新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

時間は大切:自分の時間も患者さんの時間も大切にしたい!

2009-07-31 00:24:33 | 医療

一つだけ追加記事です。

 

この記事のある部分だけは本当に同感です。

それは「時間は重要」ということ。

 

 

僕は患者さんに対して有意義な時間を提供できるかどうか、それが医者として重要なことだと思っています。

 

穂のか、ハタチのお祝いケーキに感涙 父・石橋貴明はシャネルの時計をプレゼント

7月30日20時26分配信 オリコン

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090730-00000010-oric-ent  

 

お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明の娘で女優の穂のかが30日、初主演映画『アンを探して』の完成披露試写会で舞台あいさつを行った。翌日にハタチの誕生日を迎えるとあり、サプライズでバースデーケーキを贈られた穂のかは、壇上で思わず感涙。また父・石橋からシャネルの時計を誕生日プレゼントとしてもらったことを明かし「初めてシャネルのお店に入ったの~」と声を弾ませながら報道陣にお披露目した。  

 

オーディションに合格し同作の主演を射止め、カナダのプリンス・エドワード島で行われた撮影に単身で臨んだ穂のかは「緊張と不安だらけだったけど、120%楽しんで撮影した」と充実の笑み。そして突然の誕生日祝福に涙を流しながら「10代最後の日に、主演映画の舞台あいさつができて幸せ。これからも頑張っていきます」と今後の抱負を語った。  

 

この日の穂のかの左腕には父からプレゼントされたという時計がはめられ、報道陣のインタビュー時に恥ずかしながらも披露。石橋から「ハタチだから、時間を大切にしなさい。時計をあげたい」と言われたそうで、報道陣が「たまには良いこと言うのね」と突っ込むと「たまにはね」と自慢げに語った。  

 

同映画は『赤毛のアン』の故郷のプリンス・エドワード島を舞台に、亡き祖母の初恋の相手・カナダ人兵士を探しに出向いた少女・杏里(穂のか)が人々との出会いを通じて心を開いていく様子を描く。  舞台あいさつにはそのほか、共演者のロザンナらも登壇。映画『アンを探して』は今秋公開される。

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僕も時間は大切だと思っています。だからこそ、一日一日を一生懸命死ぬ覚悟で生きていたいと思います。

 

 

同時に患者さんに対して「患者さんが有意義に過ごせる時間」がより多く確保できることが医師として重要だと思っています。

 

ただ、入院してベッドの上で過ごす1年間ではなくて、やはり元気に自分の好きなことをして過ごす半年を確保したい。治せないなら無理に治そうとして時間を奪わなくても、腫瘍と共存してでも有意義に長く生きていけるのならば・・・と思っています

 

 

まぁ、血液内科・・・というのは「診断から治療まで自己完結する」診療科ですから、可能であれば(抗癌剤が効く腫瘍なので・・・・あきらめ悪く、とことんできる)治癒を目指したい・・・と思うので、あきらめ悪くやる傾向にありますが・・・・ここで撤退するのがベスト・・・と思ったら、撤退するのも患者さんのため・・・と思うことがあります。

 

 

いま、ATLや一部の悪性リンパ腫、一部の急性白血病を何とか内服薬で外来コントロールしています。それは…とことん治すための治療ではなくても、患者さんに有意義な時間を確保できると思っているからで・・・

 

急性白血病の患者さん、75歳ですけど…内服薬だけで実は1年間、Stableに過ごせております。ほとんど自由に・・・・

 

まぁ、これは患者さんによりけりではあるのですが、この患者さんに関しては治癒を目指さなかったことが恐らく良い方向に働いていると思います。 逆に70歳過ぎていてもとことん攻めている患者さんもいます

 

患者さんによりけりですが、「治癒できる」かもしれないと思えば、最大限やることがその患者さんにとって有意義な時間をより確保できると思いますし、治せないのならば外来でどこまで引っ張るか…というのは重要な選択肢だと思います。

 

 

時間は重要。本当にそう思います。僕らが自分の時間(家族との時間)を使ってでも、多くの人の有意義な時間が確保できるのであれば・・やっていることに意味がある・・とは思います。

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ただ、やはり自分たちの時間も確保したいものだと思います。

 

わがままですかね?

 

さて、明日・・・というか今日か・・・。今日も当直です。

頑張ります

 

では、また。

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奇跡は起きないものかな・・・・?

2009-07-30 23:57:29 | Weblog

こんばんは

 

今、帰ってきました。今日は朝から驚きの連続です。

 

朝の段階で、在宅緩和ケアの調整をしていた患者さんがいて、その方に夕方・・・外来終了後にお電話しました。

 

すると御家族の方が出て

「○○は今朝、死去いたしました。先生には最後までいろいろ面倒を見ていただいてありがとうございました。おかげで最後に家で過ごすことができました」

 

と、言われて・・・

 

「・・・。ご冥福をお祈りしております。」

 

としか、答えられませんでした。

 

 

僕の考えでは早かったら8月かもしれない…遅くても今年のうち・・・と思って在宅の調整を開始したのですが、まさか調整開始3日後に…亡くなられるとは・・・・・。

 

 

外来後に・・・こんな話を聞いてびっくりしました。しかし、急に心臓が止まったということでしたが、苦しまなかったのであればよかったのかもしれません。心臓関係だったので、循環器内科の主治医の方には連絡が行ったようですが・・・僕は本当に知らなかったのでびっくりです。

 

 

で、その後CPCに参加しました。

 

患者さんに関しては非常に複雑な病態でしたが、ベースはこちらの考えている通りのようでした。

講師の先生から

「これも症例報告しないとね」

と言われ、頭を抱えています。

 

 

その後病棟に行くと・・・患者さんが急変しておりました。移植後の患者さんですが、直接担当ではないものの全患者さんをフォローしていた関係もあり全員よく知っています。

そんなこともあり僕ともいろいろ話をしていて、前に退院される時に僕に羊羹をくれた方です。

闘病をずっと続けていた方ですし、可能であれば奇跡が起きて回復してほしいと思いますが・・・・難しければ・・・できるだけのことをする・・・のではなくて、「苦しくないようにする」のも重要だと思います。

 

 

僕は主治医ではないですから、直接はいろいろなことはしないのですけど・・・明日は当直ですし、もしかすると御看取りをしないといけないかもしれない・・・と思っています。

 

悲しいですけど、医者にもできることに限界がありますし…毎回ですが、どうしようもない時に僕らができるのは・・・麻薬など様々な薬を使いながら苦しくないようにしていくだけですから・・・・。

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ただ、もちろん可能だったら奇跡は起きて欲しいと思っています

 

 

 

さて、無菌室で移植をしている患者さんは明日あたり(Day16かな?)に出てこれそうです。まぁ、無理やり出さなくてもいいのですが・・・おそらく出てこれるでしょう。

 

いろいろ検査をしたりできるので、出せるのなら出したいところですが・・・。

 

そして本日もう一人の患者さんが無菌室入りしました。明日、臍帯血移植予定です。

こちらは頑張ってほしいと思っています

 

 

僕も頑張らないと・・・・

では、また。

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感染予防に完全はない:それは皆が知って、各々気をつける必要があると思います

2009-07-29 23:00:57 | 医療

こんばんは

 

今日もそこそこ落ち着いた日々が過ぎておりました。病棟や外来、その他骨髄採取関連や他院との連携などをからめると結構バタバタしているのですが、それでも病棟が落ち着いている方なのは僕にとってはありがたい話です。

 

 

今の病棟状況はそこそこ安定しているという感じですが、まだまだ油断はできないというのが「血液内科」という診療科ですね。

 

恐らく、この週末に急性白血病の地固め2コース目をやっている方が退院され、今度3コース目の方が来週入院されると思います。他にも初発のAML M0(今で言うとMinimal differentiationですか?)の患者さんのSibling donorが2人見つかり、再び地固めの後に移植をしようと計算中です。

 

まぁ、他にもいろいろいいこと悪いことがあったのですが・・・まぁ、そこそこ落ち着いているというのは変わりはありません。

 

さて、今日は最近午前様が続いていたので、ささっと書いて早く寝ようかしらと思っています。実際は本を読んだりネットサーフィンしたりするのでしょうけど・・・。

 

救済対象外の血液製剤でも感染か 薬害C型肝炎、相談相次ぐ

7月29日20時44分配信 産経新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090729-00000600-san-soci  

 

薬害C型肝炎問題で、昨年1月に成立した被害者救済法の対象外となっている血液製剤を投与され、C型肝炎に感染した患者からの相談が、薬害肝炎弁護団などに寄せられていることが29日、分かった。投与と感染の因果関係は不明だが、弁護団は厚労省に調査を求めている。  

 

厚労省などによると、現在の救済法で救済対象となるのは田辺三菱製薬の「フィブリノゲン-ミドリ」など3社の8製剤を投与された患者。しかし、弁護団には8製剤以外の血液製剤を投与されたC型肝炎患者からの相談がこれまでに20~30件寄せられている。  

救済対象外の血液製剤の投与を受けた肝炎患者については、厚労省も製薬会社11社から報告があった135例について調査中で「専門家の意見を聞いて判断したい」としている。

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この肝炎の問題に関しては薬害なのであれば、しっかり保障した方が「一方は補償の対象、一方は違う」という矛盾がでなくてよいと思うのですけど・・・・。

 

ただ、保障することとこういった薬害が0になるかどうかというのは全く別だとは思っています。

 

実際のところ、原因不明の肝炎の感染というのはありますよね。

先日、内服抗癌剤で治療を始めた慢性リンパ性白血病の患者さんが

「若いころ、原因不明の肝炎に感染しました」

と言っていました。

 

 

抗癌剤治療前に様々な検査をしますが、その中の感染症の項目の中にC型肝炎があります。この方はC型肝炎が陽性でした。

 

若いころの肝炎とC型肝炎が同じものかはわかりませんが…若いころは「C型肝炎」という病気がなかったわけで、原因不明の肝炎がそれであった可能性は否定できません。

 

今後もおそらく同じようなことは起こるかもしれません。

 

 

今日、小耳にはさんだ話では「宇宙ステーション」の船内の壁にいた菌は「緑膿菌に似ているがまったく異なる菌」だったそうです。

 

同様に環境が変われば「感染微生物」は変化します。

 

医療が進めばそれに対して必ず対抗するような感染源となる生命が誕生しますし、それ以外にもまだ分かっていない未知の感染症は無数にあると考えられています。

 

そう言ったものがすべて予防できるかと言えば、相手が未知である以上は予防はできないでしょう。

 

通常の医療でも完全という単語はないといってよいですけど、このような「感染予防」に関しても「完全」という言葉はありません。

 

ただ、一般的に感染症であれば侵入経路が決まっているから、できるだけそれを防止することだけです。

 

完全を求めても完全にはなりえないということを多くの人が知る必要はあると、僕はそう思っています。

それでも、お互いの幸せのためにやらなくてはならないのですけど

 

例えば…温暖化とともにマラリアとかが増えたとしたら・・・どうでしょうか?

 

 

マラリアが増え始めた・・・とわかれば「蚊」に刺されないように様々な予防はするでしょうし、状況によっては予防内服なども行われるでしょうけど、一般的には日本にマラリアは起きる可能性は低いわけです。

ならばやりませんよね・・・普通は・・・・。

相手がわかれば「予防」の仕方も対処の仕方もわかりますけど、相手が未知の状態では「一般的な方法」以外に対処のしようがない・・・というのは事実だと思います。

 

 

今回のように薬害という場合、本人の努力では予防できませんでしたし・・実際(AIDSの場合ではなく、今回のHCVに関しては)わからなかった病気の予防というのは難しいと思います

 

 

ただ、僕達は常に感染症を起こす生命体と隣り合わせで生きています。そう言う意識は持っておくべきです

 

僕は血液内科ですから白血病の患者さんを多く診ています。

 

白血病の患者さん・・・抵抗力がなくなった時期は…その辺を漂っている「カビ」にも感染してしまいます。逆をいいますと、抵抗力がなければ…僕達は感染症と隣り合わせです。

 

ですから、新型インフルエンザも含めてみんなでできるだけの感染予防(手洗い、うがいなど)をしましょう!

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なかのひと 

<新型インフル>感染者の4分の1が帰国者 6割が米国から

7月29日20時5分配信 毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090729-00000090-mai-soci  

 

今月7日までに発症した国内の新型インフルエンザ感染者のうち、約4分の1が海外からの帰国者や入国者で、うち約6割の渡航先が米国だったことが、厚生労働省のまとめで分かった。渡航歴のある発症者の割合はさらに減っており、現在は1割程度という。  

 

新型インフルエンザは、5月中旬に関西の高校を中心に流行し、下旬には終息したが、6月から再び増加を続けている。今月7日までに発症日が確認された2064人を分析したところ、渡航歴があった患者は約24%の494人、渡航者から2次、3次感染したと考えられる患者は82人だった。渡航先は▽米国300人▽フィリピン64人▽オーストラリア36人▽カナダ25人▽タイ14人--などだった。  

 

渡航歴のある患者は6月中旬以降、毎日10~20人程度で推移し、発症者全体に占める割合は相対的に低くなっている。厚労省は「国内でウイルスはある程度広がっており、今後は集団感染や重症例の早期発見に力点を置く」としている。【清水健二】

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 ということで、明日は外来+α(病院内CPC)で大変なのでここで失礼いたします

 

 

では、また。 

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介護保険:介護が必要な人は受けられるようにしましょう

2009-07-29 07:14:45 | Blogを書く理由

おはようございます

 

昨日は・・・というか今日か…帰ってきて、Blogを書いて「更新」ボタンを押したら・・・・・また消えました。

 

あまりにもショックだったので(また、時間ももう1時ころだったので)そこであきらめて、寝させていただきました。

 

今朝は記事を書きながら、洗濯が終わるのを待っています。

 

 

昨日は移植の患者さんが何とか持ち直してきたかな…と喜んでいるところです。患者さんの状態が改善していくことはうれしいので、毎日が楽しくなります。

 

毎日病棟に行っては

「おぉ~♪」

と、喜んでいます。

 

 

さて、昨日記事を書いていたのはこの話です

要介護基準を大幅修正=「認定の軽度化」批判受け-厚労省

7月28日18時30分配信 時事通信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090728-00000120-jij-pol  

厚生労働省は28日、4月に導入した要介護認定の新基準について、74調査項目中、身体機能や生活状況などに関する43項目を修正する方針を決めた。新基準による認定状況を検証した結果、介護が不要とされる「非該当」が増え、要介護度がより軽度に認定される傾向も強いことが判明したため。今回の大幅修正により、従来基準と要介護度が平均的に同程度になるよう是正する。修正案は同日の有識者検討会に提示、了承された。 

 

同省は「以前より判定が軽くなる」との批判を受け、1489の自治体が新基準に基づき4、5月に判定した結果を検証。併せて、申請者が希望すれば従来のサービスが受けられる「経過措置」を採用してきた。ただ、経過措置により自治体の認定作業は混乱しており、検討会は、新基準を修正した上で、10月1日をめどに経過措置の解除を目指すことで一致した。 

 

検証の結果、新基準で非該当となった人は全体の2.4%で、前年同期の2.7倍に増加。非該当を含めた要介護度1以下の人も4.1ポイント増の53.6%に上った。また、在宅介護を受けている更新申請者の20.6%が前回より軽く判定されたことも分かった。 

 

修正案では、従来基準の課題だった認定のばらつきを是正。その上で、手足などの「能力・まひ」に関しては、調査時点の状態と、実際の日常生活での状況が異なっている場合には、日常生活での状況に基づいて認定することにした。また介助の方法が必要なレベルに達していない場合は「適切な介助」を選び直すなど、実情を重視した基準に変更した。 

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昨日も書いていたのですが…両足の股関節がやられてしまった多発性骨髄腫の患者さんで、もう立てないのに…介護認定が下りないらしいですよ。整形の先生にそちらはお願いしていたのですけど、そう言う話でした。

 

絶対に介護が必要な人が介護保険を受けられない・・。これは現実です。今までのものでも、若年(65歳未満)の場合は国が定める疾患・・・でなくてはならず・・・

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なかのひと 

 

現実的に介護が必要な状態の人も介護が受けられないなどということがありました。

 

この分野に関しては僕は詳しくないのですが、僕が遭遇する「介護」の件ですら、いろいろ問題があります。神経内科、整形外科、脳神経外科、リハビリなどの先生はいろいろお困りではないだろうか…と思っていました。

 

 

今回も朝令暮改で現場の混乱は避けられないと思いますが、まだ悪くなったのを元に戻すのであれば…そしてどうせならば今後「改善」させてもらいたいものです。

 

本当に困っている患者さんというのがいらっしゃいますので さて、昨日と言えば川村さんが亡くなられましたね。

 

歌手の川村カオリさん死去、乳がんで闘病

7月28日18時30分配信 サンケイスポーツ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090728-00000529-sanspo-ent  

昨年10月に乳がんの再発・転移を発表し、闘病中だった歌手、川村カオリさん(38)が28日午前、都内の病院で死去した。所属事務所が発表した。  

 

川村さんの公式ホームページには「川村カオリが、左乳がんの再発の為治療しておりましたが、本日平成21年7月28日午前11時01分、都内病院にて永眠致しました。ここに生前のご厚誼を深謝し謹んでご通知申しあげます。これまで応援して下さった皆様に深く感謝致します」と発表された。  

葬儀については「親族の意向により、親族、友人のみの告別式とさせていただきます」としている。   

 

川村さんは90年代に「神様が降りてくる夜」、「翼をください」などの曲で人気を博した。04年に乳がんを患い、乳がん治療で左胸を失うなどした。回復後、音楽活動を再開したが08年10月に乳がんの再発・転移を公表した。

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翼をくださいとかZooとか好きだったんですけどね

 

離婚のときに子供・・・母であることを選んだという話をされていましたが…強い人だったと思います。最後のライブも・気力で頑張っていたのだと思いますし・・。

 

御冥福をお祈りいたします。

 

それでは、洗濯も終了しましたし僕は現場へ出発します

 

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医療再生:無責任なのか、まずはビジョンを提示なのか

2009-07-28 00:42:04 | 医療

さて、続けます

 

医療再生、言うは易し、行うは難し。しかし、言わなかったら…やろうと思わなかったら実行するまで行きませんので・・・。

 

財源のことをどうするのか、それは自民党が言っていることも正しいのでしょうけど、財源確保することを考えるためには「何をどのように実行するのか?」と、いうことが重要になると思います。

 

2つの記事です

財源、無責任であいまい=民主マニフェストで麻生首相

7月27日19時52分配信 時事通信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090727-00000128-jij-pol  

麻生太郎首相は27日夜、民主党のマニフェスト(政権公約)に盛り込まれた子ども手当の支給や公立高校の無償化などについて「財源(の裏付け)が無責任で、極めてあいまいだ」と批判した。また、インド洋で給油活動を続ける海上自衛隊の撤収を同党が主張していたにもかかわらず、マニフェストに明記しなかったことに関しても「『ぶれた』と言われることになる」と指摘した。首相官邸で記者団の質問に答えた。 

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選挙公約として財源が不明確、もしくは実効性が伴わない場合・・公約としては不適切かもしれません。

 

しかし、それならば自民党も黙って一回任せてみたらいいのではないでしょうか?

 

もし、今回のことが財源もそうですけど「有言不実行」となれば民主党に対する期待は一気に下がるでしょうし、その場合は自民党は浮上のきっかけを作るかもしれません。

 

もっとも、全く別の「日本」を作るための第3者が出てこないとも言えませんが・・・。

 

 

一方で民主党はこのような話をしています。

医療面だけCBが取り上げていますので紹介します。

 

医療再生、「医師不足対策が中心」―民主党マニフェスト

7月27日23時31分配信 医療介護CBニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090727-00000010-cbn-soci

 

民主党は7月27日、「医療・介護の再生」のために医師不足の解消や介護労働者の待遇改善などを盛り込んだ衆院選マニフェストを発表した。マニフェストは医療・介護の再生のほか、「子育て・出産の支援」「年金制度の改革」「雇用対策」などが柱で、2010-13年度に実行する政策の工程表も示した。それによると、税金の無駄遣いや天下りなどを根絶して新たな財源を生み出し、13年度には総額16.8兆円を掛けて政策を実行する。鳩山由紀夫代表は記者会見で、「わたしたちは、一人の命も粗末にしない政治を今こそつくり上げなければならない」と強調した。  

 

マニフェストで示した「医療・介護の再生」のための政策には、「医師不足の解消」「新型インフルエンザなどの対策」「介護労働者の待遇改善」などを掲げた。  

 

会見では、直嶋正行政調会長が医療・介護について、「医師不足対策を中心に取り組んでいきたい」と述べた。マニフェストではそのために、医師や看護師などの増員に努める医療機関の入院による診療報酬の増額や、大学医学部定員の1.5倍拡大などを行う方針を示している。また、救急、産科、小児、外科などの医療提供体制を再建するため、地域医療計画の抜本的な見直しを行う。13年度までの4年間の所要額は、9000億円程度を見込んでいる。  

 

新型インフルエンザ対策では、関連法制を全面的に見直すとともに、診療や相談、治療の体制の拡充を図る。また、ワクチン接種体制を整備する。がんについては、乳がんや子宮頚がんの予防や検診を受けやすい体制を整備し、検診受診率を引き上げる。また、子宮頚がんのワクチンの任意接種を促進する。 

 

肝炎では、患者が受けるインターフェロン治療の自己負担額の上限を月1万円にする。治療のために休職する患者の生活や、インターフェロン以外の治療に対しては支援を行う。所要額は3000億円程度としている。  

 

一方、介護労働者の待遇改善のため、認定事業者に対する介護報酬を加算し、介護労働者の賃金を月額4万円引き上げる。また、介護サービスの不足を軽減するために、「療養病床削減計画」を当面凍結し、必要な病床数を確保する。所要額は8000億円程度。

■中医協改革「取りまとめていない」 

 

会見後には、直嶋政調会長らが記者団に対し、23日に発表した政策集について説明。直嶋政調会長は、「政策集は党としての政策の考え方を示したもので、マニフェストのように当面の選挙の考え方を示したものではない」と述べた。政策集に盛り込まれた中医協改革については、「一部報道であったように、国会で(中医協についての議論を)形成するなど、具体的なところまで議論として取りまとめているわけではない」と強調。また、「医療については、診療報酬も含めてもう少し税金を投入する必要はあるだろう。薬価などについても、その中で議論をしていきたい」との考えを示した。

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いろいろ書かれていますが、現場にいるものとしては医療に関しては「実現」してほしいものが多くあります。

 

 

しかし、実現はいろいろ困難を極めるとも思います。

僕はこのBlogの中で以前より「医師を増やすために医学部の学生定員を増やしても、教える人間が不足していて有効性に乏しいのではないだろうか?」ですとか、「大学間の横の連携の強化」ですとかそう言う話を書いてきました。

 

今回の医学部定員1.5倍へ増員というのは、将来の医師不足解消のために必要な処置だと思います。今の増員では焼け石に水で、大きな変革や改善は期待できないでしょう。

 

少し人数が増えても大きな待遇改善は見込めないから、厳しい診療科へ来る人間の数は変わらないと思います。

 

 

しかし、大幅な増員が行われれば、基本的に分散します。分散しないで集中すれば将来的に困るのは自分たちでしょうから・・・・。

 

 

しかし、現時点の大学の教員数では「今の医学生数」すら教えるのは困難です。手に余る…何故なら臨床も研究も教育も行う・・・となれば当然ながら臨床を最優先せざるを得ないからです。

 

 

研究は最初に外されるので、地方の医大・医学部になれば医師数の少なさもあいまって研究は昔ほど実施できなくなっています。

 

 

教育も医師数が減れば、臨床の方に力を集中させざるを得ないので弱くなっていきます。実際、大学病院は臨床、研究、教育とやることは多いのに待遇は最悪ですから、知的興味・探求の心が強い人でなければ残らなくなっているでしょう。

 

ですから、順番は大学の改革が最初だと思います。その上で医学部の学生数の増員、そして地域医療改革になるのだとおもいます。私見ですけどね。

 

 

そう言う意味では、いきなりこの政策は「難しい」もしくは「破綻する」ような気がしますが・・

 

まず、どのような政策を行うべきかを考えなければ当然実行する方法も考えませんし、方法がはっきりしなければ予算も立てられないと思います

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そう言う意味では自民党は「具体的な政策が良くわからないのに、財源の心配ばかりしている」ように見えますし、民主党は「政策のビジョンは立てているけど、細部が練られていないので財源がどのくらい必要かはっきりしていない」ように見えますけど・・・・まぁ、まだビジョンがある方がましと思ったりします。自民党にビジョンがないわけではないのでしょうけど、理想を追わずに現実だけ見つめているのも悲しい気がしますね。

 

 

医療以外のことに着目していませんが(すいません、ここ最近朝のニュース+読売新聞+ネットサーフィンしか情報取得時間がないです) まぁ、この国がより良くなっていくことを僕は心の底から祈っています。そうでないと世界がより良い方向に行くというのはあり得ないことだと思いますので(笑

 

では、また。

明日も忙しいんですよね…本当にw

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ど~でもいい話:僕と帰宅時間

2009-07-28 00:07:35 | ど~でもいい話

こんばんは

 

今、帰ってきました。

 

今日は朝の6時ちょっと前に家を出て、病院に向かいました。病院に向かう途中、朝早くだけあってすがすがしい空気でした。

思わず途中にあるくぬぎの木を見上げてクワガタ・カブトムシを探してしまいました。 見つけてどうする…とも思いましたが、なんとなく・・・。もっともセミの抜け殻しか見つけられませんでしたけど。

 

 

で、病棟に行き・・いくつかの仕込みと移植中の患者さんの診察や超音波などチェックをしたり、患者さんを回診したりしておりました。

 

日中は病棟の患者さんの対処をしたり外来に行ったり、学生の抄読会などの論文を見たり・・・・・。他科に入院中の患者さんのムンテラ+転科の調整をしたり・・・。九州の地元の方の大学に行ってみたいという患者さんのために紹介状の準備をしたり・・・・、保険の仕事(手書き)を書いたり・・・・。

 

そんな日常業務に加えてちょっとした仕事がいくつか・・・。

夕方以降は、病棟の様々な患者さんの状態を把握しながら、今週あるCPCの準備やら何やらをしていたら23時近くになりました。

 

 

まだ、初期研修医の何人かも仕事をしています。閉まりきったカンファレンスルームをのぞいたら椅子3つを並べて寝ている研修医がおりました。

結構びっくり(!)な状態で寝ていたので・・・・

「おまえ、こんなところで寝ないで帰って寝ろ!研修医が過労死なんて言われたら笑いごとじゃなくなる」

 

と言ったりしておりました。

 

で、23時すぎから、なんとなく仕事も落ち着いたので、重症温度板などを見ながら

「○○さんの~はどうですか?」

などと、質問をしていたところ、看護師さんから

「先生、今日は結構遅くまでいますね

と、言われ

「遅くって・・・(笑)。最近早いといっても22時ころまではいるよ?」

「けど、昔は毎日0時ころ

「最近、病棟が落ち着いているじゃない。さっきも話をしていたけど奇跡ばかり起きているから…最近」

「例えば・・・」

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

何個か例をあげて看護師さんも「なるほど」と思ったところで

「で、落ち着いているから早く帰れるんだよ。何か起きそうだったら、できるだけ早く手を打ちたいし・・・・」

「逆に先生がいるから病棟が荒れるんだったりしてw

「こらこら・・・・」

 

と、先程までこんなバカな話をしておりました。

 

しかし、22時って早いのかな?昔の毎日午前様よりはかなり早くなったけど・・普通だと思うのだが?

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なかのひと 

僕の帰宅時間は病棟の安定度に依存していると思うのですけどね♪

 

それでは、次に行きます。

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明日からまた頑張ります!

2009-07-26 20:33:23 | Weblog

こんばんは

 

今日は休めと言われて「病棟に出てくるな~」と言われていたのですが、状況が気になるため「看護師さんへの差し入れ」を購入して、午後から行きました。

 

午後に病棟にで行ったときは、かなり病棟は安定していましたが(急変していた人も何とか・・)・・・・今になっていろいろ連絡が来ています。

 

ちょっと心配なことがあるのですが・・・すでに打つ手は打ってありますし、もはや待つしかありません。

 

 

明日は6時くらいに出勤したいと考えています。

患者さんのためにやれることはすべてやりたいと思っていますので・・・。

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とりあえず、明日からまた頑張ります

では、また。

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国民のために与野党膝を寄せて話し合ってほしい

2009-07-25 20:25:10 | 国会議員・地方議員連盟

さて、もう一つ

 

昨日、教授のお供で厚労省の班会議に行った際に

 

「新規に難病に対しての予算(100億円)ですが、財務省から新たな予算がついたのではなく、難病支援(研究)の対策のために厚労相が各部署から予算を削って、この分野に回した・・・。だから、今回の難病研究費の予算はいつひっくり返るかわからず、複数年度の予算では組めない。それゆえ、単年度の予算で行っています」

 

という話が出てきた。

去年の6月くらいに舛添厚労相が25億→100億へ難病研究費を増やしたいと言っていたやつですけど、財務省はやはり動きませんよね。

さて、これと同様に・・・厚労相主導の政策がなされていくのでしょうか・・・・?

それとも、与野党が寄り集まって「文殊の知恵」をだして、国民の生活をよくしてくれるのでしょうか。 

 

厚労相、後期医療見直しに意欲

7月25日15時42分配信 産経新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090725-00000102-san-pol  

舛添要一厚生労働相は25日午前、TBSの番組で、75歳以上の後期高齢者医療制度(長寿医療制度)について「国民健康保険(国保)制度全体を組み替える中で、実質的になくなると思う。なくならせたい」と述べ、制度見直しに意欲を示した。また、持論である市町村の国保を都道府県単位に再編し、後期高齢者医療制度と一体化する案を主張、「引き続き議論している」と述べた。

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後期医療見直しに意欲=対案なき廃止の野党「不誠実」-厚労相

7月25日10時12分配信 時事通信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090725-00000039-jij-pol  

舛添要一厚生労働相は25日午前、TBSの番組で、75歳以上の後期高齢者医療制度(長寿医療制度)について「国民健康保険(国保)制度全体を組み替える中で、実質的になくなると思う。なくならせたい」と述べ、制度見直しに意欲を示した。また、持論である市町村の国保を都道府県単位に再編し、後期高齢者医療制度と一体化する案を主張、「引き続き議論している」と述べた。 

ただ、出演後、記者団に対し、「廃止というのは結構だが、その代わりを出さないと何も言ってないのと同じになる。誠実ではない」と指摘。衆院選マニフェスト(政権公約)に廃止を盛り込む方針の野党側を批判した。

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こういう重要な項目は与党とか野党とかいうのを通り越して、お互いの意見が分かり合えるまで話し合って決めていただきたいような気がします。

 

「持論である市町村の国保を都道府県単位に再編し、後期高齢者医療制度と一体化する案を主張」

と言われても、本当に理解できるのは膝を割って話し合った人間だけでしょう。

 

 

逆に民主党や社民党などの野党側がどのような意見を持っているか…ということに関しても、お互いが「野党」だ「与党」だとか言っている段階で、理解できないのではないでしょうか

 

誠実、不誠実・・・そう言ったものを超えて、国民のために話し合ってほしいと思います。政治家というのは「国民の代表として、国民から預かった税金を国民のために配分する職業」ですから・・・。

 

本当に医療という分野…そろそろ崩壊します。国民が本当に困ったときに・・一度壊れたものはすぐには戻りません。

 

それ故に現場で支える僕達のような医療従事者が支えきれなくなる前に、現場に即した…そして実際に受診している患者さんの側から見た政策というものを打ち出してほしいと思います。

 

今月末に75歳になる患者さんがおっしゃっていました。

この次来る時は75歳になっているんですが、医療保険が・・後期高齢者…になるでしょう?どうなるのかしら…私は・・・・

 

患者さんが不安になる=当事者ですらわからない

 

そんな状況であることを、現場にきて実際に見て欲しいと思います。

 

 

だいたい、えらい人の視察…とか言うと、病院の管理職の方々は「いいところだけ見せよう」とするから、また性質が悪くなる。

 

どうせなら、実際のところを見せればいいのに・・・。

 

だいぶ前ですが、「国会議員が視察に来る」ということで、特殊ルートが組まれるというようなことがありました。 現場の意見を…本当の第一線の現場の意見を取り込めずに良い政策なんて立てようがない!

 

 

医療は会議室で起きてるんじゃない!

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なかのひと 

現場で起きているんだ!

 

と、声を大にして言いたいですね。

 

さて、明日は・・・・「病棟に出てくるな」という、ありがたいお言葉をいただいたのですが・・・・若干気になることがあるんですよね。さて、どのタイミングで差し入れ(看護師さんたちに・・・・それが病棟に行く理由の一つ)を持っていこうかしら・・・・。

 

では、また。

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難病支援のために:行動した一個人をたたえたい

2009-07-25 19:53:42 | 医療

こんばんは

 

今日も暑いですね。今日は病棟業務は午前中の終わりには切り上げて、お昼はラーメンを食べに行ってきました。

 

今日の午前中は患者さんの状況を把握しながら、他の診療科に入院した末期の血液疾患の患者さんの家族と、主治医の先生と合わせて打ち合わせを行いました。

 

基本的には在宅を希望されているようなので、その調整に入ろうと思ったのですが・・・・・

 

「うわっ」

 

・・・・・・結構有名な先生だと思いますが・・・

 

一人で在宅診療されている緩和ケアの先生がいったん患者さんの受け入れストップしている。

 

まぁ、お一人では限界があるよね・・・・。

 

さて、どうなるかしら・・・。

 

 

開業医の先生も限界まで働いていらっしゃるというのが良くわかりますね。この場合…本当にお一人でこの近隣の在宅緩和ケアやってらっしゃるからな~。

 

時間が有限である以上…仕方がないのだけど。緩和ケアをしてくれる先生って少ないからな・・・・・。

 

 

緩和ケア…とか言う話をしたからではないのですが、Yahooでネットサーフィンをしていたら目に入り、「えらい子もいるもんだ」と思ったので、記事にします。

 

僕はネット上でばかり活動していますが、この方のように・・・実際に行動していることはすごいことだと思います。

 

急死の純恋さんデザイン、ネックレスの収益寄付へ

7月25日15時28分配信 読売新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090725-00000561-yom-soci  

 

ギャル系ファッション誌「小悪魔ageha」の人気モデルで、先月10日に脳出血で亡くなった純恋(すみれ)(本名・石川安里沙)さん(21)がデザインしたネックレスが、8月1日に発売される。  

 

ボランティア活動をしていた純恋さんの遺志を継ぎ、収益は全額、難病の子供たちを支援する財団法人・日本児童家庭文化協会(東京)に寄付される。  

 

岩手県奥州市出身の純恋さんは、地元の高校卒業後、モデルを養成する仙台市の専門学校に入学。仙台で同誌編集者の目に留まり、昨年から読者モデルとして誌面を飾るようになった。読者の人気を得て、東京のモデル事務所と契約し、歌手GACKTさんのCD「小悪魔ヘヴン」のジャケットに登場するなど、活動の幅を広げていた。  

 

母親で看護師をしている良子さん(49)の姿を見て、4月から同協会のボランティア活動も始めた。5月上旬には、静岡県伊東市で開かれたイルカと触れあう会に参加し、脳性まひの男の子に付き添って海辺で一緒に遊んだ。「モデルさんなのに日焼けしちゃうよ」と周りが気遣っても、「日差しなんて気にしませんから」と笑顔で答えていたという。  

 

だが、5月中旬に体調を崩し、吐き気や目まいがひどくなった。五つの医療機関に通ったが、「片頭痛」「ストレス」と診断され、詳しい原因は分からなかった。モデルの仕事を休むようになっても、同協会の会議には出席し、携帯電話のメールに使えるオリジナル画像をホームページで公開して若者に関心をもってもらったり、クラブのイベントで協力を呼びかけたりする企画を提案した。  

 

ボランティア活動の延長で、ネックレスをデザインして収益を同協会へ寄付しようと思いついたのも5月頃で、体調を崩しながらも自ら絵を描いた。ハート形の二つの手錠が組み合わさったデザインには、「心の絆(きずな)を丈夫なものでつなぎたい」という思いが込められている。  

 

所属するモデル事務所と契約する業者が、ネックレスを完成させたのは6月6日。携帯電話に届いた画像を見た純恋さんは「困っている人を助けるブランドにしていきたい」と話したが、4日後に実物を手にすることなく亡くなった。「身につけさせてやれず残念でしたが、あの子の思いが多くの人に届いてほしい」と、良子さんは願っている。      

◇  ネックレスはシルバー、ゴールドなど4種類で、各4980円(税込み)。純恋さんのホームページを通じ、8月1日から購入手続きができるようになる。問い合わせは、ファンシー(03・3203・8301)へ

------------------------------

正直、このモデルさんのことを知ったのは今日です。

 

ただ、

「ネックレスをデザインして寄付しよう」

と思っても、実際に行動できる人間は少ないと思います。人気のある(?)雑誌のモデルだという点を除いても、行動できるというのは素晴らしいことだと思います。

 行動した結果がどのように実を結ぶかはわからないですけど、少しでも難病を抱える子供たちのためになるのであれば・・・彼女のやったこと、彼女がいたことには意義があるのだと思います。

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なかのひと 

心からご冥福をお祈りしたいと思います

 

では、また。

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また、急変!

2009-07-24 23:10:43 | Weblog

こんばんは

 

今日は早く帰ってきたぞ…と思ったら22時近くてびっくりしています。

 

今日一日は、まず午前中に病棟業務を行い、11時ころ教授とともに厚労省の班会議に出発し、いろいろ話を聞いてきました。 いくつか参考になることがあったり、お世話になった先生に御挨拶ができたりととりあえず満足しております。

 

 

で、そのまま病棟に帰って、その足で患者さんにIC(ムンテラ)をして病棟に再登場。 移植の患者さんを含め、全患者さんの状況を把握しながら・・・

 

「今日、僕がびっくりするようなイベントってあった?」

と尋ねたら

血液内科の患者さんでは何も起きていません

という微妙な答えが・・・・。

 

 

さて、一方今日も病棟看護師さんは大変そうです。 8時前から働きだす日勤の看護師さん。まだ3名残って仕事しています。 いつもは流石に19時過ぎくらいに帰るのですが、いろいろあったようで・・・・記載がまだ~と21時過ぎまで残っていました。

 

 

 

・・・・・ 因みに、今再び病棟から戻ってきました。急変した患者さんの対応をして・・・ なんかどっと疲れましたね。今・・・・

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では、また

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