まるみのあっちこっち巡り

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映画 チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛

2018-10-13 00:06:00 | 映画(劇場鑑賞)
舞台は、スペインから独立し「黄金時代」と呼ばれた17世紀オランダ。
人々は、投資や収集に熱をあげていたのです。
なかでも“絵画”と“チューリップ”が二大ブームで、
希少な品種の球根1個が邸宅1軒分に相当するほどでした。

世界最古の経済バブルとして知られる
「チューリップ・バブル」を巻き起こしていたのです。

時代背景がわかると「フェルメール展」が、
より一層楽しめるという思いとキャストも気になり、
公開を楽しみにしていました。

「フェルメールの絵画の世界を小説にしたい」という
思いから生まれたベストセラー小説が原作です。
確かにフェルメールの絵画のような映像、
キャストも良いのですが、ラストには苦笑いです。

裕福な夫のコリネウスが、お金で妻ソフィアを
買ったにしてはあまりに良い人すぎて、
見ていくうちに気持ちがざわついてしまいました。

このソフィアと恋に落ちた相手は、若き肖像画家。
愛を貫くため、すべてをチューリップに賭け・・・。

貫禄のジュディ・デンチなどの名優が、
演技で観る者を物語へと引き込み、
アリシア・ヴィキャンデルの美しさと
フェルメール・ブルーのドレスに目を奪われます。

当時のオランダは、ヨーロッパの最先端の
ファッションであったとか、衣装にも注目ですよ。

監督:ジャスティン・チャドウィック
出演:アリシア・ヴィキャンデル/デイン・デハーン/
ジュディ・デンチ/クリストフ・ヴァルツ
2017年/アメリカ・イギリス/105分

T・ジョイPRINCE品川

2018.10.10
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