「病院」という言葉に違和感を覚えて久しい。
あたり前のように受け入れている人も多いだろうけど、日本語あるいは漢字語として適切な言葉だろうか。
同じ漢字圏の台湾では、「醫院」を使用している。中国は簡体字なので「医院」。
日本では「医院」は小さな病院といった印象の言葉だが、台湾では大型総合病院も「醫院」だ。
お世話になっている先生は台北や台南の大きな醫院で院長を務めていた。
それはともかく、医師が病人を治療する場所は、医師が常駐しているとか治療を行うということに目を向けると、「医院」とか「治療院」と記すのが適切ではないだろうか。
疲労回復のために人々が滞在するのは「保養所」だ。
「疲労所」などという施設があったら違和感を覚える人が多いのではないだろうか。
疲労をとって回復することを目的とする場所なのに、なぜ「疲労」なのか。
同様に、病気から回復することを目的とする場所なのに、なぜ「病院」なのか。
汚れた服を洗ってきれいにする機械が「洗濯機」ではなくて「汚れ機」だったら日本語として適切ではないと感じる人も多いのではないだろうか。
間違えた文字を白く塗りつぶす液が「修正液」ではなくて「誤字液」だったら、意味が伝わらないと思う人もいるのではないだろうか。
「病院」という名称はネガティブで、回復を連想させない。病人をそのまま収容しておく場所のようにも読める。
あるいは、病原菌が培養されている場所のようにも感じる。
医院、治療院、あるいは病院と語感の似た「療院」に変えてもいいのではないかと思う。
ただ、誰もそのような声を上げないということは、私が何か勘違いしているのかもしれない。
あたり前のように受け入れている人も多いだろうけど、日本語あるいは漢字語として適切な言葉だろうか。
同じ漢字圏の台湾では、「醫院」を使用している。中国は簡体字なので「医院」。
日本では「医院」は小さな病院といった印象の言葉だが、台湾では大型総合病院も「醫院」だ。
お世話になっている先生は台北や台南の大きな醫院で院長を務めていた。
それはともかく、医師が病人を治療する場所は、医師が常駐しているとか治療を行うということに目を向けると、「医院」とか「治療院」と記すのが適切ではないだろうか。
疲労回復のために人々が滞在するのは「保養所」だ。
「疲労所」などという施設があったら違和感を覚える人が多いのではないだろうか。
疲労をとって回復することを目的とする場所なのに、なぜ「疲労」なのか。
同様に、病気から回復することを目的とする場所なのに、なぜ「病院」なのか。
汚れた服を洗ってきれいにする機械が「洗濯機」ではなくて「汚れ機」だったら日本語として適切ではないと感じる人も多いのではないだろうか。
間違えた文字を白く塗りつぶす液が「修正液」ではなくて「誤字液」だったら、意味が伝わらないと思う人もいるのではないだろうか。
「病院」という名称はネガティブで、回復を連想させない。病人をそのまま収容しておく場所のようにも読める。
あるいは、病原菌が培養されている場所のようにも感じる。
医院、治療院、あるいは病院と語感の似た「療院」に変えてもいいのではないかと思う。
ただ、誰もそのような声を上げないということは、私が何か勘違いしているのかもしれない。