新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

官僚と報道:報道が官僚や政治家の道具になっているように見えるのは気のせいだろうか?

2008-08-23 23:01:58 | 報道関係の方々への期待

さて、続けていきます

今度はCBから「厚労省官僚 VS 厚労相」に関してCBの記事からです。これを見ると・・・官僚って、一部の報道って何だろうって思わざるを得ないと思う

 

合宿中止の背景に「厚労相派vs官僚」? http://www.cabrain.net/news/article/newsId/17799.html  

厚生労働省は8月23、24両日に予定されていた、「安心と希望の医療確保ビジョン」具体化に関する検討会(座長=高久史麿・自治医科大学長)の神奈川県湯河原町での泊まり込み審議を中止することを発表した。これについて、「厚労相が主導して来年度予算の概算要求を決めることを同省医政局側が阻もうとしている」との見方を示す関係者もいる。  

 

同検討会は、23、24の両日に、今月末までにまとめる予定の「安心と希望の医療確保ビジョン」に関する来年度予算案についての詳細を議論するため、泊まり込みで審議する「合宿」を予定していた。概算要求までの期限が迫っていたため、委員からも「合宿してでも内容を詰めなければならない」との声が上がっていた。舛添要一厚生労働相も7月末の会合で「1泊2日でブレインストーミングするのもいいかもしれない」と発言していた。  

 

合宿は湯河原町役場の会議室で、23日は午後2時から6時、24日は午前9時から午後3時まで、宿泊は湯河原駅から車で5分程度の厚生年金会館を予定していた。会合はこれまで通りすべて公開予定で、同省も21日に傍聴者を募っていた。  

 

しかし、21日に「ムダ排除のご時世に国民から反感が出るのでは」との厚労相への質問など、合宿について否定的な見方を示す報道が流れた。  厚労省は同日17時から開いた会合中に、合宿を中止することを発表。高久座長も会議終了後に記者団に対し、「会議が始まる直前に(中止を)聞いた」と述べた。厚労省は「諸般の事情により」中止になったとだけ説明した。  

 

これについて関係者は、同省医政局が来年度予算概算要求に関して厚労相に主導させたくなかったためだったと解説してみせた。 「会議は公共施設なので費用は無料で、宿泊先も安く済ませられるように考えられていた報道で言われたように遊びに行くようなものではなく、今月末までにまとめなければならない来年度予算の概算要求を控えて『ビジョン』具体化の詳細を詰めるため、委員も忙しい中に土日の時間を調整した。概算要求は、文書の印刷のスケジュールも考えれば、今週末までに詳細を決める必要があり、それでもぎりぎりだ。これは医政局側が概算要求を自分たちが組んだ通りに進めたかったので、『合宿』させないようにマスメディアに情報を流して『無駄遣い』というような質問をさせたのだろう。厚労相は国民に誤解を与えないために、苦渋の決断で合宿を中止せざるを得なかったと話していた」

 更新:2008/08/22 10:33   キャリアブレイン

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無駄なもの、このご時世に無駄な・・・ってまず記者クラブも無駄遣いですよね?

 

実際に大手報道というのはどういうものなのでしょう。

何度も書いていますが、僕のスタンスは「マスメディアが日本を変えるかもしれない」という立場で、マスコミ・マスメディアに対して期待をしているというスタンスでおります。

 

おそらく、多くのマスコミ人は権力を恐れるものではないでしょうけど・・・基本的に会社の人間ゆえに様々な制約があるのかもしれませんね

 

記者クラブの存在もいろいろとマスコミに首輪が付けられている原因かもしれません。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%98%E8%80%85%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96から抜粋)

 

「記者クラブ(きしゃ-)とは、首相官邸、省庁、地方自治体、地方公共団体、警察、業界団体などに設置された記者室を取材拠点にしている、特定の報道機関の記者が集まった取材組織の事。各団体から独占的に情報提供を受ける。記者室の空間及び運営費用は原則各団体が負担・提供し、記者クラブが排他的に運営を行う。英語では、該当組織が存在しない為 kisha clubと言う。日本の報道の閉鎖性の象徴として、内外から批判されている。」

 

など、官僚や警察、政治家、閣僚などがマスコミを操るためにあるような制度なのだな~と思わざるをえませんね。

 

なぜ、記者クラブのようなものがあるのか。 ある一部の記者が「独占的」に情報を得ることができる。それは会社の利益につながるため、とんでもない報道や記事を書いて「出入り禁止」になれば会社の上司にはということになるでしょう。

 

そうやって、日本の報道を操っているのが官僚などでしょうか?

 

ま、官僚というものも…本当は今の状況の日本では…有害かもしれませんね。昔書きましたが、高度成長期の日本を発展させて行くのには官僚は良かったのかもしれませんが、今の世の中では有害かもしれません

 

マスメディア…特に大手の記者さんたちが立ち上がれば、日本も本当に良くなるのではないかと思います。

 

これはマスメディアの記者さんへの批判であり、そして期待でもあります

http://blog.with2.net/link.php?602868

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なかのひと 

マスメディアが首輪をつけられていなければ・・・様々な歯車が動き始めることでしょう。 歯車が回り始めれば…一気に「平成維新」のようなものが起きるかもしれません。

 

各新聞社、各テレビ局、一人一人の記者さん、マスコミ活動をされている皆様に大きな期待をしております。

それでは、また。

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2 コメント

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こんばんわ。 (ひろみ)
2008-08-24 22:45:26
新しい職場は毎日とてもお忙しそうですね。
本州も、もう寒いのでしょうか?

私はつい最近まで、大手マスコミが権力を持っている人たちの強いコントロールを受けていることは知りませんでした。(フェアな報道だと信じていた><)
ネット上の様様な記事と照らし合わせて、初めて大きく偏向していることを知り愕然としました。

しかし今は、私のような超アナログ人間でさえ居ながらにして、いろいろな情報に触れることができる時代です。今のままのマスコミの体質のままでは・・遠からず立ち行かなくなる・・と思われます。

その日がもうそこまで来ていると思います。
(そう信じたいです)
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新職場は楽しい (アンフェタミン)
2008-08-25 05:02:02
>ひろみさん
おはようございます。コメントありがとうございます

新しい職場は忙しいですけど、楽しいです。やりがいありますし、一日がまだまだ新鮮です

本州も寒かったのですが、昨日の雨の後だんだん、暑くなってきているようです

大手マスコミの報道がフェアであったかどうかはわかりませんが、少なくとも記者クラブのようなものがある以上、コントロールはされていたと思います

それがひろみさんのおっしゃるように、ネット上の情報と照らし合わせると大きく「ずれ」があると気がつく場合もあります。

マスコミの体質…というよりは日本の体質なのだと思いますが、このままではいけないのだろうと僕も思います

また、コメントいただければと存じます
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