香(武田玲奈)の言葉にかなり共感。
生卵を入れると美味しいという話を聞き、
いざ試してみた時のイマイチ感やガッカリ感を思い出したわ。
ゆで卵をトッピングしたことはないんだけど、あれはイケるかも。
今度やってみる。
丁寧にゆで卵を作る美香にキュンとしたわ。
「玉子の切り株」というワードも可愛くて好き。
今回最も印象に残っているのは、
みどり(池田エライザ)と宮本(矢本悠馬)の恋の行方。
みどりの最初の返答を聞いたときには
思ってたんと違うとちょっと焦ってしまったわ。
みどりの過去の体験が彼女の心に深い影を落としていることが、
あの返答からは改めて強く感じられたわ。
彼女の過去や辞書編集部での様々な体験が生かされた心に残るエピソードだったわ。
そうそう、、
「溢れるウザさが止められん!!」という宮本の言葉には笑っちゃったよ。
いい人だよねぇ、、宮本。
「謝罪の念を伝えるために勇気と共に生み出された言葉」
松本(柴田恭兵)のこの表現も印象深い。
日本語の豊かさを感じさせるものだったし、
松本が発する言葉の力を感じさせるものでもあった。
松本の言葉を西岡(向井理)が言うと、途端に薄っぺらくなってしまう、、
という西岡を下げる流れも効果的だと思ったわ。
西岡は西岡で、かなり有能なことを描いた上での下げ展開だからいいのよね。
初回ほどの面白さは感じず。
初回が面白過ぎたのか?
私の期待度が上がり過ぎたのか?
初回と比べてしまうと若干の物足りなさは感じるものの、今回も楽しくは視聴。
最も印象に残っているのは、
源太郎(吉田鋼太郎)が重松(本多力)に見せる態度。
源太郎はああいう何気ない態度や対応もハンサムなのがいいよねぇ。
1話で見せた格言を地で行く源太郎、、かっこいいよなぁ。
ユウジ(須藤蓮)のファン・翔子(逢沢りな)の強烈っぷりも面白みはあったが、
ムッシュ(高橋克典)絡みのエピソードは期待していたほど面白みは感じず。
高橋克典さん渾身の「バキューン」はそれなりにインパクトはあったけれども。
痛い。
痛すぎる。
初回もその痛さに衝撃を受けたけど、
今回もかなり食らってしまった気がする。
母親の痛烈な言葉を受けた際の与田タツヤ(仲野太賀)の表情が痛々しい。
しのぶ(坂井真紀)がタツヤに投げつける言葉には驚愕。
自分の想いとは相反する事を一方的に捲し立てられ、
非難される一方のタツヤの心境を思うと切なくなる。
でも、しのぶにとってはあれが真の想いなんだろうなぁ。
全く理解しあうことができていない関係の危うさを感じたわ。
こういう事って意外と身近であったりするのかもしれない、、と思うと恐ろしい。
1話では、六ちゃん(濱田岳)が登場した際の彼の表情と、
六ちゃんへの不安を胸に涙する母(片桐はいり)の表情が強く心に残った。
哀れを誘うエピソードだったが、
母を守り支えていこうすとする六ちゃんの姿は微笑ましくもあった。
観るのをとても楽しみにしていたドラマ。
(色々と忙しくて、視聴は遅くなってしまったけれども)
この間まで放送されていたおっさん達のラブを描いた某ドラマにはどうも満足できなくて、
そのドラマに出演している吉田鋼太郎さんを見る度に、
ああ、、「おいハンサム!!」は面白かったな、、
ああ、、またやってくんないかな、、
ああ、、無性に観たくなってきたな、、
などと、何度も思っていたのよ。
そのため、続編が放送されると知った時にはとても嬉しくなったのよ。
いやぁ、、
続編の初回も相変わらずの面白さだ。
首にコルセットを巻いた源太郎(吉田鋼太郎)が絡んだモロモロが可笑しくて、
何度も声を出して笑ってしまったわ。
由香(木南晴夏)、里香(佐久間由依)、美香(武田玲奈)、、
三姉妹の近況も興味深く視聴。
この3人、好きなんだよなぁ。
彼女たちを見守っていくのも楽しみだ。
そして、、
初回からしっかり飛び出すハンサム格言。
いいねぇ。
大切なことだよねぇ。
源太郎のお仕事エピソードや、
由香と大杉裕子(富田靖子)の交流エピソード、、
格言にまつわるエピソードも印象深いものだったわ。
ああ、、、
恐ろしい展開が待ち受けていたわ。
みどり(池田エライザ)の涙にウルっともらい泣きをして、
みどりと宮本(矢本悠馬)の様子を微笑ましく見守って、
ああ、今回もとても良い話だった、、、などと、
満足感に浸っている中で見せられるあの展開。
観ている私まで心がキュッと強張ってしまったわ。
みどりの焦りや、不安、
あり得ない可能性に縋ろうとするみどりの気持ちや、
告白すべきか否かで揺れ動くみどりの想いを、
緊張感を持って注視してしまったわ。
う〜ん、、、頑張れ〜っっ。
それにしても、
みどりのあの涙、良かった。
辞書に対する馬締(野田洋次郎)や荒木(岩松了)の熱い想い、、
情熱に情熱で応えることにしたという西岡(向井理)の考え方、、
五十嵐社長(堤真一)の会社を守ろうとする姿勢、、
シールの剥離紙という目立たぬ存在について熱くなるみどり(池田エライザ)と宮本(矢本悠馬)、、
「月の裏」の仕事を大切に考えている香具矢(美村里江)、、
本に対する深い愛を見せるハルガスミツバサ(柄本時生」などなど、、
それぞれが大切にしているもの、想い、考え、向き合い方、、
熱い情熱を見せてもらった今回。
様々な想いの強さに触れることができて、
視聴後感は清々しさでいっぱいだ。
見どころはやはり役員会での馬締と西岡かなぁ。
熱い想いをしっかり伝える馬締と、
ビジネス面からフォローし主張する西岡、、
いいコンビだわ。
まさかのヲタムちゃんにはビックリ。
そこにもまた熱い想いがあったわねぇ。