晴耕雨読で住まいを造ろう

都会を離れ農的暮らしをしながら、日々住まいについて考え、家造りを家族と共にDIYで実現させた日記・・その後

襖の下張りはタイムカプセル

2006年12月31日 | 野良仕事や日々の生活
 今回は画像の解像度を上げてますので、ちょっと描画が遅いかもしれません。
昨日の襖の下張りの話ですが、良く見ると興味深いものがあります。詳しく読んでもらうために高解像度で画像をアップします。

論より証拠。昭和3年の時代を見ることで理解してもらいましょう。



昭和3年の神戸地方版です。美女に間違いないけど、水着がやはり時代がかってますね。




軍人さんの転勤まで写真付きの新聞ネタになる時代でした。




当時淡路島もミカンの産地でした。




ダイエットの関心は時代を超えて・・いつでも女心はいっしょなんですね。




関西(京都)で馴染み深い堂本画伯も連載小説の挿絵を書いてました。


さて、最後です。今年の締め繰り(?)

本当のこと言うと正月まで作業はかかったのですが、年越しは「縁起でもねぇ」
ってことで日付を変更してアップします。



張替えを終えた襖です。きれいに仕上がったでしょう。
襖を閉じた状態の写真で今年の閉め・・〆にしたいと思っています。


でも、この写真で「あれ?」って思えば、あなたは「建築に強い」

実は、枠を止めるための釘(今回は真鍮釘にしました)が少し足らなくて、最後の襖一枚の竪枠が固定できず、いわゆる”坊主襖(縁なし襖)”になっているのです。だから中央の黒縁が一本しかありません。
ホームセンターが初荷開店する2日まで待つしかありません。トホホ・・





にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ ←押してくれると励みになります



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

襖の下張り

2006年12月30日 | 野良仕事や日々の生活
 実はノートパソコンのセットアップ以外に、この年末にやっていることがあります。

襖紙の張替え

もっと時候の良いときに行えばよいものを。。つい気が乗らなくて年末になってしまいました。障子と同じで我が家の猫チャンがバリバリに破いてくれてまして、おまけに爪とぎまでするものだから襖の枠がボロボロ・・。

まず最初に襖の枠を外し・・ところが何代も張替えをした襖ですから、いつしか枠は脳天釘打ち・・って分かりますか?
本来襖の枠は竪枠を上下にスライドさせると外れる仕掛けになっています。ちょうどマンションのドアにある用心鎖のように、外れるところが一ヶ所だけありスライドすることで外れなくなっているのが本当なんですが、仕掛けが繊細ですから時代を重ねると壊れてしまい、枠を直接釘打ちして止めてしまっているのです。
おまけに、この釘が鉄釘ですから錆び付いて抜けない。道具を使っても頭が飛んでしまうようなものもあります。

苦労して枠を外し、枠はホームセンターで買ってきたパテ(傷穴を埋める硬化性のある粘土のようなもの)で補修。乾燥したらサンドペーパーで研ぎ、黒のラッカーをスプレーします。

その襖の下張り。”四畳半襖の下張り”ではありません。

新旧時代物の襖の下張り

昭和の初期の新聞記事もあります。写真の古い記事は昭和34年。サザエさんの漫画を見ても話題は”スト”。労働運動が活発になっている時代がうかがえます。今回張ったのは・・。

猫が爪とぎして襖の桟まで見える部分には、経文(唄の手本かも)のような筆書きした和紙もあります。下張りは全部剥がす必要はないので、くしゃくしゃになっている部分を丁寧に切り取り、新しい新聞紙(雲花紙などの紙が良いのですが)で上から重ね張りします。


この新しい下張りがいつか日の目を見るとき。それはいつで、誰がこれを発見するでしょうね。まるでタイムカプセルです。


 昨日の作業は二枚の襖の下張りまで。あと二枚残っています。
おかげで部屋は二間開放。寒いのなんのって・・
コタツ・トップしながらTVを見ていました。



にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ ←押してくれると励みになります


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初めて持つノート

2006年12月29日 | パソコン & SketchUp
 昨年デスノートとか言うドラマが流行ったそうですね。ノートに名前を書くと、その人が死ぬ。という恐ろしいノート。

で、私が初めて持つノートは・・Dell Note ?

私、パソコンは仕事とフライト・シミュレータ用に考えていますので、携帯性に便利とはいえ、なかなかノートを購入する気になりませんでした。今でこそ性能がデスクトップに劣りませんが、昔は描画速度の遅くて小さい液晶画面。バッテリーの持続時間の短さ、キーボード配列の不慣れ、拡張性のなさ、それなのに高価。。。などなど。

でも、いまは違います。特別な仕様を要求しなければ、これほど便利なマシンは無いように思えますね。

初めてのノートパソコン

安くなりました。 Dell Inspiron1501
もともと10万円ほどですが、キャンペーンセールのクーポンを使って、アプリケーション無しで税込み配送料込みで8万2百円です。(コードレス・マウスは別です。左側にマウスが置いてある事に注目!)

中国から船便で29日に届いて、いまアプリケーションのインストール中です。これがなかなかたいへん。
ちょうど良い年末休暇になりそうです。

来年は、もし「現場に来て欲しい」と言われたら、CADデータを持参していける。
クライアントにSketchUpのデータをクルクルアニメーションを見せることができる。
ラップ・トップならぬコタツ・トップができる・・。


来年も お仕事頑張るからね!  >>我が家の大蔵大臣様へ




にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ ←押してくれると励みになります



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年末から正月の過ごし方は?

2006年12月28日 | パソコン & SketchUp
 28日は各社御用納めの日でしょう。
今年一年、永いことお仕事ご苦労様でした。・・オタガイ。

 今年私たちは弔事がありましたのでお正月はひっそりと・・簡単に済ませたいと思っていますが、皆様におかれましては・・なんて挨拶をするまでもなく、大晦日、正月と時間は流れていきます。どなたでしたっけ?

お正月は冥土への一里塚、めでたくもあり、めでたくもなし

なんて言ってました。私自身そんなに老け込むつもりはありませんが、ふと歳を考えることがありますね。

気持ちだけは若いので妻には

「歳考えて!」

なんてよく言われます。ハイ。


そこで(突然話が変わりますが)、お正月はお気に入りのミュージック・ビデオ集を作ってみては如何でしょう。

これは GIGAZINEさんからの情報ですが、あのYouTubeには洋楽ミュージック・ビデオがたくさん登録されておりまして、それを劣化なしでオンラインで取り込めるサイトの紹介がありました。

FLV Online Converter


私も以前は時々気に入った唄、例えばエリック・クラプトンのTears In Heavenなんかを手に入れたりしてましたが、そのときは動画のレコーダーソフトを駆使して取り込みを行いました。画質、音質とも少し劣化して、しかもファイルサイズが大きい。と良いこと無しでしたが、それがなんと、いとも簡単にゲットできます。

今回、夏川りみさんを検索してみると・・あるんですねぇ。これが。
島唄、涙そうそう、花 など彼女のヒット曲を好きなときに聞けるようになりました。一青窈さん、森山直太郎君、それとちょっと忘れかけた槇原敬之君などもありました。

ところで、紅白の出場歌手・・私には知らない人がたくさんいます。
(複雑な心境)




にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ ←押してくれると励みになります


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

戸谷英世のブログをブックマークに追加

2006年12月27日 |  設計の仕事
 一年以上前に戸谷英世氏の著書

アメリカの家・日本の家―住宅文化比較論

を紹介しました。
その著者が今年ブログを開設したのを発見したのでブックマークに追加しました。

戸谷英世のブログ

少し話が難しいのと、誤変換文字があり、多少読みにくいのですが・・日本の住宅事情を辛口で評論します。




にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ ←押してくれると励みになります


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

懲役5年の実刑判決

2006年12月26日 | 社会ネタ
姉歯被告に懲役5年の実刑判決 耐震偽装事件で東京地裁


 あの事件の重大さからいうと軽いと思われる人が多いようです。それは被害者が背負うローンと被告が払う罰金の大きさを比較しても分かります。

でも、それなら、どのくらいの罰なら納得するのでしょうか?


・・私は彼を弁護しているのではありません。

今回の事件は建築界にとって大きな波紋を投げかけたはずです。改善策もいろいろ発表されてきましたが、個人を(すでに4人)有罪判決にして事件が幕引きされてしまうように思えるのは私の考えすぎでしょうか。




にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ ←押してくれると励みになります


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モロヘイヤの種採り

2006年12月24日 | 野良仕事や日々の生活
 冬になり枯れたモロヘイヤの鞘から種を採った。

モロヘイヤの種

 細長いサヤの断面は5角形をしていて五つの部屋に分かれている。雑草に”おこりんぼ”とかの名前が付いたものをご存知だろうか? ちょうどあのような形になっているのを手でほぐすと緑色の種が現れる。普通の種は丸身をおびているがモロヘイヤは角ばっていて、まるでオガクズ(のこぎりくず)に色をつけたように見える。サヤ6~7本で写真にあるくらいの種が集まった。

これだけで充分。

ピンセットは、採取した種に出来の悪いものも混ざるので、選別のために使った。大きさの比較のために一緒に撮影。採取した種はフィルムのポリ缶に入れて冷蔵保存。

デジカメが普及した今となっては貴重なポリ缶だ。

 モロヘイヤという名前はアラビア語で”王様の野菜”という意味らしい。栄養価も高く薬膳料理にも使われると聞く。我が家では葉っぱ物の少ない夏場に重宝する野菜だが、あまり一般的には好まれていないように思う。あのネバネバ感が好みを左右するのだろう。


 今年種採りが出来なかったものがある。苦瓜(ゴーヤ)だ。ここ数年種採りを繰り返してきたせいか分からぬが、今年は成りが小さかった。来年は新しい苗を購入しよう。




にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ ←押してくれると励みになります


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマス・パーティー

2006年12月23日 | 野良仕事や日々の生活
 妻の友人宅で午後からインド人を含めたクリスマスパーティーを行うとのことで、私たちもお招きに預かりました。といってもフォーマルな敷居の高いものではなく、おおかたの例に習い、料理持ち寄りで普段着の集まり。私たちは自家栽培の野菜と、頂き物の生ハムを使い、いつもの梅酢ドレッシングのサラダを持参しました。

十数人もの集まりでしたが、楽しく飲み食いゲームに興じました。こうした集まりは久しぶりです。確かに毎年仲間内では新年会を行い、大いに語り楽しむ機会はありますが、知らない人との集まりはパーティー慣れしていない我々日本人には、正直なところ気が重いというのが本音でしょう。ましてや外人さんが同席している。語学に長けていれば別だが私は日本語すらアヤフヤなときがあるから。(^^;

まぁ、それはそれ。なんとかコミュニケーションを楽しんだり、年甲斐も無くゲームで当たったパーティーグッズ(私は小熊の面で妻は赤いキラキラのヘアー)をかぶったりして6時間ほど楽しんできました。フ~ッ。

それと本格的なインド・カリーも頂きました。帰りに少し頂いてきたので、また楽しめます。 みんなありがとうネ。


 そのときふっと思ったこと。

やはり我が家にも大勢集まれる部屋のスペースが欲しいなぁ。





にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ ←押してくれると励みになります


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマス・イブ

2006年12月22日 | 野良仕事や日々の生活
 子供たちも巣立ち、都会の喧騒からも離れると

フッと「都会の夜はにぎやかだろうなぁ」なんて思うことがあります。

あ、べつにうらやましいと思うわけではありませんよ。あの繁華街の賑わいは若者のためでしょう。まぁせいぜい楽しんで明日また頑張ってください。


 ところで、子供を持つ親なら、一度はサンタの役を演じたことが・・

 ねっ。あるでしょう。

いつから子供はサンタを信じなくなったのでしょうね。

でも、その子供たちもやがて子供をもうけ、そしてパパはサンタになります。

その繰り返しですね。


Merry Christmas


(友人の娘さん(嫁がれた)から来年3月に出産するとの手紙が届いて)



にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ ←押してくれると励みになります


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

OSBを使うのが流行なの?

2006年12月21日 |  設計の仕事
 OSBと聞いて、あの木片チップを固めた板を想像した人は建築を知っている人でしょう。

 少し前に構造用合板が品薄になっているという話を書きましたが、まさかそのあおりでOSBがたくさん使われている・・とは思わないけど、住宅雑誌、インテリア雑誌を見ても、最近このボードをそのまま仕上げの模様として表すことが増えているようです。つまり流行なんでしょう。

我が家もOSB・・かなとぼんやり考えていたら、こんなニュースがありました。


KEN-Platz 建築・住宅メール  2006年12月21日号

伊東豊雄氏設計の杉並芸術会館、工事入札難航で仕様を変更
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20061214/501700/

 伊東豊雄建築設計事務所が設計した杉並区立芸術会館は、建築工事の入札で建設会社の応札価格がなかなか予定価格以下にならず、大成建設の落札で決着するまでに3回の入札を必要とした。この間、発注者の東京都杉並区は予定価格を2回にわたって上げたほか、建設会社がより安い価格で応札できるように、設計者の同意を得て、内装の仕上げ材を変えるなど、仕様の一部を変更した。

 伊東事務所の設計は、テントのような形をした鉄板製の屋根と外壁を主な特徴としている。「そうした設計の肝心なところは変えなかったし、変える考えもなかった」と区営繕課長の大塚敏之氏は強調する。「芸術会館を文化施設として成功させるため、伊東氏の力で建築としても広く注目や関心を集めるものにする狙いがある。コストを重視しすぎてありふれた建物になったら、伊東氏に発注した意味がない」(大塚課長)。内装の仕様の変更は、ホワイエや事務室で、OSBをナラフローリングかシナ合板に変えたり、湿式の壁を乾式にしたりするといったものだったという。

 施工者は、当初は地元の建設会社を含むJVになるはずが、大成建設一社となった。竣工は2008年11月下旬の予定。施工者の決定は3カ月あまり遅れたが、竣工の時期は1カ月しか延期しない。これについて大塚課長は、「特別な建物を早くつくってもらうため、大手建設会社の高度な技術力と、JVではなく単独受注であることによる機動性を発揮してもらう」と語る。「公共工事の発注で、もはや地元企業の育成とJVへの発注に常に固執するような時代ではないのかもしれない」(大塚課長)。芸術会館のオープンは09年3月の予定だ。


ふ~ん 大先生 御用達 なんだ。

私はOSBって 下地材 だと思ってますよ。使うのは勝手だけれど、人より変わっていればカッコいいなんてのは、Tシャツを裏返しに着て「これがカッコイイ」という発想と同じに思えて好きになれません。そもそも、そんなざらざらのボードを磨いたから仕上げ材でございますというのも不思議。コストって、そんなところにかけるものなんですかね。




にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ ←押してくれると励みになります




コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マルチメディアスイッチ

2006年12月21日 | パソコン & SketchUp
 たまたま街へ下りたついでに カメラのきたむら に寄ってみました。
島内でのパソコン関連商品を一番多く(?)扱っているお店です。パソコンショップもあったのですが、最近閉鎖してしまい、ちょっとしたパーツなど手に入れようとしても無理なのが田舎暮らしです。 しゃ~ないか。

マルチメディア切替機

右上の、これ。 何か分かりますか?

マルチメディアスイッチと銘うってます。ようするに切替機です。
私はほぼ一日中(野良仕事以外で)パソコンに向かう事が多いので iTunes で音楽を聴いたり、たまには気晴らしにフライトシミュレータで飛行機を飛ばしたり、そのとき気分を盛り上げてくれるのがステレオスピーカー(そんなに高級品じゃありませんけど)。

スピーカーはたいていデスクトップ・パソコンの裏側から接続します。最近のものは前面にもミニ・ジャックが増設されていて、あのスカイプ(Skype)をするときは、その前面にヘッドセットのプラグを差し込み親子の会話などを楽しんでいます。

ところがですね。そのミニ・ジャックの前には化粧パネルが付いていて、パネルを開けっ放しで使うと、なんとなく間が抜けているので普段は閉めてあります。 iTunes からお気に入りのミュージックを聴きながら仕事をしているとき、突然スカイプが鳴り出すとあわてて前のパネルを開けてヘッドセットのプラグを差し込みます。その慌て様はウェブカメラには写りませんけど・・。

そんなプラグの抜き差しが不要になる 切替スイッチ が上のものです。

ボリュームスイッチ付き やく500円でした。
サンワサプライ㈱ MM-SW1 ですけど、常備在庫品ではないようです。


左はUSBメモリー(小さくて、安くなりましたね)





にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ ←押してくれると励みになります


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

漬物三昧

2006年12月20日 | 野良仕事や日々の生活
 キャベツと小松菜の糠漬け

 春に作った糠床でずいぶん胡瓜の糠漬けを楽しませてもらったが、どうしても茄子漬けがうまくできなかった。半分諦めながらも時々糠床をかき混ぜ、夏を越え秋を過ごして冬になり、10日ほど前から糠漬けに再挑戦していた。(冬場は漬かるスピードが遅い)

 お好み焼きの残りの(茨城産)キャベツ。それと我が菜園で茎も太く立派になった小松菜。小松菜って小ぶりが美味しいと思うのだけど、いつの間にか他の野菜に食卓を占領されている間に大きくなっている。葉っぱもグリーングリーン。実験的に糠漬けにしてみた。もうそろそろ食べても良さそうな色具合・・なんだが。

キャベツを一枚だけ摘み食いしてみたが・・春の時と比較して・・あまり良くなかった。・・残念。小松菜はもう少し漬けてみよう。

蕪の浅漬け

 こちらは冬になって一段と美味しくなってきた蕪。煮たものはあまり好みではないので浅漬けオンリー。食べたいときに畑から大き目のものを二つ三つ取ってきて、皮をむき4等分にして、見掛けはイチョウ切りのように薄切り。これをポリ袋にいれて天日塩でまぶし、重石をすれば半日で食べられる。蕪の茎部分も色目として少しだけ刻んでいれてある。

漬物容器はステンレスの小さなボール。左にあるのは姪が作った銘々皿。具合よく皿の裏側にいと尻がないので重石の蓋代わりになっている。重石は・・職業柄、御影石のサンプル(^_^)

あともう一つ(写真に撮ってないが)野沢菜を漬けてある。もっとも淡路は(それなりに)暖かいので、信州のような味や色にはなかなかならない。茎が少しあめ色になるころには酸っぱくなってしまう。と言うことで我が家の野沢菜漬けは少し緑色が濃い。でも先日妻の友人宅(インド料理の話)へお裾分けしたら、とても喜んでくれた。誉めてくれるとうれしいものである。つい漬物のウンチクを話し込んでしまった。(^_^;

ついでに書いておくと。

葉っぱ物の漬物はたいてい塩漬けにするのだが、一度捨て漬けとして野菜のアクを取り、二度目で塩加減と味を付加すると美味しい。寒い雪国と違い、また食べる口数も少ないので数回で食べきれる少量しか作らないので、いわゆる寝かせた味にならない。そこで一度目はしっかり重石をし、時々天地替えをして葉っぱの芯から先まで塩を浸透させる。これは葉っぱを見ると分かる。二度目は塩水を作り、そこへ昆布茶あるいはダシの元などを加え、ちょっとなめてみて味を確認する。普通は昆布を入れるのだが、昆布は色が出すぎることがあるので、私は最近ダシの元に替えた。それをタッパーなどにいれて冷蔵庫で保存する。漬物は塩水にしっかり漬かっているのが良いので丈のある容器が適している。




にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ ←押してくれると励みになります


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おしらせ

2006年12月19日 | 雑記
 他人事ながら、うれしいお知らせがあります。
左欄のブックマークにあるぼくたちと駐在さんの700日戦争が来年3月には文字通りブックになるそうです。さらには映画化の話も進んでいるとか。

日本版”スタンド・バイ・ミー”というと失礼かもしれないけど、半分ノンフィクションの、おもしろおかしくもあり、涙もありの人間味あふれるブログ小説です。

それを私がなにでうれしいか・・って?。
それはともかくブックマークからリンクして、最初から読んでみてください。


くろわっさん、おめでとう!




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カリフラワーの天麩羅インド風

2006年12月18日 | 野良仕事や日々の生活
 昨日の記事に追記します。

インド料理というのはカレー料理から想像できるように、いろいろな香辛料が使われています。今回のカリフラワーを使った天麩羅でも、衣になる粉がチャナ・ベサン(Chana Besan)という特別なものでした。下の写真がその袋です。どうやら一般名はベサン粉というようです。

インドの粉 チャナ・ベサン

なつさんから「普通の小麦粉では代用できるか」との質問がありましたので、ちょっとなめて見ました・・・。色は最初から少し黄色味をおびてまして、ネットで調べると、チャナ豆の一種でチャナダルと呼ばれる豆を挽いて粉にしたものだそうです。多分それででしょうね。なめた時、一瞬キナコをイメージしました(ほんの少し甘みを感じた)。ということから代用できないことはないにしても味は別なものになると思われます。

”ベサン粉”でgoogleと結構この粉を使った料理が出てきますので、一袋買い求めてもいろいろ楽しむことができそうですヨ。

カリフラワーのベサン粉揚げ

今夜も残りのカリフラワーを天麩羅にしてもらいデジカメしました。
見た目は鳥の唐揚げのようですが中身は野菜。さらにこの天麩羅の味を引き立たせているのは、あの味塩・胡椒のようなもの。それは

チャット・マサラ

塩・アムチュール・クミン・メロン・コリアンダー・ブラックペッパー・ザクロ・生姜・唐辛子・ミント・キャラウェイ・ナツメグ・クローヴ・・などなど(メロンってホンマ?)。

たくさん香辛料が粉になって混ざって、それはそれは複雑な不思議な味です。これも市販されていますので、お買い求めになればスパイシーな味塩としても使えますので食卓が楽しいかも。


今夜も ごちそうさまでした。




にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ ←押してくれると励みになります


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の味覚と言えば

2006年12月17日 | 野良仕事や日々の生活
 「やはり、冬は源助大根と白菜ですなぁ」

って、だれも言わないよね。

やはり海産物に軍配が上がります。くやしいけど・・

 冬に限らずですが、特に冬が美味しいと感ずるものに牡蠣がありますね。
月の名前(英語の話)にが付く月が牡蠣を食する月とも言われています。

我が山彦の家にも、おかげさまで広島牡蠣が届き牡蠣フライや牡蠣鍋、牡蠣ご飯で海の幸を頂きました。

美味しかったよ~。ご馳走様。


 ところで、昨日洲本の妻の友人宅に山の幸を届けたら(相手も私に負けないくらい野菜を作っていますが)うちより早くカリフラワーが出来ていて、一つ頂いてきました。そこで教わった料理。

ちょっと面白い料理なので紹介しておきますネ。(妻に成り代わり・・)


妻たち共通の友人にインド人がいて、そこから頂いたインドの香辛料を使った カリフラワーの天麩羅。

チャナベサン(Chana Besan)という特別な粉にターメリック(ウコンの粉末で黄色の色付けに使う)を少し混ぜ、硬めに練った衣で天麩羅にするだけ。それを(多分)粉胡椒と塩が一緒になったようなものをパラパラとかけてアツアツのうちに食べます。

野菜の天麩羅というのはサツマイモとか人参ごぼうなどの精進揚げ、レンコン、インゲンなどなど、いろいろありますが、全体的に見ると歯ごたえのあるものがネタとして適しているようです。もちろんパセリとか春菊などもありますけどね。
カリフラワーも とても美味しく いただけました。我が家では鍋にも入れますヨ。


 山の幸 ばんざい!




にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ ←押してくれると励みになります



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする