波打ち際の考察

思ったこと感じたことのメモです。
コメント欄はほとんど見ていないので御用のある方はメールでご連絡を。
波屋山人

松の内は過ぎてもう1月も終わり(かまくら春秋社)

2009-01-30 22:21:03 | Weblog
先日鎌倉を歩いていたら、1月下旬なのにいくつかの店の入り口に松飾を見かけた。
どんど焼き(とんど焼き、左義長)も成人式前後、遅くとも24、25の土日に終わっているだろうに、どう処分するのだろう。
せっかく飾りつけたものなら、ゴミ箱や焼却炉には捨てないでほしいな。

ある会社の入り口の松飾の下には
「指定車以外の駐輪は堅くお断りします」
と貼り紙がしてあった。
1年前はたしか
「指定車以外の駐輪は硬くお断りします」
と書いた紙が長い間貼ってあった。
興味深かったからメモ写真を撮った。

その会社のホームページを見てみると、1月ももう終わりだというのにまだトップページ冒頭に下記のような文章が載っている。
「遅いご挨拶となりましたが、新年、あけましておめでとうございます。
お正月の雰囲気も一段落し、少しずつ"日常"に戻り始めました。しかし、鎌倉は依然、初詣に訪れる人たちでにぎわいをみせています」

うーん、さすがにもう「あけましておめでとう」の時期ではない。
休み明けは2月2日。いつ修正するのだろうか。
(追記:2月10日になってもまだ更新されていない。ライブハウスや展覧会の予定も1月のスケジュールのみ。社内で何か異変があったのだろうか)

経験上、サイトの更新が遅い会社は、経営不振に陥っている場合が多い。
余裕がなく、サイトなどに構っていられない状態なのかもしれないけど、社外の人の目もあるから、最低限の対応はしておいたほうが良いかもしれない。

この会社の社長と近い女性には以前会ったことがあるから、社名はかなり前から知っている。
むかし鎌倉の人と別れてからは鎌倉に足が向くことも少なくなったけど、この会社のことは遠くからひそかに気にしている。

鎌倉のクリエイターの人たちからは直接「かまくら春秋社という会社は労働条件がひどいらしい。心身を病んでやめていく人が非常に多い。会社に問題があるのではないか。藤沢の労基署は何をしているんだ?」というような話も耳にしたことがあるけど、価値ある本を多く出している会社だと思っている。
特に、お金にならない詩や短歌などの雑誌を出していてくれていることは、少し詩句に関わるものとして尊敬している。
偶然、かまくら春秋社の熱心なファンの存在も知っている。

だからこの会社にはうまくいってほしいのだけど、なぜ人目につくところで「かたく断る」の「かたく」を「固く」ではなく「硬く」とか「堅く」と書いたりするのだろう。
えらそうに言える立場ではないので恐縮だけど、これは中高生でも新聞や本を読んでいる人には難しい話ではないと思う。
「断固拒否する」などという表現もあるし。

日本語についてあまり意識的ではない人が社内に多いのだろうか。
文芸出版を名乗っているのだからそんなことはないと信じたい。

「硬く」から「堅く」に貼り紙を変えたのは何か意図があってのことなのだろうか。
何も意識していないのだったら残念。
入り口にそんな貼り紙をしていたら、出入りする作家の人たちも不思議に思うだろうに、なぜずっとそのままなのだろう。

社長は法学部政治学科卒だそうだけど、誰かスタッフに日本語学や文学を学んだ人はいないのだろうか。
僭越ながら、どのような人が編集をやっているのか気になる。

鎌倉のクリエイターの人たちに対して、失礼のないようにしていただければありがたい。
作品の価値を読み取ってくれる人、理解してくれる人、あるいは関わっていて楽しい人といっしょに仕事がしたいだろうから。

詩や絵や文学のことを知らなくても、詩人や画家や作家に会うことを避ける必要はない。
きちんと向き合わないことのほうが失礼で、会社にとっても結局はマイナスになる。

もしかしたら、かまくら春秋社のビル(かまくら春秋スクエア)に出入りしている作家の人たちも、貼り紙やホームページに違和感があるのかもしれない。
だけど、そのことをそっと指摘できる信頼関係にある編集者がいないのかもしれない。
それはさみしいことだ。

もっと怖いことも思いついた。
会社の管理職の人たちは言葉についてあまり意識的ではないのかもしれないけど、末端の人たちはすでによく知っているのかもしれない。
そして、意図的に上の人たちに伝えていないのかもしれない。
会社のことについても知らぬは管理職ばかり、という話もあるのかもしれない。

いやいや、そんなことはないですよね。それは勘繰りすぎ、と思いたい。
すみません。失礼しました。


来年、再来年とかまくら春秋社がより良くなりますように。
鎌倉のクリエイター、芸術家の人たちをサポートする存在でありますように。
かまくら春秋社に関わる人たちがみんな幸せに過ごされることを祈ります。


<参考>
松の内
http://www.tamagoya.ne.jp/potechi/2002/20020117.htm
(本来は小正月の15日までが「松の内」)


日常的に人を募集しているのかもしれない。
出入りがはげしいのだろうか。

<参考>
http://www.kamashun.co.jp/staff.html
■スタッフ募集
編集企画業務
30〜40歳。
書籍および雑誌編集の経験3年以上。
企業向けに企画提案も行える方。
普通免許必須(ペーパードライバー不可)。
勤務地:鎌倉市小町2-14-7
勤務時間:9:30〜17:30(残業あり)
休日:土・日・祝日(但し祝日のある週の土曜日は出勤)

http://www.kamashun.co.jp/company.html
社名 株式会社 かまくら春秋社
所在地 〒248-0006 鎌倉市小町2-14-7 かまくら春秋スクエア4F
電話番号 0467-25-2864(代表)
代表取締役 伊藤玄二郎
設立 1970年4月







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壷井明展は2009/05/05(火)~10(日)

2009-01-29 22:23:12 | Weblog
もう5、6年はむかしの話だろう。
下北の南口を歩いていたら小さなギャラリーで行われている個展が目に留まった。
めったに画廊には行かないけど、自然に足を踏み入れた。

何かこう、伝わってくるものがあったのだ。
よくあるきれいな観賞用の絵とも違い、芸術家の実験的な作品とも違い、
技法とかモチーフとかではなく、描いている人の感覚が伝わってきて、引き込まれたのだ。
無駄なものが描かれていない。
自ら生み出し、あふれださせ、たどり着いたもので独自のバランスを作り上げている。
ただ者ではないぞ、と感じた。

その作者は、壷井明さんと言う。
マサイマラというバンドでも活動をしているらしい。
かっこいい顔立ちの男。

5/5(火)~10(日)に、今年もギャラリーGEKIで個展をするらしい。
ぼくは毎年行っている。
生々しいリアルな芸術に触れてみたい人は、ぜひ足を運んでいただきたいと思う。


最近、壷井明さんのサイトに文が追加された。
ぼくは、勝手にこの文を「すばらしい詩」として周囲に吹聴している。

散文だと言うにはもったいない。
これは、すばらしい詩として屹立している。
なぜかを説明するのはむずかしいけど、1度この詩を読んでみてほしい。
彼の絵に見られる構造と、この詩の構造はつながっていると思う。
絵で表現しても、文字で表現しても、現れるものは似ている。

彼の絵も一般的な芸術作品とは異なる手法かもしれない。
だけど、彼の絵は本物の芸術作品なのではないだろうかと感じている。

http://dennou.velvet.jp/%8D%F7.html
■お花見

ガラス戸の外は、満開の桜だった。
おれは、働きはじめの初日、
施設の居間として使われていたそのスペースの端に、
介護のアルバイトとして立ち尽くしていた。
春のさかりの温気が閉め切られた屋内にこもって、
眠りを誘うようだった。
(後略)


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毎日新聞には大川総裁や庭野会長や桐山管長や谷口総裁のコメントは載るのだろうか

2009-01-26 00:14:17 | Weblog
毎日新聞に池田名誉会長のコメントが載っていて違和感があった。
政治家でもないし、学者でもないし、新宗教のカリスマのコメントがなぜ一般紙に?

大川隆法総裁や庭野日鑛会長や桐山靖雄管長や谷口清超総裁のコメントが載るようなことはあるのだろうか。

毎日新聞と創価学会の関係はいろんなところに書かれているが、創価学会から何か干渉があったりもするのだろうか。

・創価学会との関係
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%8E%E6%97%A5%E6%96%B0%E8%81%9E#.E5.89.B5.E4.BE.A1.E5.AD.A6.E4.BC.9A.E3.81.A8.E3.81.AE.E9.96.A2.E4.BF.82

毎日.jpとライブドアニュース(毎日新聞提供)では微妙に文面が違う。
毎日のほうが詳しい。

■毎日.jp
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090126k0000m040045000c.html
創価学会:池田名誉会長が平和提言
 創価学会の池田大作名誉会長は25日、「人道的競争へ 新たな潮流」と題する平和提言を発表した。人類が人道的な価値を巡って競い合うべきだとして、「『人道的競争』こそ21世紀を拓(ひら)きゆくパラダイム(認識の枠組み)の先駆けたりうる」と訴えている。
 米国にオバマ大統領が誕生したことを受け、核軍縮を促進するため米露首脳会談の早期開催を提案。これと並行し、各国に核兵器の使用や保有を全面的に禁止する「核兵器禁止条約」を締結すべきだとしている。
毎日新聞 2009年1月25日 19時21分

■ライブドアニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/3989230/
<創価学会>池田名誉会長が平和提言
2009年01月25日19時55分 / 提供:毎日新聞
 創価学会の池田大作名誉会長は25日、「人道的競争へ 新たな潮流」と題する平和提言を発表した。人類が人道的価値を巡り競い合うべきだとして、「『人道的競争』こそ21世紀を拓きゆくパラダイムの先駆け」と訴えている。各国に核兵器の使用や保有を全面的に禁止する「核兵器禁止条約」を締結すべきなどとしている。


創価学会について、ぼくは対立する意識はない。
中学校の時の友人も信者になったし、高校の時の学会員の友人とは仏教について語り合ったこともある。
なじみの居酒屋のマスターも学会員。
学会の考え方についても全く知らないわけでもなく、大白蓮華(だいびゃくれんげ)の名前も知ってるし、去年のバレンタインデーに会社の女の人が配っていたチョコに付けられていた短い詩が、池田大作氏のものだということも知っている。

だけど、ぼくは大乗仏教にはあまりそそられないのだ。
初期仏教には興味があるけど。
初期仏教と大乗仏教はあまりにも違いすぎる。
別の思考、思想だ。

そもそも、初期仏教では教団の組織化を重視していない。
絶対的に否定されるものとか絶対的に肯定されるものについても言及していない。
ぼくの認識では、初期の仏教には「何々をするべき」とか「何々をしなければいけない」というような「教え」はない。少なくとも、それはメインではない。
「誰々は何々をしない」「何々は何々のようなもの」ということは言っているけど
「何々をしない」という「考え」や「分析」と、「何々をしていけない」という「教え」はまったく違う。
ぼくは、仏教は元来は信じるべき「教え」でなく、「考え」とか「哲学」だったのではないかと思っている。

だけど、創価学会の方は、法華経こそがお釈迦様の本当の教えなんだ、ということを信じている。あくまで法華経が正しい、ということを論理の根底に置いて話を進める。
初期仏教の経典、スッタニパータなどに少し目を通せば、仏教哲学がそんなに単純なものではないと気づくのではないかとも思うけど、そうはいかない。

初期仏典には、こういうことも書かれている。
「かれらは自己の道を堅くたもって論じているが、ここに他の何人(なんびと)を愚者であると見ることができようぞ。他の説を、愚かである、不浄の教えである、と説くならば、かれはみずから確執をもたらすであろう」

ブッダは、これが正しい、これが真実だ、という論争に加わらなかった。
客観的に、世の中の仕組みや人々の価値観、世界観といったものを認識しようとしていたのではないだろうか。
組織化とか形とか価値とか認識といったものに興味を持つぼくが初期仏教の考え方に興味を持つのは当然かもしれない。

初期仏教において、ブッダは各宗教が「これが真実だ」「これが絶対正しい」と主張して論争していることに疑問を抱いていた。
ブッダはそれを超越する意識に到達したのに、大乗仏教、特に鎌倉仏教においてはブッダ以前の状態に戻ってしまったのではないだろうか。

ブッダはいろんな悩みや苦しみといったものが、わだかまりや確執とか執着といった心から発生することに気づいて、わだかまりとは何なのだろう、確執とはどうして生じるのだろう、などといったことを考えたのではないだろうか。

学会員の人たちが敵対者を強く攻撃するのもまた一つの確執ではないかと思う。
わだかまりや確執の解消法は、敵対者を駆逐することではないのではないかということをいつか学会員の人にうかがってみたい。


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鎌倉の蕎麦屋さん、千花庵(ちはなあん)

2009-01-25 16:24:42 | Weblog
鎌倉のカジュ・アートスペースで行われた砂澤ビッキ回想展に行ったとき、道の傍らに蕎麦屋さんを見つけた。
カジュアルな風情の少しおしゃれな蕎麦屋さんは、鎌倉によくある民家風の店と趣を異にする。

日本酒は枯山水にするか金鶴にするか迷ったが佐渡の金鶴(きんつる)にした。
1合600円。辛口でしっかりしているけどへんなピリッとしたアルコールの刺激はない。
飲みやすい。いいお酒だ。
ゆばの刺身はボリュームがある。しょうゆとわさびで食べた後、店の人のアドアイスに従い、手作りのラー油をかける。いいアクセントになる。
卵焼きは大きく、甘すぎず、やさしい出汁の味。豊かな気持ちになれる。
せいろは、一目見ると「もしかしてつるんとした触感の蕎麦か?」と思ってしまったが、口に入れると変につるつるせず、きちんと舌になじむかすかなざらつきも感じる。
かめばかむほど蕎麦の甘さと香りが口に広がる。
これは上等な蕎麦だ。
鎌倉でも有数の蕎麦ではないだろうか。

一日20食限定の田舎蕎麦(10割蕎麦?)は売り切れていたけど、次回は田舎蕎麦も食べてみたい。
場所はわかりにくいところにある。
駅から見て鶴岡八幡宮の右側というか、東側。
横浜国立大学附属鎌倉中学校の校庭沿いの東側の道を北上。
頼朝の墓に向かう途中、西御門の石碑のところで右折して細い道に入る。
そこから100メートル余り歩いた左手。
目立たないところにあるけれど、レベルの高い蕎麦を出すいい店だ。
店の人も感じがいい。

<参考>千花庵(ちはなあん)
所在地 鎌倉市西御門2-6-13
電話番号 0467-22-6517
FAX番号 0467-22-6517
営業時間 11:00~17:00 
夜(要予約)18:00~21:00
定休日 月曜日、火曜日(祭日の場合は営業)
駐車場 1台
客席数 テーブル18席
http://www.sunsun-navi.gr.jp/html/chihana.html
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/sangyou/omise2006/data/0631.html

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温泉旅館とかライブハウスとか

2009-01-14 00:21:32 | Weblog
昨日は、温泉旅館で目覚めた。
小田急線沿いに、新宿から一時間のところに鶴巻温泉という駅がある。
伊勢崎と東海大前の間。
以前、鶴巻温泉の陣屋という旅館のお風呂に、日帰りで入ったことがある。
1700円もするんだけど、入浴料に加え、ビールなどの飲み物と枝豆もついていたから、高い気はしなかった。
重厚な和風建築のたたずまいやおもてなしの心を感じ、いい時間をすごすことができた。

最近ちょっと寒い日が続いたし、ちょっと老舗旅館で一息つくものいいかなと思った。
幸いなことに前日でも部屋が空いていたし。
陣屋は人気の宿だからなかなか休日前に予約は取れないんだけど、オフシーズンなんだろうか。
たしかに、部屋の前の桜の木は小さな芽が見える程度。
これが満開になったらみんなこぞってこの風景を見ようとするんだろうな。

陣屋の温泉は相変わらずやさしい。
朝7時、露天風呂はぼくだけで、のびのびとヒノキの浴槽に手足を伸ばす。
朝日が柱を照らす。
小鳥も鳴いている。

朝食は大広間。
もちろん眺めのいい席を彼女に譲る。
いつか子どもができたらちゃんと教えなくては。
「大事な人に、いい景色が見える席を譲ったら喜んでもらえるかも」と。
意外にいるんですよね。
くつろげる席、眺めのいい席、安全な席を占領する腰の重い人が。

それはともかく、10時にチェックアウト。
一度自宅に帰ってから、夕方は新木場のSTUDIO COASTへ。
ここはageHaというクラブイベントで有名。
高城剛さんだって何度も来たことがあるでしょう。
殺風景な埋立地だけど、有名な場所。

1月12日月曜日の祝日、ここではかっこいいイベントが行われるのです。
そう、SHERBETS。
浅井健一。
元 Blanky Jet City の浅井健一率いる Sherbets のライブなのだ。

ライブの開始早々にハイスクールをぶち上げてくれる。

・HIGH SCHOOL
http://jp.youtube.com/watch?v=scmzbvj7sGo

いつもだったらジャンプしまくりなんだけど。
いつもは前から2~3人のところではげしくジャンプを続けてるんだけど、
今日はマンゴーにかぶれて顔も股間も痛い状態だからおとなしくしている。

はじめて知ったけど、盛り上がって激しくジャンプしてるは一番前から3~4メートルだけだったんですね。
知らへんかった。。。

それにしてもスタジオコースとは音響も照明もすばらしい。クリア。
こんなに歌がしっかり聞き取れるとは。
いやー、これは録画すればそのまま商品になる。
すばらしい。

ぼくは久々にレッドウィングのカーキのブーツをはいて、いつもよりも3~4センチは身長アップ。見やすい。
ていうか観客は20代が25%。30代前半が30%。30代後半が25%。
40代が20%っていうのがぼくの目視だったけど、どうだろ。
中には一見20代後半の40代前半スリム女性が20代前半男と来ていた、という感じの人もいた。
中年太りも、若々しい人も。いろいろ。
みんな楽しんでる。
さすがロックでポップでシリアスな詩人。浅井健一はかっこいい。
バーコーナーにはKKベストセラーズのCIRCUS編集部の花飾りもあった。
連載を持ってるし。
編集者には、浅井健一ファンが多い。

そういうわけで、和風老舗旅館の露天風呂も、しぶみもひずみも破壊も創生も包み込んでそうなSherbetsの音楽も、幅広く受け入れられる心広い彼女に感謝する。


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3連休を利用して海外でリフレッシュ

2009-01-05 00:32:27 | Weblog



今週末、3連休がある。土日月(祝日)。
何年か前に法律が変わってから、3連休が増えた。
ありがたい。

金曜日に午後半休をとって海外に向かい、熱帯の町で金曜の夜と土日を楽しむ。
月曜日の深夜に飛行機に乗り、火曜日の早朝に成田に着く。
ちょっと眠たいけど、そのまま出社。
そうすると現地で丸3日、72時間を過ごすことができる。
けっこう楽しめる。

例えば、ベトナム。
午後半休をとって、夕方6時頃に成田発。
夜11時くらいにホーチミンに着いて、夜のオープンテラスのレストランで飲みまくり食べまくり。
朝4時くらいにはバス停に移動して、ビーチリゾート(ムイネとかファンランとか)行きのバスに乗る。
朝10時にはビーチリゾートに着いて2泊を予約。
3つ星のリゾート(Sunrise Resort)でもせいぜい50~60ドル。
1つ星の15ドルのシーサイドバンガロー(Hong Di Bungalows)だと浜辺のハンモックまで付いてくる。

ビーチリゾートで土曜日と日曜日、月曜日の午前を満喫。
もちろん、夜はシーサイドのバーとかフットマッサージとかシーフードバーベキューとか選り取りみどり。
最終日は午後バスでホーチミンに移動して、食事して、夜中に空港に向かう。

どうですか。
飛行機は安いチケットを探せば税金やサーチャージを入れても6万。
現地で豪遊しても経費は4万。
合計10万円で優雅でオープンな心地よい日々を過ごすことができる。

忙しい日々が続きそうな今年だけど、海外に行ってリフレッシュしたいなぁ。


※荷物は機内持ち込みのバックパック1個が理想。荷物受け取りの時間を節約できるし、荷物が少ないとバイクタクシーで移動することができる。


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交通事故死なぜ減少?シートベルト・飲酒運転の罰則強化も

2009-01-04 23:06:01 | Weblog
読売新聞の記者の方たちも、文春新書の「『社会調査』のウソ」(谷岡一郎著)を読まれたことがあるのではないだろうか。
2000年発行の話題の本。そろそろ25刷くらい。
編集者や記者、テレビ局員も推奨本として目にした人は多いかもしれない。

なかなかウイットの効いた、最低限の基本をしっかりおさえた良書。
データを使用する際の危険性についても繰り返し書かれている。

恣意的なデータを元に適当なことを述べると、社会調査について少しでも知っている人のことは騙せない。
それどころか、恥をかいてしまう。

「社会部 中村勇一郎、関俊一、地方部 森広彰」と記名してあるが、どうなのだろう。
このうち「社会調査のウソ」を読んだ人は、こういった形の記事を作ることに対して、抵抗を示したかもしれない。
だけど、「読者はこんなことに疑念を持ったりしないよ。平均的な読者に合わせて簡略化して記事にすればいいんだよ。クレームなんて来ないよ」と上の人に言われてしまったかもしれない。

無念な下っ端記者の思いを汲み取り、一般人の感想として「この記事のデータ解釈は非学術的で問題点も多いんじゃない?」と言っておきたい。

(新聞記者の人は深く考えられることは求められていないので、文章は文学的表現ではなく決まり文句の場合が多い。内容も哲学や社会学には関係なく、中立的にありのままを呈示しました、と言い訳できるようなものが多い。でも書いたことに責任は負わされるから酷な仕事です)

確かに、飲酒運転に対する厳罰化やシートベルトの義務化は交通事故の減少に大きな影響を与えただろう。
しかし、交通事故に関係する要素は複雑だ。

誰が交通事故に遭っているのか。自動車の運転手か、バイクの運転手か、歩行者か。
道路を走る車の量は増えているのか、減っているのか、変わってないのか。
車を運転する人の平均年齢は上がっているのか、下がっているのか。
年代別に判断能力が異なるのか。
交通量が増えれば事故が起こる率は高くなるのか。
年齢別に事故発生率は異なるのか、変わらないのか。
飲酒をした場合、事故を起こす確率は高くなるのか。
事故に遭った場合、シートベルトを着用しておけば死亡率は下がるのか。
等々。

ぼんやり考えても、交通事故の一番多かった1970年(昭和45年)とか、1992年(平成4年)といえば、1948年前後生まれの団塊世代が22歳前後、1973年前後生まれの団塊ジュニア世代が19歳前後。
若年層で車を持っている世代が増えたから交通事故も増えたのではないかと連想される。
交通事故死者数のグラフを見ると、日本の年代別人口のグラフと相似形になっていることに気づく。

単純に、一般道の車の交通量が減ったから交通事故死者数が減ったとも言えるのではないか。
車の安全性が高まったから事故死者が減ったとも言えるのではないか。
歩行者が減ったことや歩道が整備されたことが事故死者数の減少に影響しているのではないか。

また、下記のようなデータも有名だ。

■全国の交通死亡事故構成率
四輪車 36.3%
二輪車 18.0%
自転車 12.9%
歩行者 32.8%
その他 0.1%
(平成20年 警視庁交通総務課集計)

このデータによると、車に乗っていて亡くなった人は交通事故死者数の3分の1程度だということがわかる。
シートベルトやエアバッグを標準装備して法制化しても、交通事故死者数の3分の1をさらに減らすことしかできない。

交通事故死者数の30%を超える歩行者の交通事故死者数を減らせないものだろうかと思う。
地方での歩行者の交通事故は比較的多い。
歩道の整備、横断歩道の整備、歩道や横断歩道を歩かない歩行者に対して罰金刑を設置するとことを検討する必要があるかもしれない。
車に、衝突者よけネットを設置することを義務付けてもいいかもしれない。
高齢者の自転車利用者や歩行者に対してヘルメット着用を義務付ければ交通事故死者数は減るかもしれない。

そういう疑念や想像について新聞社の記者の人も考えたかもしれない。
それなら、そういったことも記事に盛り込んでほしかったな。


交通事故死者を減らすことは私の願いでもある。
人口当たりの交通事故死者がいくら韓国や中国の半分以下だといっても、限界まで減らしたいと思う。
一緒にお酒を飲んで話をしたかった親族がダンプに轢かれて亡くなったから。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090103-00000010-yom-soci
■交通事故死なぜ減少?シートベルト・飲酒運転の罰則強化も
1月3日9時58分配信 読売新聞
 2008年の全国の交通事故死者は前年より589人少ない5155人だったことが2日、警察庁のまとめでわかった。
 8年連続の減少で、過去最悪だった1970年の3分の1以下に。その反面、被害者を引きずったまま車両が逃走する事件など悪質で危険な運転も目立っている。
 08年4月18日。宮城県蔵王町の東北自動車道下り線で、走行中の軽自動車が大型トラックに追突されて半回転し、道路左のガードレールにたたきつけられた。車のフロントガラスやサイドガラスが周囲に飛び散り、車体の右横が大きくへこむほどの衝撃。しかし、車内にいた男女3人はシートベルトを締めていたため、全員、軽い打撲などの軽傷で済んだ。
 特に後部座席の左側に乗っていた女性(69)は、回転しながらガードレールにぶつかった時の遠心力で、ベルトをしていなければ車外に放り出されていた可能性があった。「最悪の場合、女性は死亡していたかも知れない」。宮城県警高速隊の幹部はそう振り返る。
 後部座席にもベルト着用を義務づける改正道交法が成立したのは07年6月。昨年6月から違反点数1点が科されるようになった。警察庁は、昨年の全国の交通事故死者が前年より10・3%も減った理由の一つとして、後部座席のベルト着用率向上をあげる。
 激しい事故では、後部座席の同乗者が車外に投げ出されるケースが多いが、ベルトをしていれば致死率は4分の1になるという統計もある。現行の道交法は違反の摘発対象を高速道路上だけに限定しているが、同庁は一般道に拡大することも視野に入れる。「後部座席のベルト着用が普及すれば、年間死者数は4000人台にも抑えられる」と同庁幹部は期待を寄せる。
 交通死者数は「第1次交通戦争」と呼ばれた70年に1万6765人を記録し、「第2次交通戦争」の88年に再び1万人を突破。この間、8000人を下回った年は1度もなかった。
 節目になったのは46年ぶりに7000人台に減少した03年。最高で懲役20年を科す危険運転致死傷罪の新設(01年)や、飲酒運転・ひき逃げの罰則強化(02年)など交通関係の法令が厳罰化された効果とみられる。
 さらに06年8月、福岡市で同市元職員による飲酒運転事故で幼児3人が死亡した事故を受け、07年9月に飲酒運転の「同乗罪」や「酒類提供罪」が新設された影響で、昨年上半期の飲酒運転の摘発数は、2万5106件と前年より36・6%も減少した。
 一方で昨年は悪質な事故も相次いだ。大阪市北区では昨年10月、堺市の会社員、鈴木源太郎さん(30)がホストクラブ従業員の男(22)の車に約3キロにわたって引きずられて死亡したほか、翌11月にも大阪府富田林市で、新聞配達中の少年(16)が軽ワゴン車に6キロ以上も引きずられて死亡した。
 2件とも、事故を起こしたドライバーは「飲酒運転の発覚を恐れた」と供述しており、厳罰化された飲酒運転の摘発を逃れようとしていた。
 交通事故遺族らでつくる「TAV交通死被害者の会」(大阪市)の米村幸純さん(58)は「厳罰化による効果は出ているが、それでも改めようとしない悪質ドライバーは現実にいる。こうした人のほとんどが過去に違反をしており、運転免許証の再交付を厳しくするなどの対策が必要ではないか」と指摘している。
 ◆衝突安全性が向上◆
 交通死者の減少には車の安全性能が向上していることも貢献しており、嶋村宗正・千葉科学大准教授(自動車工学)は「ここ数年で、衝突時の衝撃吸収性能の高い新型車が普及したことが大きい」と指摘する。
 1980年代後半から90年代前半の「第2次交通戦争」では、車同士の衝突事故が急増したことから、その対策として、93年、道路運送車両法の保安基準に正面衝突事故の安全性が追加され、開発段階での衝突実験がメーカー側に義務付けられた。
 これを受け、各メーカーは車体の強度とともに衝撃を吸収する「柔らかさ」を重視した新型車を開発。ボンネットの強度を意図的に弱めて圧力を分散させることで衝突の衝撃を吸収する一方、屋根を支える部品の強度を高め、車内の空間を確保するようにした。エアバッグの普及も進み、94年まで10%以下だった運転席への装備率は現在、100%近くになっている。
 この結果、独立行政法人「自動車事故対策機構」の正面衝突実験では、運転席の頭部損傷の危険性を示す「頭部傷害値」の平均値は95年式は93年式に比べ半減し、06年式はさらに95年式から半減した。国交省技術企画課は「衝突安全性能の向上で、年間1200人以上の命が救われている」と試算する。
現在、メーカーが力を入れているのは、急ハンドルや雨天時の「横滑り防止装置」や、レーダーで車間距離を把握して自動的に速度を落とす「被害軽減ブレーキ」など。日本自動車工業会は「今後は危険を予測して事故を防ぐ車が主流になるのではないか」としている。(社会部 中村勇一郎、関俊一、地方部 森広彰)
最終更新:1月3日9時58分


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年賀状を出してきた

2009-01-04 20:52:25 | Weblog
さっき三茶の郵便局で年賀状を書いて出してきた。
1月3日にアパートに戻ってポストを見たら、年賀状を出していなかった友人たちから結構年賀状が届いていた。
申し訳ない。
来年からは、年賀状の来る恐れがある人にはとりあえず年賀状を出しておこう。

大晦日には三茶のカフェで彼女と一緒に友人たちに年賀状を書いていた。
ぎりぎりになってからでないと行動しないのはわるい癖。

数年前には年賀状を出さない試みも続けてみたけど、挫折した。
来年からは景気よく友人や同僚にたくさん年賀状を出しておこう。

年賀状を出して、三軒茶屋の世田谷郵便局から上馬のタコ料理専門店「たこ林」まで足を延ばしたけどお休み。
環七沿いに歩いて代田の「世田谷BAL」まで行ったけどここもお休みだった。

しかたないので下北沢のオオゼキまで足を延ばして、ベイビーリーフとエゴマの葉と豚肉と赤ワイン(グルナッシュ+シラー)と南アフリカのスパークリングワインと発泡酒とプレミアムモルツと洗剤と電球を買った。

両手の荷物が多いので大麻堂やレコファンに立ち寄ることもなく、まっすぐ帰っていたら梅ヶ丘通り沿いの代田の「日本料理よしむら」の入り口に「12/22で閉店します」という貼紙があり、ショックを受けた。
もうこの5~6年、いつか入ろう、いつか行こうと思っていた店なのに。
ぐずぐずしているとあっという間に時間は過ぎる。
後悔しないように行動しておきたい。

そういえば、2008年に自分でつくった格言は
「おいしいと思った蕎麦屋は飽きるほど行っておけ」
だった。
おいしい蕎麦屋が移転したり閉店したり、作り手が変わって味が変わると
もう思い出の味わいは取り戻せないのだ。
おいしい蕎麦を失う悲しさにくらべたら、おいしい蕎麦に飽きてしまうことはかわいいものだと思う。

それはともかく、帰宅して水につけておいたベイビーリーフをエゴマの葉をそろそろ取り出そう。
豚肉を炒めてエゴマの葉で包んでいただくのだ。ベイビーリーフはサラダにする。
冷凍庫に入れたスパークリングワインもそろそろ冷えてきた頃だろう。

明日からは気合を切れて仕事の波を乗り越えて行きたい。

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