新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

北海道のドクターヘリ

2011-06-06 22:31:40 | 医療

こんばんは

 

今、帰ってきました。

新しい研修医の先生がやってきて、いろいろと大変な状況が続いています。まぁ、各個人個人で頑張っているとは思いますけど・・・・。

 

さっきもパソコン前で突っ伏している研修医の先生をみたり・・・・、早々と戦線離脱した研修医の先生のうわさを聞いたり・・・・。

 

僕も2~3年前は休みが2日/年で頑張るという張り切りっぷりを見せていたわけですが・・・、パソコンの前で倒れるくらいなら帰って寝ろと言いたいですね。

その方が健康にいい。明日の朝・・・来い

そう言いたいところです。

 

どうして休みなく働き続けられるのか…と聞かれて、うまく休んだり勉強したりしているんだよ~といっております。ただ、一番の理由は医師という職業が天職なのだろうと・・・だからストレスが少ないので、疲労感も少ないのでしょう・・・。楽しいし、人の役に立つのは誰しもがうれしいことですから・・・。

自分の好きな職業に就くことができたことに、心の底から感謝したいと思っています

 

さて、今日は簡単にこちらの記事を紹介します

 

ドクターヘリ、着々と浸透 旭川

(06/04 15:00、06/05 15:44 更新)

昨年度は309回出動した道北ドクターヘリ。機体には新たにシンボルマークが取り付けられた=旭川赤十字病院

昨年度は309回出動した道北ドクターヘリ。機体には新たにシンボルマークが取り付けられた=旭川赤十字病院

 【旭川】旭川を拠点に道北一円をカバーする救急医療用ヘリコプター「道北ドクターヘリ」の2010年度の運航実績がまとまった。出動件数は309件(キャンセル含む)で291人を搬送。出動先は上川、留萌、宗谷、オホーツク管内などの49市町村にわたる。基地病院の旭川赤十字病院は「ドクターヘリが救急医療の手段として各地に浸透してきている」と話している。

 道北ドクターヘリ運航調整委が5月27日に開いた会議で報告された。

 10年4月~11年3月に消防や医療機関から受けた出動要請は409件。交通事故による負傷が110件に上ったほか、早急な治療が必要な脳血管疾患が63件、心大血管疾患が47件あった。

 市町村別では旭川市が46件と最多で、次いで富良野市の29件、士別市の25件、上川町の20件など。基地病院から40~50キロ圏内の出動事例が半数近くを占めた一方、羽幌町の離島や利尻島、礼文島からの搬送も9件を数えた。同病院の住田臣造副院長は「医療過疎が広がる道北で、ドクターヘリの活用が救急の大きな選択肢になってきている」と話した。

 会議ではこのほか、09年10月~10年3月の出動事例の事後検証結果も報告。消防覚知から医療機関に搬送されるまでの平均所要時間は1時間21分で、陸路で救急搬送した場合の平均所要時間(推定)に比べ34分短かった。

 また、消防覚知から現場で医師が治療を始めるまでの平均時間は34分。事後検証ができた搬送患者59人のうち、「重症」「重篤」と診断された25人中18人が良好に回復しており、同委員会は「医師による治療で危機的状況が回避され、良い結果につながった」としている。(鈴木雄二)

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北海道にいた時にドクターヘリを普及している方と話す機会がありました。

 

その時にドクターヘリを使用して、いかに「時間的距離」を短縮するかという話をしたと思ったのですが、成功しているようでよかったと思います。何よりも多くの患者さんが助かっているようでよかったです。

http://blog.with2.net/link.php?602868

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なかのひと 

では、また。

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