家人は絶滅危惧種の一人かも・・・

2020-12-28 17:20:35 | 日記
戦後生まれの小生のもつ女性のイメージは、か弱く優しくたおやか、更にしとやかでつつましく、一歩下がって出しゃばらず、それが女性だと親からも学校の先生からも、そして映画や小説からも刷り込まれ教えられてきた。従って男たるもの、女性を慈しみ守り、労わらなければならないと躾けられ育ってきた。その女性イメージをさらに上書きしたのが慕情演歌(テレサテン、八代亜紀、都はるみ等)だった。切々と女心をうたわれ具体的にイメージづけされた。これまでも折々に仕事で出逢った女性たちの中に、いわゆる大和撫子風の女性(良妻賢母)が昭和期には多くいた。美智子上皇妃殿下の如き、美しく上品で高貴な女性も稀にお見受けした。ところが男女雇用機会均等法(1985年制定)以降、学校教育はじめ職場でのジェンダー・フリー風潮も渦巻き、良し悪しは別にして女性のか弱くたおやかイメージはもはや変わってしまった。学校や職場でそういったイメージの女性を求めようとするとセクハラ!と糾弾されかねない。スクリーン上のイメージだが戦前戦後の原節子や吉永小百合(淑やかで、慎ましい)的女性は、残念ながら遠からず絶滅危惧種になるのかもしれない。連れ添って来年で49年の家人は、その危惧種の一人だ。大切にしなければとあらためて思う。きょうの楽しかったことは、○高槻市Sクリニックに家族の定期診察、無事に通院できたこと、○動画配信『メアリー・コム』(インド2014年 貧困の中で育ち 父親の反対や周囲の偏見そして男尊女卑のインド社会での葛藤など数々の困難に打ち勝つ女性ボクサーの実話に基づく作品)5度もチャンピオンとなる実話のサクセス・ストーリーに驚いたこと、○炊きたての丹波米、栗の渋皮煮と蒲鉾とブロッコリー、うまかったことだ。(12,020歩)