“自然へのすなおな態度”がキーワード

2020-03-06 18:07:37 | 日記
昔も今も、また未来においても変わらないことがある。そこに空気と水、それに土などという自然があって、人間や他の動植物、さらには微生物にいたるまでが、それに依存しつつ生きているということである。自然こそ不変の価値なのである。なぜならば、人間は空気を吸うことなく生きることができないし、水分をとることがなければ、かわいて死んでしまう。(中略)人間は、自分で生きているのではなく、大きな存在によって生かされている。この考えは、近代に入ってゆらいだとはいえ、近ごろ再び、人間たちはこのよき思想を取りもどしつつあるように思われる。この自然へのすなおな態度こそ、二十一世紀への希望であり、君たちへの期待でもある(『二十一世紀に生きる君たちへ』司馬遼太郎著より)。新型コロナウイルス感染拡大の終息見通しが立たない中で世界が人類が、慄き委縮し始めている。“自然へのすなおな態度こそ”がキーワードのように思える。きょうの楽しかったことは、○愛犬リズンの定期健診、健康維持と確認できたこと、○映画(DVD)『欲望という名の電車』(米1951年 、ヴィヴィアン・リーとマーロン・ブランド共演の名作)を再鑑賞、精神を病むことの怖さをリアルに感じたこと、○ちゃんこ鍋、温まりうまかったことだ。(11,270歩)