新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

無給医の話:大学病院の状況の改善と合わせて勤務医の待遇改善が必要

2018-10-30 06:03:54 | 医療

おはようございます。

 

今日も外来がありますが、火曜日は患者さんの数が少ないので、割と安心しております。その代わり来週からは午後から看護学生さんの授業が始まるので、終わりが決まってしまうので大変ですが・・・。

 

さて、先日「待遇改善」が必要と書きましたが、そのことがYahooニュースにも書かれていたので、少し紹介します。

 

なぜタダで働くのか?「無給医」たちの現実 ~医師の視点~

https://news.yahoo.co.jp/byline/nakayamayujiro/20181028-00102034/

先日、NHKのニュースウォッチ9で「無給医」(むきゅうい)についての放送があり、話題になりました。本記事では、実際にいる無給医の実態と、その実状を医師の立場から解説します。なお、筆者は外科医師で、部分的に無給だった勤務経験があります。

なぜ無給なのか?

 まず、「無給医」とは、無給で働く医者のことです。無給といっても意味が通じないかもしれませんが、色々な理由で本当に給料をもらわずに労働している医師が存在するのです。ほとんどは医師になって3~12年目くらいの若手・中堅医師です。私の知人医師にも経験者は何人もいます。

(中略)

 

解決策は?

 では、この問題の解決策はあるのでしょうか。残念ながら現段階では、厚生労働省などから強い力で無給医問題に取り組んでもらうことくらいしかないと考えます。問題の根本には、大学病院にはそもそも多くの医師を有給で雇う経済的余裕がない点があります。大学病院は好き好んで無給医のシステムを取っているわけではありません。これが解決しないうちは、無給医はいなくならないでしょう。現在厚生労働省は「医師の働き方改革」を進めていますが、その中身であるタスクシフティングなどがすぐに解決に繋がるとは考えづらい状況です。

最後に

 無給医を取り上げたNHKの番組では、大学病院を所管する文部科学省が「無給医は存在しない」とコメントしたと紹介しています。

しかし全国には、無給で、あるいは過酷な待遇で働く医師が存在しています。本問題の闇は深く、光を当てることさえままなりません。

 しかし、無給という待遇は当然ではありません。この記事では問題提起のため、無給医を取り上げました。


僕は昔から大学病院の改革は取り組まなくてはならないと書いておりました。

医学教育の質の改善が必要:教育提供体制の改革が必要・・・全く同意見です

医学部定員国管理見直し論:いずれにせよ、医局改革が先だと思う

医師教育制度はどうするべきか?

大学病院の待遇改善が最重要だと思う

医学部新設問題:医学教育の質の問題

医局の役割は?

 

東京都内の大学病院は人手(医師)が多いわりに収入はどうしても限界がありますので、無給でないにしてもかなり抑えられていると聞いています。そうするとアルバイトがなくては話にならず。

 

周囲の病院もアルバイトでそういう医師がきてくれているのでどうにかなっている病院もあります(日本の医師数って一体)。

 

そういうところが問題点なのだと思いますが、少なくとも大学病院の質を担保するためには「待遇改善」が必要不可欠だろうと思います。

医療現場の窮状:大学病院とか少し待遇改善をしてほしい→医師が集まるように

この記事の目線とは違いますが、僕はそう思っています。

 

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DPCと治療薬:DPCと薬剤費に関して整理してみようかしら

2018-10-28 21:30:23 | 医療

こんばんは

 

実は先日強く思ったことがありました。

 

ある患者さんの治療に関してですが、外来治療では副作用が強く継続できないだけでなく、治療効果も乏しい(というよりはPD気味のSD)。副作用が強いのは病気の状態が悪く血液の数値が悪いから・・・という患者さんがいました。

この患者さんをどうにかするためには「副作用覚悟で治療を継続し、治療効果を出して外来に移行するしかない」と判断して、入院診療しました。

この薬で好中球100/µl未満はないわ〜と思いながら、ギリギリまで治療を継続して治療効果が出て、血球数のベースも上がって・・・なんとか外来に行けそうだと思っているところです。

 

ただ、医療費的なところが気になり、事務の方に聞きました。

「いつになったら赤字になりますか?2週間くらいで外来にいけると思うので、そこらへんで計算して見てください」

「確認しますので、少しお待ちください」

 

しばらくしたら電話がありました。

「もうすでに赤字です」

「マジで!(1コースやっただけだよ)」

この薬で入院する人の平均在院日数が●日で、そのくらいの日数で赤字になります

「まぁ、普通なら入院させないし・・・(汗」

「先生が止むを得ず入院で診療をされているのであれば、仕方がないのではないでしょうか」

「・・・」

 

きちんと把握していなかったが、DPCだからと言って1ヶ月ちょっとは黒字だと思っていた・・・。

僕の失敗といえば失敗なんですが、某薬の薬価が入院で取れる費用を上回ったか・・・

 

本当にシビアな世界だ・・・と思いました。合併症予防とか・・・本当に高い薬は抗がん剤だけだよ。それで普通に1コースちょっとやったら赤字かぃ!

 

で、思ったこと。一度この辺りを完全に整理してみようかしらと。

何が入院何日まで黒字になり、いつから赤字か。併用する薬剤は最低限のものを考慮して(合併症で抗菌薬がいっぱい入るとかではなく)。

 

そうすると僕も勉強になるし、DPCに強くなるし・・・(何かの役にたつかもしれないし)

 

などと思っております。時間があったら勉強しよう。

 

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医療現場の窮状:大学病院とか少し待遇改善をしてほしい→医師が集まるように

2018-10-28 07:58:37 | 医療

おはようございます。

 

今日は関東は晴れていて、外に歩いて散歩に行きたくなるようないい天気です。

今週の木曜日の外来がちょっと大変だったのです。8時半過ぎから先週受診された患者さんの結果説明などから入っておりました。

患者さんにもお待たせして申し訳ないと思っておりますが、本当に時間がかかってしょうがないというか・・・。新患さんの数が10名になるとそれだけで外来が回らなくなります。予約制とかにすると良いのでしょうけど、本当に受診が必要なのに受診できなくなる患者さんも出てきますしね・・・(汗

 

患者さんがなぜここに紹介されたのかもわからないという方が2人いましたが、開業医の先生が悪性リンパ腫ではないか・・って。表在リンパ節が全く触れないし、主訴と全く違うし・・・

 

本人と話をして、主訴を確認するために造影CTもやりましたが病気らしいものはほとんどなく・・・。当然ですがリンパ節も全くはれておらず・・・。

 

患者さんが心配されていて受診されるのは当然ですし、大きな病気の可能性がなければその旨をお伝えして心配を取ることはできます。ただ、「なぜ、ここに来たのかわからない」と言われると頭を抱えそうになります。開業医の先生がよくわからない患者さんを適当に大学病院に放り投げているようにも見えて・・・(汗

 

本当は総合内科・総合診療科とかがあれば、そういうのを診てもらえるのでしょうけど、大学病院の血液内科に総合内科みたいな患者さんがこられると(結構多いんです。なぜか不明熱とかが振られて来たり・・・。感染症に弱い患者さんが集まっているのに、不明熱の原因が感染症だったらどうするのか・・って)少し困るというか・・・。

 

僕が外来ブースを出たのは20時過ぎでした(汗

ちなみにペットボトル一本は持って行きましたが、他は食事も休憩も取らずに12時間です。

 

そのあと病棟に行って必要な対応をして・・・。

 

この日が2週間に1回ある学生のレポートチェックの日だったら、本気で大変だったな・・・と思うところです。

 

外来のことを書いたのは前振りでして、こんな記事が出ております。

メディ・ウォッチからです。

医療現場の窮状、国民にどう周知し、理解してもらうかが重要な鍵―厚労省・上手な医療のかかり方広める懇談会

https://www.medwatch.jp/?p=23041

 救急医療をはじめ、我が国の医療は、限られた医療スタッフが、極めて多忙な業務を行うことで提供されている。このため、例えば、不要不急の時間外受診などは控えてもらいたい。時間外受診は、患者負担も高く、医師・患者の双方にとってデメリットも大きい―。

 10月22日に開催された「上手な医療のかかり方を広めるための懇談会」(以下、懇談会)では、こうした点について構成員間で情報を共有。その上で、今後「そういった医療の窮状を、国民にどう周知し、認識してもらうか」という方策などを検討していくことになります(関連記事はこちら)。


不要不急な時間外の受診は、医療スタッフだけでなく患者にもデメリット

「医師の働き方改革」に向けた検討が進められていますが、そこでは「患者側にも医療のかかり方について、しっかり考えてもらう必要がある」との議論もなされています。どれほど医師の時間外労働規制を行おうとも、医師の業務を他職種に移管しようとも、患者・国民側が「医療機関が空いている夜間や休日に受診しよう」などと考えていたのでは、医師は永遠に過重労働から解放されないからです(関連記事はこちら)。

10月22日の懇談会では、「救急医療がどれほど大変なのか」について、実際に救急医療現場で働く医師・赤星昂己参考人(東京女子医科大学東医療センター救急医)から説明が行われました。

女子医大東医療センター(東京都荒川区)の救命救急センター(急性心筋梗塞や脳卒中などの重篤な救急患者に対応する三次救急医療機関)では、年間1万1563件の救急患者に「わずか8人」の医師で対応しており、極めて多忙な状況です。しかし、救急搬送される患者の中には、「暑かったので、熱中症にならないかと心配となった」という、本来は救急医療が必要とは思われない患者も少なくありません。

救急搬送に限らず、不要不急の時間外診療には、▼医師をはじめとする医療スタッフの多忙さが増す▼医療事故の発生リスクが高まる(限度を超えた多忙は、どうしても注意力を低下させる)▼患者の負担が増す(時間外加算などの費用面、後日の外来受診の時間面など)▼本当に救急医療等が必要な患者のアクセスを阻害する―といったさまざまな問題があります。赤星参考人は、「今でも救急医療の維持はギリギリである」とし、不要不急の時間外診療の抑制を求めています。

こうした状況は医療関係者の中では、いわば「常識」とも思われますが、構成員にとっては「新鮮かつ驚愕の事実」でもあったようです。デーモン閣下構成員(アーティスト)は、「こうした状況が、日本全国の救急医療機関で同様であるとすれば、我が国の医療は危機に瀕していると言わざるを得ない。医療の窮状をまず、国民に周知し、認識してもらうことが必要ではないか」と強調しました。

(以下略)


結構、大きな病院ほど負担は大きいのですよね。

 

少なくとも埼玉県内は人口あたり医師数が最低ですので、1人の医師が見るべき患者さんが多いのだとは思いますが、受診が必要な患者さんが受診するようになるとありがたいです。

 

昨日、木曜日に時間がかかりすぎて結果説明を土曜日にするということで、再診していただいた患者さんもいた(というよりは、家族が待ちすぎて時間がなくなったので帰った)のですが、しゃべっている途中で動悸がして、

「ちょっと待ってください」

と、小休止しました。

 

患者さんから心配されましたが、とりあえず一過性で終わりました。

 

まぁ、多分大丈夫でしょうけど(色々な有病率、その他は頭に入っておりますので)。

 

外来の看護師さんに小ネタで

「突然死したら、過労死ということにしといてください」

「大丈夫です。AEDありますから」

「・・・ありがとうございますw」

と、いうやり取りをしておりました。

 

まぁ忙しくなり、やりがいもありますが、前職よりは収入が300−400万くらい下がっている計算。大学病院とかもう少し体制をよくするといいなぁと。

忙しいからではなくて、忙しい(診療、研究、教育とやる必要がある)わりに給料などの待遇は悪いので、医師数が相対的に不足する。大学病院に医療従事者が集まるような待遇改善をすると、医師数も増えて患者さんの診療体制もよくなるし、教育体制もよくなるので医学生教育も充実する。研究を行う時間もできる(臨床研究法などの絡みで抑制傾向かもしれませんが)。WinーWinな気がするのですけど。

 

 

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結核の新薬:素晴らしい話ですね

2018-10-23 22:38:03 | 医療

こんばんは

 

当直明けです。昨日の当直中に頑張って11月末が締め切りの原稿を書いておりました。

当直中ですので、呼ばれることは当然あるのですが、なんとなく集中できて執筆が進みました

 

ただ、寝入り端に15分くらいしたところで病棟から電話があり、目が覚めてからはなかなか寝付けず。朝5時起床はいつもの日課ですので、眠れてなくてもとりあえず起きて執筆の続きをやり・・・という感じです。朝の方が本も読めますし、色々できますからね。

 

そのあとは外来をやっておりましたが、やはり昼を食べるのがなかなか難しく・・・・(汗

 

19時からWeb 講演会もやっておりましたが、家で食事をするのでお弁当は食べずにお腹をすかして帰宅し・・・。

 

たまに思うのですが、低血糖で集中できずに事故にあったら大変だなと思ったりすることがあります。そういうことがないように最近はラムネをカバンに入れて歩いています(昔の僕を知っている人は羊羹から変わったというかもしれません)

 

さて、今日はとりあえずこの記事は気になったので、紹介だけさせていただきます。

 

多剤耐性結核、新薬の臨床試験で80%が治癒 画期的成果

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181023-00000019-jij_afp-int

10/23(火) 13:43配信

【AFP=時事】従来の薬が効かない「薬剤耐性結核」の患者を対象にベラルーシの医療チームが行った新薬の臨床試験で、治癒した患者の割合が80%だったことが22日、AFPの取材で分かった。世界的に死亡率の高い結核との闘いで「ゲームチェンジャー」になり得る画期的な成果だ。

(以下略)


結核は日本では昔の病気と思われているようですが、いまでも結構見る病気です。先進国の中では日本は多い、特に高齢者の結核罹患率は高いと言われています。

 

僕も何回も結核患者さんに遭遇しています。リンパ節結核が多いですが、それ以外に血液疾患も結核にかかりやすい患者さんになりますので・・・。

あとは某病院でリウマチのバイオ製剤を使用していた患者さんが粟粒結核になっていたケースとか・・。

 

治癒が可能になった結核ですが、耐性菌が出ると厳しいですよね。そこに新しい薬が開発されたというのは素晴らしいことだなぁと思いました。

 

このように人の役に立てるように医師としてやっていければと思っています。

 

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特定疾患認定取り消し問題:必要な人を取り消さないで!

2018-10-21 08:32:13 | 医療

おはようございます。

 

昨日は初診外来でしたが、13時くらいに終わりました。その後はスライド作りや執筆作業に時間を使っておりました。10月末までに終わらせたかった仕事は終わらせることができ、11月末までの締め切りの仕事に取り掛かりました。

 

予定より早く進めることができて良かったです。

これなら他の人が手が回らないといっている仕事をヘルプできるかも・・・と思ったりしております。

 

最近、難病の「特定疾患取り消し」が埼玉県内では進められているようです。

 

例えば高額のレボレードを使用しているITPの患者や再生不良性貧血の患者。レボレードで血小板が5〜10万/µlくらい維持できていて、中にはやめるとすぐに1万を切る(実際に一気に下がる人がいます)ような人がいますが、どうも血小板数だけで切ろうとしているようです。本当にやめてほしいのですが・・・

 

血小板数が治療をせずに5-10万/µlを維持している人はStage Iなので対象にしないのは了解ですが、治療をしていて5万以上になっている人を一律に「血小板数が5万以上なので」と差し戻しになっている印象があります。

 

すでに数人の患者さんから相談され、それらには手書きで継続が必要な理由を書いておりますが、おそらく相談していない患者さんたちがいます。今後、国・保健所がどう対応していくのかと思っております。

 

もし、継続的に治療が必要な患者は取り消さないのであれば、(そもそも治療が不要な患者は申請していないので)こんなに取り消しをするのをやめてほしい(患者さんにもITPであれば5万未満にならないと認定されないと伝えています。だから、ITPだとわかっている場合は5万/µlくらいまでは近医でもいいといっております)

 

僕が(イラっとしながら)外来中に何回手書きでコメントして、「送り直してください」といったことか。

 

ちなみにPSL休薬に向かっているITPの患者さんはPSL 3mgとかまで減らしていたので、「もう、ほっときましょう」と言いました。ただ、まだ再燃することありますので・・・・。取り消しを進めている県や保健所などの医師たちはこれがきっかけで何かあったら責任を取ってくれるのでしょうか・・・?

再生不良性貧血でレボレードを75mg使用して血小板数が0.8万から1.8万/µl、白血球数も3000/µlくらい、Hb 7.6g/dlくらいに上がってきた患者さんが認定取り消しの通知が来た時は本当にドキドキしました。

 

国や保健所が医療費を削減するために、できるだけ特定疾患の指定を外したがっているのはよくわかりましたが、患者さんの不利益になること(治療している患者が血小板数を達成したら、一律取り消しにするなら難病指定するな)はやめてほしい。それに対して医師が外来でもう一手間(患者さんの話を聞き、内容を確認し、それに対してコメントする)が必要になり、さらに外来時間を圧迫しています。ちなみに医局内では「医師のやる気を試しているのではないか?」という話すら出ています。

 

人口あたりの医師数が一番少ない埼玉県なので、医師のやる気を試すようなことはしないでほしい・・。

保健所や県の対応なのかもしれませんが、どうにかしてほしいものです。

 

 

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さつまいもの季節ですね

2018-10-18 22:35:11 | Weblog

こんばんは

 

当直明けです。

 

当直→外来→学生のレポートチェック→病理カンファレンスの流れで、なかなかヘビーな1日でした。学生のレポートチェックとカンファレンスの間に時間がなかったので、外来が早く終わるかどうかヒヤヒヤしておりましたが、なんとか間に合いました。

 

あとはたまった仕事を終わらせて帰ってまいりました。

 

帰ってきたら、娘がほってきた「さつまいも」があり、美味しく食べさせていただきました。

 

こんな普通のことがありがたく思う今日この頃です。

 

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得点調整するなら公表して募集すれば良かったのに

2018-10-16 05:53:14 | 医療

おはようございます。

 

学会が終わりましたが、昨日もweb講演会が開かれるなど余韻がまだ残っている状況です。

今年は珍しく学会不参加で、病棟の患者さんの対応をしておりました。多くの医師が不在の間に大きな問題なく経過して良かったです。

10年目以上の医師が2人いれば大概のことには対応できますが・・・。

 

 

さて、例の医学部の得点操作問題がまた出ていましたね。

 

 昭和大(東京)は15日、記者会見を行い、医学部一般入試の2次試験で、現役と1浪の受験生に加算する得点操作をしていたと発表した。2期試験で補欠者の中から同大出身者の親族を優先的に合格させていたことも明らかにした。いずれも募集要項などで周知せず、2浪以上の受験生が不利な扱いを受けていた。会見した小川良雄医学部長は「受験生や社会の信頼を損ない、深くおわび申し上げる」と謝罪した。

 昭和大によると、今年の医学部の一般入試は2回に分けて行われ、1次の学力試験と2次試験の面接・小論文・高校調査書で合否を判定。このうち2次試験(80点満点)で、現役の受験生に10点、1浪に5点を加算していた。

 さらに、2期の募集定員20人に加え、辞退者を見込んで補欠者の中から同大出身者の親族4人を優先的に合格とした。こうした取り扱いは6年前から行っており、計19人の同窓生の親族を合格させていたという。

(以下略)


得点操作をするならそう書いておけば良いのですが・・・。

 

現役生が欲しいので、現役生を優遇します。現役生の優遇を超える優秀な浪人生は受け入れます・・・。

 

それを公表すると昭和大医学部に来る人がいなくなる(自信のない現役生が集まったり)から、余計に優秀な人材が集まらなくなると思ったのかもしれません・・・。

 

ただ、いずれにせよ受験生に対して不誠実な対応だと思いますので、今後はきちんとした対応をお願いしたいですね。

 

これによって医学部や医療の世界がどう変わっていくのかは気になるところですが、その対応ができないようなシステムのままであれば男性医師にとってもやりにくいと思います。

 

ぜひ、これを機会に医療の世界全体が変わっていくようにしてもらいたいと思います

 

 

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40歳になりました

2018-10-14 06:10:46 | Weblog

おはようございます。

 

朝起きて思ったこと。

 

40歳、こんにちは〜

 

ということで、本日40歳になりました。別に39歳と40歳で大きく違うわけではないと思いますが、40代・・・身が引き締まります。中堅医師として年齢的にも現場の中心になっていく年なのだな〜と思ったところです。

 

いつもであればその年のMission Statementを考えるのですが、看護学生の授業のスライド作る必要があったり、10月末締め切りの執筆依頼、11月末締め切りの執筆依頼と舞い込んでいたりしますので、自分のことを考える時間があまりありません。

ブログ書く暇があれば、自分のことを考える時間もあるだろうと言われればその通りなのですが(笑

 

今日は7時くらいから病院に行って、午前中いっぱいは病院で仕事をして帰る予定です。一応誕生日なので、午後は帰りたいところ(笑

 

というわけで、20代後半から始めたブログを40代まで続けることができました多くの皆様が応援、コメントしてくださるからだと思っております。引き続き応援よろしくお願いいたします。

 

さぁ・・・朝ごはんをそろそろ食べよう・・・。仕事もあるし・・・(汗

 

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30代最後の夜に〜

2018-10-13 22:38:03 | Weblog

こんばんは

 

現在、日本血液学会が大阪にて開催されておりますが、病院で留守番しております。久々に・・・10年ぶりに血液学会に全く参加しないで終わる予定です(笑

 

まだまだ若手ではありますが、僕より若手の先生方に参加していただいた方がいいでしょうし、今回は何も演題発表していませんし。

 

僕は通常は何か発表していますからね〜。ネタを探すのは早いですし、統計解析が終わるのも数日で終わらせますし・・・。

 

・・・今後は臨床研究をするにも、非常に大変な世の中になって来ました。前向き試験をしようと思っても、複数の施設が集まらない限りはかなり無理がある世の中になりました(笑

 

とりあえず・・・新天地に来たばかりで状況もわかりませんし、まずはできることを一つずつこなしていきたいと思っております。

 

あと1時間ちょっとで30代も終わってしまいます

 

 

40歳になったら、改めて医師として夫として、父親として頑張ろう・・・。

 

 

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医療費抑制:薬価が高いのが問題なんですけどね

2018-10-10 22:35:03 | 医療

こんばんは

 

いよいよ30代もあと数日になってしまいました(笑

 

いつもだと誕生日の頃に反省と今後のことを考える時間を取っておりますが、少し忙しくてそういう時間もあまりありません。

来週には40代が始まってしまう〜

 

まぁ、何かがそんなに変わるわけではないのかもしれませんが、40歳になるのだなぁと思うところです。

 

さて、今日はこの記事が気になったので紹介します。

 

「医療・福祉」の倒産最多 経営難、暴力団つけ込む 年間見込み

https://www.sankei.com/smp/affairs/news/181009/afr1810090039-s1.html

2018.10.9 22:30

 医療行為などの診療報酬を主要な収入源とする「医療・福祉事業」の1~8月の倒産件数が前年同期比40件増の196件に上り、年間件数が過去最多を更新する見込みであることが9日、民間信用調査会社「東京商工リサーチ」(東京)の調査で分かった。病院・医院の倒産に加え、身売りも続発。経営難につけ込んだ暴力団やブローカーらが、医療機関の診療報酬請求権を売買するなど暗躍している。

(以下略)


病院の経営難って・・・暴力団に付け込まれるんですね。

 

どこまでが本当かはわかりませんが、たまに診療報酬の詐欺事件で暴力団が関わっているといいますが・・・。

 

ネタにしたかったのは「診療報酬削減」に関してです。

 

医療費・社会保障費が増大傾向ということで、診療報酬を削減しているわけですが、この医療費の伸びはほぼ薬代ということになります。他は抑制していますからね。

 

高額な医療費が薬価によるわけですが、日本は他国よりいろいろな薬が高いという問題点があります。

例のオプジーボもそうです。

オプジーボ 「高いのは日本だけ」 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO08036870V01C16A0X11000/
(略)
保団連は8月、米国と英国におけるオプジーボの薬価を調べた。日本では100ミリグラム当たり約73万円であるのに対し、米国では同約30万円、英国では約14万円だった。同じ薬の値段が米国では日本の約4割、英国に至っては約2割でしかなかったのだ
(以下略)

 

これが日本の国民皆保険と合わないというのが問題だろうと思います。

 

本来は診療報酬をある程度あげて、薬価を抑えるほうが患者さんのメリットになるはずです(国民皆保険ですから)。

それをやらないのは何か理由があるのだろうと思いますが、理屈的には矛盾が発生しているよね・・・と思います。

 

国民皆保険があって高い薬も使いやすい日本だから、薬価が高いのかもしれない。高額療養費制度など医療を受けやすい環境を整備しているから薬価が高いのかもしれない。

 

その根底には何かあるのだろうかと思うこともありますが、国を超えた話になるので難しいところですよね。

 

この記事を読みながらそんなことを思いました。

 

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