新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の13年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

引越し準備中

2016-09-25 10:07:17 | Weblog

こんにちは

 

金曜日まで外来をしていたので、引っ越し準備が進んでいなくて困っています。行ったのはインターネットでできる様々な手続きだけ。

昨日、ようやく荷造りを少しずつ始めましたが、荷物が多すぎて・・・・(汗

 

とりあえず、本が箱詰めされて積み重なっておりますが、それだけで15箱あります。まだ、寝室の本棚には手を出していないのに…(汗

 

 

さて、先日より執筆していた本は血液学会には間に合わないのですが、見せていただいたデザインは、僕が思っていた以上に良いものでした。

びっくりw

 

出来上がりが楽しみです。

 

そんなこんなで今日も引越し準備を続けます。ともかくスペースが足りない・・・

 

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと 

blogram投票ボタン

それでは、また。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

引越し準備・・・

2016-09-19 15:45:32 | Blogを書く理由

こんにちは

 

昨日は友人の結婚式があり、非常に楽しいひと時を過ごしました。その場に大学の同期の3分の1程度がいたので、完全なプチ同窓会となっておりました。楽しかったです。そこにいたメンバーで大学関係に残っていたのが5人くらいで・・・・

 

新天地に活躍の場を見出した人間のほうが多いのだなぁ・・・

 

と思いました。

 

また、今日と明日は病棟を診なくてはいけない(現在病棟のバックアップ中。帰宅しましたが)のですが・・・引越しの準備を中途半端に行っており、明日からどうしようと思っているところです。よく考えると事務手続きがあまり進んでいないので、明後日はそういったことをしないといけないと・・・・今焦っております

 

たぶん、新天地で少し落ち着いたらblogの更新などもできるかと思いますが、しばらくはあわただしい生活が続くかなと思っているところです。

 

また、時間があればblog書きます。

 

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと

blogram投票ボタン

それでは、また

 

 

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

夏季休暇中です

2016-09-11 09:49:53 | Weblog

おはようございます

 

今週は夏季休暇をいただいておりました。

週の頭は妻子が住む物件を探しておりました。ちょっと高いですが、妻の実家の近くに良い物件があったのでそこを借りることにしました。審査には時間がかかりますが、待ちの状態です。

 

その後は火曜から木曜日までディズニーランドで行ってきました。娘と僕が一緒に行くのは初めてですが、妻子ではちょくちょくいっておりまして・・・

 

娘6回目、僕3回目・・・・

 

経験値が僕の方が少ない(汗

 

ディズニーランドは雨予報でしたが、ほとんど雨に降られることもなく満喫しておりました。娘のイヤイヤ期がはじまっており、妻は良いのですが僕が抱っこするのも何かするのも

「いや」

「ばいばーい」

と言われます。

 

お父さんは凹み中です

 

まぁ、駄々をこねているとき以外は終日にこにこしておりましたので、良いのですけど。

 

で、帰ってきたころから僕の方に風邪の症状が出てきました。

本当は寝ていたかったのですが、昨日ICLSコースがあり参加しておりました。対象がいつもと異なり・・・教授などを対象に募集したコース(上層部に理解してもらい、いろいろとご支援をいただく目的)のため、教える方も人数が集まらず(w

休むわけにもいくまいと参加しておりましたが、箱ティッシュが1つ無くなるくらい終日鼻をかんでおりました。

 

やっている途中に院内放送でコードブルーがかかり・・

しかも、血液内科の病棟だし

 

現場には一緒に指導をしていた救急のドクターの1人と走っていってきました(あと、うちの看護師長さんも)。ついたときは状況は落ち着いていたようですが、うちの診療科の患者さんだったのでオンコールの医師が病棟に来るまで診ていました。まぁ、風邪っぴきが患者さんのところに行かなくてよいならいかないほうがよいと思い、ナースステーションで現場監督していただけですが。救急のドクターが細かい指示は出してくれていたので。

 

で、指導が終わってからは寝ておりましたが・・・まだ体調は思わしくない状況です。

 

明日からまた頑張ります・・・って、明日当直か

 

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと 

blogram投票ボタン

それでは、また。

コメント (10)
この記事をはてなブックマークに追加

精神保健指定医の不正疑惑問題:個人情報が書けない関係で、全員が意図的ではないかもしれません

2016-09-05 06:07:24 | 医療

おはようございます

 

今日から夏季休暇をいただいております。夏季休暇といっても引越し業者の選定や、今いるところから妻子を別の場所に移す必要があるので、その住まいを探すなどやることはいろいろあります

また、来週末にはICLSコースがありますので、それにも対応しなくてはいけません。

 

その後は当直と・・・

 

昨日は娘の写真撮影がありました。キッズ時計の写真撮影ですが、かわいく撮影していただきました。これからしばらくは娘の写真撮影も一緒に行けない(というか行くのかしら)こともあるので、非常によかったです。

 

ただ、その後娘が38度台の発熱をしまして・・・。まぁ、比較的元気だったので様子を見ています。

さて、今日は昨日の記事ですが、1つ紹介いたします。

 

不正疑惑の精神指定医「深刻なモラルの欠如」…診療報酬優遇制度も背景に

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160904-00050013-yomidr-soci

読売新聞(ヨミドクター) 9月4日(日)13時45分配信

 100人規模の精神科医が「精神保健指定医」の資格を不正に取得した疑いが浮上した異例の事態。背景には何があったのか。

 厚労省は、指定医が資格を取得する際、多様な症例をリポートにして提出するよう義務付けている。診療の妥当性を判断するために、リポートは、1週間に4日以上診療した患者に限定され、同じ患者の同一期間のものは認めていない。不正がないよう、指導医には診療内容の指導やリポートへの署名も求めている。

 同省が今回問題視しているのは、診療に十分関わっていないのに、リポートを作成した疑いがある医師が多数いたことだ。所属する医師に不正取得の疑いが出ている中部地方の大学病院の精神科教授は、「同一の症例がないかをチェックすべきだったのに管理が甘かった。申し訳ない」と話す。

 同病院では、実際には指導していない指導医がリポートに署名することもあったといい、医師が本当に診療に当たったかを確認する態勢になかった。厚労省幹部は「指導医には、厳正なチェックを求めており、確認が不徹底だったと言わざるを得ない」と憤る。

 こうした背景には、精神科医にとって、指定医にしかできない業務が多くあるため、なるべく早く資格を取得したいという事情もあるという。

 また、病院側にとっては、強制入院を伴う診療態勢を組むには一定数の指定医が必要となるほか、診療報酬の優遇措置もあり、指定医は多いに越したことはない。例えば通院患者の初診で一定要件を満たせば、一般の精神科医より1・5倍高い診療報酬が設定され、指定医がいる病院へ報酬加算措置もあるため、経営面のメリットとなっている

 今回の問題について、患者支援活動を続けるNPO法人「地域精神保健福祉機構」の島田豊彰専務理事は、「不正に資格を取得した指定医が、強制入院や身体拘束に関わっていたとすれば重大な問題だ。指定医の制度を一から見直すべきだ」と語る。

 地域医療への影響も懸念される。不正に関与した医師が多ければ、措置入院や医療保護入院の受け入れができなくなる病院が出てくる恐れがある。

 首都圏の自治体の担当者は、「地域の精神科救急の体制にも影響が出る可能性があり、心配だ」と話す。

 精神医療の現状に詳しい藤本哲也・中央大名誉教授は、「指定医は人権の制限に責任を持つ立場だけに、不正に資格を得たのであれば、深刻なモラルの欠如と言わざるを得ない。二度と起きないよう、審査を適切に行う態勢を作らなければいけない」と指摘している。

          ◇

【精神保健指定医】 重い精神障害で自傷他害の恐れがある患者を強制的に入院させる「措置入院」や入院解除、家族の同意だけで入院させる「医療保護入院」を判断できる精神科医。精神保健福祉法に基づいて厚生労働相から指定を受ける。人権を制限する難しい判断が求められるため、指定には、精神科医として3年以上の実務経験に加え、資格を持つ指導医のもとで統合失調症や依存症、認知症など8症例以上を診療したリポートの提出が必要となる。指定医は昨年7月時点で全国に1万4793人いる。

-------------------------------------

実際に重複したレポートの内容がどうだったかはわかりませんが、精神保健指導医は「人権の制限」ができるという意味で特殊ですので、非常に重要なポジションです。

 

僕もよく「強制的にどうしろと僕の方から言えることはないです。僕は医師としてお奨めすることはできますが、強制する権利はないのです。強制的に治療できるのは精神科の一部だけです」と患者さんに行ったりしています。

 

ただ、レポートを本当にわざと重ねたケースもあるのだろうと思いますが、気付かなかったということもあるかもしれません。現在、こういったレポートには「名前」など個人を特定できる情報を記載してはいけないことになっています

 

そうすると内容が似たものが多ければ、気が付かないということもあるかもしれません。

 

そんなに内容が似るか?…と思われるかもしれませんが、僕は後輩たちが内科のレポートを作成するときに

「基本的に症例は『一般的なもの』をえらびなさい。専門医(認定医)の委員会が求めているのは、特殊なことを知っているのではなくて、知るべきことを知っていることが確認できるレポートです。ガイドラインに準拠したような内容に、ワンポイントアクセントがあれば十分」

と伝えています。

 

内科でも似たような症例は出てきます。精神科で似たようなケースはもっと多いのではないかと思います。たぶん、統合失調症などで「自傷他害」のある可能性のある患者さんを「措置入院」などをさせて、同じような治療を行う…というものだと思います。

 

患者さんの数よりその時に診療していた医師の数が多くて、一緒に診ていたということもあるかもしれません。

 

まぁ、一部に「悪質な」医師もいるのだと思いますが、全員ではないかもしれません

 

一応、少し思ったことを書かせていただきました。基本、性善説の考え方をしているので(笑

 

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと 

blogram投票ボタン

それでは、また。

 

 

 

コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

multiple myeloma junior summit という研究会に参加してきました

2016-08-28 22:42:09 | Weblog

こんばんは

 

本日はmultiple myeloma junior summit という研究会に参加してきました。

10~15年目の若手を集めて骨髄腫の治療方針などに関して検討会などをするような企画でした。もちろん、大御所の先生方の講演や指導もあります。

 

参加していろいろ思うところはありましたし、楽しかったです。ただ、ふと思うことは・・・・

 

「しゃべりすぎた(汗」

 

質問も半分くらいに抑えていましたし、自分ではセーブしていたつもりですが・・・・

 

フロアーからの質問など、かなり僕がしゃべっていたような(汗

 

で、日曜日を終日使用したこともあり、帰りに街中で妻と娘にケーキを買って帰りました。桃のショートケーキです。

 

「桃食べてみる?」

と娘にいったら、おいしかったらしく

「もも、もも」と言っておりました。その後も初めてではないかという言葉をいっぱいしゃべっておりました。

 

父としてちょっと喜んでおりますw

では、明日からまた頑張ります

 

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと 

blogram投票ボタン

それでは、また。

 

 

コメント (16)
この記事をはてなブックマークに追加

医師わいせつ行為は本当か?:病院の反論を見て思うこと

2016-08-27 16:27:33 | 医療

こんにちは

 

また、台風が来ていますね。それに伴い、雨で病院への行き帰りで、かなり靴がぬれました(汗

今日は病棟のバックアップをしておりました。もちろん、まだバックアップ中ですが、自宅待機しております。

 

丁度、帰りがけに他の病院から電話がありましたが、とりあえずその病院で初期対応をしてもらって、必要があれば月曜日に外来受診させるように言いました。まぁ、来たら僕が対応します。

 

さて、今一番気になる記事はこちらです

診察装い、女性患者にわいせつ行為の疑い 外科医の40歳男逮捕

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160826-00000368-fnn-soci

フジテレビ系(FNN) 8月26日(金)8時38分配信

女性患者に診察を装って、わいせつな行為をした疑いで、外科医が、警視庁に逮捕された。
外科医の関根 進容疑者(40)は、東京・足立区内の病院で、右胸の手術を受け、全身麻酔から目覚めかけていた30代の女性患者に対し、「傷口を見ます」と診察を装って、胸をはだけさせ、わいせつな行為をした準強制わいせつの疑いが持たれている
関根容疑者は、その場から立ち去っていたが、女性の体から、関根容疑者の唾液が検出されたことから、警視庁は、犯行を特定した。
調べに対し、関根容疑者は、容疑を否認している。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

で、これに対する病院側の反論はこちら

http://yanagihara.kenwa.or.jp/statement.html

一部抜粋します

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(略)

A氏は満床在室の4人部屋におり、術後の経過観察に看護師が頻回に訪床する病床にいた。多くの目がある環境の中でA氏の供述の様な事が誰にも知られず行われたとは考えられない。この様に当院として医学的、客観的に状況や経緯を検討し、その調査結果を警察に提示したにもかかわらず、警察は「A氏の証言に信憑性がある」と判断して非常勤医師の逮捕にまで踏み込んだのである。この様なことが許されれば、今後、施術医師が術後診察に病室を訪れることを躊躇う要因ともなり、正当な医療行為に制約を付すことになりかねない

以下、略

------------------------------

 

僕たちも骨髄採取の際に全身麻酔で手術をします。麻酔から覚めてきて意思の疎通ができるようになれば、人工呼吸器から離脱して病室に戻ります。

完全に麻酔から覚めるのは術後数時間というところだと思います(昼前に病室に帰宅して、しっかりされてくるのはボランティアであるドナーさんでも2時とか3時)。

 

病院側のコメントを見た限りでは「警視庁は犯行を特定した」と記載がありますが、どうも信用ができないのですよね。

 

常識的に4人床の病室で、他に3人の患者さんがいる中で麻酔がかかっているからと言って、そのような行為をするとは思えないのですが(汗

 

病院側のコメントに記載がありますが、かなり大きな問題だと思います。現在フェイスブックなど様々なメディアを通して、この情報が拡散していますが、全国の医師がこの情報に触れていますし、危機感を感じています

 

もし、これが病院側のコメント通りであれば、麻酔がかかっている間は「医師」が様子を見に行くことはないかもしれません。大野病院の事件では「産科医」が予測不能の状況に対し、「予測できたはず」と救命できなかったことを問題視したために、全国で産科離れが加速しました。

 

今回の件がある程度はっきりし、警視庁が全国の医師にわかるように示さなければ、また同じようなことがおこるかもしれません。

 

女性の体から唾液が検出されたと書いてありますが、どこから検出されたのでしょうか?

この問題に関しては警視庁の動きを常に見ておきたいと思います。

 

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと 

blogram投票ボタン

それでは、また。

 

P.S

過去にもわいせつなことを行い逮捕された医師はいましたが、基本的に診察室など他者がいないところなんですんなり受け入れましたが、今回のはどう見てもおかしいような気がします。

たぶん、かなり大きな問題になると思います

コメント (6)
この記事をはてなブックマークに追加

ありがたい言葉:いろいろ声をかけていただき、ありがたい限りです

2016-08-24 23:00:00 | Weblog

こんばんは

 

来月には異動ということもあり、いろいろな整理に時間をかけている最近です。そんな中いろいろとよくお話をする他の診療科の先生方から

「先生に異動して欲しくない」

「先生が異動したら、血液内科は困るでしょう?」

「え、大学に残らないの?」

など、いろいろとありがたいお言葉をいただいております。そういってもらえますとうれしい限りです。今まで役に立っていたのだな~と自分なりに思ってしまいました。

 

他にも近隣の病院で直接知っている先生や、患者さんを介して存じ上げた先生からもメールやお手紙をいただきました。ありがたい話です。

 

まぁ、かといって異動がなくなるわけではないので、淡々と準備をしております。

 

これからいくつかの仕事をしようと思っています。やり残しがないように頑張りたいと思います。

 

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと 

blogram投票ボタン

それでは、また。

 

コメント (4)
この記事をはてなブックマークに追加

制御性T細胞を抑制し、転移巣も消す治療に関して:素晴らしいアイデアだと思います

2016-08-20 23:44:11 | 医療

ついでにもう一つ

 

一つ記事を紹介します。

がん細胞の周辺に存在する「抑制系免疫細胞」はTregを中心に免疫抑制系の単球などいくつか知られておりますが、Tregを抑える研究に関してです。Tregすべてを抑えますと自己免疫疾患を起こさないように頑張っているリンパ球まで抑制してしまうのですが、今回攻撃するのは癌の周辺に集まっている「呼び集められた」Tregだけという話です。

 

<がん光治療>転移に効果 免疫機能を活性化

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160818-00000010-mai-sctch 

毎日新聞 8月18日(木)7時0分配信

 がん細胞を免疫の攻撃から守っている仕組みを壊し、がんを治す動物実験に成功したと、小林久隆・米国立衛生研究所(NIH)主任研究員らの研究チームが17日付の米医学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシンに発表した。1カ所のがんを治療すれば、遠くに転移したがんも消える効果があることが確認され、チームは「全身のがんを容易に治療できる可能性がある。3年程度で治験(臨床試験)を始めたい」と話す。

 がんが生体で増殖し続けるのは、がんの周りに「制御性T細胞」という細胞が集まり、異物を攻撃する免疫細胞の活動にブレーキをかけて守っているためだ。

 チームは、制御性T細胞に結びつく性質を持つ「抗体」に、特定の波長の近赤外光を当てると化学反応を起こす化学物質を付け、肺がん、大腸がん、甲状腺がんをそれぞれ発症させた計70匹のマウスに注射。体外から近赤外光を当てた結果、約1日で全てのマウスでがんが消えた。光を当てた約10分後には制御性T細胞が大幅に減り、免疫細胞「リンパ球」のブレーキが外れて、がんへの攻撃が始まったためとみられる

 さらに、1匹のマウスに同じ種類のがんを同時に4カ所で発症させ、そのうち1カ所に光を当てたところ、全てのがんが消えた。光を当てた場所でがんへの攻撃力を得たリンパ球が血液に乗って全身を巡り、がんを壊したと考えられる。

 生体内の免疫機能が活発になると、自らの組織や臓器を攻撃する「自己免疫反応」が起きて障害が出る恐れがある。肺がんなどの治療に使われる免疫の仕組みを利用した最新のがん治療薬では、自己免疫反応による副作用が報告されている。研究チームが、異なる種類のがんを発症させたマウスで実験した結果、光を当てたがんだけが小さくなり、臓器にも異常はなかった。今回の方法は、光を当てた場所のがんを攻撃するリンパ球のブレーキだけが外れ、他の組織や臓器は攻撃しないことが確認された

 小林さんは「転移があっても効果的に治療できる方法になると期待できる」と話す。【永山悦子】

 【ことば】制御性T細胞

 生体内に侵入したウイルスなどの異物を排除する、免疫反応を調整する細胞。免疫が働き過ぎないように抑える役割を担っている。この細胞が機能しないと、自らの細胞や組織を異物とみなして攻撃する関節リウマチや1型糖尿病などを発症する。坂口志文・大阪大特任教授が発見し、ノーベル賞の登竜門とされるガードナー国際賞などを受賞している。

----------------------------------------ー

むかし、Tregを抑制するモガムリズマブをうまく使ったらがんを効率的に排除できるのではないかと思っていましたが、「免疫のブレーキ」を全身で外すというのは諸刃の剣でしかありません。

 

今回は実際には体中には「Treg」に引っ付くだけで「活性化」させなければ無害というわけですね。で、がん細胞の周辺にいる「集められたTreg」を抑制することで、腫瘍への攻撃が活性化する。一度「この癌をやっつける」と記憶しておけば、他の部位にも抑制する効果が出るかもしれません。

都合よく考えると「大きな塊」がある(臨床上転移と分かるレベル)ならば、光を当ててTregをつぶせばよくて、臨床上はっきりしないレベルならばほっといてもそれほどTregもいないから、活性化したリンパ球が十分攻撃できるということかもしれません

 

僕も腫瘍免疫の研究をしたい人間だから気になって・・・(今やっていることは全然違いますけど)

明後日、論文を確認しますが…ちょっと気になったのでご紹介だけ。

 

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと 

blogram投票ボタン

それでは、また。

 

コメント (6)
この記事をはてなブックマークに追加

外来終了のカウントダウン

2016-08-20 23:15:17 | Weblog

こんばんは

 

もう8月も終わりですね。もうすぐ異動になりますので、外来の患者さんたちにその旨を説明して過ごしております。ただ、ちょっとびっくりしたことが

 

患者さんから

「先生が異動するなら、他の病院に紹介してください」

と言われたり…(汗

「さっき出てきた患者さん、先生が転勤するって泣いていましたけど、やはり異動ですか」

と言われたり…(汗

 

悪いこと言って泣かせた覚えはないぞ~

なんか、悪い医者みたいだからやめてくれ~

 

そういう話と関係なく・・・

「ついていきます」

といった患者さんが10名を超え…(汗

 

と、いろいろ苦労をしております。

 

「たぶん、かなり遠くに行くので無理です」

と、納得していただくのに余計な時間がかかったり・・・

 

まぁ、僕じゃなくても主治医が交代するのは嫌なのが当たり前ですし(もう一度人間関係作るのは大変ですから)、「しゃべりやすい」という患者さんや家族のイメージがあるようですから・・・・しょうがない。

 

「他の先生に代わるなら、先生と同じように話しやすくて、経験も豊富な先生がよいのですが・・・」

と言われ、

「経験が豊富な先生は大勢いますが、話しやすいかどうかと言われたら何とも・・・。自分で言うのもなんですが、血液内科の中では僕が多分一番話しやすい医者じゃないかと(汗

とか、いろいろと困っております。

 

患者さんへの説明も長くなりますしね。十分な説明をしておいて引き継いでおきたいと思っていますし、11月くらいから外来を始める後輩には負担を少なく、できれば判断があまり必要ないようにしておきたいし・・・。

 

少し地方で過ごした後は、どこかの大学病院かある程度の大きな病院で血液内科医として過ごせたらと思っています。

 

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと 

blogram投票ボタン

それでは、また。

コメント (6)
この記事をはてなブックマークに追加

若手血液内科医で旅行に行ってきました

2016-08-14 17:21:12 | Weblog

こんにちは

 

先週の土日はコメントの返信も記事の亢進もできずに申し訳ありません。土曜日は医局内で2歳児を持つ3家族でお食事会をしておりました。思った以上に遅くなったこともあり、その日はそのままになってしまいました。

翌日は娘の写真撮影などがありドライバーをしていたのですが、体調がすぐれず、ぐったりしておりました。家に着いたら38度以上だったので、すぐに寝てしまいました。

 

その後は体調不良ながら飲み会が続き(火曜日:アメリカに留学に行く友人と)(水曜日:血液内科の歓送迎会)、更新できておりませんでした(汗

 

この土日は当大学の血液内科で10年目前後の医師(9~13年目)4人で、伊豆に旅行に行ってきました。1人が8月上旬で大学を去り、僕も来月で大学を去るので、記念に残るように旅行をしました。幹事をしてくれた先生に感謝をしておりますが、非常に良い旅行で2日間楽しく過ごすことができました

 

今後4年に1回、オリンピックの年に同じようにみんなで集まって旅行をしようという話になりました。

 

まぁ、僕は別の病院にいると思いますし、他のメンバーもそれぞれの道を歩んでいると思いますが、4年に1度でも集まることができれば本当によいと思います。

 

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと 

blogram投票ボタン

それでは、また。

コメント (12)
この記事をはてなブックマークに追加