波打ち際の考察

思ったこと感じたことのメモです。
コメント欄はほとんど見ていないので御用のある方はメールでご連絡を。
波屋山人

オウムが死刑なら日本人はみんな死刑

2011-02-26 09:18:57 | Weblog
オウムは戦争に負けたのだ、と認識することも可能だ。
省庁を設置するなど国家のような組織を構築していたオウム真理教は、
脳内に宗教王国を作っていたのかもしれない。

しょぼい独裁国家の首領として麻原彰晃はそれなりに悩み、知性に乏しいけど解決策として戦争を思いついたのだろう。
アメリカだってロシアだって中国だってすぐ武力に訴える。
各地の戦闘で多くの人が殺されても、殺した兵士は罪に問われない。

国などの共同体の組織を維持するための暴力や抑圧は、その組織の中では否定されない。
自衛軍は他国の支配組織の侵入を拒絶し、警察は国内秩序を崩壊させる要素を排除する。
その時に相手を傷つけても、組織を守るためのやむをえない行為として肯定される。

組織の維持発展に支障が出れば物理的な圧力や破壊で抑え込みや突破を試みる、というのは人類が共同体を作り始めてから何万年も続けてきた行為だ。

オウムの人たちも、自らの脳内宗教王国の維持のために、戦争に打って出たということは想像できる。
ただ、オウム真理教は独立王国ではなかった。
だから、国家組織の維持発展を阻害する要因として見なされ、破防法を適用され、組織の解体に追い込まれた。

国家による戦争であれば、指導的立場の人が罰せられるだけで、人を殺した戦闘員たちも平和な戦後を楽しむことができたけど、オウム真理教の信者たちは末端の兵士ですら、死刑を宣告された。

ぼくは、死刑が確定したオウム真理教関係の人たちに、手を合わせる。
無念かもしれないが、因果関係の結果、このようなところにたどり着いてしまった。
オウムのことを全否定することに違和感をおぼえる人もいる。
ぼくは、手を合わせ、獄内で安らかな心を得られることを、想像する。

オウムの兵士たちがみんな死刑になるのであれば、
日本人だって戦後皆殺しになれてもおかしくなかった。

悪い政府に庶民は引きずりこまれただけだと言う人もいるけど、当時は庶民もメディアも過半数が戦争を肯定していた。
一般市民も、殺人の実行者であり、その支援者だった。
古代の中国では戦争に負けた国の市民がことごとく皆殺しにされたこともあると聞く。
日本が戦争に負けて、歴史も人間も抹殺されるという可能性は、ゼロではなかった。

肯定される善や否定される悪、組織や秩序の創出・維持・崩壊にみられる法則、そういったことについて考えていると、
何かを絶対的に肯定されるものと認識し、何かをまったく価値がないものとして切り捨てるという意識を、自覚するようになる。

オウム真理教を絶対的に否定されるべきものと認識する人は、
日本の国家や、民主主義の思想をベースに構築された組織の維持を無意識に絶対視する人なのかもしれない。
それは、オウムの人とたいして変わらないレベルの意識なのかもしれない。

ほんとうに平和な世界というものは、組織や秩序や枠組みを堅持していくという姿勢では達成できないのではないだろうか。

組織や秩序はどのように生じ、やがて崩壊するのだろう。
認識・判別できるものと、できないもの境はどのあたりにあるのだろう。
秩序の対極にある混沌は、秩序の源になりえるだろうか。
肯定や否定とはどういうものなのだろう。
言葉とは何だろう。言葉にならない概念を抱いて思考できるだろうか。

人々の意識が進化した、調和あふれる世の中を求めるなら、物事の因果関係を学ぶ授業を学校教育で行うべきだと思う。
東大に行っても「人を殺す戦争はだめ。死刑も同じように人を殺す。どちらも認められない」というような浅いことをホリエモンは言う。
裁判官や検察官ですら善悪の起源について考えていない人が多い。
外国語ができても自分の意見を言えない人はめずらしくない。
お金があっても心に余裕のない生活をしている人は多い。

日本には、学歴エリートは多いけど、社会組織の維持発展に役立つ人材しか育ててこなかったのかもしれない。
知性とは、そんな狭い目的のために存在しているものではないはずだ。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110215-00000091-jij-soci
■オウム土谷被告の死刑確定へ=「サリン生成の中心」―最高裁
時事通信 2月15日(火)15時6分配信
 地下鉄、松本両サリン事件などで殺人罪などに問われ、一、二審で死刑となったオウム真理教元幹部土谷正実被告(46)の上告審判決で、最高裁第3小法廷(那須弘平裁判長)は15日、「サリンやVXを生成した中心人物で、被告の知識や経験がなければ一連の犯行はなし得なかった」として、被告側の上告を棄却した。死刑が確定する。
 教団による一連の事件で死刑が確定するのは11人目。ほかに遠藤誠一(50)、中川智正(48)両被告が死刑判決を受け、上告している。
 第3小法廷は、土谷被告が、松本事件で悲惨な結果が発生したことを認識しながら、その後もサリンやVXの開発・生成を続け、地下鉄事件などを引き起こしたと指摘。「犯行の実現に極めて重要な役割を果たし、責任回避の供述をするなど真摯(しんし)な反省も認められない。死刑を是認せざるを得ない」と述べた。 


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銀座のクラブで作家を囲む

2011-02-19 14:16:08 | Weblog
むかし、六本木や渋谷のクラブ(踊るところ)に足を踏み入れたときは、場違いな感じがして戸惑った。
昨日、またいい歳をしてはじめて銀座のクラブ(ホステスがいるところ)に足を踏み入れた。

ある編プロの呼びかけで、作家を囲む会があったのだ。
参加者は20数人。編集者のほかに、ライターや政治家、会社経営者なども来ている。

小さなクラブで、装飾品も室内レイアウトもあまり高級感はない。
威圧されることはないけど、肩を出して胸の谷間を強調するホステスさんのスタイルは少し意識してしまう。

作家による講演のあと、懇親会の予定。

午後7時を過ぎて作家の話が始まった。
それでもまだ話をやめない人がいる。
名刺を交換しながら雑談したり、うつむいてどこかと電話をしたり。学級崩壊状態。
何万部もメルマガを出してる人らしいが、彼の姿勢はいただけない。
少しは人の話を聞いたらどうか。
雑談に話を遮られるのは残念だ。

占い師さんも頷くのはいいけど独り言のようにつぶやくのはどうなのだろう。
先生も話の腰を折られて戸惑っているのでは。
出版関係の集まりに行くと、魑魅魍魎、虚飾、という言葉を思い出すことが時々ある。

実力のある人は、あまり自分を飾ってアピールする必要はない。
無理に自分を大きく見せようとしても、見る人が見ればすぐボロが露見する。
うさんくささを醸し出していることに気がつかない人には、誠実さを感じない。


立って話す作家さんを見ながらメモをとる。
じっと顔を見て話を聞き取ろうとするけど、相変わらず奥のソファの男の話し声が大きい。
今は名刺交換や打ち合わせをする時ではない。やるなら他の場所でやってほしい。

前方を見ていると、ふと視界が胸の谷間に遮られることが度々ある。
すぐ視線を外して作家の顔を見ようとするぼくはなかなかストイック。

以下、大ざっぱなメモ。
だいたいこのような内容だった。


大学はではほとんど授業に出なかった。
30時間くらいしか出なかったが卒業できた。
卒論はモーパッサン、フローベル。
先輩に5万円で書いてもらった。
仏文だがアン、ドゥ、トロワのスペルもわからない。

自分は自分に似ている人が好き。
でも、自分は自分が思っている性格と真逆のことだってある。

大学卒業後、就職できなくて、業界新聞で働くことになった。
その後、経営コンサルタントを経て大宅マスコミ塾へ。
募集の締め切りは過ぎていたが、受け付けてもらって論文を書いた。ちょっとあつかましいのがいい。

大宅壮一はテレビが普及してきたときに「一億蒼白痴化」、女子大生が増えたときに「女子大生亡国論」、恐妻家、駅弁大学、などの言葉を作った。
顔に傷のある安藤昇と会ったときに即興で言ったのが「男の顔は履歴書」。

大宅壮一マスコミ塾で塾生が「不良が多くて困る」と言ったとき、当時69歳の大宅壮一は、机を叩いて「帰れ」と言った。
おれは不良を作りたいんだ、不良が好き。
不良こそが文化を生むんだ、と言った。

大宅壮一によると、関東文化圏は建前。関西は町人文化、本音。
関西はあれこれ善悪を言わない。表立った正義は言わない。
関西は合理主義。大宅も典型的。本音を言った。

週刊誌のトップ屋は社員とフリーが混じっている。
もし記事が名誉毀損などの事件になった場合、社員だと困ることもある。
梶山季之には1日5人と会えと言われた。
同じ会社の仲間と飲むな。
悪口など、非生産的なことをするな。社会に相手にされていない人と会え。人も見識も深くなる。
そういった日々を13年間続けた。

私は人を殺しているんです。

田宮二郎は躁鬱だった。
M資金にひっかかった。M資金のMはマーカット。GHQの文部大臣。
野球をはやらしたのは日本をだめにするため。
柔道や剣道は禁止されていた。
武道、戦うサムライ精神を排除。
ボールは武道ではない。

ここからは「嘘」。
マーカットは、日本人に優秀な人がいたら無担保で金を貸すと言った。

鬱のときは自殺しない。
枯れた老人は自殺しない。
人を殺すエネルギーがある時に自殺する。
田宮さんはNYから帰ってきてそこから躁になるとき、猟銃で自殺した。

細木数子の美談?が週刊明星で報じられたことがある。
島倉千代子は小4くらいの能力?
手形の裏書をして1.5億くらいのものが3億まで広がった。
途方にくれて、雨の日に青山墓地の近くを歩いていると、ベンツが止まり、細木数子にお乗りよ、と言われた。だが事実は違う。

かつて新宿は小金井一家の堀尾のシマだった。
堀尾は細木和子のだんな。
堀尾がだらしないから、新宿はさまざまなヤクザが入り乱れた。
ひどいところだとビルの階によって1Fは山口組、2Fは稲川会、3Fは住吉会。
ラブホテル街を抜けたところにあるライオンズマンションに新宿の30のヤクザが全部入っている。
ヤクザが入居できる物件はあまりない。

細木数子は、島倉千代子の手形を半値で売りなさいとヤクザに言って権利を買った。

日本でいちばんえらい人は、安岡正篤。
安岡正篤をたぶらかした数子はたいしたもの。

週刊誌の記者はいやらしい。
飛行機事故が起これば、乗客名簿を確認する。
志望者の中に奥さんの名前があっても実際は生きている場合がある。
愛人にもだんながいる場合がある。

降りの現代と言われている。講談社には婦人雑誌がある。
資生堂スキャンダルはできない。
電通と週刊誌の関係もある。
文春も新潮も婦人雑誌はない。ジャニーズなどの載る子ども雑誌もない。

広告は輸血。
週刊誌の売上だけではとんとん。利益は広告代。

週刊新潮から作家になった人はいない。
文春はたくさんいる。

週刊新潮は、死体解剖のよう。頭トンカチ。こいつは悪いやつだ、となれば攻撃。
文春は大宅壮一の言う「盗人にも3分の利」を意識し、必ず相手の言い訳を聞く。
新潮は聞かない。殺す。

文春の最後にはオチがある。新潮は最後にとどめを刺す。

批評で攻撃されてもこわくない。自分でもわかっていることを書かれる。
いちばん怖いのは母の視線。背中から見ている。それが本当の視線。
小林秀雄によると、いちばん怖いのは母の視線。愛の視線。

30枚は意地悪い視線だけで書ける。1000枚はもたない。

おもしろい犯罪者がいなかくなった。
キチガイばっかり。秋葉原事件とか。
政治経済の犯罪者を書くのは楽。上昇志向があるから。

赤と黒を書いたスタンダールは言っている。
私は他人を分析する必要はなかった。私は自分の心をのぞけば足りた。

物を書くのは自分を書いている。
単純なレッテルを貼るとおもしろくない。
いろんな自分の中をのぞきこむ。
自分探りの旅をやっている。

親鸞大好き。
自分ほどばかな人はいない。おろかな人はいない。

週刊誌の4ページ記事は短編小説だと思って書く。
新聞系の週刊誌はおもしろくない。
自分たちはえらい、さばいてやる、という姿勢。目線が高すぎる。
週刊誌は低い。スカートの下からのぞくような?

文春では、首相にも会うからネクタイはしなさいと言われた。
だけど、堅気ではない。ヤクザな稼業だと思っていた。目線が低い。

新聞記者は何々はどうした、だけ。

人を扱う仕事ほどおもしろいものはない。
何百冊も書いたが、昨日までの私の概念が壊れるのが好き。昨日までの概念は古くなる。私を壊してほしい。心は永久にやわらかくなれる。
死の恐怖ばかりで生きてきた。私ともう一人の私が対話しなくなる。それが死。書いていると、少し死の恐怖がやわらぐ。


午後10時頃には講演終了。
きわどい話もあったけど、オフレコではないらしい。

終了後、参加者と名刺交換。

なぜか勤務先の社長の豪邸を設計した会社の代表者も来ていた。
社外の人と会っていると、なぜか勤務先に関わりのある人に出会ってしまう。

御社の弁護をしたことがあるよ、と言う弁護士。
御社の社長の豪邸の発掘調査はすごかったよ、と言う人。
あそこの光熱費は御社が払ってるんだよね、と言う人。
今だれが編集を統括しているんだ、と言う元役員。
むかし御社で働いていたの、と言う女性。
なぜか知らないけど、むかしから勤務先には縁がある。

最後に作家の新刊にサインをしていただいた。
10年前とお変わりなく、元気な様子だったのが何より。
魑魅魍魎の世界でも、本物の作家は変わらず存在感を示していた。


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ベオグラード

2011-02-12 20:58:09 | Weblog
昨年の10月26日の朝、小雨のベオグラード市内を歩いていると、通り沿いの建物の前に人が集まっているのが見えた。
横断幕を掲げ、何かをアピールしている。
キリル文字なのでよくわからないけど、石造りの大きな建物には
Ministry of Economy(経済省)
というような文字がある。
何かの抗議運動だろうか。
メディアが取材に来ている様子もなく周囲の反応もなかったのでぼくだけ一眼カメラでその様子を撮った。
そのうちの一枚がこの写真だ。



日本ではめったにセルビアの政治経済について報道されることがなく、ぼくも今何がセルビアで起きているのか知らない。
失業者が増えても、政府が支持を失っても、日本には直接影響がないから日本のメディアはあまり関心を持たないのかもしれない。

最近は、「チュニジアやエジプトの政変にからんで、セルビアでも触発されて行動を起こしている人がいるようだ」、と報じているメディアもあるけど、ほんとうは目立たない流れがずっとあったのかもしれない。
経済不況、賃金未払い、失業率の上昇、民族主義の高まり、等々さまざまな問題が長く続いていたのかもしれない。

圧倒的権力者による長期独裁が行われていたチュニジアやエジプトとは状況が違うのではないかと思われる。
安易に類型化して報じないように、意識的でありたい。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110206-00000442-yom-int
■エジプトに触発?…セルビア首都で7万人デモ
読売新聞 2月6日(日)20時57分配信
 【ジュネーブ=佐藤昌宏】セルビアからの報道によると、首都ベオグラードで5日、総選挙の早期実施を求める野党支持者ら7万人規模のデモ行進が行われた。
 チュニジアやエジプトでの民衆蜂起に触発された動きとみられる。
 デモを組織した穏健派民族主義政党セルビア進歩党のトミスラブ・ニコリッチ党首は集会で、2012年5月に予定される次期総選挙を、今年4月までに実施するよう求めた。デモ参加者の多くは、物価の高騰に悩む貧困層や失業者らだった。衝突などは発生しなかった模様だ。 .



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日本酒をダメにした人たち

2011-02-12 01:38:07 | Weblog
神楽坂に「かもぞう」というお店がある。
多くの日本酒が揃い、日本酒好きの人たちに愛されている。
みずみずしいお酒はフレッシュな料理とよく合い、居心地のいいひとときを過ごすことができる。
田酒、白露垂珠、貴、九郎右衛門、開運、龍力、等々丁寧に作られた繊細なお酒がリストに並ぶ。
その中に、大手酒造会社のお酒はない。
日本酒好きの人は、むかし有名だった月桂冠や剣菱や白鶴などよりも、90年代に有名だった浦霞や〆張鶴や越乃寒梅などよりも、青森や静岡などの小さな蔵元のお酒のほうがおいしいということを知っている。

2000年以降、日本酒の醸造技術はかなりの完成度を見せている。
手ごろな値段で楽しめる高品質なお酒は、芸術や文化や雑貨やファッションなどに興味のある人が、好奇心を向ける対象となっている。
日本における日本酒の売り上げは落ち続けているけど、高品質な日本酒の銘柄の数は確実に増えている。
高品質な日本酒の良さを理解している人も国内外に増えつつある。

そんな中で、安物のお酒は人々に関心をもたれない存在になっている。
吟醸酒業界で有名な人が、大手の酒造会社のお酒でも意外に飲めるものもあると言ったり、
丁寧なお酒を作ることで知られる蔵元の社長が灘の酒造会社には技術があると言ったりするけど、日本酒好きの人の多くは大手酒造会社のお酒に手を出さない。

ほんとうにおいしい日本酒は繊細で、糖質や香料などの混ぜ物を必要としない。
合成酒のような日本酒を日本酒だと思いこんでしまい、日本酒は二日酔いするから嫌だなどと言う人は、神楽坂の「かもぞう」とか銀座の「庫裏(くり)」などで本物の日本酒を体験すればいい。
アルコールの刺激も、臭さもべたつきもなく、やさしい香りと味のバランスを楽しめる日本酒には、たしかな技術と文化を感じる。

大手11社が日本酒の売り上げを伸ばそうとするのであれば、まずは高品質なお酒を造ることが必要だろう。安物を大量に生産して利益を上げようとするような姿勢では、目や舌の肥えた消費者の共感を得ることはできない。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110207-00000503-san-bus_all
■復権狙うも酩酊中? 日本酒大手の“呉越同舟”に早くも不安の声
産経新聞 2月7日(月)3時2分配信
日本酒の需要拡大を図い、横断組織を設けた大手11社の会見=1月26日、大阪市中央区の商工会館(写真:産経新聞)
 酒どころの灘、伊丹(ともに兵庫県)と伏見(京都府)の老舗酒造メーカー11社が共同で、日本酒の需要拡大を図る横断組織「『日本酒がうまい!』推進委員会」を発足した。需要低迷にあえぐ業界内からは「大きな動きになってほしい」との声があがる。しかし、老舗のライバル同士の“呉越同舟”に、「足並みがそろうのか」と、早くも不安の声が上がっている。
[グラフ]日本酒の消費数量 昭和40年代後半ピークに減少の一途
 1月26日に発足した同推進委によると、参加したのは白鶴酒造、日本盛、宝酒造、辰馬本家酒造、大関、月桂冠、剣菱酒造、小西酒造、沢の鶴、菊正宗酒造、黄桜の11社。国内の日本酒メーカーが約1800社に上ることを考えれば、1%にも満たないが、侮るなかれ。生産量では11社合計で、平成21年度の国内日本酒生産量の48・5%と、ほぼ半数を占める日本酒メジャーの大連合だ。
 推進委結成の背景にあるのは、若者をはじめとする深刻な日本酒離れ。平成21年度の日本酒消費量は約61万キロリットルで、ピークだった昭和50年の約167万キロリットルから3分の1近くにまで減少した。
(後略)

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殺人予告者を叩く予告

2011-02-11 16:18:20 | Weblog
ぼくは違法行為を行わない。
免許はずっとゴールド。薬物はもちろん、ギャンブルにも風俗にも手を出さない。
暴力行為や窃盗行為もしない。
だから、叩く、という言葉を使っても、違法行為を行うわけではない。


先日、無差別殺人を行うという予告が2chに書き込まれていたらしい。
男3人で2月11日(金・祝)の午後21時?に車とナイフで通り魔をするとか。
おそらく、本気ではないだろう。

集団での通り魔殺人事件はあまり例がない。圧倒的に個人的な行為が多い。
境遇を共有する2人による事件はあるけど、3人以上になるとなかなか聞かない。
集団だと思いの共有に微妙なずれが生じやすい。

また、本気で人々に事件をアピールする気があるのなら、明るい日中に事件を起こす。
夜9時、高島屋閉店後の新宿南口で車やナイフを使った殺人を行っても、手ごたえは少ない。

大きな事件を起こしカタルシスを得ようとするのであれば、車とナイフという装備も貧弱だ。想像力が乏しい。
本気であれば、爆弾や銃器や毒ガスなど殺傷力の強い武器を使用する。

ナイフで暴れても、せいぜい数人を傷つけるうちに腕力のある人に拘束されてしまう可能性が高い。
下手をすれば反撃してきた一般人によって、リンチ、晒し行為などの辱めを受けるかもしれない。

だから、ぼくは今回の殺人予告者は本気ではなく、低いレベルのしゃれにならないジョーク、あるいは自暴自棄なストレス発散コメントだろうと感じるのだが、もし本気であれば、何か対処方法を考えたい。

そういえば、ぼくは願いを持てばなぜか叶うことが多い。
中高のときからヨーガや密教の真似事のようなことをしていたから、深層心理が何かにリンクするようなことがあるのかもしれない。

今回の殺人予告者が思考能力や運動能力を低下させれば、事件を起こすことは困難になる。
殺人予告者の特徴を思い浮かべ(もてなさそうな男だなぁ。脳機能にすこし問題があるのかな)、彼の行動力を抑制させてみよう。今、ひさびさに印を結んでマントラを唱えてみた。
(もし、殺人予告者君が急に体調不良になったらご連絡ください。人に迷惑をかけることをあきらめるならロックを解除しよう)

事件を起こすにしても、1人は車、2人はナイフを使うらしいけど、ナイフの使い方は知っているのだろうか。
新宿にはナイフの扱いに慣れた人も多い。
下手に暴れるとあっという間に逆襲される。
ナイフを奪われ、目や喉を切られ、みじめな思いをするかもしれない。

そういえば、ぼくはナイフや日本刀に何の関心もないけど、幼い頃からずっと刃物は手にしていた。
幼稚園児の頃からナタやカマに親しみ、裏山で竹や木を切りまくっていた。
高校のときには鉄パイプを真っ赤に焼いて叩き、反りのある刀のようなものを作ったこともある。
ナイフを投げて突き立てる練習もしていたなぁ。

今も、勤務先の袖机にはウイグルナイフを置いているし、
手元には大きなグルカナイフ(ククリ)がある。ネパール製の本物だ。
グルカナイフはナタにも似て、刃にかなり厚みがある。
あれで殴るように切れば太い骨も断ち切られる。

深夜に歌舞伎町周辺を歩いていると職務質問を受けることもあるから、普段刃物は持って歩かない。
しかし、新宿で通り魔をやるという予告があるのであれば、グルカナイフを下げて出動することを検討したほうがいいのかもしれない。
通り魔の持ったナイフを、腕ごと切り落とすこともできる。

ただ、素手で立ち向かうことも可能だろう。
手刀の先端を相手の喉か目に突き立てればいい。
ぼくの指は細いけどけっこう骨は固いのだ。
先日は飲みすぎた日にがんがん手刀の指先をコンクリートの壁に突き込んで軽い突き指状態になってしてしまったけどもう治っている。
あの突きを急所にくらったら呼吸ができなくなるだろう。

あるいは、つま先に鉄板の入った安全靴で脛(スネ)か股間を蹴り上げようか。
入社試験のときにも安全靴を履いていたぐらい、安全靴愛好家なのだ。

ぼくが毎日のように通過する新宿駅の周辺において、目障りな行為を宣言するというのは、ぼくに対する挑発だと見なす。
ぼくは挑発に乗りやすいから、通り魔殺人予告者は、それなりに覚悟をしておいてもらいたい。
ただ、一切法にふれることはしないつもりだ。


<参考>予告.in
http://yokoku.in/detail?num=21639

<参考>ロケットニュース24より
http://rocketnews24.com/?p=72377
■ネットで新宿無差別殺人予告「必ず実行する。アキバより多くの人が死ぬだろう」
2011年2月8日
インターネット掲示板に、新宿で無差別殺人をするという犯行予告が書き込みされ、物議をかもしている。犯行予告の書き込みは複数されており、2011年2月11日午後21時ぴったりに新宿駅で無差別殺人をすると予告している。犯行予告している人物の書き込みは以下の通り。
・犯行予告している人物の書き込み
「2011年2月11日午後21時ピッタリに新宿駅(前、新南口だったところの階段の降りてハイウェイバスの入り口あたり)で3人組で通り魔を起こす。死にたくない人はゲームに参加しないことだな!!」
「必ず実行する。アキバより多くの人が死ぬだろう」
「3人組で通行人を殺すんだよ!! 楽しみだ!!!!!!」
「当日は一人は車で通行人に突っ込み、残りの2人は通り魔てナイフで通行人を殺す」
「本番当日もここに書きこみするからな!! 実況中継はできないが、殺る1時間ぐらいまえまではここにくるかもな!!!」
(引用掲載ここまで)
この人物はほかにも「プロフィール 29歳、27歳、30歳ってとこだな。男3人組だぜ!! あとは捕まった時に分かるだろう」とも書き込みしている事から、無差別殺人をしたあとに逮捕されるのを覚悟していると思われる。
(後略)


追記
さっき新宿から帰ってきた。
9時前に新南口に着くと、すでに警察官が配置され、野次馬も集まっている。
ノートパソコンで実況を中継しているような若者もいる。
道沿いにロープが張られ、通行が制限されている。
集まっている若者たちも、警察官も、あまり緊張感はない。
100人以上の人が集まっている中で何かを起こすのはむずかしいだろう。
もしかしたら、殺人予告者も野次馬の中にまぎれて写真を撮ったりしているかもしれない。
おたくっぽい人が写真を撮っているのを見つけるとその様子を写真に撮ってみた。
9時がすぎても案の定何も起こらない。
時間を守らない人に興味はないから、ぼくはすぐにその場を去り、スーパーに立ち寄って帰宅した。
今夜はツブ貝の刺身でも食べようと思う。


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