リーガルハイ（２） 第７話 ＊感想＊

＊　「天才か暴君か！？世界的アニメ監督パワハラ裁判！！」　＊

アニメ裁判だけを　じっくりと描いていくのかと思いきや
ハダカ裁判に　インコ裁判・・　と　次々と裁判を見せられて　なんじゃこりゃ？と思ってしまった冒頭の展開。
え～！？　真知子ちゃんが「NEXUS」に移ってしまうという大きな動きのあった今回に
こんな細切れエピソードを三つも　ぶちこんできちゃうのっ～！？　などと
高まっていた期待が萎んでしまいそうになったのだけど
終わってみりゃあ　見応えタップリ　ゴチャゴチャっとした充実感タップリで楽しめたなぁ。

人様の性的嗜好に踏み込んだディープなハダカ裁判に・・　
（決して知られたくはないであろう想いが暴かれる過程や　その後のオチが好き。　嗜好って奥深い・・・。）
虚脱しちゃいそうなコトが決め手となっちゃうアホらしさ漂うインコ裁判に・・
（蘭丸（田口淳之介）の涙ぐましい努力と　まんまと篭絡されちゃう蘭丸の様子が可笑しい。）　
古美門（堺雅人）と真知子の関係が　宇都宮監督と穂積に投影されたアニメ裁判に・・と
風味の異なる裁判を三つも描いて楽しませてくれたことに満足。
真知子（新垣結衣）が担当する裁判に　ことごとく顔を出す古美門（堺雅人）からは　
彼の真知子に対する並々ならぬ関心を感じるしね。
ラブ＆ピースなどと　ぬるいことを言っていた真知子が　
裁判に勝つことにこだわり　古美門に勝つことへの覚悟を見せ始める様子や・・
真知子を容赦なく打ちのめそうとする古美門の執念や・・
宇都宮監督と穂積の弁護をするなかで浮かび上がってくる　古美門の想いと真知子の想い・・などなど　
古美門と真知子の対決を楽しみながら観るコトができたことに満足。
真知子はどんな成長を見せるのか・・　
古美門と真知子の関係は　どんな風に描かれていくのか・・　楽しみ。　
引っ張り続けるコトで　どんどん興味が薄れてしまった感のある貴和（小雪）の裁判も楽しみになってきたよ。

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