まだまだ作業中です。
昨日は、あの残っている太い幹の玉切りに挑戦しました。(参考記事:樵作業その4)
下の方が水路のコンクリートの壁に乗っかっています。ここを少し持ち上げたら自重で左側にずれるのではと考えて、車のタイヤ交換に使うパンタグラフ式のジャッキを潜り込ませました。間違って水路に落とさないようロープも用意してあります。ジャッキのハンドルを回して少し持ち上げてみましたが・・結果として失敗。 動きません!
次に試したのは、危険なのでやりたくない作業でしたが、斜めにかかっている中央付近を切断することにしました。これはチェンソーを持ち上げて切る作業になり体力が必要です。真上から切るとソーが挟まってしまうし、下からソーを当てるのも危険なので手前側から半月状に切り込みを入れてみました。画像では地上に対して垂直ですが、もう一カ所、幹に対して直角になるよう少し離して切り込みを入れましたが、全然ビクともしません。
次に上の画像にある丸太の反対側に体を移動して(笹薮を刈り取って)、同じような切り込みを入れると丸太がミシッと音をたてます。ソーが挟まれないよう、丸太が落ちてきたときに身をかわす場所も確保しながら慎重にソーの先端で切り込みを大きくしていくと、突然バリッと音がして、下側の幹が水路を跨ぐように落ち、崖側にある幹も滑り落ちてきました。
次の画像にあるように、もし落ちてきたときに作業側に落ちないようロープもかけておいたのが幸いしたのか、私のほうへは転がりませんでした。さらにラッキーなのは、水路を跨いだ丸太の上に崖側の丸太が乗ってくれたことです。水路に落ちたら万事休すです。ここまでは計算されていません。
長さ約1mで直径40cmくらいですが、これが物凄く重く簡単に動きません。運べるよう短く玉切りしようにも動かなくてはどうにもできず・・そこで作業しやすい方向で、縦切りすることにしました。上の画像の丸太で、ギザギザのある方が根元側です。チェンソーも40cmが切断できる大型ではなく30cmが限度です。
中心付近まで切ったので鉄の楔を打ち込みましたが・・割れません。そこで別の角度から縦切りすることに・・
これが3/4と1/4の丸太。1/4の丸太をさらに半分の長さに切って運ぶのが老人のキコリにとって精一杯の作業でした
一輪車で庭に運び込んで本日の作業は一旦終了です。
チェンソーの手入れと混合油(ハスクバーナーは1/50の混合比)作って作業終了としました。